新型インフルエンザがやってきた
とても休めない状態だが、このご時世での高熱となると話は別。いろいろ調整してもらい、問答無用で娘の病院行きを命じられた。
学校からは、遠くの発熱センターでなく、「病院に電話してから行けば対処してくれますから、早く検査をお願いします」と言われた。で、午後のアポに差支えず信頼できる大きな病院に電話をしてみた。
通じない。
何度電話しても、誰も出ない。月曜休診とはとても思えないけれど?
娘に病院に行く準備を指示しながら、結局目当ての病院に着いた。それなりに大きな病院だが、ひっきりなしに電話が鳴り、それを無視する職員たちがいた。こういうことかー。
結論から言うと、娘は「新型インフルエンザ」という診断だった。
パンデミックはとうに過ぎ、バイオハザード扱いされもしないが、その分特別扱いもされない。普通に待合室に通され、1時間ほど待たされた。
☆
待たされたところが、「小児科」だった。
この病院は、内科、産婦人科、小児科などがあり、小児科の待合室は一面パステルカラーで、かわいいぞうさんやくまさん、うさぎさんがあそぶ壁紙に、プーさんやアンパンマンなどのぬいぐるみ、いないいないばあやきかんしゃトーマスなどのえほんが並ぶ、それはそれはファンシーな空間だった。
「…15歳って、小児科なわけ…?」
とうに私より背の高い娘が、乳幼児に囲まれて呟いた。…うん、たしかに小児科なんだよねえ。私も母子手帳の内容を問診表で問われて困った。もうすっかり、母子手帳のことなんか忘れていた…
「…うちが小児科なら、テニプリのメンバーも、小児科だよねえ…」
ぷっ
この愛苦しくファンシーな空間に、あの面々がびっしり詰まっているのを想像してしまった。
さらに長く待たされたので、話が弾んだ。
「小児科があるのなら、厨二科があってもいいのにねえ」
…あっても、いいですよね?
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コメント
僕なら間違いなく厨二科ですww
娘さんが意外に元気そうで何よりです。
投稿: たかきち | 2009年10月 6日 (火) 19時33分
たかきちさん、ようこそ~!
そうなんです、結構元気で。それはいいんですけど、本人談では「具合が悪いのを紛らわすため」で、アン・シャーリーの如く喋る喋るw
新型インフルエンザでも声に全く影響ないって、すごいですね。
けど、家族は大変です…
投稿: 闇鍋奉行 | 2009年10月 6日 (火) 20時20分