« 「ねんがんのパry」ちゃんが壊れ、窓が割れる | トップページ | 不幸比べをしても仕方がないけれど…少女たちの危ない遊戯 »

2009年11月30日 (月)

男装妹、女装兄

私の携帯(通称・鳴らない、電話)が鳴った。何事かと見てみると、娘からの電話だった。

……娘は、私の横で寝ていたが。

数時間後、また寝ている娘から電話がきた。なんというオカルト。「ちょっとーあんたから電話来てるけど~?」と叩き起こす。起き上った娘の下から、娘の携帯が開いたままで見つかった。「あれー、なんで開いてるんだろー」寝ぼけ眼の娘…液晶が無事で良かったね。

午後、娘の携帯が鳴る。友達からのメールらしい。
「えー…おかん、これからでかけていい?」どうやら、何かの打ち上げでこれから集まるという。「男子も来るよ」という知らせに、娘は気合いを入れる。

「男子が来るとなると手は抜けない。誰よりもおっとこまえになって、女子は全部もらう!」

…なんかよくわからないが、娘は背がすらりと高く、わりと男顔で女子にモテたり、女子の彼氏に間違われたりすることもあるらしい。シャツを着て黒いネクタイを締め、ベストに私のジャケット、ちらりと見せるヘビーなシルバーアクセでボーイッシュに決めて、娘はさっそうと出かけて行った。……安心なのか、心配なのか。

朝、PCを失った息子はやっぱり不機嫌で、ぶうぶう言いながら私の寝室に来た。うーん、おちおち着替えもできんなーと話を聞いていたが、ちょうどテレビで「女装男子」の声が聞こえた。息子、急にテレビにくぎづけ。

画面には、人気モデルの益若つばささんのイベントの様子が映る。彼女を囲む益若メイクの美女たち。このなかに、女装がいるというのだ。

私はピンときた。杉浦太陽さんだろう。ウルトラマンで売り、辻ちゃんの夫で売り、最近は奥様よりも可愛い女装っぷりで売り出しているタレントさんだ。そして太陽さんにズームアップしたとき…

息子が、とろけるような微笑みをうかべた。こういうギャルには眉をひそめる子だが、これが男、それもパパだと思うと萌えるらしい。

「お、俺の顔、わかる?やべえ」と言いつつ、にへにへ。

息子の笑顔は我が家の平和なので、杉浦さんはずっと女装していてほしい。

|

« 「ねんがんのパry」ちゃんが壊れ、窓が割れる | トップページ | 不幸比べをしても仕方がないけれど…少女たちの危ない遊戯 »

コメント

やっぱり流行っているんですね~、女装男子。
とりかえばや物語の研究をしている方が漏らしていて、かなり驚いたのですが…(笑)

私もこの手のお話は好きなのですが、男装の姫君のほうが普遍的(?)な気がするのは気のせいでしょうか。

投稿: ゆかり | 2009年12月 1日 (火) 23時23分

ゆかりさん、ようこそ~!
日本の長い歴史では、男女とも中性的で、あまり男らしく、女らしくという両極ではなかったようですね。「美男」といえば色白で女性のような顔立ちが好まれた(昭和の男性観のほうが珍しい)ようで…

イケメンブームがそこまでいっちゃたかな、とw

投稿: 闇鍋奉行 | 2009年12月 2日 (水) 07時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「ねんがんのパry」ちゃんが壊れ、窓が割れる | トップページ | 不幸比べをしても仕方がないけれど…少女たちの危ない遊戯 »