ちょろぎが萌えキャラになっていた(過去形?)
先日の両国浅草秋葉原 探訪のときのこと。
秋葉原でドラクエ5名産品を流しながらマジアカを探している最中、激しい雨に襲われた。
ずっと休み無く歩き続け、私の足は外反母趾も痛んで仕方ないし、娘は半そでで寒そう。ここで風邪をひいたりしては仕方が無い。しかし、秋葉原には休める場所があまりない。
「とりあえず、ドンキで雨宿りしよう」
で、雨宿りの人でごった返す1階を抜けて2階へ。秋葉原のドンキは、やはりオタクモード全開。メイドさんや猫耳のコスプレ(パーティグッズレベルだけど)や、アキバみやげに最適な萌え萌えな菓子などがある。「あ~これおみやげにすればよかったかなあ」と娘。いや、もう買いませんからねっ……
わいわいと面白グッズを眺めていたとき、私たちは柱にディスプレイされたそれに気づき、きゃああ~~~!と騒いだ。
以前に日記に書いたこともあるが、娘は「おせち料理にはちょろぎがあれば十分」という子どもである。年末の買出しについていけば「ちょろぎちょろぎ」、正月が終わる頃にも「ちょろぎちょろぎ」。何が彼女の心をそんなに捕らえるのかはよくわからない。正直、「ちょろぎ」の存在さえ知らない人も多いのに。
そんなちょろぎが、萌えキャラになっちゃっている。
「あんたの時代が、来たねえw」
「ちょろぎ来たよぉ!w」
もうすっかり閉めていたはずの私の財布が、たちまち緩んだ。レジにはビニール傘を求める人などで行列していたが、そんなこともいとわなかった。
「賞味期限 08.09.24」
と、普通だったらもう「おつとめ品」扱いでもよくね???という状態でも、気にしなかった。
「大丈夫。私が食べつくす!」と娘も豪語。
……しかし、こんな賞味期限の迫った商品を置いていたら、「商品管理の鬼」の息子がすごい勢いで整理してしまいそうだ。大丈夫ですか、秋葉原ドソキホーテさん!
同じフロアのUFOキャッチャーにも娘が注目。「ああ~~!初音ミクのライターとか、まじほし~~~~!」ああ、ダメダメ、そんなの、金吸い上げマシーンなんだから。と、いさめた。実際、チャレンジしている人がいたけれど、簡単そうに見えるのに、全然とれそうになかった。…とれないように、なっていそう。それに「撮影禁止!」がやけに目立つ。撮影したら、メディア没収または消去します、と相当強気の張り紙がある。
娘が息子に、「アキバのドソキに、初音ミクのライターが景品のUFOキャッチャーあったんだよ~~」と話をした。息子はちょっと考えて答えた。「…ああ、そういうの、多分違法商品。フリーで手に入る画像を使って、勝手に作ってるんじゃないかな、と思う。マウスパッドとか、ライターとか、簡単に作れるじゃん。…たぶん、だけどね」
……ああ、なるほど。あれほど「撮影禁止!」とか言うのも合点がいく。あんな大きな店でそんなことしてるのもなんだかなあ、だけど…。大丈夫ですか、なんとかホーテさん!(プライバシーに配慮して伏字にしてあります)
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