息子と酒・タバコについて語った
いかに未成年といえども、コンビニやスーパーなどで働くと、酒、タバコ、時にはスキンや成人雑誌などを扱うこともある。
「なんか、わざわざ俺にスキンどこ?って聞いてくるオヤジがいるんだよね…」
って、どうみてもあどけない高校生風の息子に聞くなんて、セクハラだなあ。…もっとも、他のスタッフが女性ばかりだと、お鉢が回ってくるのかもね。
息子はタバコには興味が無いというが、仕事を通して結構酒・タバコに詳しくなったという。時にはオススメ銘柄を聞かれて「こちらが最近人気ですよ」などと接客もしているという。
さらに息子は隣のレジで、どのタバコかわからない…と困惑していると、レジを打ちながらさらりとアドバイスできるようになったという。う~~ん、なかなか有能ではないか。
私もタバコは吸わないが、とある大学の購買のおばちゃんをしていたときに、タバコを売った。若い大学生のおにいちゃんたちがどんどん買いに来る。
「マイセンください」
これは、私でも「マイルドセブン」のことだろう、とわかった。一応「陶器かよw」と心の中でつぶやいたけど。当然「マイセンライト」も楽勝だ。「マルボロ」は、クリキンのマー坊が好んでいたので覚えていた。
「しかしなあ、いきなりつっけんどんに『せった』っていう学生がいたのよ」
雪駄???と呆然としたが、「セブンスター」のことだとわかった。
「わからねえよwwww」息子も受けた。
それにしても、息子はどんどんドラッグストアのバイトとして有能になっていくようで、おまけにものの考え方が以前とは比べ物にならないくらい落ち着いてきた。
あれほどひどかった親の金を盗むことも、最近はなくなった。お金に困ったら、きちんとこれこれこういう理由で必要だ、と申請してくる。
自分自身がそうであったが、高校に入る年齢になったらバイトがオススメだ。それも厳しいところがいい。多少の発達の偏りや、性格の偏りはずいぶん矯正される。
もちろん、そういうところにバイトとして入っても、まったく学ぼうとしない子もいたようで、親のしつけは多少必要だな、と思った。
……「しつけひとつできない」ダメな親だけど、ようやく少し報われた気がする……
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