ゲームでトラウマが癒せる?
「テトリス」でPTSD和らげる 英 というニュースを見かけた。
何か以上犯罪があると「犯人の少年はこんなゲームを」などと報じられ、「ゲーム脳」などという言葉も生まれ、何かと肩身の狭いゲームファンには、ちょっとうれしいお話。
私も心が壊れたときに、ゲームにのめりこんでなんとか生きてきた。傍目には異常な後継だったかもしれないけれど、あの時ゲームがなかったら今こうして笑っていられるかどうか。
しかし、テトリスでPTSDは和らぐかもしれないが、「ゲームをやめても上から目の前にピースが降ってくる」「夢の中でも必死で積んでいる」「路面のタイルを見ると一気に消えそうな幻覚に襲われる」という副作用は、どうなんだろう。
| 固定リンク
コメント
これは私も本気でその通りだと思っています。
私自身、あんまりゲームやらない人間なんですが。
それでも数少ない経験でも、ゲームに明らかに「癒された」経験はあるし。
すでに1996年に精神科医の香山リカさんが、
『テレビゲームと癒し』
という本で、同様の主張をされています。
ゲームやってた子が異常犯罪を犯すと、
私なんかは、
「ゲームをやる量が、まだ足りなかったんだね」
と思ったりします。
投稿: まーく | 2009年1月12日 (月) 14時55分
まーくさん、ようこそ~!
>「ゲームをやる量が、まだ足りなかったんだね」
いいですね!
ゲームにのめりこむ人間には、何かしら問題を抱えているということも考えられるので、「ゲームをやる」ことが犯罪や異常行動につながるのではなく、逆にそれを必要としているからのめりこむのだ、とも言えると思います。
家族などが異常なくらいのめりこんでしまった場合は、無闇にやめさせるよりも、どうしてそうなったかを考え、根本的な問題を解決するように働きかけるほうがいいですね。
投稿: 闇鍋奉行 | 2009年1月12日 (月) 21時33分