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2009年6月29日 (月)

ロリコンフェニックスを読んでみた

ふはー! 3日連続APアップで、なんとか92%までやれたー!

というわけで、息子超オススメの「ロリコンフェニックス」を読んでみた。

実に、実に素晴らしくくだらない。

理想の美少女・未亜ちゃん(小学5年生)を変態の魔の手から守るため、半裸にゴクラクチョウ(?)の仮面を被り、闘うフェニックス(26歳・ニート)。しかし未亜ちゃんには、BL団……ボーイズラブではない!ブラックロリータ団の変態魔人どもが……!
BL団の秘書が、ネコ耳女装の美少年というのも息子のツボだろう。
全編下ネタ、マッチョな裸体の乱舞という悪夢の連続! スピーディーなネタの展開も楽しめる。

が、一方で娘の母親として、複雑な思いもある。

我が娘は、まさにそのくらいの年頃に性犯罪に遭っている。

そんな深刻な状況ではない……とはいえ、体以上に娘の心へのダメージは大きかったと思う。あんなに明るく、素直で頑張りやだった娘が、あの日を堺に変わってしまったのを、母親の私は知っている。

世の中には、もっと深刻な被害にあった女の子もいる。もしもまた、そういう恐ろしい事件が起きたりしたら、また漫画狩りが起きるだろう。最近も国会で児童ポルノについてあのアグネス・チャン氏が発言し、徹底弾圧を訴えたばかり。

今、この漫画が普通に出版され、ああなんと馬鹿馬鹿しいwと笑って読めるのは幸せなことだ。とりあえず最近は、そんな事件が起きていないのだから。

願わくば、こんな漫画がいつまでも楽しめる世の中でありますように。

☆  ☆  ☆

私も10代にはよく痴漢や露出の被害に遭ったが、娘は小さい頃からなぜか露出狂を見る傾向にあり、「何本も」見せられている。

で、提案したいのだが、露出狂などは1人、2人でなく、1本、2本で数えたらどうだろうか。

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2009年6月27日 (土)

今夜はチョコボを寝かさないぜ!

果てしなきAP稼ぎ生活に入った今週、秩序の神か混沌の神が、立て続けにAPアップの日を設けてくれた。

なんと、昨日・今日・明日は3日連続でAP稼ぎができる!これでなんとか90パーセント台にもっていきたい!と木曜の夜から待ちかね、カオス叩きを始めてしまった。

ディシディアのチョコボは、日付が変わると眠り、プレイプランがリセットされる。が、カオスと戦っているとチョコボが歩かず、そのままになってしまうのだ。(だからレベルあげにも使われる

で、うちのチョコボはその晩から寝ずに飛び続けているw

まあ、数日前には一日眠りっぱなしだったしこの3日は飛んでいてくださいな。

使用キャラをセフィロスからスコールに変えた。セフィロスも長くカオスと戦っているとさすがにパターンを読み、それなりにかっこよく使えるようになったので名残は惜しかったが、カオスでAP稼ぐのには、スコール最強かも! すごいスピードで倒せるので気持ちいい!

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2009年6月26日 (金)

今日の息子はご機嫌らしい

昨夜、漫画について熱く語り合ったせいか、息子は頗る機嫌が良い。素直にママにPCを明け渡すし、まだまだオススメ漫画があると見えて、化粧を落としているところにまでやってきて語る語る。

「ロリコンフェニックスおもしれー♪」

ロリコンフェニックス 1 (角川コミックス ドラゴンJr. 103-1) Book ロリコンフェニックス 1 (角川コミックス ドラゴンJr. 103-1)

著者:松林 悟
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息子一押しらしい。しかしママはこれでも忙しい。っていうか、それが息子が母親に勧める漫画のタイトルか?

「……連呼しないように」
「ロリコンフェニックスおもしれーロリコンフェニックスやべえーロリコンフェニックス、バカだー」
「…褒めてるんだよね?」
「もちろんさ(゚∀゚)!」

…あとで読もう。

今日は蒸し暑い一日だった。息子は学校で野球をやらされてぶちきれていた。

「野球なんて、こんな時期にやるもんじゃねえよ!」

って、高校球児など、今が野球シーズン真っ盛りではないのか?

「野球なんて、人間のやるもんじゃねえよ!」

……そんな無茶な。古今東西、それは人間のゲームだろう。

「じゃああんたは、イチローが人間じゃないっていうわけ?…あ、人間じゃないかもしれない…」
「イチロー、人間じゃネエよ」
「けど、松井は人間でしょ?」
「松井はゴジラだよ! 佐々木は大魔神だよ!人間じゃネエよ!」

……そうか。言われてみればそうだな…( ゚д゚)

また息子の天才っぷりに触れた。

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2009年6月25日 (木)

息子が漫画を大量に買ってきた

またオフ会に行ったらしい息子が、両手に大量の古漫画を買ってきて、いろいろ勧めてくれた。

勧めてくれるのはいいのだけど…明らかに買いすぎ。ダブっているのもあるし、ただでさえ家が片付かないのに。

「あんたお金あるねー…ママなんか買いたくても買えない本が、山ほどあるわ」
家のお金がなぜか消えていく(苦笑)という事情もあって、つい嫌味を言ってしまう。息子は怒った。

「はあ? これ全部105円だし。大体、自分のセンスを信じられないなんてかわいそうだね」

息子は、自分の漫画やアニメ、ゲーム、フィギュアなどへの審美眼を誇っており、自分の買うものは絶対に正解だと言う。そりゃあ結構なことだが、もしも私が同じように自分の目を信じ、欲望の赴くままに本を買っていたら、とんでもないことになると思う。

寄生獣完全版(1) 寄生獣完全版(1)

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おお、これは。

ママが長年読みたくて読みたくてたまらなかったが我慢していた「寄生獣」ではないか。

闇鍋さん、これも読んでないのに漫画について偉そうに語っていたの??wwwと笑われそうなくらい有名な作品だが、これが話題になっていた頃の私は、この気難しい息子の育児で心が壊れそうだった。

そうでなくても妊娠中から大好きだった高橋葉介や花輪和一を封印し、残酷表現のあるものは手に取らないできた。この作品も喉から寄生獣が出そうなくらい読みたくてたまらなかったが、絶対自分の精神状態によくないと思えたので避けた。

子どもが大きくなって少し余裕が出た頃に、この完全版が出たと思ったが、そのときは「子どもがうっかり読んだらいけないのでは」と思い、また我慢。ったって、子どもは勝手に葉介などに手を出していたので、無駄な努力だったのかもしれないが。

3巻までしかないが、やっぱりおもしろい。それに、恐ろしくはあるが、むしろ人間的な感情の尊さをより感じられる。…あ~もっと読みたい!

あと、息子オススメの本のなかでは

大魔法峠 大魔法峠

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が秀逸だった。

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2009年6月24日 (水)

親子喧嘩が日常

昨夜も息子がぶちきれた。

どうせ、私自身は「何が悪かったの???」というようなことだが、息子には殺してもあきたらないくらいのことだったらしい(ていうか、覚えてない)。

器2個、タンブラー1個が台所に投げつけられて破壊された。あと、長年我が家においしい水をもたらしてくれたトレビーノ君が、壊された。

…ただ、トレビーノ君はばん! と振り回した拳にやられて落っこちた後、カセットがはまらなくなってしまったというわけで、一応温情判決で息子への請求書からははずそうと思った。

浄水器がないと不便。今日はすぐに買いに行った…けど、わが社は夏を越せるか分からない状態。今月は、息子の学費33万があるし、税金を10万ほど払わなくてはならない。帰ってきた夫の誕生日に父の日、……なぜか子どもらでなく、私が、自分自身の父親とおそろいのものを買うハメになったし、今週末には娘の誕生日だ。夫の実家にもお中元くらい贈りたい。ボーナスなんか期待できないのに、厳しすぎる情勢。

仕方なく、ワンランクダウンの機種を購入。帰宅して「買ってきたよーつけてよー♪」と優しく声をかけたが(それで頑張れれば、息子も気が楽だろうと思って)、「ハァ?」とガンつけられた。…私の父はいろいろ問題のある性格だが、とりあえずこういうことはさっさとやってくれる人だが、よく考えれば夫はこういうのが苦手だ。結婚以来、蛍光灯の取替えは愚か、テレビやステレオの設置なども結局私がやったほうが早かったりする。浄水器もかつて自分でつけたことだし、息子の成長ッぷりを見られないのは残念だが、取り付けちゃえ。

で、ご飯を作り、私が食べ終わり、お決まりの「パソコン代われ」「いやだね」の親子の触れ合い。

私の言い分はこうである。「私のパソコンを使えないというのはおかしい。私は今日、必死で働いてきて、買い物もして、浄水器を取り付け、ご飯を作り、昨日あんたが食べ残したものも食べた。何で遠慮しなくてはならない。あんたに請求している金額は、実際に自分が受けた被害よりもはるかに小さい。こうすることでしか、あんたに責任を感じられないのなら仕方が無い処置。むしろ私は甘やかした親と言われる。あんたがこれ以上異常行動を起こすのなら、ネットを使えなくすることもやむなし」

息子の言い分はこうだ。「俺の周囲には、むしろあんたは『虐待親』という認識だ。昔俺が友達を呼んでもいいと言われるように部屋の片づけをしたのに、あんたはそれを踏みにじった。俺の寝床もなくした。俺がこうなったのはあんたのせいだ。だから、あんたにあれこれ言われる筋合いはない。ネットを使えなくするとか、この家を売るなどとなったら、俺は全員殺すからな」

ふう。

「そうは言うけど、現実問題、ネットが使えなくなる、この家に住めなくなるという危機感は持て。ママの仕事がなくなれば、そんな悠長なことを言っていられない。ローンと管理費、ネット代は、パパのお金からまかなっているのだけど、先月はなぜか、13万のはずが、11万になっていたしね。何者かによって、ネット代と、ここに住む権利が、奪われたってわけ」

ポーカーフェイスの息子も、これには動揺した。先月の話など、親はどうでもできたと舐めてきたんだろう。

「パパもこのことを知って、ああ本当なんだな、と理解したよ」

そのあともぎゃあぎゃあ言い合ったが、結局息子はパソコンを終了し(再起動じゃないのかよ!w)、部屋にすっこんだ。

しばらくして、いろいろ考えたことをぶつけに来た。

「あんたは自分の都合のいいように周囲に理解させている。俺だって、周囲は理解してくれている。結局、互いの主観を語っているだけだ」

そうだね。さすがはわが息子、賢いじゃないか。たいていの喧嘩は主観のぶつけ合い。痴話げんかから裁判沙汰、戦争にいたるまで同じこと。絶対善と絶対悪の戦いなんか、ファンタジー以外にあるものか。当たり前のことだけど、自分でそこまでたどりつけたことは素晴らしい。

ところでボイチャ中、本名を呼ぶと「身バレすんじゃねえかよ!」と怒っていた息子。

これからは家庭内でも

「るりぴょん~~~(仮名)ご飯よ~~~」と
ハンドルネームで呼ぶべきかしら?

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2009年6月23日 (火)

ネトゲのデータを消されて暴れる少年の映像が話題を呼んでいるようですが

http://www.youtube.com/watch?v=YersIyzsOpc

大変、大人しい少年ですね。壁は綺麗だし、物を投げたりもしない。怒りを他へぶつけることなく、内に向けています。

うちの息子にとってはこのくらい日常だし、それを逸脱している状態。私はどんなに腹立たしくても、彼の大事なネットゲームのデータを消そうとは思いません。こんなもので済むはずがないですから。

むしろ、この少年は、私自身です。

大事にしていた少年チャンピオンを親に捨てられたり、大事にしていたブラックジャックのポスターを弟に破られて、何度こうなったかわかりません。中学の頃は、やたらと自分に刃を向けていました。ずっと、自分の腕に噛み付いてもいました。自分の大切なものを蔑ろにされた恨み、苦しみを他にぶつけたら、自分が終わり。親にもわかってもらえないもののために、暴力に走っていてもだめだ。わかってもらうには、それなりの知識や言葉が必要なのだと、暴れ、奇声をあげ、自分への暴力に苦しみながらも、本を読もう、新聞を読もう、漫画などとバカにする大人たちに認められて対等に話をしようと、そう思ってきた10代。

少年よ、その苦しみはわかる。

が、同時にデータを消したお母さんの苦しみも考えるといい。

今日の朝日新聞、浦沢直樹の新作「BILLY BAT」の新聞ジャック広告がおもしろかった。

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2009年6月22日 (月)

レベル1のカオスに負けた

土曜の夜、めでたくルフェインハンドを手に入れ、ルフェインコンプリートーーーーーーー!
Y⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒Y

…が、ミッション「垂涎のコレクター」がクリアできておらず、慌てて調べまくってしまった。あれほど気をつけていたが、どの武器を手に入れ損ねていたか…? と、随分調べたが穴は見つからず。

結局、まさかの防具、アダマンベストを作っていなかったのに気づいて、垂涎のコレクタークリア。報酬は……なんでフースーヤのアイコンなんだorz渋すぎる

さあ、次の、おそらく最終的な課題はミッション70「AP30万」だ。「マップ破壊」はもう手が届きそうだし、S.I30回クリアだって辛くはない。一番の難関と言われる「己がエルドラド」は、他のミッションをクリアしないとクリアできないというわけなので、結局ミッション70。ヘタにやっていれば一度の戦いで1しかもらえないAPを、30万も集めろって言うのだ。過酷過ぎる。

今、すべてのキャラクターがマネキネコ装備。重装備ができるキャラを中心に、ダイヤ装備で、APチャンスをひたすらクリアしている。これで通常一度のバトルで9AP稼げる。スペシャルデーなどAPボーナスがつく日は、なんと18APだ。そしてレベルはなんでもよいのでカオスを上手く倒せれば、短時間で54APも手に入れられる。

それでも。1パーセント稼ぐにも気が遠くなるほど闘わなくてはいけないが、まだ80パーセント台に入ったばかりの状態では、この作業をひたすら続けることもやむなし。もう、ほかに欲しいものもないのだから。

で、スペシャルデーの昨日と、APアップの今日、ひたすらレベル1のカオスを倒し続けている。

「ダメージ1142以下の□攻撃」が出たらキャンセルすれば、たいていAPチャンスをクリアできる。

が、カオスはその名の通り、強さが「混沌」なのである。

普通にやっていれば相手の攻撃を華麗にかわし、一度の□攻撃で9999のダメージを与えていける。

が時折、カオスがやけに頑張る。

間髪をいれずに攻撃を繰り返したあと、神竜を召喚。

この神竜が厄介すぎる。秩序の駒も混沌の駒も、皆「召喚は1バトルに1回」のおやくそくを守り、お行儀よく闘っているのに、カオスときたら、何度でも呼ぶ。
ことに厄介なのが2回目のバトルで、すごい勢いでこちらのブレイブを減らしてくるやつだ。リヴァイアサンなんてものじゃない、9000以上あったブレイブが、瞬時にひとケタになってしまう。「7575以上の□攻撃」の時には、これでほぼ絶望的になってしまう。

神竜召喚中は、これまたカオスがはりきる!狂ったように暴れまわり、ブレイク。そうなると2000以上のブレイブになり、すかさずHP攻撃(無敵状態)! ぴこ~~ん!と、カオス激しくレベルアップ。あーやれやれ、ようやく神竜の効果がきれたわーと思ったら、また呼ぶ。 ざ、ざけんなああああああああ!

なんてことを繰り返した挙句、昨日ついに、レベル100のバッツが、負けてしまった。

レベルががんがんあがっていたとはいえ、最初はレベル1。どうあってもたいしたレベルではないはず。

でも、あんなに神竜呼んで、間髪いれずに暴れられては……orz

あと、3回目のバトルも神竜がうざったいが、「究極の混沌」がまさに混沌。巨大化して無敵になり、一方的に攻撃されてしまうのだ。

これを2度も3度も連発するのは、勘弁してください!

正直、レベルの低い適当な相手をこつこつ倒すほうが効率的かもしれない。

が、「また48APしかとれなかったわムキーーーーー!」というくらい闘志をわかせてもらえるのもまた、妙である。

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2009年6月21日 (日)

親連れオフはどうですか?

「俺、明日○○に出かけるから」

へー、そんな遠くに?何しに?(またオフ会とかかしら…)

「明日はちょっと演奏会があるんだ。曲目は○×▼……」

あら、人気のゲーム音楽やネットで話題の曲ばかりね。そんなイベントならママも行ってみたいわ。入場無料?一緒に行こうか?

「…いや、勘弁。オフ会も兼ねてるし」

あーやっぱりね。でもさあー

「オカンつれてオフとか、おしゃれじゃね?」

と、言ってみた。ついさっきまで不機嫌で、殴るぞゴルァなオーラを出しまくりの息子が、びびった。

「や、マジありえねえ!www」

「○○○○の母でございます。このたびは…とか」

息子は引きつった笑いを浮かべながら震えだした。

「ちょwwwwwwwなんで、俺のハンドルネーム知ってるんだよ!!!!」

なんでって…あんた普通に言ってなかったっけ…て、考えたら、私のディシディアフレンドカードにその名前があるのよね。それ、ハンドルネームだって言っていたし。「まあ、なんでオカンつれて来るんだよ!って、オカン妙にゲームとかアニメとか詳しいしーーー!」と、恐怖のどん底に陥れられることでしょうね。それに。

○○○○は、それなりにネット世界では人気があるらしい(もちろんあの馬君とは比較にならない)けど、母のブログを見られたらどうなるんだろう?

まあ、私は愛情を持って息子の日常を描いているだけなんだけどね。

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2009年6月20日 (土)

ダメキャンドルナイト

昨夜は電気工事で珍しく一帯が深夜2時から停電。「ざけんなよー!ゴールデンタイムじゃんかよー!」ネトゲやチャット廃人(今は学校に行っているが、家族に迷惑かけているからそう認定させてもらう)にはそうだろうが、普通に考えて、その時間が一番被害が少ないだろう。あきらめて早寝早起きせよ。

と、私はとっとと寝た。…が、ふと夜中にトイレに行きたくなった。

静かだ。停電の夜なんて、私の子供の頃にはよくあったが平成生まれの子には理解しがたいんじゃないかもしれない世界だ。「何時かな」と寝室のDVDレコーダーを見たが、真っ暗。ああ、たしかに停電。

しかし、リビングのほうにはなんだか赤い光が見える。…非常灯とか、あったか???

息子が何か、明かりを確保しているのかもしれないし、とにかくトイレに行こうと思った。リビングの光は、何かよくわからないが、大きなろうそくのような……大きな炎で、息子はそこの隣で寝ていた。これ、普通にやばいだろう。息子の寝相の悪さはギネス級。何かあれば火事になる。

「何それー…危ないから早く消して寝なー」と、私は真っ暗なトイレに向かった。出たときには炎は消され、息子は携帯を明かり代わりにしていた。とりあえずそのまま寝たが、息子はどうも電機をつけっぱなしにしながら停電を迎えたらしく、「ピンポーン」という玄関の呼び鈴(これはやむをえないらしい)、熱帯魚の水槽のろ過機の発動音と水音、そしてリビングの電気が煌々と点くのに安眠を妨害された。うにゃー

朝起きて驚いた。ろうそくのように思えた炎は、栄養ドリンクの空き瓶にティッシュか何かの芯を差し、サラダ油を燃料にした簡易ランプだった。

息子のサバイバル能力は、認める。

スイッチを押すくらいしか火をおこす方法を知らないゆとり世代の割には、なんと賢くたくましいのだろうと思う。「漂流教室」のような事態になった暁には、息子は主人公になれるだろう。

親バカタイム終了。

こんなもん使って、万一火事でも起きたらどうするんだ! これ、火炎瓶も同然だし! 万一のことがあればうちだけの問題ではないのだぞ!

息子は言う。停電までに、絶対電気がないとできないことを済ませていた。

はいはい、ネット関係のことね。

そのため、食事ができなかった。食事を済ませるためには、明かりが必要だった。なあに、この自作ランプはこれまでも使っているし。

とんだキャンドルナイトだな。にんじん、残しているし。

大体、なんでダメなのかわからない。

危ないからだよ。

なんで!

危ないから。

なんで!

……幼い頃から、こうだ。「お行儀が悪いから」「危ないから」で、普通のよい子は納得しそうだけど、息子は自分の欲求を通すためには、そんなことでは納得しない子だった。火災の起きた前例をいくつもあげ、枕元、それも雑然とした我が家の、部屋中転げまわるような寝相の息子の枕元にこんな火炎瓶は危険だと、本人に納得させるのには、相当の労力がいるだろう。なんでも「意義アリ!」で覆されかねないくらい、息子も理論武装しているし。

昔、息子は実際にボヤを起こして大変な騒ぎも起こしているんだけど。

お菓子を持って、一緒に近所に謝ってまわったことも覚えているはずだけど。

あのとき、私が目を覚ましたのってよかったのかもしれない。私の弟が幼い頃にやっぱり火災を起こして、近所に大変な損害を負わせてしまい、子どもの私も一緒に謝って回らされた。私、関係ないのにーむしろ飼っていた鳥を殺されたのにーと不貞腐れていた記憶があるが、そんなことではいけない、ときちんと親に釘を刺された。

あの釘は、ちゃんと私のどこかに残っているのだろう。

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息子のリミッター

顔のこぶはまだ残っている。

漫画などなら次のコマでは消えていそうなコブやあざは、リアルだとこんなに残るものなのだなあ。

ちょっとそのことを人に相談したら、「こういう(発達障害)子は、限度を知らない」と言われた。たしかに。

普通の人にはどこかにリミッターがあって、何があってもそれを超える力を出さないように思える。

息子は一見普通ではあるが、ぶちきれ方や力の使い方がどこか、妙。

ふと思い出したことがあるので書きとめておこう。息子がまだ幼かった頃だ。幼稚園か小学校低学年かだと思う。そのとき息子は何かご機嫌で、部屋の中で腕をぶんぶん振り回してはしゃいでいた。しばらくして急に止まり、右腕をだらりとして「…うごかない…」と言った。関節が外れたらしい。慌てて外科に連れて行った。

お医者さんは「腕をひっぱったんですね」とおっしゃる。「いえ、本人が腕を振り回していたんです」と説明したが、先生は信じてくれない。「腕を振り回して、こんなになるわけがないでしょう。腕を強くひっぱらないでください!」

……虐待母と思われたのがショックだった。けど、本当に…でも何を言っても信じてはもらえそうになかった。

今思えば、やっぱり力の加減がわからなくて、腕が抜けるほど振り回していたのだと思う。

息子の給料日なので、私の治療費のうち5000円を引いて渡した。「てめふざけんなよ! てめえが悪いんだろうが!」などと叫んでいたが、どんな事情があっても暴力をふるい、怪我などをさせたら絶対悪いのだ、と言い続けてきたことだし、私は引かなかった。これが他人だったら、アンタの給料なんかふっとんでるわ。これでも家族割引なんだからね。もしも傷が残って仕事ができなくなっていたら、一生面倒を見なきゃいけないんだからね。

二度とこういうことのないように、言ってわからないのならお金で「痛み」を感じてもらおう。

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2009年6月19日 (金)

残るルフェインは……私の頭の中の消しゴム

ある意味、今日はルフェイン3つとれた??

訓練とはすごいもので、W皇帝でパンデモニウム(真)でも悪酔いしなくなったあたりで、ふいにルフェインジャケットを頂いた。

次にティナを使い始めたら、なんと1回でルフェインの髪留めをもらえた。ティナ、優秀!

そしてティーダを試したら、なんと負けたw
たしか最初にディシディアクリアしたのはこのキャラではなかったか?w
魔法使いさんたちが使いやすすぎて、もう全然扱えていない。それでも何度か挑戦して、ついにルフェインの風車をゲット。嬉々としてアイテム欄を覗きに行く。

あれ…? NEWの文字がない。確かめてみると、この風車は2個目だった。

て、手に入れていたのか……orz

念の為、アイテム欄を再確認すると、……え、ルフェインセイバーが2個もある。この前必死でスコールと戦ったのは一体なんだったんだろう……って、何このルフェインエッジって。

クラウドからももらっていたのか????

全然記憶がない!

手に入れたと思っていたのが消えてたりとか、私の記憶力はどうなってしまったのだorz

酒は、もう少し控えたほうがよいのかもしれない。

で、残るはジェクトさんか……

なんとか必死で倒しているけど、全然「使えている」気がしない…

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2009年6月18日 (木)

ルフェイン皇帝で酔う。

これまで邪道だと封印してきた古代装備狙いがことのほか楽しくなってきた。

圧倒的な強さのシャントット様、残念ながらジェクトやクラウドからアイテムを毟る前に、「ルフェインの杖」をゲットしてしまった。随分沢山倒したが、この数の「古代装備シャントット」を倒そうと思ったら、何週間かかるやら。

で、今日は皇帝で古代装備にチャレンジ。これまでほとんど、会った事ない、古代装備の皇帝を探せ!

場所はパンデモニウム(真)。一定時間で床が大暴れしだす場所だ。

皇帝の使い方は独特で、基本は「待ち」で罠にかけ、フレアで倒す。「いんせき」は発動させるのが大変なので私は封印してしまっている。浮き足立つなど皇帝ではない。相手によっては、一歩も動かずに威厳ある倒し方をする。

が、当然相手も皇帝。似たもの同士だ。待っていても飛び込んできてはくれないし、だまっていると「はっはっは」し始めるし、床が床なので空中戦もやむなし。

で、かなりアクティブに闘ったのだが……

酔った。3D酔いだ。狭い室内でただでさえめまぐるしいのに、床のトラップにやられてぶっとんだり、互いの「光の紋章」がピンボールのようにはじけまくって何がなんだかわからなくなったり。
ようやく床に足をつけ、フレアを放つと、頭上で敵皇帝が激しく逃げ惑うのだが、そのたびにカメラがぐるぐる回る。おええええええ。

す、少し落ち着いて闘わなくてはいけない。

相手を見ると「シーフの帽子」を装備している。はっ!皇帝たるものが盗人の姿をするとはな! と気高く言い放ちながら、自分もそれをかぶるわが皇帝。……少しでも早く、この作業を終えるために耐えるのが皇帝の務め!矛盾?言いたいことがあるものは前に出よ!

それに、ムキになって闘ってはいけない、と思ったので極力冷静に有利にできないかとアビリティもチェック。見ると「集中++」が未修得。そうか、ひたすら相手を逃げ惑わせながらとか、ひたすら回避し続けていてもこれならブレイブをあげられる。

で、試してみて気づいたのだが、相手も「集中」をつけているorz

さらに、妙に気が合うようで、時折お互いに突進して背中合わせに「光の紋章」を放っていたり、近接して同時にフレアを放ち会い、一緒にダメージ食らって吹っ飛んだり。

仲良く同時に「逃げ惑え」で、ブレイブ徐々にアップしつつ仲良く逃げ惑ったりする。

電車を降りると世界が回っているような気がするが、吐き気は感じなくなってきた。街の中の緑が、目に心地よい。

楽しいが、長時間の連続プレイはオススメできない……

ノーマル皇帝って、なんとなく「余は…」とか言いそうに思えてしまうのは、私が彼にハイネル様(ボルテスⅤ)のイメージを浮かべてしまう年寄りだからだけど、

アナザーのときに「我輩は…」とか言いそうに思えてしまうのは、きっと私だけではないはず。

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2009年6月17日 (水)

ルフェイン2個とったど~⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!

本気でうちの会社ダメかも……

このブログを始めたときは毎日「使えない、無能!」と罵られながら、野の花や草に慰めを求めて日記を書いていたけれど、いつの間にやら営業の要。

けど、顧客様も、新規様もみなさんお金が出せない状態。どこに行けば会社を救える話があるの~!と東奔西走する日々の合間に、携帯ゲーム「ディシディアファイナルファンタジー」を楽しんでいる。

ゴルベーザ兄さんがめでたくルフェインベストを手に入れて、次に使ったのはアルティミシアさま。彼女を使うのは楽しいが、こういう魔法系キャラにダイヤ装備をさせるのは結構面倒。だから、マネキネコだけでやってきたけれど……一向にルフェインもAPも集まらない。兄さんは、それでもマップ破壊だけはがんがんやってくれたのでストレスにはならなかったのだけど。

人間、何か前進できていると実感できないと、やる気が出ないものだ。

目下の問題は、AP集めとルフェイン集め。両方楽しく集めるために、とこれまで封印してきたのだが、今日は「インビンシブルに乗って、古代装備が出なければ降りる」を試してみた。

古代装備の魔女数十体と闘い続けた。彼女のステージは、陽の射すところでは見えづらく、おまけに定期的にトラップも発動し、縦に長く障害物が多くてアルティミシアには闘いにくい場所ではあるが、敵も同じことだろう。斧を投げあい、ひたすら矢を撃ちあい、いざとなればアポカリプス勝負。

気のせいか、ルフェイン装備のキャラって、ほかにはかっぱ装備をつけていることが多い気がする。ほんと、皿とかアーマーカッパーとか、甲羅の盾とか、もらってもむかつくばかりだ。

でも、きた。目的の駅につく瞬間、ルフェインのローブが。

前にセシルのルフェインアーマーを手に入れた瞬間は、顔に大怪我をして病院にいき、勝ったと思ったら診察室に呼ばれた瞬間だった。とても画面で確認できず、あとで「手に入ってた~♪」と小躍りした。……何か、法則でもあるのだろうか。

さあ、ダイヤ装備が面倒な魔法使いさんは、これでやってみようか、と次に使ったのはシャントット様。

彼女、一応SSSだし、あまり弱い敵と戦わせるのもいやだし。

で、その方法で出会ったクジャから、いきなり「ルフェインバングル」を手に入れてしまった!

クジャ、本当に強いんで、助かった! シャントット様にかかったら、あのいやらしいクジャもひとひねりだった。どうせなら、クラウド、ジェクト、スコールなど、自分が使うのが苦手なキャラもがんがんいってほしい!

というわけで、今日は発想を変えたら一日で2個もレアアイテムを手に入れられた。

リアル世界でも、頑張りたいものである。

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2009年6月16日 (火)

ルフェイン装備が本気でやばい!

現在、マップ破壊ミッション043は98%まで来た。ゴルベーザ兄さんのおかげである。

AP30万ミッション070は、本日やっと81%。顔の怪我で寝込んだときには、ダイヤ装備キャラがひたすらカオスと戦って一日で5%アップをしたけれど、そんな、一日作業してられない…一週間ダイヤ装備キャラがインビンシブルで頑張っても1%↑だ。しんどい~。

が、もっと精神的にきついのが、ルフェイン装備集め。想像したとおりだ。

ただでさえ出現率の低いルフェイン装備キャラ。まずは、それに勝たなくてはいけないw

レベル100だし~~~と舐めてかかると、惨敗しかねない。「強い」レベルのキャラではあるが、皆アクセサリや召喚獣が独特で、ことにアクセサリの効果は、条件をそろえれば攻撃力が6倍やら8倍やらの勢い。ふふん♪もう楽勝ね♪と油断したところで凄まじい反撃をくらってウボアーなんてことにもなりかねない。

ゴルベーザ兄さん、一体何体、自分の分身と闘ったことだろうか…(つД`)

たとえばゴルベーザ兄さんは瀕死にするとやばいので、ブレイブをために溜めて一気に倒さなくてはいけないし、逆にティーダやクジャは、とりあえずHPを削っとくと楽になる。クラウドやジェクトは「近寄るな」、アルティミシアは「なるべく近寄れ」だ。

ほいっと何も考えずに落ちてくることもあれば、何度闘っても落ちてこないこともある。「アイテムドロップ率」も「LUK値」もしょせん気休め。結局はリアルラックである。

日曜は、「アイテムドロップ率少しアップ」付のスペシャルデーであった。……こうなると、ルフェインを狙うしかないではないか(つД`)

しかし、落ちない。結構ルフェイン装備のキャラと戦ったが、全然落ちない。もう、珠は要らない。皿なんかいい。

普通の敵→ダイヤ装備
ルフェインの敵→源氏シリーズでLUK93

でやってきたが、「もう、もっとLUKあげてやる!」ととうとう101にしてしまった。それでも落ちね~~~~~とキレそうになったところで、

フリオニールのルフェインランスがきた!
そして文字通り夢にまで見たwゴルベーザ兄さんのルフェインベストがきた!
.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。.

さてと。

ディシディアのおかげで、最近意外と無駄な出費が抑えられているように思うし、こうなりゃ本気で100パーセント目指すか~~~!と思った。かれこれ発売から半年になる。

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2009年6月15日 (月)

麻生美代子さん、入院!

昨日夜、急激にアクセスが増え、調べると検索フレーズの多くが「麻生美代子」だったのに心臓が縮み上がってしまった。

のんびりマターリ(苦笑)のブログだが、これまでにも何度か急激にアクセスが…ということはあった。たいていは、2ちゃんに晒されていたりw…今のところ生暖かく見守っていただけているので気にもしていないのだけど、もうひとつ多いのが、この声優界の重鎮、超名脇役声優の「麻生美代子」検索だったりする。

そのたんびに、焦る。何せ、ご高齢だから。

で、慌てて逆検索すると、「徹子の部屋に出た」とか、そういうことがわかってほっと胸をなでおろす、なんていうことがあったのだが、昨日の夜はものすごい数で本当に驚いたーーーー!

というときに、息子がバイトから帰ってくる。

「パソコン」
……最近、息子は「ただいま」の代わりにそう言う。「ご飯食べなさいね。今日は肉じゃがとたこ酢」「うっせえ! そんなん後だ。パソコン!」
「今、麻生美代子さんについて調べたいんだよ! うちのブログで異常なアクセスがあるんだよ!」

ブログのアクセス解析は、一応大切だ。どこかに晒されて炎上の予感だったりするし(でもその段階で削除などしてもたいてい逆効果なんだけど)、解析で、近所の八百屋の閉店や、すごいニュースを知ることもある。…知りたくもない漫画のネタバレを知ることも稀にあるけれど、ざっと毎日チェックしたい。……こんな数の人が、うちのブログにいらっしゃるなんて、ただごとではない…麻生さんに何がーーーー!

結局すぐにパソコンを明け渡し、翌朝になって探し回って、少しほっとした。

http://www.oricon.co.jp/news/confidence/66921/full/
声優麻生美代子さん緊急入院

昨日のサザエさんは、買い物に行っていて見損なっていたが、麻生さんの急病により谷育子さんが代役を勤めていたらしい。麻生さんは次回には復帰とのことで、安心。谷育子さんはたしかにポスト麻生という声の方だし、ちょっとそれも見てみたかった気がするが、とりあえず、こんなに多くの方が83歳の、地味ではあるけれど多くの脇役をこなし、フネさんとして自分の母のように慕われる声優さんに関心を持ったのがわかって満足だった。

麻生美代子さん、いつまでもどうぞお元気で。

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2009年6月14日 (日)

平成のこっくりさん

相変わらず情緒不安定だが、とりあえずは元気な娘。

昨日は、友達と「こっくりさん」をやったという話をしてくれた。

うわ、懐かしい。私が彼女くらいの頃も流行った。何年かごとに流行するようで、娘はそのプチオカルト世代になるらしい。

娘達の質問は「○○が好きな人は誰ですか」「○○ちゃんを好きな人はいますか」とかいう、年頃の娘にありがちな、他愛のないもの。娘を好いている男子の存在は、「わからない」らしい。男子からやたらとメールが来るようで親としても気になるのだが。

「でさー、そのうち10円玉が『8』『9』『3』と差し始めてさー」
「……や く ざ ?」
「そうwwwで、『あなたはやくざですか?』って聞いたら、『YES』だってーwwww」

数字を文字のように読むとは、ポケベル世代のこっくりさんか。それとも2ちゃんねらか。

「もしもこっくりさんの盤にアルファベットとかあったら、 『orz』とか、AA、顔文字出すのかねw」

娘もそれを面白がった。

「『\(^o^)/オワタ』とかwww顔文字あるとおもしろいかもw」

携帯の顔文字みたいなのとかつけてみるとおもしろいかもしれない。

なお、この日記は毎日降りてくるこっくりさんによって自動筆記で書かれています。

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2009年6月13日 (土)

幻のルフェイン装備

昨日は早朝から直行業務。

電車やバスを待ちながら、「ゴルベーザ兄さんがマップを破壊しながらAPを溜めてルフェイン装備を狙う」作業をやっていた。「強い:古代装備」のゴルベーザさんが出てきた。

「あ…でもたしか、ルフェインベストは夕べ手に入れたよなあ」

酔っ払いながらディシディアをやっていて、ちょうど日付が変わるというバトルで、「ルフェインベストを手に入れた!」というのを見てあら~、もしかしてこのタイミングだと落ちるとか???などと新たな迷信を思いついたのを思い出した。実際、ルフェイン装備はいくらやってもなかなか落ちてこず(LUKは93なのに!)、「スクエニショップの全裸セフィロスを拝むと落ちる」「ビールマンスピンをやりながらプレイすると落ちる」などの迷信があれば、デマでも試しかねない勢い。

で、一応装備を見てみた。あれ…新しい装備を手に入れたときに出る「NEW」の文字がない。さらに調べても……ルフェインベストが、無い。

あれええええ?

何かして消しちゃったとか、ってあり得ない。

あれは夢? あんなリアルな???

そんな私をあざ笑うかのように、ルフェインゴルベーザが続々登場。しかし、いくらやっても、やっぱり落ちてこないのだった……

けど、寝る前にプレイしたら、エクスデス先生の「ルフェインロッド」は手に入れた。…手に入れた、はず…

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2009年6月11日 (木)

連綿と続くイヤな伝統

昨日息子は「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」のDVDを流しっぱなしにしながらご機嫌だった。

ああ、本当に名作だよねぇ。
「そういえば細田守監督、ニュースになってたね。山下達郎が初めてアニメの曲を手がけるとかで」
http://s-wars.jp/index.html
「そうなん? 知らんかった。ジブリだけが日本のアニメじゃねえってことだよなー」

 ああ、本当にこれ、10年近く前に制作されたものなのだろうか。今見ても新鮮。それどころかますます恐怖と輝きを増しているじゃないか。我が家で一番再生されたDVDでもある。

そんな会話をしながらも、一応聞いてみる。「で、ママはいつパソコンを使えるの?」

ママはとりあえずブログを書いたりサイトめぐりをして早く寝たい。息子は、早い時間に何時間使えても意味はねえ~深夜に使いてぇ~そしたら早く寝られる~、というので、ある程度ご飯の下ごしらえや、「あとは煮込むだけ」みたいにしてから私が使い、息子はそのあとという協定を結んでいるのだ。が、私が料理などをやり終えてさあ使おう、と言い出してもすぐに使えるわけではない。

「ちょっと待ってー」があまり続けば、私のブッダの顔も3度まで。抜きたくなくても伝家の宝刀を抜いてしまう。

「なんで、私があんたに遠慮しなくちゃいけないの? 優先権は私にあるはず。あんた、試験で昼間ッからPC使い放題じゃない」

「うっせえ! こっちにもいろいろ都合があんだよ死ね!」

……今、私の父の声を聞いた気がした。

パパである夫にはよく似ているといわれ、中学くらいでも電話に出たら「あ、お久しぶりです」と共通の知人に挨拶されるくらいの声質。だけど私の父に似ているのは……アスペルガー的な性質と、急にブチ切れる性格くらい。

で、その「死ね!」がもう、そっくりだった。

私の父はなかなかの高学歴で、一流企業に勤め、定年退職。アスペルガーの勝ち組的人生なのだが、非常に怒りの沸点が低く、普通の人にはまったく理解できない状況でもすぐにキレて暴れられるという特技の持ち主。初めてそのブチキレを見た上品な方は、心臓が止まりかねないほど驚くらしい。

と言っても、私や母にとってはそれは日常のこと。何かにつけて「死ね!」というのも、「~ずら」「~クポ」「~だぴょん」と同等の語尾くらいに麻痺して感じていた。しかも母親は「どんなことがあっても、父親のことを子どもに悪く言ってはならない」という教育方針を実践していて、私が幼い頃はどんなに理不尽な目にあっても、私には「パパはすごい勉強家で、あんな会社に入って、出世もしている。あんたたちが生きていけるのはパパのおかげ」と教え続けていた。

世の中のパパが、語尾に「死ね」とつけないとか、すぐに茶碗や楽器などを投げつけないのだと知ったのは、ちょっと大人になった私に、母がついに「あんな人は普通いない!」とぶちキレた時だった。

で、その「~だにょ」みたいなノリの「~死ね」を、息子から聞いてしまった。

父から子、子から孫へと受け継がれる伝統。

こればっかりは受け継がせたくはなかったのだがなあ…('A`)

とりあえず、「死ね」はかの2ちゃんねるでも通報対象になりかねないので、もうちょっとかわいい語尾を使うんですぅ~~

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2009年6月10日 (水)

息子のいいところ悪いところ

残念ながら、息子は始めての就活に失敗したらしい。

周りがみんなスーツにネクタイで、唯一学生服の自分に違和感を感じたくらいなので、息子としても2次まで行けて満足だったようだし、いろいろ勉強になったと思う。まあ、こんなご時世だからうまく行かないのは誰でも同じなので恥じることも無い。けれど、こういうご時世でも有望な人材は求められるのだから、少しでもその「有望な人材」になるしかないんだよね…

この個性的な息子を長年見ている私なので、息子の悪いところも死ぬほど(わ、シャレにならんわ!w)知っているが、良い所もよく知っている。

最近の話である。

近所に押しボタン式信号がある。

と言っても、車道の車はたいていまばらで、時間帯によってはまったく車の影が無いこともある。

そこを、息子と2人で通ったときだ。息子はちらちらと周囲を見回し、信号ボタンを押さずに渡った。それを見ていた私を振り返り、「…なんだよ」という。

実のところ、私も車が来ないようなら同じように渡ってしまう。それは「大人の裁量」というもの。必要ないのにボタンを押し、自分が渡ったところで関係の無い車が足止めされるよりは、自己責任で渡るのだ。ついでに、近くに車が一台くらい向かってくるようなら、ボタンを押さずにやり過ごしてから渡る。

そして、もう一つ「マイルール」がある。

「俺は、小さい子どもがいるときにはちゃんとボタンを押しているからな」

それだ。私も、どんなに急いでいようが面倒だろうが、幼稚園や小学校の子がそばにいるときには、きちんとボタンを押し、車が止まるのを確認してから軽く会釈して渡る。

息子らが小さい頃も当然、そのようにしていた。子どものしつけにはいろいろな考え方があるだろうが、「交通ルールを守ろう」というのは、そのまんま子どもの生命を守ることにつながる。大人には大丈夫でも、子どもには危険なことだから、信号をきちんと守ることだけはしっかりと教えなくてはならない。

そんな私を尻目に、夫も、父も、幼稚園の園長先生までもorz私達の前で華麗に信号無視をやらかしていたわけだが、それを批判がましく子どもの手を握って信号が変わるまで待った私を、息子は覚えていたのだろうか。

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2009年6月 8日 (月)

暴力息子がネトゲで親孝行

大人は、自分の知らない物を怖がるけど、
子どもは自分の知らない物を欲しがるんだよ

これは、私が書きとめておいた、息子のさりげない名言。その通りだと思う。

ついでに、

子どもは、自分のできないことはやりたがるけど、
自分ができるようになったことはしない

というのを返歌にする。あんたら小さい頃「お手伝いするーするー!」と、おぼつかない手で頑張ってたけど、大きくなったら頼んでもやってくれないなーーーーーー!

で、今オトナの知らない怖いもの、それはネトゲ。

昔はドリフのギャグだったり、漫画だったり、テレビ漫画だったり、テレビゲームだったり、コミケだったりしたけれど、今はやっぱりこれだろう。

何せ、百戦錬磨のサブカルママの私が「ネトゲはいかん!」と警戒しているくらいだから。それで我が家は、何度もトラブルになっている。……主に家を壊されたり私が暴力を受けているわけだが。

が、最近の息子はネトゲをこんな形でアピール。

「これ、演奏スキルが低いからまだだめなんだけど…」

と、息子は何かのネトゲのキャラに、いろいろ演奏させて聴かせるのだ。

時にはFFのマニアックな曲。

今日は「無敵鋼人ダイターン3」のテーマ曲や、ポケモンの「自転車に乗って~遭遇~バトル~勝利メドレー」などを演奏してくれた。

「これはどうよ」

おお、「聖戦士ダンバイン」のエンディング。

「なんか、全裸で疾走したくなるような曲だな」

母、ご機嫌。それを見る息子もご機嫌。ああ、団欒の時。

オトナはいつでも無理解だが、オトナに理解を求めるために歩み寄るのも大切だ。

それが子ども達をどれだけ成長させるかわからない。

だから、オトナはあまり理解がありすぎてもいけないと思う。

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2009年6月 7日 (日)

あえてお片づけをしてみた

なんとか工事が終わったが、水周りのものがあちこちに運ばれていて部屋も水周りも大変なことになっている。

というわけで、土曜はそれを復旧させることにした。

流しの下のものを戻し、洗剤などを入れたワゴンを戻し……あれ、ワゴンの柱が1本無い…ペンダントが1個壊れてる……orz 工事するのも大変だった様子が伺える。

次は、タオル、バスタオルを入れるワゴンを移そうとした。

お、重い。重くて持ち上がらない。

材質は籐。中に入っているはずのものはタオルのはずのもの。なのに持ち上がらないのは……私はPCに夢中な息子に呼びかけた。

「ねえ腐児男。このワゴン、持ち上がらないんだけど、何でだと思う?」
…息子は怪訝な顔で答えた。
「……アニメージュや、エロ本が詰まっているから」

……正解。息子が長いフリーダムな生活の中で、このタオル入れにアニメ雑誌やコミックスなどを突っ込み、今はほぼ完全にタオルが入れられない状態になっているのだ。って、エロ本も入れているのか、この18歳未満が!

「…そうだね。で、ママ持ち上げられないんだけど、どうしたらいいと思う?」

頭ごなしに○○しなさいと言っても動かないし、殴られるだけだが、こういうアプローチならいいかもしれない。

息子は少し考え、つかつかとこちらにやってきて、ワゴンをひょいと持ち上げ、洗面所の所定の位置に運んだ。

「これでいいんだろ?」
「……うーん。5点。 10点にするためには、どうしたらいいと思う?」

そう、運べばいいというものではない。問題の根本的な解決になっていない。とっととこの本を片付けて、元のタオル入れに戻したいものである。

息子は少し考えてしゃがみ、アニメージュを取り出した。お、やってくれるかな…と思ったら息子はそのアニメージュを私の前に出した。

「オカンも見る?」

違うだろうが~~~~~~~! 私の話を訊け~~~~!!

「『冨野に訊け』、おもしろいよ」

冨野監督じゃなく、母の話を訊け~~~~!!!!!

私のこぶはまだ引かず、顔もいろいろおもしろい色をしている。手持ちのファンデーション(資生堂Selfit)でもほぼカバーできて、仕事もなんとかやっているが、週末はあえてすっぴんで過ごそうと思う。

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2009年6月 5日 (金)

寺門ジモンに萌える母子

ぬわー!今週は忙しくて気になる週刊文春ネトゲ記事も「ゴーマニズム宣言天皇論」も買えない、正しくはじっくり腰をすえて読めない。

で、先週買ったコミックの話でも。

ネイチャージモン 1 (ヤングマガジンコミックス) Book ネイチャージモン 1 (ヤングマガジンコミックス)

著者:寺門 ジモン
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

前々から本屋で表紙を見て気になっていたのだけど、先週1、2巻を購入。

あ、熱い!

久々に魂に来る漫画を読んだ。これは可愛い我が子に読ませないといけない、と先週末子どもらに勧めた。

「これ、すごいよ!」
「…はあ…そこにおいといて…」

食いつきが悪いなあ…たしかに、子どもウケする絵柄には見えない。子ども達、芸能人なんかには食いつかないほうだし、まして寺門ジモンとか。

これ読めーこれ読めーと、叫び続ける週末。途中には、頭突きをされる一幕もあった。今の私は「殴られたブラックジャック状態」だが、顔半分が般若のように腫れあがった顔の時でも、私は息子に早くこれを読めーと騒いでいた。

(我ながら狂っているな…)

まったく、息子ときたら私の超オススメ本を放ったらかして、昔の「美味しんぼ」を読んでいる。やれやれかわいそうに、そんな漫画をありがたがっているようじゃ……と、つい失礼なことを言いたくなってしまう。

美味しんぼには一応敬意を払ってはいるが、ジモンの肉に対する執着、いや食に対する執念は山岡のそれをはるかに凌駕しているかもしれない。山岡のような漫画の人物がやたら屈強になって現れたか、そんな人物だから漫画になったのか。

そしてまた、表情や食材の描線が素晴らしい!描き手さんの画力も特筆すべきだと思う。

やれやれ、オカンがそれほどまでに言うなら…と、息子がしぶしぶ手に取る。数ページで顔がほころぶ。

「ヤベエ」

やべえだろう。息子が震えだす。もだえだす。「やべえ、ジモンすげえ!」「食いてえええぇぇぇ」「うわああああぁぁぁぁ」

ジモンの素晴らしいバカさ加減と息子のバカさ加減はどこか共通すると思うのだが、息子もそう感じたらしい。心の師匠にしかねない勢いだった。すごい勢いで2巻読了。

そんな様子を感じていた娘にも、「まあ帰る前に1巻だけでも読め」と勧めた。

娘もまた、震え、もだえ始めた。

私はそっと、2巻をそばにおいてやった。

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2009年6月 4日 (木)

宮内庁がさりげなくすごいことを発表している気がする

気、気のせい…?

http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/taio/taio-h21-0603.html

一応テレビ番組での皇室報道についての抗議なのだけど、まあ第1点は、たしかに誤認だと思う。それで陛下を批判したという某有名作詞家(小和田恒氏の友人らしい)の存在も気になるけど。

第2点。

これ、こんなにはっきりと否定されるって、どうなんだろう。普通の状態だったら、こんなに否定されるものではないと思う。昭和天皇は、このくらいのお年の頃には…というか、もっとお若い頃から今上にご名代を任せておられたし、いつも血色良いお顔で出てこられるから忘れがちだが、普通ならリタイヤされているお年で、がん患者でもある。5月中ごろから長くお風邪を召していて、ようやく今日「ご回復」の報道があったくらいである。

普通なら、50にもなろうという跡取り息子に代わりを、で何もおかしくない。

が、それを否定された。少しでも皇太子殿下に期待されておられれば、こんな発表は無いはず。

昨日少しほのめかしたが、今週の「週刊女性」には皇室報道…正しくは雅子様報道が無かった。私は新聞の広告で見出しを見るくらいだったが、たしかに女性週刊誌といえば皇室報道、それもこのところは「雅子様、愛子様」に終始するという印象があった。

さらに熱く読む既婚女性板の奥様方によれば、週刊女性が最も「捏造」が多いとのこと。たしかに雅子様を中心にものを考えるようなところがあって、ことに「元女官」という人のコメントが最後を飾る、というのが通例だったようだ。

この「元女官」、常に雅子様至上主義。

雅子様のご回復のために皇室は変わるべき、というスタンスで、両陛下や秋篠宮家を叩く叩く。果たしてこんな「女官」がいるのか??????と不思議に思う。その存在も他週刊誌で微妙にほのめかされていたけれど……。まあ、本当におもしろい存在だ。もしも実在するとなれば……

まあ、今の段階ではこの抗議のようなことができない存在、なのだろう。

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2009年6月 3日 (水)

FF14発表!

FF14~オンライン が発表されたらしい。

http://jp.finalfantasyxiv.com/

ムービーを見ると、11よりも数段美しいグラフィック。まだ13も出ていない段階だし、一応私はネトゲ懐疑派だしで静観するしかないけれど、一応。

なぜか職場で「イケメンのいる美容院」が話題になった。

すごいイケメンがいる美容院を見た、という話に、つい「どんな?」{芸能人で言えばどんな感じ?」と盛り上がる。話では「そこらのイケメンを、レベルアップさせた感じ」。って、どんなんだ????三次元には興味が無い私も、つい耳を傾けた。

「えー、石原裕次郎みたいな感じですか?」
私と比較的近い世代の独身女性が聞いた。
……お嬢さん、渋すぎw 私の年でも裕次郎はブルドックみたいなおじさまイメージで、「イケメン」とかいう軽いものではない。目撃者も、激しく否定した。
「ううん、そんなイモじゃない」

ゆ、裕次郎サマをイモというのね、奥様w

「小栗旬みたいな?」「小栗旬はイケメンとは思わない」「うん、全然違う。あごひげをキレイに整えていてね、女性的でもないし、」私もつい、参戦。
「TOKIOの長瀬みたいな?」「あー…少し近い!けど、そんなに濃くない」

……三次元には興味ないけど、うーん、気になる。しかし、美容院も数ある中で、技術や雰囲気と同様に、イケメンがいるかどうかもきっと女性客には重要だろう。

「けど、前に入った美容院、ホストクラブみたいでイヤだったわ」と、奥様はおっしゃる。何でも、椅子に座るとイケメンが跪いてオーダーを承る、というような感じだったのだそうだ。うわあ…それは私もイヤだわー…。まあ、安上がりなホストクラブだと喜ぶ女性客もいるんでしょうけど。

実のところ私は大の美容院嫌い。軽いおねえちゃんやお兄ちゃんがいて、恭しく低俗な女性週刊誌やこんなんおばちゃんにすすめるなよというようなけばけばしいギャル雑誌を持ってこられて、本当に苦痛。私にこれを読んで2~3時間を過ごせと???????大体話も合わないし、すごい苦行になってしまう。10分カットのお兄さんのほうがこちらも余計な気を使わないのでラクだ。

大体、ファッション雑誌や女性雑誌を読んで数時間を過ごすのが苦痛だ。

これがネットしながら、ゲームしながらならどれだけ楽しいだろう。

ネット美容院。本気でほしい。ああコスプレもメイドさんも要らない。ひたすら髪をカットし、染め、仕上げるというような作業に専念してほしい。お好みのマニアックな雑誌か、ネットで動画を楽しんだり、ネトゲを楽しんだり、2ちゃんを楽しんだりしている間に調髪が終わればどれだけいいだろう。
私の休日は、ディシディアスペシャルデー。家事も何も忘れて、ひたすら「ダイヤ装備とマネキネコをつけたキャラがレベル1カオスを倒す作業」に没頭できて髪が整うなら、どれだけいいだろう。

ところで、あの「週刊女性」が今週………

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2009年6月 2日 (火)

暴力息子の就活

私の目の周りはワインカラー。
頬はブラックジャックブルー。
おでこのこぶも健在で、とにかくカラフルな私の顔。

私の両親もクライアントさんもそれを見て驚いたが、夫と息子はたいして気にしていないらしい。

さて、息子は最近就職活動をしている。

進学か就職か、どちらにしても自分が何をやりたいか、が決まらないためずっとぐずぐずしていたが、息子は息子なりにネトゲ仲間やボイチャ仲間と交流を深め、それなりに情報を集めていたらしい。

で、昨日は二次試験に挑戦してきた。最初業務内容を聞いて「はあ?」と思ったが、よくよく聞くと、意外とおもしろそうな(リスキーかもしれないけど?)ベンチャー企業らしい。

で、昨日は「ディベートしてきた」と言う。

「あら、あんたに向いていそうだね」

正直、息子は学歴で就職なんかできない位置にいる。中学の不登校が響いて、とても希望の公立にはいけず、あまり悪評高い私立に行くよりはと、高専に行ったのだ。そこの生徒の能力や人間性は千差万別。息子はまあ、できるほうではあったがここの優秀な先輩達のように大学進学や、さらに研鑽を重ねて技術で一流企業に就職というほど努力家でもない。今学校で勉強していることも息子の「道」ではなさそうだし、いざこざがあって学校の全面協力も得られそうに無い。ていうか、今はまともな求人も来ない。

で、とにかく歩き始めたのだが、前にも息子が自力で見つけてきたバイトが、私の目からも「よく見つけてきた」と褒めてやりたいところなので、彼のセンスには一目置いている。息子、身の程をよくわきまえているし、それでいて甘言に乗るということもない。バイト先は、近場にいくらももっと条件がよく、ラクなところがあったのだけど、そんなところでラクして何も学ばないより、厳しく人を育て、評価してくれるところを選んで息子は非常に伸びた。

一応ヤバイバックがありそうなところはやめろよ~などとは言っておいたが、私の思うより、ずっといいアンテナを、この息子は持っていそうだ。

で、こんな青い元不登校息子の学歴・経歴などは不問で、とにかく二次まで呼んでくれた。

ディベート。
母親を平気で殴り、屁理屈をこねまわす馬鹿野郎ではあるが、息子、そういうのに向いていそうな気がする。

小学校低学年のとき、「おやつは300円以内というのは、消費税込みですか、別ですか」と先生に挑み、堂々「消費税別でおやつは315円以内」を勝ち取った伝説の男でもある。

母親の私が言うのもなんだが、息子はまさにダイヤの原石。

磨けば素晴らしく輝くだろう。

だが、砕けばあっさりとダイヤモンドカッターになるorz

……私一人では、ダイヤモンドカッターにしか育てられそうにないから、この息子の秘められた能力を磨いてくれる人たちとの出会いがあればいいなあと、この就活に期待。

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2009年6月 1日 (月)

鬼太郎になったりジェクトになったり

でかいたんこぶから顔が腫れと変色を起こし、ついに今朝、「医者に行こう」と決めた。不況で今にも会社が倒れそうなんで、休んだり寄ったりしている暇は無いが、こうもののけチックになっては、営業スマイルもホラーである。

馬鹿でっかいゴミ袋を抱え、家を出る。
前髪でこぶと左目を隠しながら、なるべく近所の人と顔をあわせないようにして自転車にまたがる。

さわやかな風が私の前髪をかきあげ、心地よい……

って、だめじゃん!

せっかくの鬼太郎スタイル、台無し。すれ違う人を恐れさせないように顔を背けながら、とりあえずお医者へ。

CTスキャンもとってお薬も出してもらい、しめて5040円。息子にメールした。

件名:治療費
本文:5040円

すぐに返信。
件名:Re治療費
本文:知らん

知らんとは言わさない。

数ヶ月前、あまりに景気よく茶碗や薬瓶などを投げつけて割るため、「冗談じゃない。実費を請求する!」とぶちまけ、本当にバイト代から3000円を引いたのだ。…それから、あまり皿などを投げない。

代わりに、直接肉体への暴力に走った。先月のファックス殴りでは、結局私の足の爪まではがれたのだ。顔だけは守ったので、会社にも顧客様にも知られずにやってこられたのだけど。

けど、医者に行かずに健気に耐えたために、息子はその暴力がいけないということを、学べなかったらしい。
相変わらず「オレ法律」で母親を殴った、殴られるようなことを言うからだ、で完結している。これでは躾にならない。

人を傷つけるということは、漫画やゲームの世界ではわからないほど、大変なことだ。

現に、まるで漫画のキャラのような行動で、私の顔はとんでもないことになっている。……やった側がなんで無傷なのか不思議だがw
私はこの顔で笑いながら家事をし、息子の就職活動を励ましているが、現実問題、この非常時に私が病院立ち寄りで、会社としては大変な損害だ。
私が少なくとも今日、外に出られる状態ではないのは、また大変なことである。
明日は2件のアポイントメントがある。どちらも気心が知れているので「ドアにぶつけちゃってw」と行くつもりでいるが、それでどんな影響があるかわからない。「場合によっては」と、すごく偉い人が代わりに、と言って下さっているが、それこそ少人数の会社にとっては大変な損害だ。それどころじゃないんだから、この人は。

会社が潰れたら5040円なんていうレベルではない。

人を傷つけるということをテキトーに換算しても、そういうことになる。

少なくとも、それは学べ。

あまりに目の周りが腫れ、とんでもない色になったので昼食も食べにいけない。

RE:RE:治療費
本文:眼帯買った。298円

RE:RE:RE:治療費
本文:だから何?

あのとき、私と口論していたのは娘だったが、娘はこんな馬鹿はしていない。別に教わっていないが、娘は…というか普通はそれがわかっているのだろう。無駄に人を傷つけてはいけないものだ、と。

息子は非常に頭がよく、センスもいいと母親の私は親馬鹿しているが、小さな頃からずっとずっと、躾けても躾けてもわからないことがいくつかある。人に暴力を振るってはいけない、というのもその一つだ。これだけは、まだ未成年のうちに絶対教えなくてはいけない。

「名探偵コナン」などでは、「殺される人がどんなに悪人かと、殺した側が語るタイム」があるのがイヤでしょうがない。これにもいろいろな「配慮」があるのだろうが、どれだけ暴力や殺人を正当化するのかと思う。自分から見て「こんなことをされても文句言えないレベル」と決めつけ、裁く役割に酔わせてはいけないよ、こういう子らを。

とりあえず、脳や骨には問題なく、血も必要以上に溜まっていない。腫れを引かせる薬を飲み、あとは時間ですね、とのことだった。前にも深夜に息子に何かを投げつけられて凄まじい状態になってお世話になった外科だけに、「どうしました?」「頭突きされました」「…お子さんにですかw」「はいw」と話はスムーズ。前は、すわDVか????夫の暴力か?????という反応をされたけど、夫は、「無関心という暴力」ですから。

まあ、今日は内勤中心でもいいかもしれないという日だったのが微妙に幸いした。
そんなことも言ってられない、のは承知しているが、内勤しないと今の顧客様に迷惑をかけそうだったので。

「ちょっとー、ちゃんと冷やしなさいよー」とアドバイスを受けた。

湿布を貼れない場所ではあるが、瞼を避けて小さく切った湿布を貼っていたが、午後にははがしていたのだった。会社の冷蔵庫には、アイスクリームやゼリーなどについてきた保冷材が山ほどある。それを使え、との「ことである。

一応、それらはバンダナに巻いて当ててきたけど…両手を使う仕事が多いだけにちょっと。

「外に見えるわけでもないんだから、巻いてでもなんでも、冷やしなさい」

……ああ、そうか。バンダナに保冷材入れて、くるっと頭に巻けば理想だ。両手が使える。

がしかし、これはかなり怪しい感じだ。ホント、人に見られたくない。ほどよく冷える状態を保つと髪型も荒れるし、もう女じゃないくらいの勢い。

あー…なんか今俺様、ジェクトって感じ???

ジェクトというのは、FF10の……まあ、親父である。

息子が私を「あんた」呼ばわりするのはむかつくけど、自分がジェクト親父で、息子がティーダだと妄想すれば、まあ別になんでもないな。

……人間、強烈な痛みを感じると、脳内にそれを緩和させる物質が出るとかいうものらしい。

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