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2009年8月30日 (日)

宇宙の星よ永遠に~金田伊功を送る会~

もう帰ることない 宇宙の星よ
さらば さらば もう会えはしない

無敵超人ザンボット3のエンディングテーマ「宇宙の星よ永遠に」のピアノ演奏(奏者はアニメーターの方)から、「金田伊功を送る会」が始まった。

懐かしい名作アニメの数々にそれぞれの思いを熱くし、貴重な映像に驚いたり笑ったり。

改めて、日本のアニメーションを支えた偉大なるアニメーターを偲び、その再発見をするよい会であった。

出色は、氷川竜介氏の生・アニメ夜話。金田氏を発掘し、世に知らしめたともいえ(その昔の記事で、私もアニメーターに興味を持ちましたよ~)、「20年目のザンボット3」(泣きましたよ~)の著者である氏が、熱く金田作画を分析し、語った。こうして動画とともに見るとよりわかりやすい。何度も何度も見たボルテスのオープニングの、殴りあう健一と一平のシーンも、コマ送りで見たのは初めてだ。ひとコマひとコマが想像以上に「金田」調なのに驚き。
氷川氏は、金田氏と新作の話をしていたとかで、それが永遠に手伝えなくなってしまったと無念を語った。

エヴァンゲリオンの庵野秀明監督も壇上に上り、弔辞。とかくやんちゃな印象の監督だが、本当にその死を悼み、献花の際にはめがねをとって涙を吹き、深く深くお辞儀をしていたのが印象的だった。

亀垣氏って、あんなにお茶目だったんだ…

親しかった方々が口々におっしゃるのは、金田氏の自由闊達な精神。作風もさまざまな枠からはみ出る人だったが、その素顔もそのままだったらしい。とくに「グレートマジンガーを歌う金田伊功」画像では、リアル「金田パース」が見られ、ああ、あの動きやポーズは、氏にとっては極自然な表現だったのだと再発見。私は作品と、クレジットの名前でしか金田氏を存じ上げないのだけど、(前述の記事で、私はちょっと道を誤ってしまったのにw)その人柄に触れられた。

新しい時代の「ラッキーマン」や「半熟英雄」の映像も大画面で堪能。私は子供が小さい頃「ラッキーマン」を見て「きゃ~~金田さんの絵だ~~」と騒ぎ、おかげで息子がアニメーターに興味を持った。「半熟英雄」をプレイした時も、あのラッキーマンやザンボットの人、と聞いて激しく納得。いやあ、大画面で見ると改めてすごい。ゲームのほうもやりたくなってしまった。

アニメーターの友永和秀さんが最近スクウェアエニックスからの依頼で、鋼の錬金術師の金田氏の原画をリライトした話をされた。自由闊達、設計図にとらわれない金田氏の絵を見て興奮、しかしキャラクターをあわせなくてはならない。あわせると、氏の持ち味が失われる……と悩んでいたところで訃報を聞いた、とお話されたのには胸が痛んだ。

作品としては、原作のイメージを損なってはいけないだろうけど、もしかしてそれが「遺作」であるならば、できれば「金田暴走バージョン」も仕上げ、特典映像などにしていただけないだろうか。

あと!「ドンデラマンチャ」の映像、初めて見た!故・長浜忠夫監督の遺作であり、たしかこれを作る時に年賀状までいただいていたのに見ていなかったのだが…これはすごい。
カルト的な評価だそうだが、たしかにここまで金田伊功暴走が堪能できる映像もちょっと無いと思う。

 ラストはご親族のお言葉。奥様、若い!「金田は皆さんご存知の通り『ポニフェチ』で、今日は年甲斐もなくポニーテールにしてきました」と、長く豊かな髪をポニーテールに。た、たしかに恵子ちゃん、きいろちゃん、「バース」の主人公、となんとなくポニーテールのイメージがあるw ザンボットのキャラクターデザインは安彦良和氏なのだけど、金田氏があまりに強烈過ぎて。(後にダイターン3で、安彦作画の回には金田氏に負けないくらい暴走していたのが懐かしい)

…奥様と、弟さんのお言葉に、涙を拭う参加者多数。我々は偉大なアニメーターを失ったが、親族にとってはもっと大きな痛手だっただろう。しかし、このアニメーターを悼み、1200人規模の会が催され、入りきれないほどの多くの人が集まった。

〆は、金田氏は早すぎる死を迎えたが、作品は残る。日本のアニメを語る上で、これらの作品が語られないはずは無い、この人がいたことを忘れないで、だった。

忘れちゃいけない。

とかくアニメ映画の上映会や発表会では、プロデューサーや監督、原作者、歌手、声をあてる芸能人ばかりにスポットがあてられるけど、アニメなんだから絵を描く人がいなければ作れない。なのに、「作画監督」や「原画」などに全然光が当てられないのは困ったことだ。金田氏の存在は、多くの豊かな才能をアニメ業界に集め、そちらの面でも日本のアニメの質を格段に押し上げたのだけど、過酷な労働条件に、まったく光を当てられない状態では、ハコモノを作ったっていずれ滅びる。

なお、今日の参列者には、小冊子が配られた。

画像をアップしたかったけど、今「避難場所」なのでアップは後ほど…

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2009年8月29日 (土)

明日は選挙

YAHOOでこんなのをやっていたんで、ちょっと試してみた。

http://senkyo.yahoo.co.jp/manifesto/match/

マニフェストから、自分の考えに一番近い政党がわかる、というものだったけど、私は見事に各党にばらけましたw

明日、比例区をどうすればいいのかw

やはり私は永遠の無党派層。

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2009年8月28日 (金)

真剣に、家出の準備をしようかと

今日は仕事の合間に、いろいろ息子の相談ができてしまった。

とりあえず、もう一度別の精神科に通うことを検討。そこにコネがある顧客様が、紹介までしてくださった。

『石の上にも三年』とはよく言ったものだ。

人間関係の築けない、人の顔もおぼえられない、どうしようもなく使えない私。何度も「あんた使えない。辞めて」と言われたし、「あんた、おかしいんじゃないの?」と取引先に罵倒されたことも数知れないが、それでも食い下がり、縁をつないできた。なるべく適応しよう、社会を理解しようとしがみついてきたら、時には「個性的すぎる」ことがプラスになることもあり、意外な能力を見出してもらえたことも運が良かった。

今日、飼っていたミドリフグが死んだ。

とても素直で可愛い子で、よくなついてくれていた。

先日の「プチ家出」では、親に本格家出を勧められたが、この子など熱帯魚がいるのでそれをあきらめたのだ。

私には、子ども以外のモノもぶら下がっている。

いくつかの植物、そしてこの熱帯魚。…ついでに、最近家に帰ってきたけれど、結局「家族」には戻れなさそうな夫。

息子の奇行を諌めると、暴力に遭う。理屈はほとんど、通じない。

多くの猟奇事件に走る同様の性格の子たちは、皆一様に、「事件のあとの自分」を想像できない、という。
できていないから、そうするのだ、とも言える。

たとえば我が家で言えば、家族に無関心な夫には、息子も関心を持たない。
実際のところは夫の稼ぎでここに住めて、ネット遊びも出来るのだが、その関連がよくわかっていない。
私の稼ぎで日々食事が用意される。野菜を食べず、肉など好きなところだけ食い散らかし、虫さんを喜ばせている状態なので、一度ストライキを起こして食事を用意しないこともあったが、そうなるとショックを受け、怒っていた。母親に依存しつつ、その恩恵にあずかれないと暴れるのだ。

「あなたは、『顔を傷つけられたら仕事が出来ない、仕事ができなくなったら、今のような生活ができないのだ』ということを、わからせなくてはいけない」と言われた。仰るとおりだ。それは自分では言っている。単に、強圧的だと理解されている気もするけれど。

…しかし、それしか無いかもしれない。

息子は、物理や数学は大変な理解力を示すのだが、「普通」のことには理解力がない。

以前に人に言われたこともあるが、息子には「困る」という能力が無い。だから反省もしない。

しかし、息子が完全に依存しているネット上のつながり、それはネット接続や電気を断たれたら、さすがに「困る」と思う。

私が「断ちたい」のは、息子のネトゲ仲間。
息子を高校生と知りつつ、朝6時まで遊びに興じ、オフ会では飲酒喫煙も勧め、外泊もさせる。
それがおかしい、一体どういう人たちなのかと指摘する母親を、息子は殴る。

一緒に堕ちていく仲間なんか、はっきり言って要らない。

しかし言ったところで聞くわけがない。

しかし、もしも私が本当にいなくなってしまったら、どうなんだろう。

持ち家なのでそうそう手放せないし、穴だらけの壁では買い手もつくまいが、とにかくこの家を「失くす」としたら。

そこまでできなくても、「ネット接続の契約を切る」「電気を切る」だけでも、息子は半狂乱になるだろう。

私を殺せばすぐそういう生活が待っているのだし、ちょっとそういう生活を体験してもらってもいいと思う。

が、私自身が電気を使う熱帯魚を飼っているため、それができない、となっている。まだ、数匹の魚と貝がいるけれど…

万一の時には、それらを見殺しにするか。

そのくらいの覚悟がいるのではないか、と思えてきた。

ちなみにご近所には、子どもを拉致し、家を売り払い、第三者に立ち退きを要求させて、ようやくひどいヨメを追い出した例がある。人格障害ともなれば、そのくらいの覚悟がいるのである。

……あれ、また、息子の話をしているのか、どこかの妃殿下の話をしているのかわからなくなった。

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2009年8月27日 (木)

秘紋の迷宮がおもしろくなってきた

モンスター図鑑、やはり秘紋の迷宮をクリアしないとコンプできないらしい。

ミンウと一緒に一番簡単なのに挑戦したときには泣きそうになったもの。

とくに「風」のダンジョン! 1周目に挑戦した「パラメキア」も、あともう少しというところで1からやり直しだし! 記憶力があやしく、アクションも苦手な高齢者にはストレスしか感じられないわーーーーー!

だったけど、徐々に楽しくなってきた。

とりあえず、ラクにいけるダンジョンを謎解きしながら「ことば」を集め、効率よくクリアして行けば、モンスター図鑑コンプくらいは、いけそう。「ことば」を集めていくと、また違うストーリーが見えてきたりもする。

それと、少なくとも「権力」のダンジョンではウィザードが出るw

まだ未確定だけど、明日のフライデーに妙な記事が出るらしい。

どうしてそういう記事が、このタイミングで出せるんだろう?
それをリークした人たちって…というか、この秋篠宮オランダご訪問って…

オランダって…

あからさますぎて驚いた。

現代は、本当にメディアで戦さを行うんだなと思う。

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2009年8月26日 (水)

夏休みの課題図書2「この世でいちばん大事な「カネ」の話

うわあ、もう8月も終わりだ。夏休みの読書感想文ネタもさすがに今日が限度だろう。

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ) Book この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)

著者:西原 理恵子
販売元:理論社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

新聞で俵万智さんが「子どもが中学生くらいになったら読ませたい」と絶賛していたので気になって買った。サイバラ漫画はよく読んでいたが、単行本を買ったのは初めてだと思う。それも、漫画ではなく、中学生以上向けの、「本」とは。

なんという良書!

もしも今、「感想文書かなきゃいかんけど、今更読んでらんないしーかったりー」とか思う中高生がいたら、「これならすぐ読める! 感想書ける! そして君の血肉になる!」と激しく勧めたい。

奇才・サイバラが、自身の体験から身を持って学んだ「カネ」のことあれこれが、簡潔かつ力強い文体で語られる。読者に語りかけるような口調で、おまけに漢字には丁寧にルビがふってある。デザインも素晴らしく、字を読むのも辛い、というような子でも「すっげー先輩」に膝を突き合わせて昔のやんちゃ話を聞いているような感覚で読み、いろいろ学べるだろう。もちろんサイバラのことなので、キレイごとなんか、言わない。親や先生が慌てるような話もいっぱい。「お説教なんか聞きたくねーよ」な中高生は、これを読んで社会と取り組め。

なんでこの日記がずーーーーっと書けなかったのかというと、肝心のうちの子供らが、全然読もうとしないからだ。なんでだ…もったいない。

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2009年8月25日 (火)

てつきょの部屋

リチャードを無事に異界送りしたあと、アスピルのほんを求めてしばらく闘技場をうろうろしていたけれど、ウィザードとはほとんど会えず、会っても全然アスピルのほんを落としてくれない。

…もうよくね?

現在、マリアとガイの二人がアスピルを使える。

フリオニールは、最大MPをあげて、アスピル要らずにすればいい。大体、ギルは余るんだ。エリクサーも50個もあれば困らないだろう。

で、しばらくミシディアでアスピルをかけあって、フリオニールの最大MPは700を超えた。ついでにレオンハルトも200を超えた。もうラスダン行ってしまえ~!

……一応、追加要素の秘紋の迷宮、一番簡単なのをひとつクリアしたのみなのだけど、あんなに苦労して、アイテムのひとつももらえず、心が折れてしまった…

で、てくてく歩いていたら、ふいに「てつきょじん」に遭った。

これってついてる? なんか、これに遭うのに皆さん苦労しているらしいけど…実際、1周目には全然気配さえ感じなかったのだけど????

うー、「モンスター図鑑」コンプを意識してしまう。…そうなると、秘紋も全部やらないといけないのだろうか。

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2009年8月24日 (月)

家で息子に「おまえら帰れ!」と言われた

ようやく「サマーウォーズ」の小説版を手に入れた。娘に見せる前にざざっと読んだ。読み応えがあった。娘よ、良い感想文を書くのだぞ。

…まあ、腐女子さんのイマジネーションは非常に豊かで、健二やカズマが人気あるのはなんとなく想像できたが、侘介おじさん、さらには理一おじさん大人気らしい。なんか、すごいよなあ、と話したら、15歳にして腐女子暦13年という娘が「いや、普通じゃね?」とか言ってきた。……へー…お母さん、そういうのわからないわー。

「うそつけ!この卒アルが!wwww」

と娘に罵られた。

先日、サマーウォーズを見る前に食事をして、雑談しながら歩いていたときのこと。

娘が、「うちの部、卒アルの撮影がまだでさあ…」と話しかけてきた。

そつある?

「ウッソーカワイイ連発」や略語の乱用など、日本語の乱れをさんざん言われた世代の私だが、一瞬、「そ、卒業アル中????」と混乱した。「卒アル」なんていう言葉は、私は聞いたことが無かった。そうかー、最近の子は、卒業アルバムを、そういうんだー、と理解しつつ、つい口に出した。

「ソツ×アル…アルはわかるけど、ソツなんてキャラいたっけ~」

も、もちろんギャグである。「さよなら絶望先生」の藤吉さんならこう発想するだろうなあ、というだけのことである。

が、娘は驚愕し、悶絶し、勝手に母を腐女子認定してきた。このところ、ことあるごとに「うっせーこの、ソツ×アルが!w」と絡んできて、やけに親しげにする。ええい、あんたとは違うわ、近寄るな腐女子様。

「しかし、『サマーウォーズ』の世界って、ほとんどが親戚でしょ。それでカップリングとか勘弁して欲しいわ」と私。
「ああ、近親相姦だな!」と娘。
「……しかし健二は他人だから何でもありとかも勘弁してよ!」
「……(ニヤリ)」
…娘、何考えているんだか。
「むしろ健二総攻めで」
うぎゃああああ、私の万助おじいちゃん(70・永井一郎)までヘンな妄想に使わないでよー!翔太ならまだー!などときゃあきゃあ盛り上がっていたところで、息子が食卓にやってきた。

「おにいちゃーん! 腐児子がヘンーーーww」と私。
「おにいちゃーーーーん! ママがソツ×アルーーーw」と娘。

そんな母と妹を見て、息子は一言。
「おまいら、帰れ!」

また爆笑。どこに帰るんだ、腐男子の息子。みんな、ここにしか居場所が無いのではないか?

この日記を書いていたところ、「よみごたえがある」と入力したら、「黄泉応えがある」と変換された。

orz

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2009年8月23日 (日)

明日のために?

何かとブログでご心配をかけているが、私はよく息子に暴力を受けたり、家を壊されたりとトラブル続き。

また息子と、私自身もPCに執着し、依存状態になっているという問題がある。それが暴力他のトラブルの原因でもあるのだ。

で、私もいろいろ考え、子ども達に提案してみた。

「この状態を解決するために、二つの選択を提案する。

 1.パソコンをなくすこと

 2.パソコンを増やすこと」

子ども達は1にも2もなく「パソコンを増やすこと」を選択。ったって、それはそんなに簡単なことではない。まず確認したいのは

「パソコンを増やして、状況がもっと悪くなったら、困る。ママは、使いたいときに使えない、ちょっとでも席をはずしたら取られるという強迫観念があるためにおかしくなっている部分もあるし、それはあんたもそうではないか」と問うと、息子もうなずく。使いたい時間に使えないからと、朝までネットをやる。そうして、学校に行けなくなる。
「もしもそれが解消したら、きちんと自分で時間を決めて遊び、学校に行けるのではないか?」
息子、納得。というか、それをのまなければ、パソコン増やす意味がない。さらに廃人になられても困るのだ。

もっとも、我が家にはもともと複数PCがあった。有線ルーターでつないでいたのだ。それがルーターが壊れ、古い、息子の部屋に置いてあったのが調子が悪くネトゲには不適だとか言う理由もあってリビングにあるPCを占領。私のノートパソコンも息子が学校に持っていってしまい、学校側からも苦情をむらっているのだが一向に持ってかえらないのだ。……つくづく、息子に大問題があると思うが、とにかく複数のPCを使えるようにしようではないか。

で、私は無線LANを整えよう、と今のプロバイダから光に変更することを決意、一度は契約をしたがこれは諸事情により見送り。また、これまで知らなかったのだが、今のプロバイダでも、光以上の速さのネットが使えるプランがあり、今のプランと値段はそう変わらないことが判明。ついでにデジタルチューナーを入れて、地デジ対策も整えてしまおう、という考えに至った。

自分の部屋のPCが復活、というのは子ども達にとっても魅力のようだ。というのも、子どもらはPCで録音することが多く、水槽やテレビのあるリビングよりも、そっちの部屋の方が静かで使いやすい。

私はもちろん今のPCの所有権を譲る気は無いが、仕事から帰ってネットを見たり日記を書くくらいなら無線LAN付きノートパソコンがあれば、台所でご飯を作りながらでもできるし、いずれは自室に地デジが見られるPCなんかを置いてもいいかも、と思う。そうなればFF13問題も解決だ。(ふははは、PS3は返してもらうぞ!)

傷つけあい、罵りあうだけだった我ら母子が、急に団結した。

明日のために、がんばろう!

……しかし改めて今までの経緯を振り返ると、本当に息子、「ママのものは俺のもの、俺のものは俺のもの」なんだなあ……

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2009年8月22日 (土)

呪われたフィン城の歴史~?

今フリオニールたちは、ダークナイトの目の前で、ウィザード狩りをしてる。
リチャードに、最便利魔法アスピルを持って行かせようとしたが、これがなかなか手に入らず。前回はとくに意識しなくてもフレアもアスピルも余るほど手に入ったので油断した…ちょっと待っててね、レオンハルト兄さん!

…というマリアだが、とくに虐待した記憶が無いのに、またHPが異様に育っている。最初からすごい勢いで伸び始め、今は5000を越えた。フリオニールのHPは3000ちょっとなのに…

それと、ガイがまりょく、ちりょくともに一番に育っている。ミンウよりも、ちりょくが高くて驚いたw 

さて、2周目で気づいたのだけど、フィン城がいろいろ不思議だ。

白い仮面が必要なので、フィン王女ヒルダに訪ねると、詳しくはわからない、とおっしゃる。
そこでカシュオーン王子・ゴードンに訊くと、やはりわからないが、大泥棒のポールなら知っているかも、という。

カシュオーン王家では、そこまで把握していたのか!

というかポールは泥棒といいながら、実は諜報活動が主ではなかったのか。フィンとカシュオーン両王家の影で暗躍しながら、主人公ら同様に働いているように見える。そしてヒルダも知らないというフィン城の秘密を、実はカシュオーンに渡していたのではないか。

まあともかく、行けと言われれば行くし、闘えといわれたら闘う。それがRPG主人公のさだめ。ポールに聞いた場所で言葉を囁き、フィン城の地下に向かうことにする。

なんだここは~~~!

優美なフィン城は、地上4階の、こじんまりとした上品な城である。

だが、地下は5階まである。

しかもゾンビ・幽霊がいっぱいだ!

骨肉相食み、政敵を次々にここに送り込んだのか? 毒を飲ませて死体を放り込んだか、それとも生きたままこの地獄に放り込んだか、死臭が漂い、怨念がうずまくおぞましい「裏の城」。

…ヒルダは知っていてとぼけたのではないのか?

愛するスコット王子は戦死したが、ゴードン王子がその代わりになりそうな気配がある。しかし何かあれば、ここに放り込まれるかもしれない…。

ヒルダ「よかった、しろいかめんを手に入れたのですね!……何か見ました…?」
フリオニール「えっ…い、いいえ、何も(((;゚Д゚))」

もちろん、何か口走って、あそこに閉じ込められては適わない。素直にミシディアに行こう。

そしてまた不思議なのは3階にある不思議な「鏡」だ。

竜巻発生後、誰も何も教えてくれないので、1周目はひりゅうのたまごを沈めた泉に孵っていないか確かめに行ってしまったorz。まあ、おかげでリチャードとエレナ、カインのイベントも楽しめたけど。

なんで、ここでペンダントを使うとひりゅうが孵ってこっちに飛んでくるのだろうか。

この鏡のいわれなんか、誰も教えてくれないのに!

理不尽だ。

理不尽だが、ヒルダ王女にはこれ以上何も聞かないほうがいい気がする(((;゚Д゚))。

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2009年8月20日 (木)

おかしいのは気候? この土地?

先日、土用の時期に「ヒガンバナ」が咲いている、と日記を書いた。

昨日撮った画像が、これだ。

Kuruizaki ひっそり佇む祠に、ヒガンバナ。

美しい日本の秋の情景…

って、撮影日は昨日、8月19日である。

本来なら、来月の今頃に見られる情景ではないか。

ばらしてしまうが、先日の「土用のヒガンバナ」は流山市の運河沿いで撮影。

この「盆開けのヒガンバナ」は、そこから数百メートルの流山街道沿い。

私もあちこち歩き回っているが、ヒガンバナの狂い咲きは、今のところ他で見ていない。

「ヒガンバナ」は、その名の通り彼岸の時期に咲く花で、猛暑だろうが冷夏だろうが関係なく、きっちりその時期に咲く。開花には温度だけでない条件がありそうだ。

それが、今年は…? あるいは、この土地近辺でなのか…?

狂っている。

今時ヒガンバナなんて、どこでも見かけるというシロモノではない。私も他にいくつかヒガンバナスポットを知っているけれど、今見られるところではそんな異常は見られない。

何が、起きているんだろう?

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2009年8月19日 (水)

選挙ですね

今日は朝日新聞のオピニオン頁の、漫画がおもしろかった。

森下裕美、伊藤潤二、浜田ブリトニー、若杉公徳、いがらしみきお、ほりのぶゆき、カラスヤストシ、さそうあきら

このメンバーが、今回の選挙をネタに4コマ漫画とか、豪華すぎるw

昨日はとても機嫌よく、前向きに話が出来たのに。

今日はまた茶碗、皿を投げ、ゴミ箱をぶちまけてそれごと母を蹴飛ばし、またまた玄関、自室、そしてこれまで意外と手付かずだったパパの部屋を破壊する息子。私は手足に出血があるけど、軽症だ。

ああ、とうとう「ぷよぷよ」のお茶碗が、割られてしまった。コンパイルの在りし頃、子ども達のお茶碗に買い求めたのだった。サイズはお子様用だけど、とても処分できずに使っていたのに。可愛かったのに。それと、たしか亡くなった弟がくれた皿も割れた。今夜は夫は帰らないだろうけど、壊れた部屋を見てどう思うかな。何を言っても「へえへえへえ」で、埒があかないのだけど。

これが、「体調の波」か…

いろいろ複数の障害がありそうなのに、問題もいっぱいあるのにはっきり病名がつかない息子のことを描きながら、かの妃殿下を思い出す。

彼女も、長い療養生活でありながら、また囁かれる病名・障害は数多くありながら、「これ」という病名はついていない。
「体調の波」は特徴的で、「好きなこと、本人がやるべきだと思えたこと」には熱心に出るが、そうでないと思えることにはまったく関心を示さず、それに対して罪悪感を持っているように見えない。むしろ被害者意識が強く、こんなことをさせようとするほうが悪い、と言わんばかりである。どこまでも、自分本位なのだ。

あちらも、「奇声が聞かれた」(静養先や、ディズニーのショップ)、「壁が壊れている」(御用邸)などの証言が、…あれ、私酔っているのかな? やんごとない方のことを書いているのか、愚息のことを書いているのか、わからなくなってきたぞ?

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2009年8月18日 (火)

また「発達障害児」と闘う日が来るとはな

私が息子の暴力に晒されていることを知った職場の方が、人脈をたどってその道のスペシャリスト(仮にO先生とする)と引き合わせてくださった。

この手のコは多くいるようで、いろいろと息子の「症状」をほとんど言い当てた。

「で、病院では病名つかないでしょ」
その通り。アスペルガーといえばそれに当てはまるし、発達障害といえばそう。でも、具体的に「病名」がつかない。完璧に当てはまるものが無く、「個性」と「異常」の間を行く、微妙~~~~な存在。

それこそ、息子がとてつもない犯罪を犯せば初めて病名がつけられるかもしれないし(そのときは私が死ぬ日だw)、家族や近所に迷惑をかけるだけなら困ったチャン、この性格でもきちんと社会人としてやっていければ「個性的な人」で終わる。条件が合えば、大成功も可能。

それが、息子はじめわが一族の特徴だ。

前に有名な某病院に行っていたときは、ちょうど息子の状態が良い時で、先生も「なにか問題ありますか?」だった。

大体、息子をそういう病院に連れてこられる段階で、「良い時」なのだ。そういうときの息子は理路整然としており、今時こんなに礼儀正しく、しっかりした子もいないだろうと親馬鹿できるくらいの状態なのだ。

で、錯乱したときでも、私や家に対して暴れたあとはまた、すっと平静になる。私が血を流していようが、頭を打って顔を腫らせていようが、それは彼にとってとても当然のこと、であって、あとで聞いた話だが、数ヶ月前に頭突きをくらっておでこが腫れ、とっとと氷枕して寝たとき、どうも私の呼吸が異常だったらしい。(少し記憶がある)

それを聞いていた息子と娘は、母親が死ぬ、と思った。
で、息子は「そうなりゃオレは殺人犯だなあ」とパソコンをしながら言った、ということだった。

で、問題は、この兄妹、救急車を呼ぶでなく、おじいちゃんたちに相談するでもなく、ただ母親が頭を腫らして苦しみ、死ぬのを傍観していた、ということだw

はっはっは、地獄の底から舞い戻ったわ!
そしてこの日記が書けるわ!

先日の警察の方も言うとおり、相手が未成年では事実上何も出来ない。
明らかに狂っているならまだしも、冷静に暴力をふるい、すぐ平静になる人間は、保健所に連れて行っても何も出来ない。
精神科医だって、何が問題点なのかはっきりしないのに相手をする暇はない。今は、鬱やら何やらで、患者さんは山のようにいるのだ。このときも、とりあえず学校に行けてる、暴力もおさまった、いいじゃないですか、でほぼ終了した。息子も、この先生には信頼をおけなかったようで、また自分の価値観からちょっとでも外れれば許さないという性格から、この病院を見限った。

そうして、どこの機関も扱えず、ちゅうぶらりのまま行き場を失う人間が、顕在化している、ということだ。

それは同意。というのも再三書いているけれど、私の父方の一族はこういう性格が「当たり前」のようで、一応能力が高いのでそれなりに名を上げた人もいるが、……まあ、妻への暴言・暴力は当たり前。死因は自殺と決まっている。名を上げた人も、同じこと。

「むしろ、ラクにならないですか? 子育てが悪かったとかではないのだから」

それには半分同意する。私が息子を持ったとき、「死んだ弟のように、父のように、ついでに自分のようにならないように」と、かなり神経をすり減らした。育児書を見ながら、毎日2時間の外出、公園でのコミュニケーションに勤めた。自分がそういうの苦手なのにw
自分が早熟で、文字に早く興味を持って本に没頭したことにもずっと疑問を持っていたので、絵本の読み聞かせは熱心にするものの、文字は教えないように勤めていた。

が、息子が勝手に文字を覚えて、ぐんぐん自分と同様の頭でっかちになるのは、止められなかった。「これは環境や育児の問題ではない、やっぱり素質だ!遺伝なんだ!」と認めざるを得なかった。この子を産んだとき、母子ともに健康で、目の前がバラ色に思えた。が、顔を見たときに「この子は、自分と同類だ」と直感。そうならないように、そうならないように、と頑張ったのに……勝手に文字を覚え、数学を理解する天上天下唯我独尊の神童を、誰が止められるのか。あーー思えばブッダ、冷静に考えれば困った子だわ!

そして、「これは遺伝です」というのは同時に私たちを奈落に落とす。

いずれ結婚し、子どもを持っても、男子は中絶しろ、といえるのか?

私は、うすうす自分の忌まわしい血を恐れていて、できれば女の子だけが欲しい、と思っていたけれど(女子でも私と同様にヘンな人はいるのだが、力が弱いだけまし)、最初は男子だった。それでも愛情を持って育て、今ちょっと絶望している。

これで娘に「幸せな結婚をして、孫を抱かせてね」と言えるか????

この異常性格を「遺伝」と言い切るのは、そういうこと。

私の育児が間違っていなかったとしても、その存在自体を否定する。

だから、おおっぴらに言えないんだろうけど。それが差別につながるから。

このブログで私も相当いろいろ書いていて、実名分かる人もいるだろうし、自分の身バレはさほど怖くないのだが、それでも明かさないのは、恥更科が、自分の恥を晒して笑うだけでなく、娘に一番、類が及ぶからだったりする。

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2009年8月17日 (月)

夏休み課題図書①~サマーウォーズが見つからない!

娘が、読書感想文のために「サマーウォーズ」のノベライズ版をご所望だった。は?ノベライズ?そんなのでいいのかしら?と聞いたが、娘は昨年そういう友達がいて何も言われなかった、と言う。

「ダメっていうんなら、BLで感想文書いてやるからねっ!」
あれほど清く正しく愛らしかった娘だが、今はすっかり腐っている。
「いいわよ。まあはっきり言って、普通の本の感想文より難しいとは思うけど、きっちり評論できる自信があるならね」
正直、娘の文章力、分析力には一切期待していないw

しかし、ノベライズとかライトノベルとかでも、少年少女の心をつかむものなら、それはそれでいいと思うし、駄作なら比較論を考えるのもいいだろう。映画館の帰り、「サマーウォーズ」を探すことにした。

サマーウォーズ (角川文庫) Book サマーウォーズ (角川文庫)

著者:岩井 恭平
販売元:角川書店(角川グループパブリッシング)
Amazon.co.jpで詳細を確認する

無い。

どこの本屋に行っても、無い!

はやめに小学生向けのつばさ文庫版が出ていたが、ハイティーン以上向けの、この本が見当たらない。

「ママ、16日に都内に行くから探しておくわ」と言ったが、本当に何軒まわっても、無い。
在庫が、無いそうだ。注文しているがちょうどお盆に入ってしまって…とお店の人。それでもどこかに残ってないかと歩きまわったが、無い~~~!

仕方なくルビだらけのつばさ文庫と、公式ガイドを買って帰った。

考えることは一緒♪ で、中高生の「サマーウォーズ」感想文があふれかえるのではないか?

それにしても、カズマは大人気だ。私も、カズマと、そのアバターであるキングカズマが気になって仕方ない。絵も描きやすいしw

前にも書いたが、私はかつて、田舎のおばあちゃんちに行ったとき、まさにこの子のような子どもであった。親戚付き合いに興味が無く、大家族の食事に興味が無く、…さすがに当時はパソコンもゲームも無かったが、漫画や本一辺倒。チャンネルが乏しく、好きなアニメも見られないのが苦痛でしかなく、むしろ、そんな仮想空間に身をゆだねる「日常」を選ぶ子だった。

しかしこの作品で、「カズマ」は否定されていない。

昔懐かしい大家族の情景の中で浮いているような彼を、決して否定していない。

いかに仮想空間での格闘ゲームだろうと、それに誇りを持って闘ってきた彼の心は本物だし、OZが乗っ取られて世界中が混乱する中、古い手紙の束と住所録をめくりながら黒電話で闘う栄おばあちゃんも、本物だ。

オタク少年も、田舎の旧弊も哂わない。

この映画の居心地の良さは、そんなところにある。

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2009年8月16日 (日)

ミンウとミシディアへ

FF2の世界って、ほとんど地続きなんだ…!

序盤、たまたまふらっと歩いていたら「パラメキア」地方についてしまって、ようやく気づいた。てことはカシュオーンにも歩いていけるし…って、船に乗らなくてもサラマンドに行けるじゃないかw

で、ミンウと一緒に闘技場あたりまで行き、「じゃあミシディアにも行けちゃうかなw」と、試してみた。

行けてしまった。

最初の街・アルテアからすぐではないか。もちろん道中の敵はものすごく強いのだけど、ミンウのブリンク、それにマジシャンからいただいた「まじゅつのつえ」が強いし、鍛え上げた魔法でなんとか勝てる。とくにミンウの装備を整えたかったので、「ちからのつえ」と「とうぞくのこて」を買ってあげて異界送りした。このあと仲間になるヨーゼフにも、「きょじんのこて」をおみやげに。

前のプレイでは、同じくらいのシナリオで、ヒルダ王女に「一刻も早くカシュオーン城へ…」と言われて飛空艇で飛んでいったが先にすすめず、おろおろしながらチョコボに乗って「あ、南に街みたいのがある???」と闘技場を目指し、砂漠で死んだ記憶があるが、今のメンバーは砂漠も怖くない。ヨーゼフを連れて砂漠で鍛えているし、「いっそ、またミシディア連れて行っちゃおうかな」などと考えている。もう、「ヨーゼフなんですぐ死んでしまうん?」とは言わせないぞ~!

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2009年8月15日 (土)

SORクリア~目からつなみが~

以下、少々ネタバレを含みますので注意。

SORをクリア。やけに麗しい「善い皇帝」は、いくら善くっても尊大。さすがは皇帝w

フレアやいんせきを使ってくるが、アルテマレベル6(ダメージ3000以上)のミンウが軽くひねってしまう。

そしてエンディングへ…

こ、これは泣ける。

死人が多いので有名なFF2、これまでリメイクの追加要素って、楽しめた記憶が無いのだけどこれはよかった。これがあって、やっとFF2が完成したような気さえした。

で、今は、遣り残した秘紋の迷宮と、SORに苦労しないことを目指して2周目。
ミンウが恐ろしい…

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2009年8月14日 (金)

サマーウォーズ見てきました!

「サマーウォーズまじぱねえええェ! もう一度見たい、おかん見にいこう!」

…これが息子でなく、花も恥らう中学生女子のセリフなのは情け無いが、娘と一緒にグルメと映画の休日を過ごした。

以前、わが一家が「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」の大ファンなのは以前にも書いた

「あれ」は事件だった。

東映アニメフェアは、ちびっこたちと一部アニメファンのための小映画集で、そのアニメが好きな人にはそこそこ楽しめるが、つきそいの親や興味の無い人にはさほど価値も無いものだった。あの時我ら親子は同時上映の「ワンピース」を楽しもうと劇場に行った。ポケモンは好きだったが、後発のデジモンにはあまり良い感情を持っておらず、まあ、まったく期待せずにただ劇場に座っていただけだったのだ。

上映後、私たち親子はデジモンの話しかしなかった。

相変わらずゲームも、テレビアニメも興味がわかなかったが、これに関してはDVDを買ってしまった。いまだに何度も何度も、これを見て熱く語り合っている。

あの細田守監督がまた、サイバーテロものを扱う、となるとやはり気になる。娘に言わせると「うん、ほんっとうにウォーゲームだよ!」うおおおおおおお!

主な舞台は長野県。巨大な仮想空間サイト「OZ(オズ)」が世界に普及した時代、数学が得意で内気な少年健二が、憧れの美少女・夏希に頼まれ彼女のおばあちゃんの誕生日を手伝うべく、長野の旧家に行くところから物語が始まる。突然送られてきた数字の羅列のメールを解読し、返信すると、翌朝世界は大パニック。「OZ」のシステムが侵入され、荒され放題。テレビでは健二を犯人として報道している…!
90歳を迎える旧家の長・陣内(じんのうち)栄を筆頭に集まろうとする20人以上の親族。かつては夏のお盆時期の田舎ではどこでも見られた大家族の風景と、デジタルが支配する現代社会の対比、少年少女の淡い恋、旧家の人々が織り成す人間ドラマ。そして物語は世界規模のサイバーウォーに向かう……

構成は本当に「ぼくらのウォーゲーム」そのもの。あれのリメイクか、と言ってもいいほどだ。

しかし「東映アニメフェアのデジモン」では到底見ようと思わない人にも是非勧めたかっただけに、このリメイクはうれしい!

設定は普遍的だし、ことに忘れられがちな旧家の大家族の描写の細かさ、そしてデジモンでも冴えていた、数多くのキャラクターが同時に動きドラマを造る群像劇も見事。

ことに、一族の長である栄おばあちゃんの凛とした姿は美しい。

サイバーテロ1日目を収束したのが、彼女の長年の親交を生かした黒電話戦術という、実にアナログな手法なのも良かった。

そして2日目以降は、ひ孫で元いじめられっこ、常にパソコンの前から離れず、一族の団欒の席に加わろうとしない中学生・佳主馬(カズマ)と健二を中心にした一族のデジタルな闘いが始まる。

デジタルとアナログが常に交錯しながら、各人がそれぞれのスキルを活かし、事態の解決を目指していくのは痛快。

…実のところ私はカズマそっくりの子どもだったし、今でもテレビで大家族モノをやっているとチャンネルを変えるくらい苦手で、映画を見る前に公式サイトを見て、登場人物の多さ、それがほとんど親戚というのにめまいがし、不安を感じてしまったが、

見終わる頃にはすっかり陣内家のヨメ気分になれた。あー万理子さん、洗い物私がやりますー、理香さん、このお茶碗、どこにしまったらいいですかー。

「カズマかわいいよ、カズマ」
娘はすっかりカズマファン。

夏の慌しくも懐かしい数日間の物語を、ぜひこの夏劇場でお楽しみあれ!

見終わったらぜひデジモンも!

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……サマーウォーズは、劇場大画面でもあの4億の……は厳しい。早くブルーレイで。できれば「ぼくらのウォーゲーム」もブルーレイで…!

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2009年8月12日 (水)

心落ち着いてFF2SOR~初めてのアルテマ~

顔には傷があっても、にこやかに出勤~♪ 負けてたまるか。

へぼい武器では歯が立たないが、いい武器の宝箱や、いい武器防具を落とす敵に遭うためには、やはり目の前の敵を倒していくしかない。

幸い、この黄泉の国ではお金はすぐに溜まる。たいした武器防具が売られていないが、攻撃魔法やエーテルは、結構買い込める。

とりあえずは、宮殿1階で鍛える!

ミンウのブリンクは本当に有効だ。そして、攻撃・補助魔法を覚えた仲間達も、頑張っていれば徐々に能力もあがってくる。30の手習いか、40の手習いか。おじさんたちの頑張りに感動する。…が、きっとゲームの世界のことだから、ヨーゼフでさえ私より年下の設定なんだろうがw

徐々に、上の階にきた。ホーリーランスを手に入れた! これでリチャードが格段に強くなる。それに、リボンも続々手に入れた。

頭にリボンをつけた、青年と中年男の4人組。

そろそろ、アルテマウエポンに挑戦しようか。

ううむ、正直カオスライダー×4と闘うよりも、1体だけのアルテマウエポンと闘うほうがラクだぞ~?

リチャードの槍は冴えるし、スコットのフレアも安定した強さ。

ずっと頑張っていたヨーゼフが、最後の最後できつい2連発を食らい、ともに勝利を祝えなかったのは残念だったが、アルテマウエポン撃破。プレイ時間は5時間を超えたが、めでたくアルテマの本を手に入れた。

ミンウ、どれだけうれしかったことだろう。

これを手にする権利を持ちながら、封印を解いて命を落とした偉大な魔道士。

そこまでしてアルテマを託した若者達は

「うはwwwwwアルテマよえええwww」
「ブリザドの方がよっぽど使えるわね」
「アルテマ 要らない オレ殴る強い」

と散々なことを言っている。

ミンウの魔法欄はいっぱいだが、一番使わなそうな?(違ってたらごめんなさい)フィアーを忘れ、アルテマを覚えさせた。ちなみに他のメンバーに渡そうとしても「どうぞどうぞ」状態だった。やっぱり、アルテマはミンウ、だよね!

さあ、そのへぼさを楽しもうか、と初めてのアルテマ。

ダメージ500台。

つ、強いじゃないか…( ゚д゚ )MP1で500は、脅威だ。こんなんFF2のアルテマじゃねえ!というくらいだ。

アルテマも、使い手を選ぶのか。つくづく、封印をとくのに彼が命を落としたのが惜しい。
いや、そのための、SORだろう。

強力な攻撃力を手にしたミンウを中心に、リボン男隊は「ちょっと奥まで」のつもりが、どんどん上までラクに進んでいく。アスピルが使えないので、何度か行き来するつもりだったのに、アルテマがあれば、強力な武器を守るボスもラクラク。ひりゅうのやり、ワイルドローズを手にし、さらにはコウテツキョジンからエクスカリバーも手に入れてしまって、「このままラストまでいけるんじゃないか?」というか、本当に最上階まで来たが、ミンウの最強武器「星屑のロッド」を取り損ねているのに気づき、また戻った。あーまた強くなっちゃう。

あ、もちろんエクスカリバーはリチャードへ。これはりゅうきしのものだから。なのでリチャードはひりゅうのやりと、エクスカリバー2刀流。これを手にすることなく逝った彼のために。

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2009年8月11日 (火)

こんなときでもFF2SORレポ~ヨーゼフ、なんですぐ死んでしまうん?

今日は顔が腫れあがったり右手が使えなかったり私が興奮状態だったりで出社を断念。ただでさえ少ない人数でがんばっているのに、迷惑をかけてしまった…orz

昼ごろ、息子が寝ているのを見計らって家に戻ってみた。娘は遊びに出かけたようだ。メール一つよこさず。薄情だなあ。目を覚ました息子は、「家を出ても帰ってこなくてもいいが、俺の金だけはよこせ」と言った。今月はピンチだから、貯金の切り崩しを頼まれていたのだ。無駄遣いが目立つが、それを言っても無駄だろう。

ただ、昨夜からエサをもらえなかったミドリフグが、必死で「お帰り~~」してくれた。赤虫目当てだろうが、愛い奴じゃ。

FF2SOR日記を再開。

運命に導かれて死者の世界に集った男4人。「ヒロインがいない…」と絶望したが、とりあえずミンウとスコット王子が美人なので我慢することにする。

アルテマウエポンには歯が立たず、なぞの宮殿入り口の敵にも苦労させられる状態から、鍛えることにした。

ことに困ったのが能力差。リチャードは圧倒的に強いし、ミンウも超序盤の仲間の割には元々強いキャラクター。回復や補助魔法ばかりで攻撃力が皆無なのがきついが、安定している。スコット王子はHP700からのスタートだが、物理攻撃、魔法攻撃・回復も優秀だ。

で、ヨーゼフだ。彼を鍛えずにあの世に送ってしまったのを本当に悔やんだ。HPの低さ、魔法や特殊攻撃の耐性の無さ。すぐに状態異常になり、即死し、すべての攻撃に耐えられない。おかげでミンウとスコットがヨーゼフの回復ばかりに忙殺されることになった。「これでは埒が明かない」 敵が多いときにはヨーゼフを放置して頭数を減らし、勝てそうになったら復活させる、というパターンにもなった。

おかげでミンウとスコットのMPやまりょく・せいしんが育つこと育つこと!

しかし、ずっと倒れているヨーゼフの育ちは、遅かった。

殴っても中途半端、魔法にも期待できない、仲間の足をひっぱりまくる……「どうしたものか」

斧と盾を持たせてみたりもした。攻撃力よりも、とにかく攻撃を避けてくださいよ、と。

それと、強力な敵には物理攻撃よりも魔法攻撃のほうが安定してダメージを与えられるので、スコットにフレア、リチャードにホーリーを覚えさせてみた。そして、物理攻撃力をあげるヘイストをヨーゼフに、バーサクをリチャードに覚えさせた。

強そうな敵に遭ったら、ミンウがブリンク、ヨーゼフがヘイスト、リチャードがバーサクを唱え、守りを固め攻撃力を高めるという作戦だ。結構これで宮殿の1階は歩けるようになった。MP5からのスタートだったが、使っていればこれも伸びてくるし、ブリンクでもすぐ殴り倒されるヨーゼフには、いっそ防御していてもらっていいから、とにかく「生き延びる」ことだけを目指してもらった。

HPが1000を超えるころには、そこそこ使えるようになってきた。斧も振りなれ、モンスターからルーンアクスを手に入れたら、なかなかに頼もしい物理攻撃キャラになった。ヘイストで暴走したのに自分だけミスするお茶目な面も見せたが、デスにも耐え、ゆうわくにも耐え、がんばった。

少し宮殿の上に上ったところでモンスターから「リボン」を手に入れた。もちろん、ヨーゼフの頭につけてあげた。よく似合う。これでますます耐性が高まり、倒れにくくなる…

あれ?

気づくと、ヨーゼフのHPが、スコットやミンウも抜いている。

殴られ、切られ、焼かれ…で、むしろ鍛えられたか本人の資質か。遅咲きキャラなのかもしれない。

あ、私は殴られても成長しないので殴らないで下さい。

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初めてのプチ家出

うううう徐々に、右手首が痛んできた。一応絵を描く仕事もしているし、これ以上後遺症(数年前に肘を痛めているのだ)を残したくないので湿布をする。額の傷は長いけど、ぱっくり割れてはいないので「傷などふさいでみせる」 のパワーでいけるだろうか? 深夜に医者をたたき起こすほどではないが、後遺症はイヤだ。私はまだまだ働かなくてはいけない。明日だって、休めない。でも、息が苦しくて眠れない。

はあ、息子は母が家出したところでコレ幸いと遊びほうけているのだろうな。

似たり寄ったりの仲間同士、「こんな母はイヤだw」「いなくなっていいじゃんwww」と、哂いあっているだろう。

まあ、私が本当にこの世からいなくなればネット遊びどころじゃなくなるだろうけど。

…それと、家に残してきたミドリフグを思い出した。今夜はまだエサをやってないし、きっと今夜は誰も電気を消さないだろう。…眠れないだろうな……自分の身可愛さに、息子についた娘よりも、そちらが心配だ。

テレビやネットでは、クスリで身を落としたアイドルの話題が姦しい。

ああ、この曲を自分の結婚披露宴に使った友人がいたっけ。思い出の曲を汚されて、つらいだろうな。芸能人に素行のよさを求めるのは虚しいが、偶像である以上、人は曲やドラマを愛し、大切な思い出にする。偶像の私生活はどうでもいいが、そんな人々の夢を壊さないようにお願いしたいものだ。

で、また思い出すのは、その友人が弟を実質「勘当」したことだ。

家制度が崩壊したこの時代では、「勘当」なんて死語。子供はとことん保護され、何をやっても「親の責任」だし、親が亡き後もその兄弟が支える。それは当然だ。昔のように大所帯なら1人のできそこないが出てもなんとかなったが、それでも許しがたい、家に大損害を及ぼす子が出たら「勘当」で放り出したのだ。

今のように少子化時代なら、1人を支えるのはせいぜい数人の兄弟。そのために結婚の機会を失ったり、職を失ったりと大変な負担になることも多い。そのために福祉があるのだが、「異常性格」については福祉の対象ではない。

息子について「異常性格」と書いてしまった。精神科医でもなんでもないのに。

ただ、日本の最高峰と思われる大学病院の、かなりこういう少年の症例に詳しいと紹介されたお医者様にも、息子は理解出来なかった。「アスペルガー」といえばそうかもしれないし、発達障害といえばそうかもしれない、でもとりあえず(当時)学校に行けるようになっており、本人曰く暴力も収まった(私はええええええ?こないだも殴られましたが?だったけど)、受け答えもしっかりしているし、とりあえず、いいんではないでしょうか? 一応、次のアポは押さえますけど…」ということで、アポをとっても3時間以上待たされる病院に嫌気が差し、息子は病院に行かなくなった。

そのときは、まだよかったのだけど、無表情で、あるいは哂いながら女を殴り、蹴る。学校の先生に喧嘩を売る。挨拶代わりに家やモノを壊す。

「息子さんは精神病院に行ったということですが、どこですか?」刑事さんに問われ、答えた。「それは、どこですか?」私は地名を答えた。かなり細かく。「……ホンモノの、T大病院か…w」

ああ、疑われているのは私ですかね。

世の中、ちょっとでも暴力をふるわれたら女性は逃げるものなのらしい。

けど、私の父は何でもないことですぐにキレて暴れたし、亡くなった弟にも顔を潰された(今も傷があり、鼻がゆがんでいる)。聞けば、父方の親戚男性は大方そんな感じで、死因は自殺が普通。というか、それ以外の死因を聞いた事がない。それがわかっているから、息子の育児には相当神経を使ったものだけど。

……やっぱり、こんな異常な家系は信じてもらえないし、もしも息子の理路整然とした態度を見れば、怪我をして取り乱している私の方を疑うだろう。

亡くなった弟。若かった私は「こいつのために一生を潰されたくない」と逃げた。とりあえず顔を合わせたくなかったし、老後も面倒を見る事を考えたら縁を切りたくて仕方が無かった。

が、「勘当」なんて、今の世には無い事も事実だ。

池田小学校の事件の際もそうだった。犯人を異端視し、批判した親族を、世の中は批判した。「責任を逃れようとするな!」と。

いい年の大人になっても、子供の責任は親にある、という時代。どうやっても更正しない子を見放したくても、それは許されない世の中である。

この子は、私の子である。女子を望んだが、いきなり自分そっくりの男子を産んでしまった。「この子は●●に似ているね」精神病院で命を断った、私に暴力を振るった弟に、たしかに似ていた。言語能力などははるかに勝るが、ちょっとした表情が、瓜二つだ。それが苦痛で、私もいろいろおかしくなっていることは認める。少なくとも数年前は、立派な患者さん(だけど休めず働かなくちゃいけないからいろいろあった!)だと思う。

私は、本気で息子を放逐しようとは考えていない。それ、迷惑だからw

でも、そのくらい本気でいかないと、息子はいつまでも独立できないと思う。

そして、こういう子と、青年たちに法律や制度は無力だ。

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警察に駆け込みました

シャワーを浴びて身体を拭き、寝巻き程度のものを着たところで、ドアごとぶっとばされた。

2~3センチはあろうかという厚みの引き戸で、昨日(もう一昨日になるか)は内側にこもってぼこぼこ叩いていたが蹴破れなかったようだ。腹いせにスプレーと言うスプレーを撒き散らし、髪を染めるスプレーで、工事したばかりの床も変色。今日は、外側から蹴り破ったようだ、身をかばったが、肩や腕はまたいつもの打撲、先日腫れあがった側(まだ、こぶが引かない…一生治らないかも)とは反対側に痛みを感じた。さらに足で戸ごと踏みつけてきた。

「ああ、すっきりした♪」とつぶやき、息子は嬉々としてパソコンへ。

額から血がぽとりと落ちたので、仕事用のバッグだけ持ってすぐに外に出た。交番へ。

こう、しょっちゅう自分本位な事情で暴れ、モノや家を壊し、怪我までさせられるのはたまらない。先日も顔がはれあがるほどの怪我で、会社にも迷惑をかけたばかりだ。「家族だから」と泣き寝入りしても、増長するだけではないか。

とはいえ、警官も、駆けつけた刑事さんも頭をひねった。以前息子が中学のときお世話になった警官はもういないらしい。……一応進学のめどが立ち、精神科にも相談員に児童相談所にもお世話にならなくなって2年ほどか。過去の経歴を問い合わせていたが、記録は残っていないようだ。

それに、異常性格の息子がしょっちゅう暴れて母親が怪我をした、というのは事実だとしても、「で、どうします?w」と鼻で笑うしかない。未成年だから逮捕は出来ない、逮捕をすれば前科がつく、精神の異常は感じられるが、保健所にひっぱっていくにしても息子が錯乱状態で暴れているのならとにかく、きっと彼は今頃上機嫌で、落着いているだろう。家の状態はひどいものだが、もしも警察が現われたとしてもきわめて紳士的に応対するだろう。敬語は完璧だし、なんだ今時の子にしてはしっかりとした子じゃないかとと思われるでしょう、と私も言った。だからこそ、「異常」なのだが。

お父さんは? と聴かれた。当然である。

かれこれ10年ほど家を出ており、数ヶ月前に帰ってきたが、未だに家族4人で食卓を囲んだ事もないし、息子が奇声をあげていようが、家を壊していようが、私が悲鳴をあげていようが無関心、顔が半分紫色に腫れあがった私の顔を見ても、ぎょっとしただけで何も言わなかった。警察の方が言う、「お父さん、お母さんと一緒に病院などへ」なんて、できっこない。そんなことができるくらいなら、私も苦労していないのである。

まあ、うちが困ったちゃん一家であることと、夫と息子の名前、生年月日、携帯番号などを把握して、警察団は解散となった。私ももう、殴られて泣き寝入りはごめんだし、いいかげんに息子に真剣に考えて欲しいので、着のみ着のままで今夜は「プチ家出」をすることにした。次は行方をくらまして、家の電気水道を止めるぞ!

警察の方にも親にも、「何で逆らうんだ、意見するんだ、言うとおりにしていれば殴られないのに」と言われたが、それではこの子を誰がしつけるんだろう?

真夜中に大声で騒いでいて、近所の人が眠れなくても、「そんなことは俺がパソコンを使うことの妨げにはならない♪」と高らかに謳う馬鹿を、放置していていいのか。

暴力を恐れて息子に従う母親も馬鹿だが、殴られても殴られても意見して、また殴られる母親も馬鹿。

同じ馬鹿でも、新潟の拉致監禁男のような馬鹿の奴隷母に成り下がるよりは、いっそ殺される馬鹿な母親でありたいと思う。

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2009年8月10日 (月)

SORを楽しもう!~全裸でなくてよかったね!

FF2クリア後に出てきた「ソウルオブリバース」なるゲームを立ち上げる。

主人公はミンウ。死者として地獄~ジェイドを訪れ、戦死したスコット王子と出会う。「私たちがここにくるのは意味があるのではないか」フリオニールたちを救うために命を投げ出したヨーゼフ、リチャードとともに、この裏ジェイド・裏パンデモニウムの謎に挑む。

おお、なかなかおもしろそうではないか。

FF2といえば「とにかく死ぬ」。マリアも「もうたくさんよー!」と嘆いていたが、その死者たちのもうひとつのFF2か。

で、愕然としたのが「ミンウ、すでじゃないか!orz」

「どうせもういなくなるし」などと装備をひっぺがした覚えは無いのだが、服などは着ていても武器が無かった。少なくとも本人がもってきた初期装備で分かれたと思ったのだが…仕方が無い、今更やり直しもきついし、すすめよう……と少し歩いたところで全滅。SORをやり直した。…全裸でなくて、よかったと思うべきだろう。

今度は運良く、最初の敵が「よいちのゆみ」とかぶとをを落としてくれた。弓は素人のミンウだが、最強クラスの弓は心強い。装備して、セーブして……また全滅。

時々強い敵が大量に出て、それだと本当に厳しい。と、とにかく仲間を増やし、街に到着しなくては…

ヨーゼフ、リチャードを仲間にした。終盤、長く一緒にいたリチャードはHPは3000クラス、攻撃力も申し分なく心強い。が、ヨーゼフ……HP300台だ。

一歩一歩慎重に進みながら、ようやく街へ。やはり死んだシドと話し、封印の部屋に行ってみる。4つのクリスタルに話しかけると、ランダムでメンバーのステータスがあがる。で、真ん中のアルテマの本をとろうとすると……

アルテマウエポン登場。多少鍛えてはいたが、なんということだろう。リチャードの槍さえほとんどダメージを与えられない。「これは、何時間やっても無理!」と電源を切り、彼らを鍛えなおすことにする。普通にバトルを繰り返しつつ、HPや防御力をあげ……って、なぞの宮殿の1階で死にそうだ!w

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2009年8月 9日 (日)

FF2クリア!娘と一緒にウボアー

とりあえず、FF2(PSP)のエンディングを見ることにした。娘が見に来たので、一緒に「こうてい」と闘う。

「えー?なんかこうてい、ちがくね?」
娘はディシディアの麗しい皇帝を期待していたのに、黒くてごつい人がいてちょっとびっくり。「地獄ではこんなんなんだよ。ディシディアでもEXモードでこうなるよ」
しかし娘は早く「ウボアー」が見たいとわくわく。

ラスボスの皇帝がどんなだったかよく覚えていないけど、ディシディアやっていて「こうてい」は「ブラッドソード」に弱いと知ったので、レオンハルあに持たせてみる。

「ちょ… なに、その『あ』って!」
……('A`) ママもよくわからないうちにこうなってたのよ…酔っ払ってゲームを起動してはいけないということだわ……

レオンハルあ、剣を持ったのは初めてなのか、最初はミス連発。他のメンバーも、物理攻撃が思うように決まらず長期戦の様相を呈してきた。「魔法をもっと鍛えればよかったかなあ…」と、何ターンか進むうちに、レオンハルあの「ブラッドソード」が決まり始めた。3000~5000ほどのダメージを与えつつHPを吸収する!

「ブラッドソードつえええええええええ!」

母娘興奮。

この時代はラスボスもあっさり風味なのか、形態が変化することも無くすぐに終了。そして皇帝が無念の表情で「ウボアー」

娘が狂喜乱舞した。

エンディングへ。いろいろ突っ込みどころ満載。ヨーゼフの娘ネリーが登場した。

「この子は死んだ仲間のヨーゼフの娘なんだけど」
私は娘に解説した。ヨーゼフの家の前には「私、ヨーゼフが好きなの」と言って張り付いている女性がいた。ヨーゼフが死ぬとこの女性が家に入り込んで「この子は私が育てます」とか言っている。
「……それ、ストーカーじゃね?」
「うん、不幸に乗じて後妻面して、これで立派な家も財産もゲット。ネリーは大丈夫かと案じていたけれど、王宮に就職口を見つけてこちらに来たのね。きっと、いろいろあったんだわ」
「……しかしこの立ち位置、召使じゃねえだろ。王女気取りか?」

……王宮でネリーが、継母と同じことをしないか心配になってきたわ…

スタッフロールの前に、PS版ムービーバージョンの各キャラクターが登場。

「誰? これ」
「ムービー版の皇帝だよ」
「うはwww皇帝、テライケメンwww」

そのあとは「誰これ??」の突っ込みが続く。ムービー、本当に別人だし。

スタッフロールのあと、娘とオープニングムービーも鑑賞。私はこれをスルーしてゲームを始めてしまったので、昔PS版が出たときに店頭で見て以来だ。……いやあ、すがすがしいほどの別人っぷり。マリアなんかロリっぽくて、とても後にHP5000を超え、槍とナイフを持って暴れまくるとは思えない。「FF11っぽいなあ」…そして、マリアのあえぎ声だけが印象に残った。

ついでに、娘に偽ヒルダのイベントを見せてやった。これが見たくて買ったのだし。
「これが『ゴクッ』の元ネタ」
「うけるwww」

さて、クリアデータが作れたので、追加要素が出た。

「なんだろう、これ」とやってみたSOR。……ミンウがすでで闘っているorz

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2009年8月 8日 (土)

親子で読む「ムダヅモ無き改革」2巻

昨日は待ちに待った「ムダヅモ無き改革2巻」の発売日♪

ムダヅモ無き改革 2巻(近代麻雀コミックス) Book ムダヅモ無き改革 2巻(近代麻雀コミックス)

著者:大和田 秀樹
販売元:竹書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「買ってきたわよ♪」というと、先ほどまで悪態をつき、私を蹴飛ばしていた息子が豹変。「まじ?」「うん、私もまだ読み終わって無いんだけど」「うん、あとでいいから読ませてね」…漫画の効き目はすごいなあ。神様、面白い漫画があるおかげで私は生きていられます。

「ああ、ところで『アニメ化決定』だって」
「……ま、マジ?????」

母子は手を取り合った。「なんて命知らずな…ありえねえw」「某国からクレーム受けてトラブルになった『ヘタリア』が可愛く見えるのにw」「『ヘタリア』なんてかわいいよなあwww むしろこれは、世界より前に日本に怒られるだろwwwww」

この漫画が同人誌でなく、それなりの大手出版社から出て、発売日には巨大な平積みの山を造る。
さらにアニメ化決定とかいう。

日本は、なんと美し国だろう。

私が笑いをこらえながら読むのを、うらやましそうに見る息子。さあ、パスだ。今度はこれを読む息子を、たっぷりと堪能してやる。

ああ、ベネディクト16世、本当にお出ましだw 強面で有名で、いろいろなコラ画像もあるが、まさにそのまんま。

「つか今 空飛ばなかった…?」
タイゾーさん、ベネディクト16世が飛ぶのは有名ですよ!

物語は「地球」を賭けて、黄泉がえりし第4帝国と地球最強の5人がギアナ高地・テーブルマウンテンで雀卓を囲むことになる。遊○王のごとくライフポイントが増減し、少年漫画死闘が繰り広げられる! 「ちょっと、ついていけなくなりそう…」と一度は引いた私だが、新キャラ・ティモシェンコのキャラのたちっぷりに燃え上がる! これは息子の好みのタイプだろう、とにやにやして見ていたが、案の定息子もティモシェンコに萌えまくり。

プーチンはそのまんまのキャラだがw、ティモシェンコ首相、日本でこんなことになってると知ったらどうなんだろう。

息子は最近麻雀をやり始めたとかであれこれ解説してくれたが、さっぱりわからん。昔から麻雀漫画は麻雀がわからなくても楽しめるものだし。
そして、これが決定版なのは間違いない。

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2009年8月 6日 (木)

皇帝の意地悪!

仕事合間の「FF2」は、順調である。

今日は「たつまき」をクリア。物語は終盤、敵はまさに「皇帝」である。

…しかし、RPGすべてに言えるかも知れないのだが、なんで○○の塔などのダンジョンは、ごちゃごちゃとややこしく造られているのだろうか。

もちろん戦術を考えて造られた城が、ややこしいのは当然だが、それにダンジョンなんだからややこしいのは当たり前なんだが、ここで働く職員は不満ではないのだろうか。各フロア毎に造りが極端に異なり、あっちを上ると行き止まり、こっちを上ると行けない所に宝箱がある、とか。

とあるややこしい造りのデパート勤めをしていたときの苦労を思い出す。

お客様に道を尋ねられたら、どうすればいいのか!

まあ、ここの「お客様」は道を尋ねるより先に剣や斧で襲ってくるが。

それにしても、これは「竜巻」なのだよなあ……どう見ても塔だし。

で、皇帝のおわす7階の一歩手前の6階にきて、「なんだ、この真ん中の部屋…」と気になり、また降りて捜索し始めてしまった。ずーっと降りて、ダメージ床を渡り、ようやくその部屋へ。扉が4つあり、「きっと宝箱が…」と期待が高まる。

FF2の「部屋」は一種のワナで、たまには宝箱がいっぱいの部屋があったり次のフロアへの道だったりするが、空っぽの部屋だとやけにエンカウント率が高く、強制的にバトルをさせられることになる。いやあ、まわったまわった。4つの部屋。あれ?何も無い?こんなに思わせぶりで?私の思い違いでは???と2巡くらいはした。

釣りでした。

こんなに苦労してたどり着いた部屋、すべてが空っぽ!

くそー、また「かかったな、フリオニール!」かorz!

「どうしたの?何かあったの?」と案じてくれるマリアは、両手にリッパーナイフを持ち、数々の魔物の返り血を浴びながらいつの間にかフリオニールよりもたくましく、HPも高い。ああ、また私、マリアをこんなに育ててしまったよ('A`)

さあ、もうたつまきのなかは楽しみ尽くした。皇帝の玉座に行ってしまおう。

ああ、麗しい皇帝陛下(*´Д`)

…しかしバトル場面ではなんか情け無いポーズの皇帝陛下(つД`)

皇帝陛下の大御心により、はんらんぐんの面々は(しかし自分で『はんらん』っておかしいよね)筋骨たくましく、魔法も使いこなせるエキスパートになっていた。

手前にいるゴーレムなどマリアのファイアで焼き尽くせるし、しんえいたいなど一撃だ。

「ヘイスト」で爆走していた皇帝だが、しょぼいサンダーをいくつか放ったものの、肩こりに効く程度。軽く地獄に送れてしまった。 ありがとう、皇帝陛下。こんなに強くなったのもあなたのおかげです。

フィン城では歓待を受けた。舞踏会でマリアと踊った。……壁の花になっているレイラの視線が痛い。

そこに兵士が乱入。「大変です! ダークナイトが即位し、レオンハルあ皇帝に…うぐっ」

レオンハルあ?

マリアは青ざめ、「兄さんが!」と取り乱している。

が、レオンハルあ????

そうなのだ。マリアの兄で、かつてはともに闘った人がダークナイトの正体であり、本名が「レオンハルあ」

……なんか、最初の設定のときに私が何か間違えたらしい。

…次は「レオンハルあ」をお迎えに行く冒険だ…orz

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2009年8月 5日 (水)

新潮vs文春 雅子様は回復してるの?悪化してるの?

今日発売の週刊誌二誌が、対象的だった。

週刊文春……「雅子様は回復している」
週刊新潮……「雅子様は、悪化しているのではないか」

…どっちや…('A`)

週刊文春の方は、予想通り友納尚子氏が雅子様を代弁し、橋本明氏の「平成皇室論」に対抗する文章だった。代弁し、というのは、この人が雅子様お抱えライターと目されているからだ。先日出した週刊文春の記事も目を通したが、飛行機の中のご夫妻、寝室のご夫妻の様子も、まるでその目で見てきたかのような描写をしており、一体何者かと言われたものだ。過去には盗撮のノウハウ本を出し、女性であることを利用して女風呂の盗撮写真を披露していたという氏だが、まさか皇室まで覗き見てはいないだろう。

そしてまた予想どおりだが、雅子様お抱え医師の大野氏同様、「雅子様は回復している」から、橋本明氏の「別居療養、離婚、廃太子」などは不要という論調。が、その根拠は怪しい。

祭祀について。雅子様は祭祀に取り組み、復帰しているという。先日小林よしのり氏もそう描いていた。

が、雅子妃は今年1月に5年ぶりの祭祀に臨んだが、それっきりである。
以降、雅子妃のご動静については宮内庁のホームページを御覧頂きたい。天皇皇后両陛下、皇太子殿下、秋篠宮両殿下が行う祭祀という祭祀に、雅子様のお姿は無い。7月31日には映画「HACHI」を愛子様ともどもご家族でご鑑賞、というニュースがあったが、その前日の明治天皇例祭の儀は、当然のようにご欠席。

これまでも「雅子はがんばりすぎる」という皇太子殿下のお言葉があり、一つの公務に全力を傾けてしまってほかのことを犠牲にするとのことだったが、まるで逆では無いか。5年ぶりに1回だけ行ってあとは欠席でも、「復帰した」といえるのか。おまけに映画鑑賞は数日前に発表された。「体調の波」があり、ぎりぎりまで予定が決められないというふれこみだったが、映画を決めてその前日の祭祀を休むというのは、どういう「体調の波」なのか。

「会釈」について。友納氏は回復の目安のひとつとして「皇居奉仕団への会釈」の復帰をあげている。それには同意する。御所の敷地内で、肩肘はらずに簡単な謝辞を述べる…いや、少しでも微笑まれるだけで、お顔を見せてくださるだけで、奉仕団の皆さんは感激してくれるだろう。そういう国民との触れ合いに励まされ、癒されればご回復にも良いだろう。極端な話、私は「皇室外交」で世界を駆け回らなくても、それだけを行えるだけでもいい、とさえ私は願っていた。

しかし、文春記事で再びでてきた「会釈」の言葉。御所の中でそれができている、と言うのだがこれは巧妙なトリックだと思う。

文脈から行くと、その会釈は「皇居奉仕団への会釈」に思え、雅子様は順調に回復しているように錯覚するではないか。

しかし雅子様が宮中で行っているのは「人事異動者へのご会釈」であって、「皇居奉仕団」へは一切お顔を見せていないことが、宮内庁ホームページでわかる。どういうわけか東宮御所は人事異動が大変多く、雅子様はがんばっておられるが、むしろ人事異動を増やさないようにがんばっていただきたいくらいだ。

このことからも、雅子様はまったく回復などなさっていないのが伺える。

「雅子妃の回復」をどこにおくかによっても違ってくるだろう。

大野医師は「私的活動やライフワークはできるようになっており」と、雅子妃の回復を訴え、橋本明氏に反論した。

が、この雅子妃の「私的活動」にはどれだけの費用がかかるのか。

どこに行くにも大量のSPがつき、相手先にも負担を強いる。
毎年春に行くスキーは、新幹線とホテルを貸切だ。
野球をご観戦なさるにしても大騒ぎだし、またどういうわけかそういったお出かけでは予定をオーバーしてお楽しみになる。信号を止め、交通整理をする関係上、予定時刻を狂わせることは当然、周囲の大きな負担になる。

今年になっていくつかのご公務をなさりもしたが、2日前に参加を決めるような「ドタ出」で、横浜ではそのために資料を刷りなおし、その費用が105万円、と報じられもした。印刷費などは氷山の一角だろう。雅子様がドタキャンしてもドタ出しても、お招きする側は人的にも金銭的にも損害を被るのだ。

なるほど、宮内庁が雅子妃を海外に出したくないわけである。華麗なプリンセス外交どころか、被害を与えられては大変だ。

「雅子妃のご回復」。

それは、このような気まぐれなご行動がなく、予定通りに、請われるままにご行動できることだと思う。

しかし事実上、それは永遠に来ないのではないのだろうか?一時的な「病気」ではなく、これが雅子妃自身のパーソナリティだとしたら?

一方週刊新潮は冷徹に昨今の雅子妃のご動静をつづった。以前の日記にも書いたが、雅子妃は目立つことはされるものの、肝心の式典や行事は出席なさらない傾向がある。私が知るのは1月3日と、7月2日。ぼんやりとテレビや新聞を見ていると「ああ、雅子様お元気になられて」と大多数の人は思うが、週刊新潮の記事では、7月2日のことに触れている。にこにこ手を振る場面ではお元気そうだが、長時間じっと立っている、座っているというようなことは、無理のようだ。

皇太子妃さえ務まらない人が、皇后を務められるものだろうか?

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2009年8月 4日 (火)

完全無風サイクリングを体験した

仕事の関係でやたら歩き回るが、たまにサイクリングもする。

昨日はサイクリングコースをひた走ることになった。
水辺なので、草や田んぼの青い香りも心地よく、野鳥の声を聞き、風を受けながら走るのは心地よい…はずだが、昨日はおかしかった。

風が、無い。

いや、自分が自転車をこいで走っている以上、こんな「風が無い」状態はありえない。冷夏といわれる今年だが、久々に日差しが覗き、熱い。そして風が無いので、暑い。

うおー、なんなんだー、と対抗して走ってくる高校生達を見ると、向かい風を浴びて髪も服もなびいている。

ということは、私は風とほぼ同方向に、同じ速度で移動しているということか???

風に乗って漂う気球は一見涼しげだが、風とともに移動するためにその中は「無風」。暑いし、うっかりおならでもしようものならそのにおいとともに移動するので地獄、らしい。

今、私は気球に乗っているのと同じ状態!

も、もしもガスを発すればそれを検証できる!

……いや、しませんけどね。

目的地について用を済ませ、同じ道を戻ると、今度は激しい向かい風で、涼しいけれどペダルが重い~!

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2009年8月 3日 (月)

「沈夫人の料理店」を娘と愉しむ

今日は仕事の合間に都合が良かったので、夏休みの娘を誘ってランチをともにした。

開店したばかりの中華店。もとはおしゃれな洋風店(イタリアンだったかな~)だったところに中国人が入ったのだが、これが意外と評判が良い。値段も手ごろだし、おいしいものを食べよう!と。

二人とも「海鮮丼」を注文。ランチで800円。さほど高くは無い。

ああ、熱い。炒められた食材がそれぞれ、油に包まれていつまでも熱く、食感と味を保っている。味付けは品良く、付け合せのザーサイもスープも薄味だがしっかりしている。「これ、何かなあ」と娘が食べた点心は、バナナのフライだった。

満足したのと、娘とちょっと盛り上がったので「銀耳」のスイーツを追加。「インアル、食べようか」「え、まじ?」

「沈夫人の料理人」の中で、「美容に良い」と話題になっていた白きくらげ・銀耳。従姉妹の苦境で、奥様も口に出来なかった貴重な食材だ。これで母娘ともども美しくなるどー! (1人前200円)

そう、あの極上のSM料理漫画「沈夫人の料理人」が、時代を変えて「沈夫人の料理店」として誕生、待望のコミックスになったのである。

沈夫人の料理店(1) 沈夫人の料理店(1)

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時代は近代。が、人物設定は変わらない。

愚直だが、窮地に追い込まれるほど本領を発揮する料理人・李三。

その才能を見込み、李三を助けつつ追い込み、舌を満足させる若く美しい沈夫人。

李三の困った兄や、沈夫人の小間使い愛蓮など、人間関係はそのまま。しかし前作がお屋敷のゆったりとした空間の中で完結していたのに対し、今度は激動の時代を背景に、奥様の経営センスと、李三の腕が描かれることになる。

正直、それほど期待していなかったのだけど。

ああ、頁を繰る手が止まらない。

あの官能的なまでのSMっぷりや料理薀蓄は、前作が勝る気がする。李三は沈家に「買われた」料理人。その身分の儚さと、別世界のように気高く美しい奥様との「差」。それがあの絶妙な関係を醸したと思う。

今作では、李三は変わらず奴隷根性まんまの愚鈍さ。
奥様は世界情勢を把握しながら夫の付属品に終わることなく、自己の才覚と舌、そして李三に賭ける。

李三を「買う」のではなく、「雇う」。

いささか身分差は変わってきた。世界は、動いている。このあとどうなっていくのかと、期待は膨らむ。

……が、とにかく奥様の白い喉が鳴り、
奥様の紅い唇が脂を帯びて微笑む。

それだけでも幸せな私は、料理の才能に欠ける李三か(*´Д`)。

銀耳のスイーツは、私には上品な甘みがひんやりと心地よく、楽しめた。こういう中華系スイーツって、某有名愛○子店で昔「なんだこりゃ…」と思ったし、日本人の感覚からは「甘すぎる」イメージだったが。

が、娘は不満。「なんか、水あめを薄めた感じ」…うーん、ココナッツミルク味とかの方がよかったかな?砂糖嫌いの私にはおいしかったけどなあ。

娘はメニューを見て、芝麻球に「あーこれで『ホフホフ熱い…』と海原雄三ごっこしたかったわ」と言う。

漫画ごっこをするために、食事するわけではないのだけどw

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2009年8月 2日 (日)

あらこんなところにミスリルが…

命からがら村に戻り、情報を聞きなおし、改めてフィンへ。

そこでリングを手に入れ、ヒルダ王女に見せると優秀な魔道士・ミンウさんが仲間になってくれた。フィンにいる兵士たちに勝つためには「ミスリル」という魔法金属が必要だという。

で、カヌーに乗り港町パルムから船でポフトへ。ようやく新天地だ。村でワールドマップの見方も教えてもらい、冒険が楽しくなってきた。

あちこち街を回り、楽しいお買い物。サラマンドで「レイズ」「エスナ」など早く欲しい魔法の本を見つける。1冊1000ギル!

お金が欲しい!

しかしそこらのゴブリンを狩ってもたいした収入にならない。

で、フィン方面の北西の湿地などで亀やオーガを狩ろうと決めた。

ここらへんの敵はものすごく強いが、お金もアイテムもおいしいし、キャラの強化にもなる。ミンウがいるのも心強い!

で、狩り始めたらお金もたんまり入るが

「ミスリルメイス」とか「ミスリルのかぶと」などがほいほい手に入った。

あれ?

私たち今,「何」を求めていたんだっけ????

ミスリルメイスを手にしたミンウは、殴るだけでものすごく強い。というか、ミスリルメイスが4本とかw

そこでフリオニールは考えた。

「ミスリルがあれば勝てるのなら、あのフィンにいるむちゃくちゃ強い兵士に勝てるんじゃないか?」

試してみた。…勝てたw

プロテス、ブリンク、一発殴られるだけでも即死しかねない攻撃に耐え、覚えたてのレイズも駆使し、鍛え上げた魔法をぶちこんで、何とか勝てた!

けど宿屋の前からはどいてくれないので、ストーリーを無視して帝国と闘うのは無理なのだろうと察し、改めてセミテの滝へ。

……まさか、その洞窟地下3階で迷いまくるとは!w

ミスリルを手にしたときに、ミンウのHPは1000を超えていた。
'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、(ノ∀`)'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、

ミンウが仲間にいるうちに「アンチ」をマリアなどにかけまくり、最大MPをあげておくのは忘れてなかった。

…が、あまりHPやMPの差額が大きすぎると、宿屋も高くなるので大変である。
「一泊425ギルだって…」
「今日は、赤字だな…」
「この『リング』売れないかしら」

「(……大丈夫か、この3人組…)」

という面々である。

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2009年8月 1日 (土)

「金田伊功を送る会」速攻受付終了!

今日は「金田伊功を送る会」の申し込み日ということで、プロバイダ変更も取りやめてその時刻を待っていた。…あ、全裸で正座とかはしてません。

12少し前、申し込みフォームが出来ていたのですぐにクリック。

焦る気持ちを抑えつつ、必要事項を書き込み、メッセージを書き込んだ。

何せ、アニメ界の隠れた功労者。その名は知らない人でも、発起人の錚々たるメンバーだけでも興奮するだろうという会だ。関係者、ファン、それに冷やかしや転売目的の人間まで殺到間違いなし。

でも、メッセージはきっちり書きたい…ただの1ファンだからこそ、書かなくてはいけない、と簡潔でもしっかりと書いて送信。

ふう、受け付けてもらえた。良かった。

次に息子に声をかけた。当初は2名まで受け付けられるということだったが、大反響に「1名限り」となったようなので、息子も申し込まなくてはいけない。私は昼ごはん作りへ。

「あーーーーーー!ダメだったーーー」

息子の悲鳴が聞こえた。時刻は12時19分。もう、1200名埋まったか!というか、随分時間がかかってない?

「でもオレ、妥協したくなかったんだ…」

息子、必要事項は当然さっさと書き込んだが、メッセージを頑張りすぎたようだ。今PCを見ると、息子が金田氏について調べ直しており、間違いの無いようにしっかりメッセージを書いていた様子。

「オレは若いからアニメのことも何もわからないけど、オレの熱い思いは、どうしても届けたかったんだ。オレにとっての初めての金田体験は『ラッキーマン』だけどさあ…」

息子は無念そうに、だが熱く熱く金田アニメへの思いを語り

「会場に行けなくても、メッセージだけでも届けたかったよ…(つД`)」と嘆く。

「じゃあ、メッセージだけでもメールで送ったら? 喜ばれると思うよ」

「メールとか、わかんね」

「アニドウの、そのページに書いてあるじゃん。会場に入れない人、大勢いるだろうけど、そういうメッセージがあればきっと主催者も、金田氏もうれしいと思う。『申し込み出来ず残念でしたが、メッセージだけでも送らせてください』って送っておけば?」

「…うん…」

金田さん、あなたのお仕事はこんな若い世代にも感動を与えてくださいました…

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FF2始めました

まだまだディシディアは楽しいのだけど、元ネタの方もやりたい! …と、思い始めて半年。

7月30日、アルティメッツヒッツが出たので早速FF2をゲット。このPSPディシディアバージョンのフタを、初めて開ける事になった。

……開け方が判らなかったw

うーん、どうやったらソフトの入れ替えができるのかな~~と、あっちを押したりこっちを押したり。

ようやく入れ替えられ、ディシディアのソフトをケースに戻した。ふう、お疲れ様。また遊ぶからね…

FF2は、ワンダースワン版を一応クリアした覚えがあるのだけど、あまり覚えていない。たしか、レベルという概念が無くて、漫然と闘っていてもHPやMPが増えないのよね…と、試に味方を殴ってみたら、そういうときに限ってクリティカルして殺してしまう。教会の常連になってしまったが、たしか1だと有料だったのにただでほいほい復活させてくれるのがありがたい。

安全に、魔法でダメージを与えつつ鍛え、恐る恐る橋を渡り、ガテアの村へ。少しアイテムなどを持って、ちょっと歩きはじめたら

フィンについてしまった

FFシリーズのお約束として、街の前でセーブしたので、中でうっかり兵士に話しかけて全滅しても大丈夫♪と思ったら、道具やも宿屋も兵士が抑えているし、入れそうな家には誰もいない。マリアのMPはまだ少し余裕があるものの、フリオニールが「くらやみ」でMPも乏しく、めぐすりが尽きている。

いかん、いったん帰ろう……

とまた歩き始めたら、て、敵が強すぎる!

目印ないし、マップもないし、ここはどこだ??湿地は怖い、森を歩こう、うわ、また全滅だ! やばー早く村に……って、またフィンに戻ってるし!

本気で、詰むところでしたorz 昔のRPGは怖い。

攻略サイトを見てようやく、村に到着。

しばらくはちょっとオーガを倒しては帰る、で鍛えていこう…

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