7月、8月はコミックの季節!
まずいですよ…
限定DVD付き新刊が予約できるお行儀のよくない「絶望先生」の新刊が、今週ですよ。
それに23日には「巌窟王」「チェーザレ」「テレプシコーラ」「るくるく」など、欲しい新刊がてんこ盛りだ。夏休み、それは人気コミックスがどんどん出る季節。「鋼の錬金術師」「のだめカンタービレ」「へうげもの」「よつばと!」「聖☆おにいさん」……ああ、いっぺんに襲い掛かるのはやめてーーーー! 私の財布の中はとっくにゼロよーーーーっ!
と言いつつ、その日私はDS(ドラクエ4はメタルキング狩り中)を家に忘れてしまったので、恐れながら久しぶりに本屋のコミックスコーナーをのぞいてみた。…ああ…「鈴木先生6」も出ていたか…いやそれより「ミツルギ6」だな…ついに友達より多い巻数になったのね、おめでとう、とまずはそれを購入した。仕事中、重い荷物を持って移動している最中なので、そんなにたくさんは買えないんです、鈴木先生、待っててね。
…と、レジを過ぎて本屋を出ようとすると、文庫本コーナーで「グーグーだって猫である」の文庫版を見つけてしまった。
ああ。そうか、映画化するし、この間賞ももらったんだっけ。
大島弓子が大好きな私であるが、実はこれが未読である。
ちょっとしたタイミングもあったと思う。元の本は絵本のような装丁であるが、正直フルカラーなどでもないのに高い。当時、とても漫画を買う経済状態でもなく、あきらめてしまった。乗り遅れるととことん離れてしまうという癖もあるのかもしれない。
それと、どうしてもひっかかったのが「え…大島弓子さん、新しい猫と生活してるんだ…」と、軽くショックを受けたことだった。
大島弓子の猫と言えば、私にとってはサバだ。
気難しい顔をしたサバとの生活は何度も読んだ。
てことはサバは……。
ずん、と重くなった。それで手に取れなかったということもある。
薄い文庫本の割にはやっぱり高い気はするが、今ならとりあえず買える値段である。半年後にはわからない`,、('∀`) '`,、えーい角川名物映画化祭りに乗ってしまえ!
……サバの最期を、見た。……って、もう13年も前の話なのか。
新しい猫たちはもう擬人化されないらしい。そのままの姿で愛され、観察されている。素直に、可愛いなあ。「綿の国星」のような凄みはないけれど、やっぱり大島弓子的な洞察だ。
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