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2008年12月31日 (水)

一期一会

大掃除と、おせちと、なんかいろいろの間、昨日の買出しのついでに有明ビッグサイトへ。

このコミケではコスプレ会場が2つになり、拡張状態だったらしい。

コスプレイベントは、今数多くあり、もしも漫画やゲームから飛び出てきたような、超ハイクオリティのコスプレを見たければ、正直ほかのイベントや雑誌などをオススメする。

しかしコミケのコスプレは、独特のアットホームな雰囲気や、アイデア勝負が楽しい。写真は撮れなかったが、なぜかフットワーク(今は無き宅配業者)のコスプレイヤーのあとをずっと歩いていた。……いいなあ、こういうの。

2chキャラのやるおのコスプレもあった。もちろんカブリモノだが、中の人たちが妙にイケメンだった。かぶる瞬間を見た我々ギャラリーは口々に「イケメンなのに」「イケメンが」とざわざわ。イケメンの無駄遣いも、またよい。

美味しんぼのコミックス版海原雄山は、いつもおなじみの方だろうか。細かなところまで、ネタ満載の段ボール芸であった。

アニメ、漫画の祭典ではあるが、そうではないキャラクターのコスプレが輝くのもコミケの特徴だ。お笑い芸人の「髭男爵」を見かけた。樋口君も良く似ていて、これは取らせてもらわなきゃ! と並んでいたら、もう一人、なかなか良く似ている山田ルイ13世が乱入。ダブル貴族の「ルネッサ~ンス」、おかげでベストポジションで撮影できた。(未許可なのでアップできなくて残念)

こういうことも、コスプレの醍醐味。超絶クオリティのために、一切そういうのを排除する人も要るけど、(それはそれでわかるんだけど)同じ作品のキャラとかが集まってお祭り騒ぎなのも楽しいもの。

昔、「幻想水滸伝」が流行った頃は「108人集める!」と呼びかけていた人を見かけてついウケた。坊ちゃん108人ならまだ集まりそうだけど、オヤジやオバさん、人外も含めたキャラクター108人そろえるのは奇跡に等しい。

108人とはいかなくても、「このメンバーが揃うのは奇跡!」という出会いが、けっこうある。私はふらりと写真を撮りに行くだけだが、「このコスプレが見られて幸せ」「このメンバーが集まったのを撮れて幸せ」という、そんな喜びを求めている。

今年も、ひょんな検索ワードから迷い込まれた皆様方と、一期一会の年でした。皆様、よいお年を……

先ほど紅白歌合戦を見ていたら、ジブリメドレーを歌う平原綾香さんをみて、娘が「ああ、えーっと、『月』歌った人……」

歴史、地理ばかりか、「木星」と「月」の区別もつかないのかと。orz

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2008年12月30日 (火)

「エクスデス道場」にかけこんでみた

大掃除に買出し、休みに入っても意外とゲームができない状態だったが、今朝久しぶりにディシディアをやってみた。

まだ、セフィロスと二人きりの世界w

ブランクがあっただけに、ますます私のヘタレに拍車がかかってしまった。

「もう、ダメだ… いっそ、一からやりなおそうか」と、ボタンをあちこちいじっていたら、ゲームを終了できた。……そう、ゲームの終了の仕方も、わからなかったのだ!(≧▽≦)ぶわっはっはっは

また起動してみる。ニューゲームか、ロードか。……一応、元のデータをロードしてみた。

おお、なんか「モグネット」が来ている。モーグリたちからのメールだ。開いてみると「ストーリーモードに苦労するときは、クイックバトルをやるといい」という。ま、まるで私の状態が見えているかのようだ!w

早速クイックバトルへ。……て、使えるキャラクターはコスモス系ばかり。どれもすばしっこそうで、勝てる気がしない。ふと見ると、「PPで拡張」というのがあった。行くとこれまで貯めたPPで、使えるキャラクターが増やせるらしい。迷わず「エクスデス」をゲット。

「エクスデス道場」

ディシディア関係がさっぱりわからず、ネットで調べていても皆さん呪文でも唱えているかのごとくさっぱり理解できなかった私だが、唯一この言葉を覚えていた。息子が相談に乗ってくれたときにも「なんか、エクスデス道場でレベル上げとかいうのがいいらしいんだけど…」と話すと、息子が手を打って笑っていた。

エクスデスとは、FF5のラスボスである。あの頃は苦労して倒した……が、あの威厳ある姿が災いして、ディシディアではとても使いにくい、トロいキャラクターになっているらしい。

「俺もあれだけは使う勇気が無いw」そ、そんなに弱い???「走らないから」ええええ?

ステージは、足場がのっぺりした月などを選択。星の胎内みたいな、足場が無いところはイヤだ。

敵の強さ、レベルもこちらで選べるようになっている。うわ、レベル12のキャラにレベル1とかは卑怯すぎる。ランダムにしてみよう。

さあ、バトル開始。久しぶりにセフィロス以外の敵に会ってうれしい。

おおお。勝てる。

てくてく歩くだけだから、EXコアも初めて奪えた。……これ取ったら何になるのかわからないけど、取られなかっただけでもうれしい!まずはカンを取り戻そう。○で攻撃して、×で追尾、□でブレイバー。敵が剣を振りかざしたら×でよけ、隙をみて攻撃。敵の攻撃で吹っ飛ばされたら×で受身。まだ「よける」ができないけど(≧▽≦)、おまけに「宇宙の法則が乱れる」も見ちゃったけど、ずっと負け無し。レベルも2上がった。娘が覗きにきたときには、ちょうど「超究武神覇斬」が発動。なんかかっこいい勝ち方を見せられた。……なんでこの技が出るのか、やっぱりいまだにわからないんだけど。

クラウドが、クールに勝ちポーズを決める。

「俺は、俺の『現実』を生きる……っ」

いや、思いっきりエクスデス道場に逃避してまんがな!

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2008年12月28日 (日)

息子がコミケの恥ずかしい紙袋を抱えて帰ってきた

朝5時。明るさと、キーを叩く音で目を覚ます。

またか……「早く寝なさいよ」と、声を出した。

「いや、これから出かけるから」

そうか、今日はコミックマーケットの日か。5時起きで出かけるとか言ってたっけ。

で、でかけた。そして私は、久しぶりの休みでゆったりと朝寝に入った。

たって、寝てる場合でもない。もう穴だらけで絶望的な家だけど、それなりに片付けて、掃除して、おせちの準備もしなくてはいけない。今日のBGMはアース・ウインド・ファイヤーのベスト盤。これを聞くと、はりきって掃除できるなあ。息子の本や、フィギュアの山はどうしようもないとしても、台所やお風呂くらいは磨ける♪

夕方、息子が帰ってきた。大きな紙袋を抱えて超ご機嫌。

「見てくれよ、この紙袋」

あーはいはい、コミケ名物紙袋。最近は公式以外のものも増えてきて、大型化、ネタ化もすごいのよね。冷たい視線を投げかける母に、息子。

「見ろよ、これ。一見美少女メイドさんの絵なんだけど、男なんだぜ、これ」

………たしかに、そう書いてある。胸もぺったんこだ。

で、それを誇らしげに肩にかけて、嬉々としてそこらを歩いてきたと。

「いや、これよりはいいと思って」と、息子は他の紙袋を見せてくれた。うん、たしかにそれってフツー……

まあ、私は昔懐かしい「究極の選択」を迫られたわけだ。

美少年女装メイド紙袋を持った息子と

普通にエロそうなオタク臭い紙袋を持った息子

……あれ……?

私、なんでこんな選択肢しかないの…????

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2008年12月27日 (土)

会社の看板が!

今日はわが社の御用納め。通常土日休みだけど、いろいろ調整して、今日出社ということになったのだ。

例年、御用納めなんて取引先も休みだし、年賀状や次年度の計画や、身辺の掃除や…で、ほとんど終わるのだけど、この絶不況の折、わが社の売り上げも目標の半分。

「外回り強化! 全員反省文提出! 午後には会議! アレとコレを提出した上で、身の回りの整理を!」とのお達しが出た。

歩けども、歩けども「こんな年は初めてだ」という、お客様の声ばかり。お客様に余裕が無ければ、わが社の利益も上げられない。だから、わが社は常に、「お客様のブレーンであれ」というスタンスである。

ああ、私意外とそういうのは得意かもしれない。ほうれんそう(報告、連絡、相談)という、ビジネスマンとして当たり前のことが苦手な、どこか欠けている人間だけど。

なんだかここ数ヶ月、励まして、励ましての仕事ばかりだ。それでも、誰かに喜ばれるのはうれしい。

さて、なんとかわが社もこのひどい年を越えることになった。

この最終日、天井の電気が切れた。蛍光灯を換えても、全然点かない。

ドアを開け閉めすると、会社の看板が傾くようになってきた。社長は

「ちょっと、傾いてるんだけど~wいよいよわが社も終わり?wwww」と爆笑。

縁起でもないんで、必死で修復する私。

けど、また、傾く。

ドリフのコントじゃないんだから……私、生活かかってるんだから……

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2008年12月26日 (金)

皇太子様2月にベトナムへ、妃殿下は様子を見て…

羽鳥慎一アナウンサー(日本テレビ)という人が、おもしろくてズームインを見ている。

長身に端正な顔立ちで、十分イケメンでいけそうなのにどこか野暮ったく、三の線をやっている。素人いじりといい、とっさのコメントといい、知的な上にユーモアたっぷりで、並みのお笑い芸人でもかなわないような笑いのセンスだ。バラエティでも大活躍。

しかも、どんなおもしろい言動をとっても、彼の目は決して笑わない。

そこが恐ろしくもおもしろい。「この人、超一流のコメディアンなのか?」この怖さは、ビートたけし以来である。

寝ぼけ眼でテレビをつけ、ぼんやりとズームイン!を見ていた。「雅子様、5年ぶりのご公務」というニュースをやっていた。久々に見る晴れやかな衣装をお召しの雅子様。スペイン王家だかイギリスの皇太子ご夫妻だったかは、なんと言うことなく眺めていたので、記憶が鮮明ではないが、羽鳥アナの言葉に目が覚めた。

「こ、これって、ちゃんとしたご公務なんですよねっ『選り好み』とかじゃあ、ないんですよねっ」

い、言っちゃったよこの人!wwww雅子様をフォローするようにしながら、言っちゃった。

まるで日本中の善男善女がテレビに向かって「選り好みだよっ」と総ツッコミするのでも想定しているかのような、かなりぎりぎりの笑いであった。

なんとなく車内吊りや新聞に出る週刊誌の見出しと、報道だけでもうすうすわかる。雅子様、欧米偏重だ、と。

☆  ☆

皇太子様、2月にベトナムご訪問、秋篠宮ご夫妻は中欧4カ国ご訪問のニュースが、今朝流れた。またいろいろ憶測は流れることだろうが、私はある一文が気になってしまった。

「療養中の雅子さまの同行については、今しばらく様子を見たうえで」

先日、天皇陛下が「病気」と明言した雅子様、ご様子次第では同行があるのだろうか?

宮内庁ホームページでは、皇族の方々のご様子が誰でも見られるようになっている。便利な世の中である。「皇太子同妃殿下のご日程」を拝見すると、ご公務復活のニュースのあとも、雅子様は完全復活とはいかないようで、いくつかのご公務をされながらも、ほとんどを皇太子様にお任せになっている。

特に目を引くのが、「皇居勤労奉仕団」へのご会釈だ。

皇居勤労奉仕団というのは、有志によるボランティアで、皇居や東宮御所などのお庭の清掃などを行う人たちだ。条件を満たせば誰でも参加でき、無報酬ではあるが、恩賜の和菓子(前はタバコだったが、現在は廃止)をいただき、やんごとなき方々の「御会釈」という、栄誉に浴することができる。

雅子妃殿下は、今年の7月3日以来、このご公務に就かれていない。

なぜ?

素人考えかもしれないが、「適応障害」のリハビリテーションにふさわしい、一番簡単なご公務ではないのだろうか。

いくら広い御所とはいえ、敷地内である。
テレビカメラなどもなく、ドレスの色に悩むことも無い。常識的な格好をして、ちょっと庭先に出るだけのことである。
夫の斜め後ろくらいに立って、微笑んで立っているだけでもいい。

それだけでも、奉仕団の皆様は「病の身を圧してご尊顔を見せてくださった」と大感激して帰路に着くだろう。

「病のため」と御会釈してくださらなかったのには、がっかりしても、「仕方の無いこと」と思うだろう。

が、一方で「レストランへお出かけ」「○○王家をお迎え(とってもお元気そう!)」などの報道を聞いた皆様は、どう思われるのであろうか。

皇室は、国民に君臨するものではない。
国民に支えられるものである。

毎日働いてお金(旅費その他)を工面し、ほんの少しでも敬愛する皇室の皆様に近く接し、笑顔やお言葉を賜るのを楽しみに地方から出てきて、お掃除などをしてくれる方々。

そんな名も無い国民が、皇室を支えている。

私はそんな熱心な皇室ファンでは無いけれど、このことには憤りを感じた。

勤労奉仕団をないがしろにすることは、国民すべてをないがしろにすることだ。

ご病気は、仕方が無い。が、なんで他の華やかなご公務には嬉々として参加されて血色の良い様子を見せ、こんな簡単な、でも大切なご公務には顔を出されないのか。

「内臓から出血」報道のあった天皇陛下でさえ、12月16日に「ご会釈」されている。な、なんで???? がん患者で、ご高齢の陛下が、…もちろんそれは、陛下がこの地味なご公務に大変重い「意義」を感じておいでのことなのだという証明だ。陛下、命がけで「あるべき皇族の姿」を、皇太子ご夫妻にお示しなのだ、と解釈した。

国民という、身内で、しかも皇室に崇敬の念を抱き、喜んで奉仕に来てくださる方々との語らいは地味で、何も難しくもないけれど、本当に大切なご公務である。この人たちに支えられること、期待に応えること。これを喜びと感じる。それが、戦後皇室のあり方だ。

まずは、このご公務だろう。それができないで、国賓をお迎えするとか、外交に出かけるとか、それは国民にも、相手のお国にも失礼だ。

自国民に嫌われ、呆れられる皇太子妃に、何の外交的価値があるのだろう?国民の税金を使ってまで???????

私は、まずは「奉仕団へのご会釈」、次いで「福祉施設などへのご訪問」、災害があればいち早く訪れて被災者を励ます、という姿勢、国民とともにある、という御自覚が見られない限り、外交などお考えになら無いで欲しい。ひたすらごゆっくりと静養なさってほしい。

こちらの公務にはでるけど、こちらの公務には出ない、などよりは、「何もしない」方がよほどましだ。

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2008年12月25日 (木)

へたれゲーマー伝説~私はまだ本気出してないだけ~

「あんた、ディシディア電車の中でやるの無理」

…息子のお墨付きをいただいてしまった。言われなくてもわかっている。こんな必死で、○ボタン連打だのなんだのしなくちゃいけないゲームなんて、電車の中のささやかな休息には似合わない。というか、ディシディア自体が無理かも!な状態である。

鼻歌交じりに「東方」の弾幕の海を泳ぐ息子。小さい頃から異様にゲームが上手くて、近所では数々の伝説を作ってきた。

その影響を受けてゲームを始めた私だが、持って生まれたトロさに加えて「年」もある。反射神経が要求されるアクション系は、やはりほとんど敬遠してきた。アクション系でクリアまでいけたのは、「ヨッシーアイランド」「ジャンピングフラッシュ」「TOBAL NO.1」「エアガイツ」「テイルコンチェルト」くらいか。

「不思議だよなあ、テイルコンチェルト、難しいと思うんだけど」と息子に言われた。そうなのか? あれは楽しかった気がするが。

昔の「トゥームレイダース」なんか、トレーニングルームから一歩も出なかった気がする。
何度も書いてしまうが、「キングダムハーツ」ではキャラクター設定のシーンで、台に乗れず、何度も何度も飛び越していた。
そのあとターザンステージのボスを倒したが、ターザンの家に行くのに1時間かかった。
そして今、ディシディアのセフィロスが倒せないw

しかし、そのことだけで私を「息子の風上にもおけぬゲーム下手」と決めるのは早計である!

息子は、「ドンキーコング」のコースター系ステージ、「クラッシュバンデクー」の大岩ゴロゴロ系のステージがものすごく苦手で、随分苦労したのだ。だが私はこれらのステージはすぐにクリアしたのだ。というか、快感! 「タイミングよくひとつのボタンをおすだけ」ならまかせとけ!

私は、「状況にあわせて適切なボタンを押せない」だけ。
私は、「ボタンの同時押しとかができない」だけ。
私は、「美麗なグラフィックに見とれてしまう」だけ!
゚・。* 。 +゚。・.。* ゚ + 。・゚・(ノД`)

クライシスコアのザックスは、ジャンプなんていうアクションが無く、つくづく「私仕様」だったのだと思う…。

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2008年12月24日 (水)

漫画も見逃せない年末

セフィロスに勝てる気がしなくて困っている。

このままずっとセフィロスとクラウド、二人だけの世界で終わりそうな予感だ。……くっ、ち、違う! そんな趣味じゃないっ!

しかし「10回負けたらセフィロスが手加減してくれる」とか
「30回負けたらセフィロスの装備が、木刀、ふんどしとかになる」とかでないと、本気で勝てそうに無い。
「50回負けたら、長ネギに全裸…」

だ、誰か妄想を止めて。

さて、冬のコミックラッシュである。

16日には「アルカサル外伝1」が出た。コミックス収録は無いと行っていた「アンヘラの飛翔」も含まれ、ファルコも登場して読み応えは十分。…しかし、家系図とかがあれば分かりやすかった。

22日には「もやしもん7巻」と「鋼の錬金術師21巻」。どちらも良かった。もやしもんは色んな方向でノリノリなのがわかるし、いよいよ最終局面に入ったハガレンも、重いストーリー展開、緊張感溢れるシーンにほどよく混じるギャグが絶妙だ。

本日24日は「大奥4巻」が発売された。綱吉の代に代わり、登場人物も一変。赤面疱瘡の影響で、一時期恐慌状態だった日本も、男子少数で安定し始めた。社会通念は様変わりし、若い世代は「男女がほぼ同数」だった時代のことなど想像さえできなくなっている。綱吉というクセのある(が、妖艶!)な将軍のもと、どのような世が描かれるのかさらに期待。

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2008年12月22日 (月)

母と子の「やべえ、ディシディアやべえ!」

困った。

何をすればいいのかわからない。どうすればいいのかもわからない。そもそも俺は何をしているのだ?わからないけど、とりあえず追いかけていると、セフィロスがまた「おまえは人形だ」とかいう……

一番簡単だというクラウドのストーリーモードを始めた。まあ、そこそこさくさく進む。

全然わかってないのに。

一度大負けしたティナの影に、リトライしたら3秒で勝ってボーナス貰って。

でも、全然わからない。息子が時機を片手にいろいろ見せに来る。彼はどんどんステージをクリアし、使えるキャラクターも増えているようだ。で、私のプレイを見る。

「そこで×ボタン…遅いよっああ、そこでなんで×ボタン押すかなあ。ガードしてる?ああ、そこはRと□同時押し……って、そこで押してもだめじゃん」

……ああ、うるさい。

ゲーム画面はとっても優しく、タイミングよく×とか、□で勝利のチャンス!とか教えてくれるけど、美麗すぎるキャラクター達、敵の動き、どこを見ていいのかわからない。なんかアイテムが出現してるとかいうけど、どこじゃあああああ! 見つけたときには取られてるうぅぅぅ!

それでもなんとか、ボスのセフィロスに来た。アツアツイベントを堪能し、いざバトル。

「セフィロスは弱いよ。獄門とかいう技で、勝手にデジョンに落ちていくんだぜw」

そうか。それなら安心っ……て

強いじゃないか! 勝てる気がしないぞ!

リトライ、リトライ……もう、セフィロス様のファッションチェック(また一段とおされになっている!)は飽きた。

☆  ☆  ☆

土曜の夜、息子は帰ってこなかった。

友達と、徹夜でディシディアをやっていたらしい。叱ってもどこ吹く風だ。

私がセフィロスと戯れていた日曜の夜、息子はPSPを持って隣に来た。あーもう、放っといてよ、と思ったら

「俺、これからT(友達)と対戦するぜ」

え?  今何時だと思ってる……って、PSPってネット対戦とかできるっけ??????

何でもディシディアは、対戦を楽しんだ後、自キャラのコピーを交換できて、いつでもそのコピーキャラと対戦できるのだという。

「ほら、アドヴェントチルドレンコスのクラウド(友達のキャラ)」
おおおお。お色直しもできるのか。息子はジタンを操り、アドヴェントクラウドと闘い始めた。「BGMは……ビッグブリッヂの死闘にしようかな」うわ、BGMも選べるんだ。

息子はジタンが好きだという。見事に操り、トランス状態で勝ってみたり、ちょっとの油断でぼろ負けしたり。

「これでレベル上げもできるし、今度また対戦したときには相手にギルが渡されるんだぜ」

………なんか、すごいな。

家に帰っても、対戦できるのか。友達がいなくてもそれなりに楽しめそうだが、多いといろいろおもしろそう。キャラクターを集めただけのお祭りソフトかと思ったが、奥が深そう。

アクション超苦手な私には、いろいろ厳しいけれど。

セシルが出てきた。

私「……この髪型は…ありえなくね?」
息子「寝癖っていうレベルじゃないな…」
私「昔クラウドやセフィロス見てありえない頭だと思ったけど、今はよほどまともに見える…」

一見の価値アリ。

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2008年12月21日 (日)

ねんがんの「ディシディア」を(ry

フルタイムで働く身で、ネット販売はいろいろ厳しい。

待ちに待った「ディシディアファイナルファンタジー」発売日に突然の「忘年会」、帰宅は深夜に及び、荷物受け取りは不可能に。翌日再配達を依頼したが「20時から21時でお願いします」「それは受けられません。19時から22時の回になります」「……(´;ω;`)」

19時に家にいるなんて、まず無理だ……だが、土曜も午前出勤が決定していたので、とりあえずそれでお願いし、怒涛の勢いで帰宅。

荷が届いたのは、20時半くらいだった。息子も一緒に待ち受けて、ワクワクしながら箱を開封。

ああ、なんか立派過ぎる箱。またソフトも美麗。

「うわ、限定版のパッケージきれい!」息子が興奮して通常版を持ってきた。こちらはシンプルだ。「うち、図らずも限定版と通常版を手に入れたんだねぇ」息子がまた、握手を求めてきた。

さて、美しい新型限定PSPに液晶保護フィルムを貼り、バッテリーを入れ、シリコンカバーをつけ、充電。買ったからすぐに遊べるものでもない。

「なんかインストールするのに40分はかかるらしいね」今夜充電、明日朝インストールして仕事に行って、帰宅してから遊ぶ計画。息子はメモリーに空きがないのでインストールしないでやっているが、「ロードが遅い」らしい。

で、ようやく触れたのが20日夕方。……で、私はこのゲームがどういうシステムなのかさっぱりわかってないのだが。

息子の18日からのプレイを見聞すると

○最初のムービーに大興奮「かっけーーー! かっけえーーー!」
○「すげえこだわり。フリオニールののばらとか、FFやった人間にはたまらない」
○「あんたアクションとコマンドと選べるらしいって言ってたけど、コマンドやるにもある程度進めないとだめらしい。……俺は結構苦労している」(´;ω;`)キングダムハーツの設定場面で箱に飛び乗れなかった私、涙目。
○「ほらほら次元城。ここでは飛べる」(゚∀゚)見えない床のあの感じだー!かっこいい!
○「チュートリアルが、濃い」(゚∀゚)本当だ、なつかしのキャラクターが説明してくれる!FFTのダーラボンと違って眠くならない!これだけでも価値がある!
○「腐女子大喜び! 俺も大喜び!」(;゚∀゚)ふ……腐男子……しかしセフィロスとクラウドの相変わらずのアツアツっぷりには激しく同意。

一応基本はLボタンを押しっぱなしで敵をロックして、○ボタンを連打、敵の様子を見て□ボタン、「いや、それだけじゃだめだけど」とは言われたが、私、難しいこととかダメだから。それでもクライシスコアは隠しボスのミネルバまで倒したから。

一方クロノトリガーもなんとかしないといけない。20日は、「黒の影」を倒し、隠しボスを倒した。

関連スレを覗いていると、「クロノクロス」につながるストーリーなので全般的に不評な様子だったけど、私は割りと楽しめた。

クロノトリガーのエンディングを見て、クロノクロスに期待したのに全然描かれなかった部分からこのボス戦が始まったから。

私はとことん魔王びいきらしい。

ちなみに、トマには「よう魔王、久しぶりだな…おまえと飲む酒は最高だぜ」と言わせて「冒険家トマと魔王結託疑惑!」を起こし、リーネ王妃には「ほかならぬ魔王のたのみです」と言わせ、魔王に「まおうのしもべ」をがんがん斬らせている。

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2008年12月20日 (土)

ジャンプフェスが朝日新聞占領!

数日前から告知されていたけれど、12月19日の朝日新聞があの少年ジャンプイベント「ジャンプフェスタ2009」にのっとられた。

081219 あらまあ、天下の「天声人語」を、銀魂キャラではさみましたよ。オセロだったらひっくり返っているところですよ。

そして5面を見ると、ジャンプフェスタの1面広告。

…で、気になったのが、数日前から朝日新聞で告知されていたジャンプフェスタの広告。このイベントの入場者って、とある都区の人口に匹敵するとかいうじゃないですか。

まあ、すごいのね!…ジャンフェスに行ったこがなく、混雑に恐れをなしていた私だけど、一体どこの区に匹敵するのかしら…

と、wktkして5面を見ると

昨年は千代田区+中央区に匹敵する人数が来場   とある。

なんて、微妙な数字!w

両区はまさに日本の中心だけど、「人口」としては立派な過疎地。高層マンションなどができて昔…って、私基準では20年位前いくらか増えたと思うけど、やっぱり在勤者こそ多くても、在住者は少ない地域だと思う。

数年前の国勢調査では、千代田区の少ない人数の中に、農業従事者が数人いたのがネットで話題になった。千代田区は、そのほとんどが皇居であり、「人、住んでんのかよ!w」な場所である。お堀のあたりなどは空気もよく、素晴らしい環境だが、その周囲は官庁街であり、有名企業の本社街であり、ビル、またビルの街である。どこに農家とかあるのやら!

…と、もしかして、日本の農業の祭祀頂点であり、邸内に稲田をお持ちである夫とか、養蚕を行われるご夫人とか、あのご一家のことかーーーーー!と、当時大変おもしろかった。

でもまあ、とにかくジャンフェスが天下の朝日新聞をのっとった。おいおい他にもっと、すごい人数が集まる漫画イベントがあるだろうとは思ってしまったが、とにかくすごい。

…なんたって、この紙面を息子に見せても「やべえ!天声人語はさんでる、やべえ!www」だそうだし。…そう思うなら、毎日天声人語読めや……

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2008年12月18日 (木)

今日はディシディアの発売日~♪ですが

なんで今日、忘年会やるのうちの会社!

FFの発売日は祝日でいいよ的なFF狂信者の私は、数日前の突然のお知らせに愕然…今まで忘年会なんかやったことない会社なのに…微妙に接待含みだし。

まあ、仕事の合間に息子のクリスマスプレゼント分は、買いにいけそう。

けど、どう今晩(←なぜかどうしてもこう変換できる)じゃない同梱版をスクエニに注文した私は、確実に荷物が受け取れないorz

新作にひゃっほーするも、orzするも、初日ならではだと言うのに……そのために、FFは初日に凄い瞬発力で売れるのだ。10日もすれば中古が出回り、値崩れするのがお約束だけど、それでも初日に手にしたい狂信者は、私だけでは無いだろう。

☆ ☆ ☆

いけない。 こんな年になって子ども以上にゲームに熱くなるなんて。冷静になろう。

平常心で息子日記。(興味の無い方は、この辺でおやめ下さい)
息子は「PC使わせろ」で暴れることはなくなった。この間暴れまくって、それなりに反省したらしい。

その代わり、「使えるときはとことん使う」「朝まで使う」「起きられない」の悪循環に走った。

私は毎朝大声をかけ、電気をつけ、ふとんをはがしている。いよいよもう遅刻するぞというぎりぎりまで声をかけている。「電車に乗るときには必ずメールして」「めどい(面倒くさい)」というメールのやり取りもしているが、それでも何度か思いっきり寝過ごしてしまった日がある。

息子は典型的なアスペタイプで、「自分ルール」を作ってしまうと、なかなか人の話を聞かない傾向がある。たとえば今回の場合、私が仕事や趣味でPCを使う→俺使えないじゃん→じゃあ朝まで使ってもいいじゃん(゚∀゚)

→母「もう朝5時じゃないの、私もお魚も近所の人も迷惑。徹夜はダメ。今から寝ても3時間寝られるんだから早く寝なさい」→息子「(朝5時に寝るの、おかん公認(゚∀゚)!)」→寝過ごす→母キレる

という、常人には理解しがたいやりとりが続く。

息子にとっては、全体の「和」よりも自分から見て正しいかどうかが一番で、今の学校は、とうとう「別に行かなくてもいい」に落ちたらしい。……たしかに、とくに社会の先生には本当に問題があるし、私も「こんなんで教師って……この人に高い授業料払うのって…」と思わないわけではない。この学校の生徒達は、多くが不登校などで行き場がない子たちで、学力の差は激しく、やればできる子もいれば、どうにもその方向には向かない子もいる。

だからといって、嘘だらけ、混乱するだけの授業はいかがなものかとは思う。ある人物名に対して、黒板の文字と、教科書の記載と、口にする言葉がまるで違うというのは一体なんなんだ。息子の証言を信じるのなら、それじゃできる子もできない子も混乱するだけで、その状態で「どうせおまえらにはわからないだろうなプ」と、おうさま(あえてひらがな)気分。弱者の子ども達相手に自分の能力をごまかしているような、そういう印象を受ける。

「あんな授業、受けないほうがましだ」……き、気持ちはわかる。

が、それでも出席しなくては単位が稼げない。

それで「高卒」資格を得られなかったら、何にもならないではないか!

何度も言うが、高校以上は同じ授業料を払っていたとしてもその内容は千差万別。平等に良い授業を受けられるわけではない。だから自分の能力や将来の希望にあわせて学校を選び、みんなそれなりに努力して受験に臨むのだ。中学を不登校で過ごし、能力がどうであろうと誰も行きたがらないようなところにしか進めない状態になり、しかも本人が望んでいたからこそ、この学校に行ったのだ。今、「こんな授業受けたくねえ」と言ったところで、どうするつもりだ。

「そう、じゃあ授業料は自分で払って。そうしたら自分の好きにできるでしょ」

私もしょせん息子と同類で、同じ年頃の頃、親には本当に迷惑をかけた。とにかくいろいろあったが、それでも私は、自分で選んだ高校に進んだとき、義務教育とは違って「親が授業料を払う以上、軽々しい気持ちで休むことは出来ない」と心に決め、一応まじめに単位を稼いだ。……実は一回だけ、あまりにもひどい授業を行う教師に嫌気がさし、ボイコットしてしまったことがあるが、一人、学校の某所に隠れながら、あー授業料がもったいない、払っているのに受けないなんて、と悶々としたものだ。

「昨日、来年度前期の授業料の請求書が来たわ。ママのボーナスの、3倍の額」

「!………」

私の父は、強度の「同類」でエリート風をふかせており、あの頃何でも「金」の力で子どもを押さえつけた。私はそれに随分反発したけれど、そんな「父憎し」から、私は「絶対独立してやる」という、ささやかな独立心を持った。それは父のコネに頼ることなく就職し、結婚して家を離れることに執念を持った。

……それはある意味成就し、ある意味破綻して、ここで恥を晒す日記を書くことにいたっているのだけど、逃げた夫には期待できず、私がこの子たちを育てなくてはいけないのは事実。父のように札びら切って子どもを抑えることはできない…したくもないが、毎日朝晩働いて、時には内職もして、大嫌いだった父~今は年金暮らし~からのささやかな援助も得て、ようやく生活し、漫画やゲームを楽しみ、そして子どもの教育費を払っている。

図らずも息子が選択した進路は、私が望んだ…というか、それしかないと思っていた公立よりはるかにお金がかかり、そのうえこの授業内容だ。勉強「だけ」はできるはずの息子なので、文句を言わずに中学に通っていれば、半分以下の授業料でもっと質の高い授業が受けられたはずである。「あいつらむかつく」程度の理由で、自分の将来と、親の負担を増やしたのだ。その自分の選択に不満を言うなら、自分で授業料を払って将来を模索するか、なんとかしてしろ。あんたに壊された家をそのままにしているのも、いずれあんたに直してもらうつもりだからね。

と毅然と、精神的に仁王立ち。もう息子のほうが体は大きいけれど、オーラだけは負けないぞ。負けたら、息子をだめにしてしまうから。

世の中は未曾有の経済危機。一緒に見たテレビでは、私や夫と同世代の人が、あっさりと首を切られ、路頭に迷っている。「内定取り消し」の憂き目に遭う若者もいる。息子は発達に偏りがあり、いろいろと扱いにくいが、それでも「障害者」として福祉を受ける身ではない。逆風だらけの世の中で、活路を見出すのは本人の仕事である。

おとといくらいだったか、「あ~腕がいてえ~」と息子が帰宅した。息子が大好きな炭酸飲料が箱ごと、その腕にあった。

息子、このところバイト先でとても信頼を得たと見え、息子が「そんなに働きたくないんですけど」というのに、ばんばんシフトを入れられている。忙しい日ほど多く呼ばれ、一応時給アップ率も高いらしい。同じ年頃の子たちが期末テストで忙しい頃は、本来バイト2~3人でこなす仕事を一人でこなした頑張りが認められ、社員さんがプレゼントしてくれたそうだ。

ここのバイトを始めた頃、全然ダメ!と叩かれて、「行きたくない」と涙ながらに訴えたのを、「石の上にも3年」と尻を叩いた。私も経験したことを、いろいろ話してやってよかった。

人に頭を下げたり、人の要求を想像できるようになる。

バイトで働いて、お金を貰ってウマー(゚∀゚)!な体験って、アスペを大きく成長させる。

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2008年12月17日 (水)

「死の山」に入るために

「死の山」についての検索ワードが多いので、ここでフォロー。…私のような不器用さんには、きっとここが難関だろうから。

死の山に入ったら、そのまま上ボタンを押しっぱなしにする。

木のそば(わずかに左につくはず)に来たら、Bボタンを押し、しばらく足ふみ。強風をじっとやり過ごす。

風がやんだら木の右に回りこみ、また上ボタン押しっぱなしで2本目の木へ。

同じくBボタンを押して風をやり過ごす。

やんだら急いで上へ!→めでたく入山!

滑る道は、息子はBボタン押しでいけば簡単だというけど、私は合わないみたい。
先頭キャラがカエルや魔王だとコースをたどりにくいので、細身で歩幅が狭いマールやルッカを先頭にするとクリアしやすいです。

次元のゆがみ3つをクリアし、今また竜の聖域へ。最初よりは要領よくこなしているけど、やはり信じられないくらいのつまらなさ。……アイテム100パーセントにしようと思うと気が遠く……いや、これ本当にひどいわ……明日はディシディア発売なのに…

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2008年12月15日 (月)

ヤッターマンのために早く帰宅してしまった

このところの「ヤッターマン」は異常だ。

素晴らしく豪華に悪ノリしている。

今日など、さりげなく小林幸子(本物)を登場させての「紅白メカ合戦」。OPを歌う西尾友紀と、ナレーターの山寺宏一が物まね芸を惜しげもなく披露。なぜか声優の神谷明さんまで乱入してメカ探偵コナンとかw

だ、大丈夫なのかこれ????というネタがすごいスピードで続いていく。小林幸子がステージに上がると、2000年からの豪華メカ……じゃない、豪華衣装に続々変化。お子様なんか誰も見てない、おばちゃんたちが大喜びの世界だっ!

ゲームファンにはよく「ラスボス」と言われる小林幸子さんの豪華衣装だが、お約束的に大暴走。「気持ちい~~~~いぃ~~~♪」と歌いながら巨大化していく。 こ、小林幸子嬢、ノリノリである。

大団円のあと、美川憲一(こちらは偽者)と新たな戦い(紅白)を誓い合う小林幸子さん。そこに、「12月31日」の日本テレビの番組の宣伝テロップがかぶるwwwwいろいろギリギリすぎる。

実況を覗いてみたが、打ち切り決定してから暴走が始まったという書き込みがあった。

……打ち切りや続編中止が決まってから急におもしろくなるアニメは数多いが、これもそういうことだろうか? それにしても、豪華すぎる。

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2008年12月14日 (日)

科学博物館「菌類のふしぎ」でもやしもんラクガキ追加

10月に娘と訪れた、東京・上野の「国立科学博物館」特別展示「菌類のふしぎ」。

今日は娘が友達と再訪した。

ママと行くのもいいけれど、お友達と行くのも良いイベント。お買い物や食事なども、違った楽しみ方ができるだろう。今日は雨模様で寒いけれど、科学博物館なら一日たっぷり楽しみ、お勉強にもなる。交通費、食費などを少し多めに渡し、

「楽しんでらっしゃい。ミイラに宜しくね」と送り出した。

ちまちまと、娘がメールを送ってくる。やれ迷った、今ついた、今ご飯、など。稀代の方向音痴なので、まあ連絡をくれるほうが安心。でもなんとか会場入りし、楽しんでいる模様……と、添付付の、いわゆる写メが着た。

「ラクガキ、追加されてるよ!」

Tsuika ぬおおおおおぉぉぉぉっ!

石川雅之先生、あれからさらにラクガキを追加しに来られたのかw

限定版コミックスと通常版コミックス、おまけだけでなくちょっとした追加要素でもファンは両方買ってしまう。

そんな漫画ファン心理を衝いた作戦ですね?

かはく、恐ろしい子!

娘が帰って、夕食を食べながら「平成教育学院」を見た。

「鉄砲が伝来したのはどこか」という問題だった。娘は「…台湾?……沖縄…?」という。おいおい、南蛮渡来の鉄砲を、こういうじゃん…orz正解は、種子島。あんたのじいちゃん、ここで仕事もしてたんだよ~ロケット打ち上げとかで…orz

次に「ヘクトパスカル」をアルファベットで書け、という問題が出た。

うわ、これ難しい。だって、私が子供だった頃はミリバールだったものw 現役中学生の娘なら、わかるわよね?と聞くと
「ヘクトパスカルなんて、聞いたことが無い」
はああああぁぁぁ? 天気予報とかでも普通に聞く言葉だし、習ってるはずだけど???
答えはhPa。真ん中のPが大文字なのだそうだ。ヘクト=h+パスカル=Pascalだからだと。勉強になった。それが気圧の単位なのくらいしかわからないけど、でも毎日テレビを見ていて「聞いたことが無い」という娘が心配だ。

「快晴 の天気記号を書きなさい」という問題になった。懐かしいなあ。雲ひとつ無いイメージ、で覚えたものだ。「これはわかるよね?」と私。娘は首をかしげ、
「『工場』しか、わからない(゚∀゚)」

天気記号だと言っているだろうがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

「今日の関東地方は、雲ひとつ無い『工場』です」とか、あるかあああぁぁぁ!

「桜田門外の変」で暗殺された人物…ああ、私は漢字で書くのはちょっと不安だけど(どうしても、『弼(すけ)』が『粥(かゆ)』になりそう)、そのくらいはわかるわ。招き猫に関係する人物よね、「まんがサイエンス」でもネタになってたし…と娘に問うと、

「ところてんに出てきた(゚∀゚)?」
ところてんって?「日出処天子(゚∀゚)」。

そりゃあ6世紀の話だろうがああああぁぁぁ! 桜田門外の変は…えっと、何年かは忘れたけど、とにかく幕末じゃああ! 漫画で言えば「陽だまりの樹」じゃああああ! クロノトリガーでも400年違えば別世界なのに、1200年以上違う時代をなんで混同しとるんじゃ、「火の鳥」でも読んでこいやこの腐女子がああああああああああ!

だ、大丈夫かうちの娘。

娘は嬉々としてかはくで買った「もやしもんポスター」を見せてくれた。びっしりと可愛い菌キャラクターがいて、……あらお母さん、なんだか教育によさそうな感じに思えてきたわ。「こんな漫画のポスターなんて買ってきてもう!」というはずが、「まあ可愛い! これで菌のお勉強はばっちりね!」と見事に洗脳された。かはく、やっぱり恐ろしい子!

「これを枕元にでも貼って、しっかり覚えなさいね♪」

教育ママ、あっさり陥落。

けど、高校受験にこんなマニアックな菌の名前って…役に立つんだろうか……

娘、…大丈夫だろうか……(私も)

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2008年12月12日 (金)

前言撤回っ!かも

昨日書いた日記の一部撤回。

今日はあまりゲームなどやる時間が無かったが、ふらりと訪れた未来の「次元のゆがみ」はあぁ…面倒くさいが、これをクリアしていかないと隠しエンディング見られないし、今日はちゃんとやってみるか~~。

足取りは重いが飛び込んだ。

あれ?

意外とここはおもしろいかも?

まだ入ったばかりだが、トラップあり、アクション要素あり。バトルもそれほど面倒ではない。あ、失敗したくそ~!と罰バトルに挑み、今度は見切ってやるぞと燃え上がる。ゆっくり遊ぶ時間が無いのが恨めしい!

で、なんとなくうれしかったのが、パーティを二つに分けてクリアするところだ。なつかしのFF6を思い出す。そうなるとは予想していなくて、魔王・ロボ・ルッカ、マール・カエル・エイラの2パーティになってしまい後悔。サンダガが使える魔王とロボは分けたほうがよかった。(このイベントに入ると入れ替えができない)

しかしこのイベント後は、ちゃっかりロボとカエルをトレードできたw こうするとバランスが良い。

まだしばらく楽しめそうだ。

…なんたって、全員レベル99にしないと会えない最強の敵がいるからね。

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2008年12月11日 (木)

息子と握手!

クロノトリガーは新要素エンディング以外全部見た。そのうち、「再会」は、「時の卵をもらわない、シルバードを壊さない」と「「時の卵を貰う、シルバードを壊す」の2パターンを1日で鑑賞。No.1とNo.2のエンディングは、微妙に変わる部分があるし、とくに「再会」は印象が本当に変わるのでおもしろい。

さて、夕べもつい、息子とクロノトリガー談義。私がふと「次元のゆがみ」に入って感じたことと、息子が感じていたことが一致した。

つまらない。

……この一言につきてしまった。

スーパーファミコン版のままの部分は文句無くおもしろいのに、なんで追加要素の部分は、どれもこれもつまらないのだろう?

本編のバトルがあんなにおもしろいのに、なんで新ダンジョンのバトルはあんなに退屈で苦痛なんだろう?

「作業」も「おつかい」も全然苦ではないけれど、なんでこんなに面倒くさく思えるんだろう?

開発スタッフエンディングでは「32めが」という言葉が出てくる。クロノトリガーは大容量(当時)、ということらしいが、今、誰でもデジカメなんぞをいじる時代では、32メガなんてスナップ写真何枚分だ? SDカードなどでもそんな小さいサイズはもう売ってないぞ、という容量だ。

なのにこんなにドラマチックで、ワクワクドキドキがいっぱいで、泣けて、笑えて。

工夫いっぱいのダンジョンに、一筋縄ではいかない雑魚敵、ボスたち。

今もっともっと何でもできる時代なのに、なんで蛇足程度のものしか作れない????

「だよなあ!」と息子が涙を浮かべながら何度も握手を求めてきた。

いきなりお祭りが始まって一杯楽しんで(笑)、突如RPG的にはオーソドックスな「お姫様を助ける」物語に入り、お姫様を連れて英雄気取りでお城に入ると「裁判」だ!
「えーっそんな!」「そんなところまで!」と理不尽な判決に泣き笑い。
逃げた先は、荒れ果てた世界。絶望的な人々を励ましながら進むと、いきなりジョニーの登場だぁ! さっきまで魔王やお姫様の出る世界だったのに、ノリノリのロックでレーシング。なんと奇想天外な。
そしてまたゲートをくぐると、幻想的な「時の最果て」。あの音楽、街灯に老紳士が佇む、不思議な世界。

あの時は笑ったね、びっくりしたね、最初はねずみが捕まえられなくてさあ、魔法王国は本当にキレイで……と思い出話に花が咲く。

「これで『この追加ダンジョンが作れたのは、僕達がクロノトリガーを愛していたからです』とか言われたら怒るでほんまー!」
「だよなあ!」

母と息子は、FFTのPSP版追加シナリオもひどかったと、熱く語り合った。

あの頃の「スクウェア」と、今の巨大企業「スクウェアエニックス」とはまるで違うものだ。昔の「スクウェア」はよくも悪くも素人っぽく、子どもっぽかった。私はとある報道関係の方から、坂口氏のトンデモ発言を聞いて「そりゃまずいでしょう! みんなそう思っているけど、ビジネスの世界でそれを公言しちゃあwww」と言ったことがあるが、一方で「こんなコドモだから、坂口さんはすごいんだなあ」と、今でも思っている。

去った人を惜しんでもしょうがないが、「プレイヤーをとことん楽しませよう」「びっくりさせよう」「でも、ちゃんと喜ばせよう」というサービス精神だけは持っていて欲しい。

……でないと「遺産を食い潰すだけ」の批判が本当に……ファンとして、それが一番苦しい。

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2008年12月10日 (水)

「もう、しませんから」作者が奴隷に

立ち読み。

それは、本屋さんにも出版社さんにもいろいろ「いかがなものか」な行為。

けれど、完全にできなくなったら、もっと大変かもしれない。

「さよなら絶望先生」にはまってから、もう四半世紀も手に取ることさえなかった「週刊少年マガジン」を心待ちにするようになって随分になる私。「もうさすがに少年漫画はね……」と、当初は絶望先生だけを読んでいた。

そのうち、最終ページにも作者のコメントがあり、これがおもしろいのに気づき、読み始めた。

絶望先生を探していて、時々目に入る漫画も、ちょこちょこ読み始めるようになった。「シバトラ!」はとうとうコミックスを大人買いしてしまった。他にも気になる漫画が、いくつか得てきた。

「立ち読み」ができなかったら、きっとこれらの漫画にも出合うことが無かっただろう。

猛スピードで漫画を読める私だが、さすがに読むページが増えると、仕事の合間の息抜きに…というにはちょっと時間がかかってきてしまった。……購読し始める日が来てしまいそうだ……

で、今日もパラパラめくっていたら、巻末の「もう、しませんから」に釘付けになってしまった。この漫画は、自分の興味で読んだり読まなかったりなのだけど、今週は「ヴィンランド・サガ」の作者・幸村誠さんとの合同サイン会のルポだ。これは読まないわけには行かない。

ご存じない方のために一応書いておくと、「ヴィンランド・サガ」は11世紀のヴァイキングを描いた壮大、壮絶なストーリー。そして、この「もうしま」の作者は、そのスピンオフ作品「元祖ユルヴァちゃん」で、ありえないくらい原作を冒涜しw、トンデモな「ヴィンランド・サガ」の世界を描いているのだ。この抱腹絶倒な作品には、まじめに「ヴィンランド・サガ」を堪能したい読者にはまさに万死に値するだろうw。私など、「笑い殺される!」という強迫観念を抱き、明確な殺意を覚えている。

そんな「ヴィンランド」ファンに襲われたときのために!と身のかわし方などを考えながらサイン会に赴く西村英雄さん。あら、私この作者名今日初めて認識したわ。なんとなくこれまで「ユルヴァちゃんの人」「もうしまの人」でしか覚えてなかった気がする。立ち読みってすごい。

それはともかく、サイン会場に現れた幸村誠さんは、なんと自作のヴァイキングコスプレで登場。……そういうお方だったのか。コミックスを読むだけで、どういう方かなんてあまり知らなかった。そして驚くことに、「ユルヴァちゃん」作者……「ヴィンランド・サガ」を盛り上げつつも、勝手に主人公トルフィンの生まれ育った村に「ムッシュムラ村」と名づけ、原作よりも先に「ヴィンランド(どう見てもテーマパーク)」に姉のユルヴァちゃんを到達させてしまった西村氏にも、素敵な衣装を用意していたという。

首輪と、ベルト……

これをつけるだけで、たちまち春の訪れを知る風物詩「雪に埋まった脱走奴隷」に!

このサイン会、素晴らしいなあ! 参加された方、うらやましい!

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雅子様お誕生日はポーションの発売日でもあった!

テレビニュースでやらないニュース、というのは数多くあるけれど。

私にとって、最近震撼した「ニュースにならないニュース」は、SCの貯水槽に死体一ヶ月(随分一般への報道が遅れましたね)とかではなく

ヤフーオークションに、皇室ゆかりの品物が多数、出品されていたトプカプ宮殿事件

皇室の権威を騙った詐欺事件か?

それとも、名を出すのがはばかられるような方々が関与した、日本史上稀に見る皇室スキャンダルなのか????

このまま行けば「平成最大のミステリー」で片付けられかねない。今のところこれを扱っている報道機関は新潮社のみ。あくまでも「ネットで話題」を隠れ蓑に、「週刊新潮」誌上でこのトプカプ宮殿事件と、雅子妃殿下の妹・池田礼子氏のamazon自作自演事件を続けて扱っている。「ネットで話題」であるので、事の真相になんら触れるわけでもない……触れられるわけでもない(笑)が、それでも「ネットでのウワサですが」でも、多くの人の関心を呼び覚ませればいいと思う。

今現在、天皇は「象徴」であり、主権は民に在る。世界に稀に見る古い血統を持ち、美智子皇后陛下によって民間の血を入れた現在の皇室は、本来クリスチャンであられた美智子陛下の崇高な精神と、太平洋戦争という負の遺産を受け継ぎ、贖罪の旅に命をかけられた今上のご努力により、世界でも最高位として敬われる存在になっている。

不敬な言い方ではあるが、日本国民は清貧、高潔、伝統を体現する役目をこの一族に負わせ、皇室外交という素晴らしい駒を持っているというわけだ。この皇統を守ることはすなわち日本の文化を守ること。そのため私を滅し、ひたすら公に尽くしてくださる両陛下および皇族の方々には心から敬愛の念を持ち、一方で「まるで生贄のようではないか」と心を痛めてきた。

だから、同世代のプリンセス・雅子妃にも、ずっとずっとご同情申し上げている。大変なお役目を負わせている、と私個人は感じている。

しかし……

これ以上は、とても日記には書ききれない。ただ、トプカプ宮殿事件だけは、解明されることを願う。

この雅子様のお誕生日、いろいろな報道があった。まずは殿下ご自身の風邪により、行事などは中止。これもまたネットではいろいろな情報が飛び交ったが、おそらくこの日には「きっとご体調を崩されて『お休み』になるだろう」と予想された。……残念ながらその通りになった。お大事になされませ。またこの日は多くの週刊誌発行。お誕生日当日ともあって、関連記事は多かった。なかでも気になったのは週刊朝日だった。

「45歳誕生日 雅子さまますます私生活ご活発」

……皮肉ですか……?という記事見出し。もともと朝日新聞系は、皇室にはきつくあたってきたメディア。しかし、雅子さまはご幼少のみぎり、「朝日小学生新聞」での懸賞で見事自転車を当て、うれしそうに懸賞の自転車と一緒に載っておられた。それをむしろ、広告塔のように扱っていたのである。持ち上げているのか、褒め殺しているのか???妙に気になる。

……で、すごいことになった。週刊新潮と朝日新聞は、「犬猿の仲」であるが、行間を読むと、新潮の記事を、朝日の記事がフォローしている…形になっている。週刊朝日が、意図したものとかどうかはわからないけれど。

10月30日、トプカプ宮殿事件が発覚(ネット上)。

週刊朝日の雅子妃殿下のここのところの公私生活の充実っぷりを見ると、10月31日、(事件の重大な関与者と見られる)池田礼子さん宅に、雅子さまが訪問されている。さらにご両親、一族(誰?)が集まった、という。

…なんの親族会議????

「便所のラクガキ」と言われる匿名掲示板が、メディアを動かし、とてつもない事件をあぶりだすかもしれない。そういう意味でも興味深く、また一億分の一でも主権を持つ国民として、とても気になる。

今日も働いた。あっちへこっちへ奔走し、貴重な契約もいただけた。…移動時間が多いと、DS「クロノトリガー」の進みも速い。エンディングは残り2つ。一つはすぐに見られるだろうし、もう一つはDS限定?

帰宅すると、息子が「ファイナルファンタジーディシディア」ポーションを買い込み、飲んでいた。あー、そうだ、今日はそのポーションの日だ。……わかっていたけど見つけたり買ったりする暇は無かった。仕事と、週刊誌めぐりとorz

息子はコスモス缶を5本買い込み、一本…バッツ×エクスデス缶を飲んでいた。サントリー公式サイトでは、なんと「セクスデス」という致命的なw誤植があったと言われる缶。

味はどう?」
「んー…おいしくもまずくもないのがなんとも…」

キワモノ好きな息子は、まだ「激マズ」「ダメージを受けた」「むしろ死ぬ」と、世の中の人を「アンデッド」扱いした初代の方がむしろ高い評価らしい。

「ママは買うヒマも無かったわー」と、歩きつかれて言った。
「で、これは経費で落とせるのかな」

は? 経費?

息子ちゃんてば、おもしろい言葉を覚えてきたのね。

うちにはFF費とか、ありません。

……ああ、調査費とか、資料費とか、そういう名目でこういうのがばんばん買える身分ならいいのになあ~~~

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2008年12月 8日 (月)

東金の事件について意見を求められました~障害児の親として

社内で、神妙な顔の上司が声をかけてきた。

上司の友人の子が、うちと同じく発達障害の子で、千葉県東金市の女児殺害事件で逮捕された犯人が、軽度の知的障害者というのに、「こういう事件のせいで、自分の子が行きにくくなるのでは」と落ち込んでいて、かける言葉が見つからないというのだ。

……すみません、私、この事件には反応薄くて。

というのもこれまで、全く同じアスペルガー系の犯人ばかりが出て、私も息子もずっと傷つき続けていたのだけど、今回はちょっと違うタイプだったし。

何より、今度の件では知的障害があるのが分かっていながら、早くから「実名報道」なのにとても納得がいったのだ。

発達や知性に障害があることを理由に隠蔽したり、罪を問わなかったりするのは、むしろ障害者への差別を助長する。

犯罪を起こす人間と、起こさない人間。

それは健常者だろうが障害者だろうが、両方いる。健常者は犯罪を起こさず、障害者が犯罪を犯すというわけでもない。健常者の犯罪は、金目当てとか恨みによるとか性的満足を満たすためとか、とっても分かりやすいが、発達障害と呼ばれる人間の起こす犯罪は、数は多くは無いけれどインパクトが大きい。「目的のためなら手段を選ばない」のが健常者の犯罪だが、「手段のためなら目的を選ばない」のが、発達障害、人格障害の犯罪。常人には理解しがたいことになりがちなので、多数派である健常者から恐れられるのはわかる。

さらに偏見に輪をかけるのが、必要以上の「人権に配慮した扱い」だ。匿名、無罪になることが多いため、「どんな凶悪犯罪を犯しても、知的障害者なら罪にならない」「知的障害者に殺されたら、殺され損」と、多くの人が恐怖している。知的障害者が親よりも大きな体をして、性欲などの捌け口をもたない場合、たしかに抑止力を持たないケースがある。昔なら、座敷牢にでも閉じ込めるか、秘密裏に……なんていうことも普通にあっただろう。今、そんなことは許されない。障害者を暖かく見守るだけでは家族も施設もムリ、ということもあるのだけど。

私の亡くなった弟の場合も……本当に色々あって、「なんで今の世の中は『勘当』が許されないのか」「幽閉することもかなわないのか」「警察は、誰かが殺されないと動いてくれないのか」と色々絶望したことがあるので、犯罪を犯してしまった障害者の家族には、ご同情申し上げる。

が同時に、「可哀想なコのしたことなのでしょうがない」という甘えを許してはいけないと思う。

障害があるから犯罪を犯したと認めたら、まじめに生きている障害者が、すべて犯罪者予備軍呼ばわりされることになる。

弟は、色々恐ろしい素養を持ってはいたが、本人もそれを自覚し、そんなことをする前に自ら命を絶った。

私の息子は、その弟にとてもよく似ているといわれるが……ていうか、知的な遅れはなく軽くゆがんだ天才(笑)なので、もっとタチが悪い。けれど、あえてそういう自分のことを自覚することで「自制」を覚えさせようとしている。

「他の事件(たとえば九州の児童投げ事件)とかでも、息子は『犯人、俺とそっくりだ(;゚ Д゚)』と自己分析しながら育ってきていましたので、今回の事件は、それほど深刻に受け止めていないのですが…」と、答えた。その友人の子も、聞けば幼少の頃から大変に優秀で天才的な才能も見せながら、両親がとっさに発達障害を疑い、すぐに療育に走ったということで、うちなんかよりもはるかに進んでいるようだし、この事件で、それほど落ち込んでいるとは思わなかった。

「でもあなたのところは、下のお嬢さん(健常)がいるから。あちらは息子一人なんで、辛いらしい」

……ああ、娘の存在に、私も何度救われたかもしれない。けれどその娘が、この異常な家庭にものすごく苦しんでいるので、私はただ虚しく微笑むしかない。

ただ、私と息子がそのテの犯罪について非常にオープンに話していることには驚き、少し参考にしていただけたようだ。

で、こういう異常犯罪が起きれば、とことん加害者の人となりがあぶりだされる。被害者のプライバシーが晒されるよりはいいとは思うけど…

犯人の部屋には少女漫画がびっしり!

犯人はアニメ好き!

と、いつものが始まった。うちでは「大好きな漫画やアニメを貶めるような行動をとるな」と教えている。おおぉい!プリキュアが好きならプリキュアを汚すな犯人!

一方で、わりと普通で健全なアニメばかりで、猟奇的な作品や児童ポルノなどが見つからない、というニュースも出た。……というか、「そこ」に原因を求めて捜査しているのかとw

私も、ある意味そういうものを多く所持しているが、だからといってロリ殺人なんか起こしていない。過激なロリ漫画家も個人的に知っているが、その人も犯罪者ではなく、非常に善良な市民である。

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2008年12月 7日 (日)

もしもクロノトリガーが

夕食を作りながら娘とわいわいしゃべっていたら、PCとDSをやっていた息子が人差し指を口にあて、「し~っ」とやった。

「DSのマイクで音声拾っちゃうから…」

何のゲームをしているのか知らないが、音声入力対応って、大変だな。
一応声を潜めながら娘と「そういえば『君のためなら死ねる』とかあったね~」などと話しているうちに、二人でとある妄想に入ってしまった。

☆もしもクロノトリガーが音声入力対応だったら☆

電車の中。私はDSLを開け、クロノトリガーを再開した。ボス戦。おもむろに、私は叫んだ。

「いろじかけ!」

周囲はぎょっとしたが、気にしてはいけない。これはエイラが、敵からお宝をいただくわざの名前だ。お色気たっぷりに誘惑するエイラ。箱が飛んできたが、残念、「気持ちだけだった…」だった。たしかこのボスはおいしいアイテムを持っていたはず。これをもらわないうちは倒してはいけない。私はマールのゲージがたまるのを待ち、こう叫んだ。

「ダブルいろじかけ!」

さらに車内が凍り付いてしまった。気にしないで下さい、これはマールとエイラのれんけいわざで、お宝を盗む確率をあげるものだから。しかし、「音声が認識できません」のメッセージが出た。しかたない、もう一度。

「ダ・ブ・ル・い・ろ・じ・か・け!!」

小さい子連れのお母さんが、慌てて隣の車両に移った。が、無事にアイテムゲット。…と、アイテムに気を取られてばかりで、マールが瀕死になっている。回復しなくては。

「ベロロンキッス!」

クロノトリガーが音声入力対応じゃなくて、本当によかった。

☆ ☆ ☆

夕方、珍しくバイトが無く、遊びにも行かなかった息子が体の不調を訴えた。「なんか、息が苦しい~……あ、今日俺、全然外に出ていないからかな」
ふ~ん、と聞いていたら息子がはっとした。

「引きこもりの分際で、俺、何を言ってるんだ( ゚д゚)Σ???」

…え、引きこもっていたっけ、あんた??? 最近は学校に行ってるし、バイトもやってるし、一度遊びに出かけたら、朝まで帰ってこないこともザラじゃないか。むしろ放浪癖のほうを心配しているのに。

「『俺は日本に引きこもってる』とか言うわけ?」

ワールドワイドなうちの息子。

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2008年12月 5日 (金)

息子と敬語について語りました

今日は小ぶりとはいえ新鮮なホウボウが5匹で399円で手に入った。中ぶりのをカルパッチョに、小さいのをぶつぎりにし、アラをスープ・ド・ポワソンに仕立てて他の魚介類とブイヤベースもどきにした。

手間はかかるが、魚はやはりうまい。息子もネットをしながら好みの番組をテレビで流して、上機嫌。そうだよなあ、「妖怪人間ベム」のリニューアル版、いろいろ違うよなあ、というアニメ談義。…妖怪人間ベムって、「妖怪」なんか出ないと思ったよ、たしか。

息子が、「これ、いろいろ違うし!」と、自分のデータに変えた。美少女満載の最近のアニメか。はあ、料理に精を出すよ。

と料理や家事をしていたら、美少女の「参られた」というセリフがひっかかってしまった。

「あのー……今、耳に入っただけで、何か意図があるのかもしれないけど、『参られる』なんていう言葉、使わないでね」

「参る」は謙譲語だ。自分や身内が、目上の方に伺うときに使う。「られる」をつけるのは、何なんだ。へりくだって、持ち上げる。作品の中のパワーバランスがわからないし、何か皮肉のようなものを込めている可能性もあるが、とにかく、こういう言葉使いを「正しい敬語」などと思ってくれるな。妙~~~~~~~に言葉遣いにこだわる幼児だった息子なので、大丈夫とは思うが、一応。

「たとえば、遠方からこられたお客様に、あんたはどういう言葉をかける?」と、テストしてみた。

息子、ちょっと考えて、足を組んでこちらに向き直り、ありもしない肘掛にひじをかけ、あごをしゃくるように、若本則夫的美声で演じた。

「よぉく来たな」

はいはい、どこの魔王様ですか。まずは粗茶を食らうがいい!ですか。

「それで、お客さまに対応するの?」一応、突っ込んでみた。息子、急に着替えを準備し始め、「あー俺、今風呂入るところだから」と、母ちゃんの教育なんかに付き合ってられるかという態度を見せた。

「風呂?『私はこれから風呂に入るところだ。存分に、私の入浴シーンを鑑賞するがいい!』かしら……?」

「ちょ( ゚д゚ )」

「それとも『どおぉぉぉだ、私の裸体は?』かしら?」
「……ちょ( ゚д゚ )(やべえ、この母やべえ)」

息子は観念したらしく、正解を述べた。さすが、天災の名に恥じぬ…ああ、違うわ天才の名に恥じぬわが息子。先日、とある進路説明会で、「最近は敬語は(どーせ今時の若者は誰も使えないので)さほど企業の選択ポイントになりません」というのを聞いて「ハァ?」と声をあげたくらい、妙に敬語好きの息子だ。今はフリーザ的慇懃無礼に使うことが気になるが、……、きっと、美しい日本語として使ってくれることを期待する。

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2008年12月 4日 (木)

恐れ多いのだが不整脈です

昨日のブログを書き終えた後、息子がバイトから帰るなり言った。

「俺、今日やっとクロノクリアしたわ」

「えっ」思わず息を呑んでしまった。
「ああ、俺はゆっくりやっているからな」
いや、別に「今頃クリアしたの(^m^)プ?」とか思ってるんじゃない。
「あたしも今日、初めてクリアしたと日記に書いたところだよ」
「えっ…」

ああ、なんという一卵性親子。

さて、シンクロすると言えば、私はこのところまたひどい不整脈に悩んでいる。外歩きをしているとひどい動悸と息切れ、呼吸困難に見舞われるし、会社に戻ればそれが咳となって出てしまう。
「うがいしたら?」「インフルエンザじゃないの?」と会社の人に心配をかけてしまうのだが、「いいえ、大丈夫です、風邪じゃなくて、心臓ですから~」と言って、また心配をかけてしまうのだ。

それが今朝は「ただの不整脈ですから」と言ったら、「陛下」と呼ばれてしまった。

恐れ多い。

今上陛下のご快癒を心からお祈り申し上げます。

ああ、昔私の母は、美智子様といつも同時期に病気をして、「やっぱりママは高貴なのね♪」と妙にうれしそうにしていたのだが、私もそんな年になってしまったか。

病院にいっても異常なし、で済まされるので(健診で1分くらい心電図をとっても、何も出ないのだ)多分、問題の無い症状なのだと思う。

たとえば今日は内勤中心だったのだが、げほげほ言いながら面倒な仕事をし、ちょっと一服……と、ラクガキをしたりネットを見たりしてリフレッシュしている間は……心臓は実に穏やかで、呼吸もラクなのだ!

なんという現金な心臓!

原因は、ただのストレスじゃないか!w

これで病人面したら、ただの「適応障害」だわ!w

しかしまあ、ストレスも見くびっていると怖いので、こんなご時世ではあるけれど、楽しく生きていこう。会社が青色吐息で、本当に、いろいろあるけれど。

私は40代。一番働いて、社会に貢献しなくてはならない充実した年だ。ただのヒラ社員の上外回りの営業なので、たしかにいろいろ八つ当たりされたりもするが、責任が少ない分、なんということはない。責任ある人は、発破をかけながら、きっとかけられる私よりつらいストレスを感じていると思う。

で、日本の中で特殊な位置にあられるあの孤高の人は、70代の癌患者というお立場ながら、常に微笑を浮かべ、月70もの公務をこなしておられている。

未曾有の危機の時代、ふとこういうお方の存在に、勇気付けられる思いである。

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2008年12月 3日 (水)

一気に2つ、クロノのエンディング

ふと気がつくと、街のゲームショップではディシディアのデモが派手にされている。ポーションのTVCMまで流れ始めた。18日にはディシディアだ。クロノも、のんびりしている場合ではない。

というわけでとっとと黒の夢3つをクリアし、もちろんプリズムメットは計6個、プリズムドレスは3個ゲット。とりあえず2周目に行こう!と、電車の中でラスボスを倒した。

ああ、懐かしいエンディング。何度見ても涙が出る、ハッピーで切ないラスト。電車内だから音は消しているけど、しっかり脳内に音楽が流れる。

DS版スタッフロールが流れた。名前が出るだけかと思っていたら、なんと上画面に鳥山明氏のイメージイラストが出るではないか。トリミングなしなので、通常断ち切りになる部分も見える。どのイラストも、本当に素晴らしい。

そしてようやくセーブに入った。やれやれ。

追加要素の「次元のゆがみ」が現れた。こちらはおもしろいのだろうかと思いつつ、「つよくてニューゲーム」を開始。

ああああああああ。

あの、お祭りの朝、花火が上がり風船が舞うのどかなオープニングシーンに、妖しい「次元のゆがみ」があああああああ。

クロノの家のすぐそばだけど、森が邪魔してそこに行けないようだ。…シルバードが飛んでから、出現してくれていいですw

そして、お約束だがいきなりマールと二人でラヴォスに挑戦。ずっと使ってなかったマールだが、頑張ってもらった。

そういえば私の友人は、何も知らずにSF版のこの「開発室」エンディングに来てしまったのはいいが、クロノ一人で瀕死だったため、牢獄にいたスタッフに殺されてゲームオーバーになったという。

エンディングでゲームオーバーになれるゲームは、クロノトリガーくらいだと思う。

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2008年12月 2日 (火)

むしゃくしゃしたので息子を自慢することにした

息子とクロノトリガーの話題が絶えない。

本当に、クロノトリガーは稀代のゲームだと思う。今見ても古さを感じさせないグラフィックはどうだ。鳥山明氏のイメージイラスト、まさに氏の最高峰ではないか。個性豊かなキャラクターたち、魔物たち。FFとDQという2大RPGの良いとこどりでありながら、初心者でも楽しめ、てこずらされ、奥の深さを感じる。追加の「竜の(ryにはがっかりだったが、その分当時の、練りに練りこまれたシナリオやシステム、マップが、「当たり前」ではなく、素晴らしいものなのだと再認識できた。

さて、昨日大暴れするわ今朝大寝坊するわの息子。

「さあ、ママは働いて、ご飯作って、食べ終わったわよ!そこどいて!」と詰め寄った。今日のご飯は、買ったばかりのオールパンで、「水無し水炊き」だ。なんというか、「意義あり!」なレシピだ。

鶏肉と、たっぷりの白菜などの野菜で、ほんの少しの水分で煮あげる「水炊き」。パソコン前から追放された息子、しぶしぶ口にして「うめえ(*´Д`)」
これまでの、骨付き鶏肉を保温鍋で炊いて、エキスたっぷりの汁で野菜を…の、子供達大好物の我が家流水炊きより気に入ったそうだ。

そして息子は、食後にDSクロノトリガーをやるべく、DSを探し始めた。……が、無い。

「俺のDS知らね?」「知らないわよ」
知るわけが無い。ママはこう見えてもフルタイムで働いてますからね。このところ心臓の調子が悪くて「早く帰れ」と言われながらも、帰れませんからね。肉切って野菜切ってご近所の方のお話聞いて、でもういっぱいいっぱいですからね。
「落としたわけじゃないだろうしなあ」「…落とすなよそんなの…orz」
ほんと、毎日いくら言ってもシャツを洗濯機に入れないだらしなさ、なんとかしないといけない。大事なゲーム機まで見失うなんて、それじゃどこに行ってもダメだぞ。

というわけで無視していたら、息子が「あった~」と叫んだ。まあよかったわね息子ちゃんっ!と顔を向けた。

息子の可愛いDS(貴重ならきすたケース入り)は、とんでもないところにあった。

ドアノブの、上である。

「ちょwwwwなんでこんなところにあるんだよwwwwおかしくねwwww?」

とか言われましても、ママだって、そんなところに諭吉レベルのアイテムを放置するなんて、「発想」すらない。

「ママは知らないわ。まあ、うちの息子は『天才』だから、いろいろ計り知れないわね」

ホント、うちの息子は天才。こんな、常人には思いも及ばないところに大事なものを置くし、そういえば私はこの子を育てるとき、すっごく慎重になって、2歳くらいまで人口調味料はもちろん、市販のお菓子など一切与えず育てたっけ。
今は食べ残しが多くて本当に困っているけど、天才の息子のことなので「かわいそうに、本当にうまい○○を知らないようだ」とでも言いたいのかもしれない。しかし…明日この時間に来てください、本当にうまい○○をご馳走しますよ、という展開も無いし。もちろん、いつかこの「天才息子」が100倍くらいに幸福を返してくれることを信じている。

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息子が久々に大暴れ

昨日の朝、息子が久しぶりに大暴れした。

不満の原因は「パソコン使わせてくれない」だった。

しかし、娘も使うし私は仕事でも使う。使っていいよ、という時には息子は遊びに出かけたり、寝てしまったり。「今使う?」と聞いても「今使ってもしょぉーがねえだろぉー!」で、平行線。物を投げまくり、また窓ガラスが割れた。洗濯用洗剤がぶちまけられた。卵1パックが、玄関ドアにぶつけられた。卵パックは息子の私物か?まだ暴れていたのだけど、朝把握した被害はそんな感じ。あ、私もものをぶつけられて、おかげでペンタブにコーヒーが染みてしまったっけ。

卵だけは、腐るし近所にも迷惑なので朝出勤前に始末した。
「あーもったいない」
外にまで流れ出した卵液、ドアに挟まって取れない殻。

けど、なぜか心が落ち着いている。以前なら、情けなさや怒りで心を乱しながら片付けたものだけど。

なんでだろう?

「息子もすぐ反省するだろう」と確信していたから?
以前と違って、我に返るのが早い。こちらが熱くならなければすぐに冷静になるだろう。謝りはしないとしても。

また、「俺今日学校休んでパソコンやるぞ」というのにもほとんど相手をしなかった。「行け」ともなんとも言わず、黙々と片付け。そして「昨日で定期切れたよね、回数券代」とお金を渡しに行くと、なんと制服に着替えている最中だった。

帰宅すると息子は嬉々としてパソコンに向かっていた。「おかえりー」と、いつもよりかわいい声。脱ぎ散らかした制服を見ても、ちゃんと学校に行った様だ。「ほらー脱ぎ散らかすなってー。ワイシャツは洗濯機に入れて」と声をかけ、適当にご飯を作った。

息子は何も言わず、お風呂の準備をし、とっとと入った。なんと言ういい子っぷり。

早く帰宅したおかげで、珍しく「ヤッターマン」が見られた。息子と見るのはひさしぶり。なんと歴代タイムボカンシリーズの3悪が何人か出ていた。
「うわあああマージョさま~~~! マージョさまのセル画、持ってるからねw」
「すげーーーーーー」
今日は野球ネタ、ものまねネタ満載。松坂、イチロー、ゴジラ、ダルビッシュなどにしか見えない少年野球選手がどかどか出てきた。
ボヤッキーがピッチャーをすれば「にょほほほ~~」
「きゃあああ~~~岩田鉄五郎wwwww」

全国の女子高生というよりは、お父さんお母さんのために作っているようなアニメだ。息子もこの圧倒的なパワーに「すげえ……ハヤテ(のごとく)みてえだ…」とつぶやく。

「何言ってるの。ネタ満載、時事ネタ盛り込みは、こっちが元祖だよw」

仲がいいのか悪いのかわからない親子。
ご近所の方、お騒がせしてすみません。

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