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2008年12月31日 (水)

一期一会

大掃除と、おせちと、なんかいろいろの間、昨日の買出しのついでに有明ビッグサイトへ。

このコミケではコスプレ会場が2つになり、拡張状態だったらしい。

コスプレイベントは、今数多くあり、もしも漫画やゲームから飛び出てきたような、超ハイクオリティのコスプレを見たければ、正直ほかのイベントや雑誌などをオススメする。

しかしコミケのコスプレは、独特のアットホームな雰囲気や、アイデア勝負が楽しい。写真は撮れなかったが、なぜかフットワーク(今は無き宅配業者)のコスプレイヤーのあとをずっと歩いていた。……いいなあ、こういうの。

2chキャラのやるおのコスプレもあった。もちろんカブリモノだが、中の人たちが妙にイケメンだった。かぶる瞬間を見た我々ギャラリーは口々に「イケメンなのに」「イケメンが」とざわざわ。イケメンの無駄遣いも、またよい。

美味しんぼのコミックス版海原雄山は、いつもおなじみの方だろうか。細かなところまで、ネタ満載の段ボール芸であった。

アニメ、漫画の祭典ではあるが、そうではないキャラクターのコスプレが輝くのもコミケの特徴だ。お笑い芸人の「髭男爵」を見かけた。樋口君も良く似ていて、これは取らせてもらわなきゃ! と並んでいたら、もう一人、なかなか良く似ている山田ルイ13世が乱入。ダブル貴族の「ルネッサ~ンス」、おかげでベストポジションで撮影できた。(未許可なのでアップできなくて残念)

こういうことも、コスプレの醍醐味。超絶クオリティのために、一切そういうのを排除する人も要るけど、(それはそれでわかるんだけど)同じ作品のキャラとかが集まってお祭り騒ぎなのも楽しいもの。

昔、「幻想水滸伝」が流行った頃は「108人集める!」と呼びかけていた人を見かけてついウケた。坊ちゃん108人ならまだ集まりそうだけど、オヤジやオバさん、人外も含めたキャラクター108人そろえるのは奇跡に等しい。

108人とはいかなくても、「このメンバーが揃うのは奇跡!」という出会いが、けっこうある。私はふらりと写真を撮りに行くだけだが、「このコスプレが見られて幸せ」「このメンバーが集まったのを撮れて幸せ」という、そんな喜びを求めている。

今年も、ひょんな検索ワードから迷い込まれた皆様方と、一期一会の年でした。皆様、よいお年を……

先ほど紅白歌合戦を見ていたら、ジブリメドレーを歌う平原綾香さんをみて、娘が「ああ、えーっと、『月』歌った人……」

歴史、地理ばかりか、「木星」と「月」の区別もつかないのかと。orz

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