クヌート殿下!
昨日は「ヴィンランド・サガ」の8巻で息子と盛り上がった。
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ヴィンランド・サガ 8 (アフタヌーンKC) 著者:幸村 誠 |
いやあ、珍しい。息子ときたらいつも顔の面積の3分の1は目、というような美少女達がうじゃうじゃいるようなライトなコミックばかり好んで、重厚な歴史モノなんてほとんど興味を持たないのにこれだけは別。
帰宅して「ポケモンソウルシルバー、親切な人に3000円で売ってもらえた~(*゚∀゚)」とご機嫌な息子に、「ヴィンランドサガ新刊出たよ~」と言うと、「マジかよ!」と飛びつく。ククク、今宵はその分PCを占拠できそうだ。ていうか、巡回スレも全然見ていられないし、サンシャイン牧場も気になる。
(*゚∀゚)「うはー! アシェラッドかっけーーーー!」
J( 'ー`)し「うん、表紙のイラスト、いいよねエ。剣に王冠ぶら下げてるとことかさ~」
(*゚∀゚)「うはー、アシェラッド、ここで死ぬんかー!」
J( 'ー`)し「表紙のオビからして、激しくネタバレしてるねー」
(*゚∀゚)「うわ、こんなとこで(自粛)の首がああああ」
J( 'ー`)し「……あの、いちいち実況しなくていいから」
これまでの壮大なストーリーは、序章に過ぎなかったらしい。
ていうか、「アシェラッド編、終了」?
数年が過ぎ、主人公トルフィンは意外な変貌を遂げ、はるかな異国に姿を現す。
……ますます今後の展開に期待が高まるが、息子の興奮は別のところにある。
(*゚∀゚)「ええい、トルフィンはいい! クヌート殿下をうつさんかっ」
……えと、要は、少女と見まごう美しさで、登場時にはいかにも女々しく、内向的で、とても王の器ではないと見られたのに、アシェラッドの策謀と神の啓示で、怒れる「王」に変貌したクヌート殿下に萌え、と。
うーん、たしかに、腑抜けたヒゲ面の奴隷よりも、今はクヌート殿下が気になるなあ。
麗しい顔(かんばせ)に傷もついたことだし、意外と超強面に成長なさってたりして?
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