デボラと刺激いっぱいの結婚生活に臨んでみた
ドラクエ5DS注目の新キャラ・デボラに求婚してみた。
「ドラクエ5のビアンカかフローラかっていうのは、FFのエアリスとティファくらい、ファン同士がつかみあいをしかねないくらいの話なんだけどさあ」と、前に息子に声をかけた。
「それが、DS版では嫁候補がもう一人増えたんだよね…」
息子の口がひょっとこのように伸びた。
ふらりと立ち寄ったゲームショップで見たその人は、黒髪にハデハデルック、いかにも女王様っぽい豪気な女性で、ビアンカかフローラかという緊迫の場面に乱入してくるようだった。
うわあ、どんな人だよ…と興味は沸くが、ドラクエ初心者の身で、いきなり新キャラさまに手を出すのは申し訳ない気がする。
まずは「大金持ちの令嬢に目がくらみ、金持ちの婿殿として快適な冒険だが、自分を思ってか独身の幼馴染の姿に心を痛める」という「王道」を楽しもうと、1周目はフローラを選んだ。
フローラはできすぎた嫁であった。身も心も美しく、しかも金持で時々天然ボケ。よくビアンカとフローラの選択で「愛か金か」と言われるが、彼女は「愛も金も」である。ばったり会ったその日から、十分恋に落ちられるだろう。申し分の無い美しい妻と楽しく愛をはぐくみ、理想的な家庭を築きつつ世界を救えた。
「けど、一応結婚直前のデータは3つ、とっといたわ」
と息子に言うと「何そのエロゲで全キャラとHできる的な発想」
といわれたorz
さあ、めでたくエンディングも見たし、次はデボラさまに求婚だ!
そうなると、主人公ココス(パパスの子だからココス)も、少しキャラを変えていきたいところだ。
見るからに悪女、養い親も頭を抱える個性派を、病気の父を抱えるけなげな幼馴染とこのうえない聖女をふってまで娶ろうというのである。よほどのMか、「この女に賭ける」てな人生ばくち打ち、てなキャラでいかなくてはおもしろくない。
さあ、結婚した。デボラさまは主人公を下僕扱い。はい、仰せのままにしましょう。先頭キャラはいつも貴女で、私めはついてまいります……レベルは低くても、今現在しゅびりょくは貴女様が高いですから……と並び替えた。
が、なんということだ。
何度並び替えても、街に入ってイベントなどをすると、すぐ主人公が前になってしまうではないか。
何この夫唱婦随システム。女性蔑視よっセクハラだわっ!
とちょっといらつきつつ、デボラ様前線、主人公はたくましく戦いつつ、デボラ様にホイミ、でがんばる。
港町についた。都会だけにデボラ様はご満悦のご様子。フローラとの結婚生活では、いろいろな誘惑にわき目も振らずに船に乗り込み、ひたすら世界を救いにでかけたものだが、今回はMの上にばくち打ちの設定の主人公である。ボトルシップを買い、初めて「ふくびき」に手を出してみた。初回はふくびきを一切しておらず、その時点でふくびきけんを4枚持っていた。
4回連続白玉が出て、4枚連続ふくびきけんをもらった。……これではスることもできないなあ…と、もう一回やると緑玉が出た。お、調子出てきたじゃん、ともう一回。
……「金の玉」がでました。
長いファンファーレが鳴り、この先どんな買い物も2割引になるというゴールドカードが手に入った。…決して確率は高くないはずなのに…「うわああああ…いきなりふくびきで金の玉出ちゃったよ……」と娘に言うと、娘は元気に
「金玉おめでとうーーーーーーーー!」
きっ、清らかな美少女がそんな言葉を使うんじゃありませんっ!
あとは黒玉だけで見事にすってしまったけど、全然問題なし。この段階でゴールドカードをもてれば何も要らないだろう。
この妻、俺にすごい幸運をもたらしてくれそうだぜ…一生、付いていきますぜ、デボラさま!
不適に笑う悪妻と、ちょいMワル未来の勇者の父。
微妙~~~に、物語が変わっていくのを感じる。
| 固定リンク
コメント