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2009年9月17日 (木)

シルバーウィークですよ!

娘、かなり限界。

本来平日は実家に預けていたのだが、帰りたがらないし、何かにつけて私の顔を見に来る。

…いや、見せに来る、か?辛い、しんどい、あそこが痛い、ここが苦しい、と。

私の職場もそれなりに大変で、私の家の事情に非常に理解を示してくれてはいるけれど、もう、誰もがいっぱいいっぱい。私もこれ以上休むわけにもいかない。…息子の件で、迷惑をかけっぱなしだし。唯一の希望が、娘が独力で頑張っている…というか、まさにトンビが鷹を産んだ的な状態だったのに、まったく、中学生というのは昔も今も大変だ。

子どもらは、私を「冷たい」という。「わかってくれない」という。
けれど、私にとっては全部通ってきた道なんだよね。

通ってきたから、それを適当に乗り越えてここまできたら、「ああなんてくだらないことにこだわり、死のうとか思っていたんだろうw」「あの時短気を起こさなくてよかったなあw」と言えるのだ。ついでに、年を取るといろいろ都合が悪いことは忘却できるようになるのだ。10代に「死んでも許せない!」と思っていたことが、許せるって言うかどーでもいいことになるのだ。

「大人はわかってくれない」
=「わかりすぎて忘れようとしている大人を、コドモは理解できない」

それを繰り返しながら、人類は緩やかな進化を遂げてきたんだと妄想する。

しかし、今現在、私の子なのに奇跡的にコミュニケーション能力があり、努力する能力がある愛娘が、悩んでいるのだ。ストレスを軽減するホメオストレッチの一番簡単なやり方などを教えたり、それなりに話し相手になる。

「…連休、どっか行こうか。学校見学もいいし、ストレス発散で出かけてもいい。いっしょにマッサージ受けるとかいいかもね」
「…いや、マッサージとか、オカンはともかく私はありえねえ」
あそ。…温泉やマッサージでリフレッシュはしょせんオカンの希望か…
「川越とか横浜とか谷中とか、どうだろう。(苦手な)歴史、地理の勉強にもなって、楽しいよ」

娘はけだるそうにしながら言う。

「……乙女ロードとか…」

乙女ロード。池袋界隈に出没した、腐女子様御用達のスポットである。

J( 'ー`)し「……あんなん、大しておもしろくもないけど?」
(`Д)Σ「行ったこと、あるのかよ!」
J( 'ー`)し「うーんと、こんなに話題になる前だけど、友達の息子さんに付き合って」
(`Д)Σ「…息子かよ!?」

私の友人というのは、腐女子なんていうレベルではない、由緒正しい貴腐人だ。なんせ「やおい」の語源である同人誌も所有している世代。…ええと、今50?そのご子息ときたら、わが息子と同じく年齢の割りにこの世界に通じまくっている。米澤コミケ代表の葬儀の際に顔合わせした息子たち、どういうわけか既知のように自然に打ち解けた。
(`Д)Σ「エエエエエエエエ」
……まあ、我が子ながら、オタク世界には妙に通じたわが息子。娘にとっては、それと話が通じる同世代がいるのに驚くだろうが、うちなんかまだまだ、全然、オタクっていうレベルではないのである。

それより、池袋界隈の歴史探訪しよう~~~巣鴨プリズン跡とか、お岩様の墓所とか~~~ちょっと足を伸ばして近藤勇処刑地とか~~

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