海街Diaryにはまりまくり
先週は、「海街Diary」の1巻・2巻を何度も読み返し、鎌倉4姉妹の物語に浸ってきた。これとリンクしている「ラヴァーズ・キス」、どこの本屋に行っても見つからない…
前から、すずがうちの娘に似ているなあと思っていた。
最近娘が髪を切ったら、ますますそっくりだ。年も同じだし。
そんなことを息子に話したら、息子も興味を持って第一話「蝉時雨のやむ頃」を読んだ。日ごろはメイドさんとか神様になった女子中学生とかが出てくる漫画ばかり読んでいる子だが、「これはいいね」と感動。だが
「うそつき。全然似てねーじゃん!」
……う~~ん…まあ、たしかに、こんなしっかりもので非の打ち所の無いような美少女を自分の娘になぞらえるなんて、おこがましいのは承知だけど、私がすずに娘の影を見るのは、彼女たちが親や周囲のおとなのせいで、しっかり者にならざるを得なかったことによるのだと思う。
私も夫も、親失格。
おませな娘に頼りきりで、甘えさせてやらなかった自分を猛省しつつ、この「蝉時雨のやむ頃」を読んでしまう。「真昼の月」に出てきた3姉妹の母親や、陽子さんへのさちのきっつ~い言葉が、自分に向けられているように感じてしまう…
まあそんな個人的な思いいれも含めて、この世界に浸っているわけだが、情感たっぷりの鎌倉の四季、姉妹たちのそれぞれの人生、ほんのり甘酸っぱい中学生たちの友情物語は読めば読むほど深く心に染み入ってくる。
風太視点のすずが、また最高に可愛い……(*´Д`)
☆
最近の娘は、甘えたり、急にキレたりいろいろだ。学校でもいろいろあるようで愚痴をこぼす。私はそれに対してアドバイスするのだが、娘は「あんたは、あたしのいうことを一度も肯定してくれたことがない!」という。
……そうなのかなあ……
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コメント
こんにちは。『海街Diary』いいですね。自分がアスペなこともあり、疎外を描いた話に惹かれます。
投稿: yule | 2008年10月28日 (火) 21時08分
yuleさん、ようこそ~!
「海街」いいですよね~!
自分の中学生の頃を思い返しつつ、どんどん人の輪に入っていくすずに感心するばかりです。
私だったら、転校先のクラスメイトの顔と名前もほとんど覚えず、姉たちの人間関係にそれほど興味も持たず、ただお寺や動植物に没頭しちゃっただろうなあ…
あの子、蛇も歴史も桜も人間関係も興味津々で、鎌倉っ子よりもいろいろ詳しくなっちゃう…。
投稿: 闇鍋奉行 | 2008年10月28日 (火) 21時46分