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2008年9月18日 (木)

娘と勉強しよう~秋の博物館・歴史めぐり

社会科がまるでダメなわが娘。なんとか早く苦手を克服しなくてはいけない。

娘と話していて気づいたことは、「キーワード」だけはたくさん覚えているが、整理ができていないということだ。

戦国時代の話をしていても、取りとめも無く「後醍醐天皇」「後白河天皇」「享保の改革」「天明の飢饉」などとつぶやいている。って、今は戦国時代の話をしているのに!と叱るが、とにかく、いろんなものが混沌としていてわからないのだそうだ。

それじゃあ年表を見ながら整理しようか、と言っても年表と聞くだけで逃げ出す。…おおまかでもいいから歴史の流れを把握しないと、単語を覚えても意味が無いでしょうが!

とにかく興味を持たせないといけない。歴史なんて、楽しく学んで点数稼げばいいじゃないか。ついでに地理も。

というわけで、娘に「歴史散歩」をしようと提案した。こら逃げるな。近隣の歴史を学びながら歩くのだ。歩けばいろいろ感じることもあるだろう。しかも娘の大好きな「おいしいもの」にありつける確率も大!(エサが重要)

京都や奈良は遠いので、東京や鎌倉辺りで、と下調べをしながらコースを考えている。

私は昔、仕事の関係でよく東京歴史散歩をしていたので、それなりにコースは組めそうに思えた。ただ、20年も昔の話だし、今の新しい情報も欲しい。とくにグルメ。

で、歴史アレルギーの娘にもとっても分かりやすく楽しみやすそうな、江戸東京博物館をチョイス。両国にあるので、周辺にはお相撲さんにまつわるものも多数。ちょっと足を伸ばせば回向院や吉良邸跡もある。首洗いの井戸なんか、娘が好みそうだ。

そして浅草方面へ。旧安田庭園と、横網町公園で関東大震災の話題に。隅田川を楽しみながら浅草に行けば、そこはイエスとブッダも楽しんだトーキョーワンダーランド。浅草寺の伽藍を横から見れば、FF7「ウータイ」の雰囲気も楽しめる。

と、あれこれ楽しく情報を集めていると、娘が「そんなのより、『かはく』いきてぇ」と言う。

「かはく」とは、上野の科学博物館のことだ。以前にも書いたかもしれないが、私は「ここで育った」と言いたいくらい、子供の頃から慣れ親しんでいたし、幼い子どもらを連れてもよく遊ばせた。またわけもわからずにミイラが見たいだけちゃうんかと……

と、思っていたが、駅の大きな広告で思い出した。

そうだよ、秋に「もやしもん」とコラボした菌の特別展「菌類のふしぎ」があったじゃないか!

これは行こうね、と約束した。「混むだろうけどね」と言うと、生意気にも「あたし、コミケはいいんだけど、人ごみってイヤなんだ~」などという。

安心しろ、「江戸東京博物館(常設)」は、そんなには混まないと思うから。

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