リメイクゲームを息子と語る
親子揃ってDSクロノトリガーを嗜んでいる。
古代の音楽とグラフィックは本当に凄いね、ボスやモンスターの個性がすごいよね、などと語り合いながらの遅い夕食。息子も追加の闘技場でモンスター幼体を育てている。まだその姿のまま。私はまるまじボンバーまで育ってきた。
「……まさか、俺と対戦考えてる?」
「いや、明らかにそっち、育ってないし。それに私は対戦とかあまり好きじゃない」
そんな話題から、最近のFFやドラクエのリメイクについて熱く語った。
私のように、もうテレビの前に何時間も座っていられない社会人には、電車の中などで気軽に懐かしいゲームが楽しめる携帯ゲーム機への移植はうれしい限りである。制作会社の方も、「せっかく高機能のハードなんだし」と、サービス心いっぱいで、友達との「通信」「対戦」などの追加要素などを入れてくださる。それが、新規客のみならず、昔遊んだお客の購買意欲を刺激するわけである。
が。
いろいろ発達面に問題はあるかもしれないが、聡い息子が言い放った。
「ぶっちゃけ昔のFFとかDQとかやりたがるのって、友達いなくね?」
なななななななななんてことを!
と言いつつも、激しく同意してしまった。
「ああ、たしかに友達いるくらいなら、ポケモンに転んでるね!」と。
念のため、私はポケモンも初代くらいはクリアしている。が、さすがに当時幼児であった息子はともかく、私は対戦も交換もしたことがない。する気がまったくない。一人黙々とモンスターをゲットして育て、ストーリーや攻略を楽しめればそれでよくて、クリアしたらすっかり満足してしまった。それで、「なんで通信対戦とか交換しないと図鑑が埋まらないのかしら。隠しモンスターとか、あくどすぎる」で、終わってしまった。
実際、2ちゃんねるのFFDQ板に行くと、他人との通信を必要とする機能に、多くのユーザーが困り果てている様子がわかる。それが隠しボスやアイテムに関わるとなると必死である。現在小学校から高校くらいの子なら、まだ友達と交換したり対戦・協力プレイを楽しむこともできるだろうが、社会人だと非常に厳しい。とっともだちがいないんじゃないからね、こういうゲームをやるともだちがいないってことだからねっ……と見栄を張るのも虚しい。
たとえ友達がいても、動く本のようなRPGって、私にとっては一人の空間を楽しみ、想像の翼を広げる場所なのだ。
なのに、「すれ違い通信」とか「対戦」とか。
で、なんのトクが?と思う。また一方でそれなしには会えないボスがいるとかだといっそう腹が立つ。
FF3DSなど、今遊びたくても、まず隠しボスには会えないだろう。どうするんだ。
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