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2009年3月 4日 (水)

リアルに見た「ネットいじめ」

ケフカのレポートゲット。……やっぱり、よくわからないキャラクターだった。一言で言うと「当たればもうけもの」????技はそれぞれおもしろいけれど、トリッキーすぎてわけがわからない。いろいろな技を覚えれば覚えるほど、使い方がわからなくなっていく。

「攻撃が必ず当たるアクセサリとか……無いよな…」…あるわけない。

おっメテオおもしろそう! とセットしてみた。千葉繁さんの声とともに楽しんでみる。

かーーーーーーーーっ! きぃーーーーーーーー! かーーーーーーーーーっ! きぃーーーーーーーーーーーーー!かぁーーーーーーーーー

やかましいわ(`Д)ノ!

情緒不安定で、中二病真っ只中の娘。最近いろいろ気になることを言う。

「私、勝った。あいつ、豚死ね、ゴキブリ死ねとか延々ブログに書いてたんだけどさあ、そういうのよくないですよ、ブログやめたほうがいいんじゃないですか、っていう書き込みがいくつか続いてwwwあいつ、じゃあブログやめますよとか書いてんのーwwで私、そんなこと言わないで、楽しみにしていますからとか書いたんだけどーーー」

と、娘の大声に、昼夜逆転の息子が「うるさい!」と起きてきた。日曜の、昼のことである。

事情をよく知らない息子は、そんな痛い奴放っておけとか厨にかまうのも厨だとか説教を始めたが、事情を知る私は、目配せをして息子を黙らせた。さあ、それより昼ごはんだ。

娘が私の実家に帰り、息子がバイトから帰った夜、少しリラックスしたところで、「事情」を話してみた。

その荒れたブログ主…仮にQとするが、Qの書く「ゴキブリ」とは、「多分私のことー♪」と、娘が言う。Qは、娘のリアル知り合いである。娘は友達のブログを見つけ出すのが得意で、これまでも何人か見つけてはウォッチしている。Qのブログもまた、そのように見つけてきてひそかにウォッチしていたようなのだが……

先月、娘と何人かの友達が、Qにいたずらをしかけた。架空の女性像をでっちあげ、バレンタインチョコを渡し、その反応を楽しんでいたというのだ。やがてQもそれに気づき、事の顛末を書くことなく、ブログで死ね死ねの連呼を始めた。そんな様子もまた、娘は楽しんでいたのだ。

最低だ。

これまで私は子ども達に、時に残酷描写も含まれるような漫画も読ませてきた。しかしそれは、人間の弱く醜い部分を知り、虐げられる弱者の心情を知り、最終的には相手を思いやる心を持ち、逆境に負けない強さを持ち、間違ったことをしない正しい心をはぐくんでくれることと期待してのことだ。

にせバレンタイン???私の世代なら、「ウラミハラサデオクベキカ」と魔太郎が来るだろうし、子どもの世代なら地獄少女が「いっぺん、死んでみる?」じゃないのか? 私の子が、高橋葉介の「学校怪談」で育った子が、そんな卑劣でゆがんだ遊びに興じて人を傷つけるなんて、考えもしなかった……。

という話をしたところで、息子の顔色も変わった。中学不登校時代に、級友に殺意を持ちながら暗い部屋で黙々と鍛え、修学旅行の風呂場では「……なんでそんないい体してるんだよウホッ←(これは違う)」と恐れられた、無駄にたくましい腕と拳が、わなわなと震える。

「俺、腐児子と仲間の顔、形が変わるまでぶん殴りてえ」

……うん、そうだろうと思ったから、昼間言わなかったんだ……。

先週、息子は2度ほど大暴れした。理由は、これよりももっと些細なことだ。…というのは私の視点で、息子にとっては母の私も万死に値する!くらいのことなんだろうけど、深夜、皿、茶碗、醤油瓶(いただきものの高級品だったのに…)と窓を叩き割ったのが1回。やはり丑三つ時、風呂場に逃げた私に、やはり皿や茶碗等をばんばん投げたこともあった。想い出の品(セーラームーンの茶碗…)も粉々。コレールのボウルも、木っ端微塵だ。

子ども達が小さい頃、割れにくいことを考えて、購入したものだった。丈夫が売りのコレールも、息子のような屈強な肉体と、「壊す! もうぶっ壊す!」という強い意思があれば、まさに木っ端微塵なんだなあ…しかも、踏めば重傷間違い無しの形状になってしまうんだ……。幸いこれではないけれど、風呂場から出て自室の布団に帰ってみれば、布団血だらけ。小さい欠片、踏んだ~。

というような兄に、「事実」を知らせたら布団血だらけレベルじゃないことになりそうだ。よそのお嬢さんまで、顔の形が変わるまでボコボコにとか……orzあのね、ああいう漫画から学んで欲しいことはそういうことじゃない。そうじゃないんだ、二人とも。

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