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2009年12月31日 (木)

FF13で年越しそば

ラストダンジョンらしきところに来た。そこそこにいるボスもいやだが、大量に襲ってくるザコ軍団もイヤである。

今日は大晦日なので、おせちやお雑煮、お年玉の準備もしなくてはならない。ちょっとFF13をやっては準備、ローストビーフなどを焼いてはFF13、という一日だった。

大晦日の締めは、年越し蕎麦を食べながら紅白観戦だ。今年の目玉は水樹奈々しかないかと思ったが、なかなかに楽しい。

今年は鴨南蛮。息子や夫は食べるやらいらないやらわからないので、乾麺を用意。鴨は煮立てると硬くなるので、先に脂身を入れて、焼いたネギに脂を吸わせる。そばをゆでる湯が沸騰したらそばをパラパラと入れ、肉も投入。弱火でじっくり火を通す。

で、ザコ戦に向かう。ライトニングを先頭に、ヴァニラ、ホープの3人がいろいろな局面に対応できるのでお気に入り。こう大量だとちょっとの油断が死を招くが、ホープの補助、ヴァニラの回復とじゃま、ライトニングの攻守そろった戦法で、一体ずつ効率よく倒していく。

よっしゃ~!☆5つ!

目標タイム6分ちょいのバトルを、4分台でおさめられたぞ~

そばも、いいゆで加減である。

FF13はキッチンタイマー代わりとしても使えるソフトである。

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2009年12月30日 (水)

もったいない精神ではFF13は楽しめない!かも

息子の華麗なプレイは、こうである。

とにかく「奇襲」。そして敵が多い場合はクエイクで一気にブレイクを狙い、叩き潰す。

これでどんなうざいザコも、巨大な敵も、あっという間にバトル終了。

「クエイクなんて、TPもったいなくて使ったことないわー」と感心する私。一本道の段階だから、さほどキャラのパラメータに差はない…いや、私は何度かレベル上げのような無駄な戦いをしているので、おそらく同じバトルを強いパーティで進めたはずなのだが、息子のパーティのほうが圧倒的に強く見える。

…が、奇襲をかけるために息子は何度も敵に近付いては避け、そろそろと近づいては…を繰り返す。
「FF13は『だるまさんがころんだ』ゲーなんだよ」

こっちの方が時間かかるやん!

「スモークってどう?」と息子が聞く。

「そんなん、もったいなくて使ったことない」
「……あんた、エリクサー使えないタイプだろww」

ああ、使えないとも!使うとしたら後に響かないラスボス戦だけ! それも使わずに済むほど強くしてから臨むというのに、万一混乱したキャラクターがエリクサーを勝手に使おうものなら即リセットするくらい、アイテムがもったいなくて使えない! ラストダンジョンではポーション99個持ち歩くのは当たり前だ!

そんなもったいない精神のオカンをしり目に、息子はほいっとスニークスモークを使ってみる。一回限りだが、ほぼ確実に奇襲がしかけられる。クエイクでTPを消費するが、毎度☆5つもらえるのでさほど気にならないようだ。
「TPの上限いっぱいのまま戦い続ける方がもったいねえよ」

そ、そういうものか…

あー…私が苦労したなんとかかんとかファルケwも軽く勝っていくw

「ガトリングガン? そんなの使うの見たことねえよ?」

シールド&キュアどころか、ガトリングガンを撃たせねえ、という攻略法もあるのかw

でも一応、一度はガトリングガンを食らってみるのを薦めてみた。息子、あえてシールドせずに食らってみる。
「つえええええええwwwwww」
体力自慢のスノウも一気に倒れる。そして今度はシールド&キュアを試す
「おおお~それでもギリギリなんだな」
これを体験しないとおもしろくないでしょ~?

今度はファルケ+バズ…いや、そういう名前ではないのだが、トイストーリーのバズに似ているのでそう呼んでいるのだが、バズ×2というのにぶち当られた。息子、ピンチ!

「これまずい…そうだ、召喚しよ♪」

…ふと私は気付く。

私、召喚獣ほとんど使ってない…もったいなくて。

息子のスノウは華麗に美人姉妹を従え、さらには彼女らにまたがってガトリングガンも何もなく、敵を追い詰めていく。

うーん、私の方がよほどもったいないことしている?

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息子と一晩

…ええ、もちろんFF13の話ですけれど。

クソだろーなんだろーとやりもしないのにFF13けなしまくりの息子が、昨夜私のプレイを見て、自分のデータを作ってプレイ開始。

……うわ、何、この数字の小ささ。

見た目強そうな兵器の皆さん、せいぜい数字は3ケタ? 精鋭女軍人や素人の2ケタの攻撃ですぐに沈みなさる。

…さっき私が戦っていた敵など、HP350万でしたね。

思わず「いち、じゅう、ひゃく、せん、まん…」と数えてしましました。

大体、11章あたりからHP数十万のザコは当たり前、でしたね。
ヽ('∀`)/「あ、この敵は簡単にいけそうだね」
J('ー`)し「そうね、HPはたったの45万だし」

…なんかすごいHPのインフレを感じました。

で、3時くらいまで息子のプレイを鑑賞し、朝も熱烈プレイを鑑賞、仕事帰りの時間もしっかり鑑賞!

なんだ、息子楽しんでるじゃん!と食事を作りつつ観戦していたけれど…

う、うまいわ…orz

どの敵も瞬殺!というペースで倒していく。「このゲーム、疲れるわー」と言いながらのこの成績。すげー

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2009年12月28日 (月)

後ろ髪ひかれつつ12章へ

ドッジ……父ちゃん、男女3人ずつのパーティに参加してたんだけど、気づいたら男2人、女2人のカップルが成立していて、となりの姉ちゃんに気まずい顔されちまったよ…

11章はいろいろ寄り道ができそうでおもしろそうなのだが、とにかく一度はクリアしないとうっかりネットもできないので、12章へ。ネタバレしてしまうが、11章のラストは、上のような衝撃的な内容だった。

さらに衝撃が続く…いや、すごいグラフィックなのだが、ルシの皆さんは何をしたいのだろうか??? どう見ても暴走族集団「琉死」とか、そういう感じではないか…(´゚д゚`)

しかし、オプティマの使い分け方、ブレイクの仕方、でっかい敵を高い高いして楽しむなど、バトルはぐんぐん楽しくなってきた。…なってきたのだが…

ドッジ…父ちゃん、ヘイスト係として重宝されてたんだけど、魔法攻撃も補助魔法も回復魔法もがんがんこなすホープが今日、ヘイスト覚えちまったよ…

父ちゃんにこの後見せ場はあるのか???頑張れサッズ!

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2009年12月27日 (日)

寝食フォーグでFF13

一応、3食作って、洗濯もペットの世話もしてるけど、天皇誕生日には今年最後の資源ごみを出しそこない、昨夜は…気づくと夜中の3時を過ぎていたorz

今、テージンタワーをクリアしたところ。ミッションなどがちらほらあるのが気になるし、先のストーリも気になる。…あの平原にはまた戻れるんだろうか。

ところで、困った時にはこちらにお世話になっているけれど、こちらも有志が編集中で、いろいろ混乱があるようだ。今日現在、あの小さな蝙蝠みたいなモンスターの名前が「チョンチョン」と「チュンチュン」の両方の記載がある。確かめたいけれど、我が家のブラウン管では絶対確認できない気がする。

もういいや、チ○ンチ○ンで。

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2009年12月26日 (土)

めでたく11章へ

バトルメンバーとオプティマの切り替えって、本当に凄い。

めでたくザコとバハムートさんを倒し、ルシたちは道を切り拓いた。

…ここでさっき書いた日記と同じようなセリフが出てびっくりw 

さて念願の下界だ。…予想はしていたけど…す、すごいグラフィックだ…

アフロが、そよいでいる!

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行くも地獄、帰るも地獄

…次も女子3人で戦うボス戦とは…。

しかし、どうもディフェンダーを先頭にするバトルに慣れず、ぽこっとラクにされてしまったので、少しステータスアップをしようと来た道を戻ってザコと戦ってみた。

……な、なんでこんなにここのザコは強いw

調子にのっているうちに、戻ろうにも強いザコに囲まれて戻れなくなってしまったw

行くも地獄、帰るも地獄。

使命を果たせばクリスタル、逃げればシ骸……ルシたちの運命はいかに。

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イケメン倒せました!

「イケメンがいると聞いて」

で、パーティは全員女子にすることにしてみた。

イケメン、多様なロールを使ったり、状態異常を伴う攻撃や自分の状態を一気にあげるわざなんかもいやらしいが、一番困るのが、一人の相手に猛アタックすることだ。

合コンで、そういうことはやめてください><

女子3人、みんなケアルを使えるようにしたのでたいていの攻撃にはすぐに対処できるが、先頭においたライトニングさんにアタックされるとお開きになってしまう。

なので、控えの男子から、HPをあげるバングルや、常時プロテスがかかるアクセサリをぶんどり、ライトニングさんにつけてなんとか勝てた。

やっぱり勝負服というのはあるのだなあ…

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2009年12月25日 (金)

イブはイケメンと一晩

あのイケメンさんと一晩戦っても倒せません><

…ええ、もちろんFF13の話です。

出てきてイケメン、語ってイケメン、変身してもあらイケメンだわ…

途中で寝てしまいましたけど…朝も勝てないw

あ~仕事があるのが恨めしい…

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2009年12月24日 (木)

ようやくチュートリアル終了か?息子とボス実況

涙、涙の物語を経て、第9章の大ボスと対戦。…が全然勝てないw

FF13やりもしないでけなしまくりの息子がふらりとやってきたので、見せてやった。すでにボスは第二形態になっている。

「俺、このデザイン好きだなあ」
「そう?最初の形態のほうがすごいよ。なんか、ハガレンを思い出すような感じで」

…で、またも死の宣告であと1ミリほどのゲージを残してライトニングさんが倒れたので、武器やアクセサリを改造しなおしてもう一度挑む。

以下、ネタバレを含むので注意↓

「…これはローマh…w」
「しーっwそれは言ってはww」
「いや、これはもう、ほら降りてくるところなんかもうw」

ネタバレ→FF13の大ボスは「ムダヅモ無き改革」2巻のパクリ

「そういえば26日に3巻出るらしいよ」
「…出るんだ…出せるんだ…w」
「うん、天皇陛下とか大作さんとか出さない限りはまだ大丈夫なんじゃないかなw」

そうこうするうちにボスが登場。ほれ、歌ってるしw
「たしかにこれはハガレンっぽいなあ…w」

そう言いながら息子は、このキモ神々しいデザイン、攻撃にちょっとにこにこ。頬が染まり、興奮してるようだ。
「ちょw バカ(スノウ)頑丈ww」
「うん、リジェネガードしてるし、彼の体力はすごいよ。FF長年やってきたけど、彼ほど防御のすごさを感じさせるキャラもないかも。また、金魚のフン(ホープ)君とのシナリオが泣けてさあ」
「そんなの普通じゃん」
「いや、やらないとわからないよw13、かなりバトルの奥が深い」
「あ、何あれ死の宣告?」
「これにやられるんだー」
「主人公に死の宣告とかありえねえ!」
「いや、召喚獣戦は全部死の宣告付き。時間内に相手のゲージを溜めさせるという、ちょっと変わったバトルになってスリル満点」
「なんじゃそりゃあ」

このボスには、ライトニング、スノウ、ホープの3人で挑戦。全員瀕死になったら「フェニックス」で一気に回復を目指し、すぐに総攻撃、で進める。ラストのほうは回復よりも攻撃だあああ!とがんばり、4回目くらいでようやく倒せた。

「…ちょっとFF13やってみたくなったかも」

息子よ、だからそう言っているだろう!w

新しい章に入り、全員のロールが解放された。ここからはキャラをどう育成するかもパーティ編成も自由。

…自由すぎて、かえって途方に暮れるくらいだ。「30時間チュートリアル」は間違っていない。

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2009年12月22日 (火)

大人のFF

仕事途中で立ち寄った田舎町のコンビニには、サッズのエリクサー缶だけが残っていた。

…わかってないなあ、この街の人は…

荷物や仕事がなければ買い占めたかったところだ。

私は一見、ゲームに夢中なやんぐに見えない。はっきりいっておばさんだし、「もう、うちの子ったらゲームやネットに夢中で…」と愚痴る立場の人だ。…しかし、テレビゲームには年齢を超えて夢中にさせる魅力があったし、大人に特化したゲームや、むしろ大人が子供とは違う魅力を発見することもあるゲームも、昔から存在していた。

私にとってはFF6が衝撃。クロノトリガーに興奮して、中古でも1万円くらいしたのについ買ってしまったソフトだが、16人のキャラクターが入れ替わり立ち替わり、それぞれの物語を紡ぎながら世界を描くのにも、深い戦闘システムにも恐れ入ったが、思い入れがあるのが中年サムライ・カイエンのストーリーだ。幼い息子と愛しい妻、忠誠を誓った王と故郷…それをすべて帝国に奪われた男のストーリーは胸を突いた。ちょうど自分が二人の子の親となったころだ。あのボス戦のあとのシーンはもう…今思い出しても涙が出る。

で、最新作のFF13、第7章を終えたところだが…

これは、私くらいの世代に向けている???

もちろんネタバレはできないのでぼかして書くが、親として、年長者として多感な子供に対してどういう姿勢を見せるか、どう導くか、…そして、謝るか。

「こいつ、金魚のフンじゃねーのwww」と糸色望クン…じゃなかったホープ君を笑った息子だが、私はずっとこのホープの中に息子を見ていたし、とくにスノウの言葉のひとつひとつに怒りをつのらせるときの目つきや口元なんか、息子が私に向けるものそのものだった。…ああ、息子はこんな美少年ではないけれど。

こんな少年の暴走する怒りや苦しみを、大人としてどうするのか。

いろいろ考えさせられたし、ホープの父、筋肉バカ、筋肉バカの義姉さんなど、それぞれの心境を鑑みつつ…いや、そんな余裕もなく、私はぼろぼろ泣いていた。

うーん、そんなに期待してなかったんだけどなあ…

今のところこのソフトは40代反抗期の子持ちOK。

ライトニングとファングの「姉御ーズ」もなかなかによろしい。しかし、いきなり強烈なバトルに突如の3人パーティはきついw(これもいつものことだけど) …オプティマ「■■の■■」と「■■の■■」の区別がつかないw漢字コマンドは高確率で読解不能。どっかのシナリオでも「■を破壊するとエネルギーを回復します」というのに「なにを破壊するんじゃ~~~~!」と笑いつつ、野生のカンで「柵」を破壊した。合っていたようだ。

もう、自分に「心眼」があると信じる。

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スノウさえかっこよく思えてきた

サッズがいなけりゃやる気にならないとさえ思ったFF13。しかしこちらの好みとは関係なく、ストーリーによっていやでも特定の組み合わせのキャラクターを使うことになる。

ちょっと…筋肉バカ?なスノウと、ひそかに彼に恨みを持つ少年・ホープの二人で街を逃げることになった。ホープ、という名とは裏腹にネガティブなこの少年を、糸色望クンなどと呼んでいるのは秘密だ。

最初に、「シールド&キュア」のオプティマのチュートリアル。スノウは、ディフェンダーというジョブがあり、ホープのような体力の低いキャラクターに代わって敵の攻撃を受け、耐える性質がある。これでホープを守りながら進もう、というストーリーだが、最初はわけが分からず、「アサルト&キュア」のような別のオプティマを掘り出してがんがん闘ってきた。

…が、次の日にはこの「シールド&キュア」の力を実感。「なんとかかんとか(文字が読めない)ファルケ」という、空飛ぶバイクのようなザコ敵が非常に厄介で、「ガトリングガン」デスノウがやられたり、ホープが即死してフェニックスの尾を浪費したりと困った。ショップは随所にあるが、金欠逃走劇でとても買い物ができない今は、少しでもアイテムの消費を減らしたいところだ。バトル開始後ホープのプロテスで守りを固めるのは定石。

そこで「ガトリングガン」の文字が見えたらすかさず「シールド&キュア」。スノウが挑発し、すさまじい攻撃を受けまくり、ホープがケアルで支援。おおおおおーこれなら耐えられる!

長年FFをやっているが、一番「ぼうぎょ」とか「かばう」とかのアビリティの有用性を感じた一瞬だった。

二人の因縁を考えても、なかなかにいいコンビネーション。いろいろドラマを感じながらのシナリオになった。

強制的にパーティを組まされる本作だが、こういう発見ができるのがいい。

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2009年12月21日 (月)

のんびりFF13

父ちゃん、若い嬢ちゃんに「休憩していこ♪」と言われちゃったよ…

噂では30時間はチュートリアルの一本道とかw 言われるFF13だが、各キャラクターが入れ替わり立ち替わり、それぞれの物語を展開しながら彼らの過去や現在が明らかになっていく構成、オプティマを駆使することで進むバトルが、キャラクターの組み合わせで変化するのを学びながら進むのは悪くないと思う。いっぺんにこれだけのバトルシステムを詰め込まれたらプレイヤーがパンクする!

買うまでものすごく不安だった「コマンドが読めない」「何やら複雑でスピーディなバトルについていけるだろうか」という問題が、いつのまにか解消されているのに気づく。…いや、完全にバトルシステムを消化したかというとそうでもないのだが、今はストーリーを追うのが一番だし、いろいろ試しながら効率よく敵を倒し、キャラを育てることを楽しんでいる。

今の不安は、コントローラの○ボタンがおかしくなっていることだw

どのキャラクターが先頭になっても、くぼみや気になるところはすかさずチェック。「なにしてるんですか?」「偵察を警戒するんだ」などと言われながらやっているのは、もちろん宝箱探しだ。宝箱のそばにいれば強敵にも挑むし、がんがんみみっちく回収。

だって、お金でさえ、宝箱でしか手に入らないんだし!w

「…ところで嬢ちゃん…腹、へらねえか?」
「しーっ! それは言わない約束♪」

飲まず食わずでひたすら逃げる、ルシの皆さんであった。

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2009年12月19日 (土)

FFもベテランになると

「13、ほんとにやばいらしいぜ」

息子のいう根拠は、ネットでの噂だ。

まったく、おまえは何年FFをやっているのかと。発売直前にネタバレ、発売後には罵倒、毎度のことではないか。前作の12は、発売数時間でディスクが叩き割られた画像が出たくらいだ。

「そんなのいつものことじゃない」
「いや、今回ばかりはマジで。レベルアップの概念が無いとか」

…そんなの珍しくもない。FF2もそうだし、FF10、FF12もそうじゃないか。FF8はレベルの概念さえ変えてしまった。

「ボタンを連打するだけで進めちゃうとか」
…ああ、FF7なんかはその世界だったな。セロテープを使って一晩おいてレベルアップなんていうワザもあったくらいだ。初心者もつい手を出すキラーソフトだけに、敷居を低くするのも、いつものことだ。

「すげえ一本道だって。マップとか、ありえねえ」

おいおい、FF10がそれだったじゃないか。敵を出さずにマラソンしたら、1時間くらいで走れるという「世界」だったぞ。

大体、FFは常に賞賛と同時に批判され、揺り戻しをするソフトなのだ。

FF7→バトルは簡単。おやじキャラ多し→FF8では反省して、バトルシステムを複雑に、パーティメンバーは全員ティーンに→FF9では反省してバトルを単純に、美形キャラを減らして主人公をサルに→FF10では反省して萌え要素を多めに、一本道の誰でも楽しめるストーリーに→FF12では反省して、自由度をアップ。2時間経っても街を出られない、なんだか違うとこに出てしまった、100時間経ってもクリアできる気がしないプレイヤー続出→

そりゃあ、FF13が一本道になるのは予想できただろうw 体験版もそれをうかがわせたし、わけのわからない世界観なのも、野村哲也氏好みの「だ、大丈夫かこの娘??」というヒロインが出てくるのも想定の範囲内だ。

まずは黙って一周。自分が楽しめなくてもそれはそれで受け入れる。一度は放棄しても、ちょっとしたことでそのおもしろさに気づくこともあるし、あばたもえくぼで欠点さえあとになれば「伝説」になる。

思えばFF12の出たころは、オイヨイヨ祭りだったが、あのヴァンを演じた武田航平クンも仮面ライダーやNHK朝の連続ドラマに出るほどの活躍だ。

今回は、文字が小さい祭りで、端子ケーブルやテレビが売れるという伝説を残すことだろう。

「…けどさあ、FF13ではパンツが見えないんだぜ!」

そ、それは聞き捨てならんな!

…で、今日は貴重な休みなのでプレイしてみたが、なんだ、意外と面白いではないか!

FFは初心者もマニアも満足させる間口の広いソフトだけに、複雑なバトルシステムも、わけわからない世界観も、ちょっとずつ理解し、ついていけるようずいぶん工夫されているし、バトルも甘くない。もう何度ゲームオーバーになったことかw しかしすぐ一歩前から始められるし、攻略法を考えてリベンジするのも楽しい。

しかし、オーディーンはきついw

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やっとコクーン(本物)へ…

「なんで13やらないの?」と息子が聞いてきた。

息子は「13は本気でクソらしいぜ」とか言いながら、私よりも気にしているらしい。ちょっと待って、今帰って、サンシャインしながらオトナ帝国見てるとこだから…と、やりとりしつつ、家族仲良くオトナ帝国でわいわい盛り上がり、わんわん泣く会になってしまった。本当にこの映画は何度見ても素晴らしい。

一方で、息子がどんどんPS3の設定をしていく…って、あれ、動いている?

「今日テレビのチャンネル変えたら、ちゃんと次に行く画面になってたよ」

…あれー、昨日は何度やってもコントローラを認識しません、だったのに。だから慌ててコントローラと念のためケーブルを買ったのに。6000円くらいの出費は無駄かorz

さあ、FF13のディスクを入れた。ごはんの用意をしながらデモ画面を眺める。

さあ、ブラウン管で私はどこまでFF13を楽しめるか。

一応、S端子ケーブルを買ってきたのでそれでがんばる。ブラウン管でも、S端子、D端子、HDMI端子などがあればそれで多少は画面をクリアにできるということだ。おお、たしかに微妙に文字が読みやすくなっている。

が、頭に入らないw

最初の頃はチュートリアルを交えながら、とりあえず「こうげき」を繰り返せば…つまり○ボタンをぽんぽん押していけば、キャラクターが勝手にかっこよく戦ってくれそうだ。バトルは毎度全回復しているようだし、回復もあまり考えなくていい。

ターゲットを選ぶにも、そのターゲットの文字が全然読めないんだが…チュートリアルさんの言葉が文字が小さいうえ何をおっしゃっているのかさっぱりわからないんだが…目が悪くてもテレビが古くてもとりあえず進んでいく。

バトルは体験版よりもぬるい?? 魔法やチェーンはあとから入るということだろうか。あと、★がほとんど5つ並んでいるのだが、これでいいのだろうか。

「押すなって!」「そっちじゃない、こっちだ!」「…ヴァニラ、わかってるの…?」

仲間にいろいろ突っ込まれながら、冒険が始まった。

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2009年12月18日 (金)

ちょっとサポセン気分

今、スノウのストーリーですが、なかなか楽しいですね。すごくリアルなコクーンの街を闊歩。とくにキャバクラ通いが楽しくって。ナンバーワンキャバ嬢のセラちゃんの好感度をあげながら、アフターで花火を見に行けたらクリアなんだけど、セラちゃんのお姉さんキャバ嬢・ライトニングさんの機嫌も伺わなくっちゃいけなくって…

……人間の目だけでブルーレイディスクを読むのには限界がある。

ブラウン管でFF13をプレイするのも限界がある。

うちのブログにこんなに「FF13 ブラウン管」「FF13 読めない」という検索で人が来ているのだから、今、スクエアエニックスは大変かも?

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2009年12月17日 (木)

FF13苦難の冒険開始???

いやあ。

「FF13」の検索が増えるだろうとかは予想していましたが。

「FF13 ブラウン管」の検索がとても多いのに、吹きましたw

いや、吹いている場合ではない。御同輩が絶対この日に出るとは思っていた。体験版で、「ブラウン管+RGBケーブルでは、コマンドが読めない」と日記に書いたことがあった。そういう声はきっと届くだろう、きっと改善されることと期待していたが、どうもそうではなかったようで。

ようで、とあいまいな書き方をしているのは、まだプレイできてないせいで。

しっかりソフトは買った。ずっとスクエニの宣伝をしっかりしてくれていたが1月に閉店が決定した地元老舗ゲームショップに敬意を表し、予約して買ったのだ。

仕事も忙しく、遅くなってしまったが、いましがた帰った。修理に出したばかりのPS3。ほとんど息子に独占されて私は何ヶ月かぶりの起動だ。

…が、起動しない。

コントローラがいかれているのか??とにかく起動もしないし、インストールディスクも動かない。
'`,、'`,、'`,、'`,、(ノ∀`) '`,、'`,、'`,、'`,、

…ボーナスないし会社潰れそうなのに子供二人が進路を決めなくちゃいけないってんで、とても液晶テレビまで買えないから、悲壮なブラウン管プレイ日記になるんじゃないかと思っていたが、それ以前の問題になりそうだ。

もう、こまわり君がやった伝説の技しかない。そう、プレイヤーがないのにレコード盤を読む、というやつだ。

さあ、ディスクを読もう。…うわ~すごいグラフィック~さあがんばって好感度をあげて、デートに持ち込まなくちゃ。もちろん狙いはサッズ! …けど、ヴァニラちゃんもかわいいなあ。あ、ライトニングからメールが来た。ツンデレな彼女にも萌えるね!

虚しいわっ!。・゚・(ノ∀`)・゚・。

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2009年12月16日 (水)

FFとドラクエ、比べないで

ブログネタ: あなたはFF派? それともドラクエ派?参加数

なんかこういうネタがあったので…

私はもう、不治のFF奴隷だが、ドラクエも少々楽しんでいる。昔から、ことに今のようにスクエアとエニックスが合併する前には、どういうわけかドラクエ派とFF派がいがみ合うことが多かった。

しかし…不毛な争いではないのだろうか?

ドラクエは王道を行くRPGで、自分の分身である「勇者」を活躍させていくゲームである。

一方、FFは「絶対に主人公に自分の名前をつけるな」と言われるほど、主人公はプレイヤーの意志などおかまいなしに、勝手に動く。時には(自粛)など、とんでもない行動をとることさえあるし、その先がハッピーエンドとは限らない。プレイヤーとは完全に別人格だと割り切らないといけないタイプの「ゲーム型の劇場」だ。

私は猫が大好きだが、私の家族は全員、犬派だった。

たまに子猫を拾っても、「猫は悪さをするし、裏切る。犬は主人に忠実で、裏切らない」と、飼うことを許されなかった。玄関には犬がいたが、犬は私が帰宅すると「おかえりなさいませ、お嬢様~!」とばかりにとびつき、しっぽを振りふり顔を舐めようとする。

…私はこれがうざったくて仕方がなかった。おまえには動物としての誇りはないのか、いちいち歓迎するなこの単細胞!…ああ、気まぐれで高飛車な猫を飼いたい! こっちの都合におかまいなしに気ままにふるまう猫!

そんな私は家では異端者扱い。「忠実な犬」を評価する家族には猫を評価できず、「気まぐれな猫」こそ美しい生物と思う私には、犬を認められない。

結局、この点については永遠に平行線だ。

そして犬と猫、どちらが優れているかなんて、誰にも決められない。

持ち味も目的も違うのだから、競っても意味がない。かつては別会社だったから、どっちが売れるか、などの競争もあっただろうが、今は同じ会社が出す人気ソフトの両雄。今更、比べてあおらないでほしい。

…で、圧倒的に猫タイプのFF派だろうと思える私だが、この設問ではFFを選ばなかった。

だって、私は映像や音楽がスゴイからFFが好きなのではないから。

いや、これもすごいのだけど、スーパーファミコン時代にあそこまで絵と演出にこだわった、「変」な部分を愛している。

そのハードの限界に挑戦し、いかに驚かせるかを誇る。笑わせたかと思おうとどかっと泣かせる。思わぬ戦略が、ゲームバランスを破壊しながらユーザーを興奮させる!

毎度毎度「…変だなあ」と思うところがおもしろくて、つける薬がないFF好きになっている。

…明日はいよいよFF13の発売日。…もともとFFをつくった、やんちゃな坂口氏も、音楽の植松氏もいない状態でのFFだが、果たしてどうなるか。

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2009年12月15日 (火)

天上の虹21巻発売

 天上の虹 持統天皇物語  21 天上の虹 持統天皇物語 21
販売元:TSUTAYA online
TSUTAYA onlineで詳細を確認する
待ちに待った「天上の虹」の新刊を仕事先の書店で見つけ、ついゲット。

…久しぶりに二宮金次郎よろしく、読みながら歩いてしまいましたよ…

「もういいかげん、讃良さまにはお隠れ遊ばして、完結したら…」と思うほど、晩年の持統天皇の物語はじっくりと動く。もはや物語の主役は彼女の子や孫の代だし、輝かしい彼女の陰になって追いやられた人物たちにもスポットをあてていて、収拾がつかないわ、発刊も遅いわ、でいらいらしていた。新刊をめくっても「ちょwww1章まるまる讃良様無しwww」という状態だが、

ネタバレしたらまずいので表現をぼかすが

上皇の気品あふれるカウンター攻撃
キタワァ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゚゚・* !!!!!

もうこの前後のやり取りと言い、讃良様が素敵過ぎるw

そしていよいよ、藤原宮子乱心に進む。

先日は「マンガ日本史」で聖武天皇を描いた里中先生。この「天上の虹」に、「長屋王残照記」「女帝の手記」で、この時代を「愛」をテーマに描き続けた作者だが、藤原宮子が出産後心を病み、ひきこもった経緯についてはちょっと触れつつも詳細を描いていない。まあ、実際どうだったのかがわからないんだから想像するほかはないし、逆にいえばいろいろ創作できる部分だ。

この時代稀に見る、皇族でないのに国母となった狂気の女性。

きっといろいろ構想を練りつつおいておいたのだろうなあと楽しみにしていた。

…はははは、これは私もひきこもりたいわww

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2009年12月14日 (月)

政権交代すると独裁者ができるのか

…どこかの国も、しゃくし定規がどうの、法律にないだのでいろいろな不文律を崩し、大切な国の宝に傷をつけ、他国に安く売り渡そうとして批判されているようだが、ここは政治ブログではないので、やっぱりサンシャイン牧場の話である。

何度か書いていた「名主様」だが、最近ちょっと異変があった。

私が勝手に名主様と呼んでいるのは、すごい勢いでレベルアップし、トップにある人で、たいていマイミクが多く、みんなに世話をしてもらって常に生産率は100パーセント、…ではあるが意外と渋ちんで、できた作物をとっとと収穫してしまって分け与えない。とくに、みんなが垂涎の高レベル作物ほど、きっちり収穫してしまって、おすそ分けどころか成熟した姿さえ見せない、という人のことだ。まったく交友関係の違う娘とも「いるいる、そういう人」という話になったこともあるが、私のマイミクさんで最近「政権交代」が起きた。

仮に「下剋上ちゃん」と呼ぶ。たしか出会った時はサンシャイン牧場を始めたばかりで、私よりもはるかにレベルが低かった。しかしマイミクさんも多く、まめな下剋上ちゃんは順調にレベルアップ。私ともお互いに世話をし合い、おすそ分けしあい、と和やかな関係であったが、とうとう私を追い越していった。

その頃から、下剋上ちゃんの様子が変わった。だんだん、作物をどんとまとめて作っては、とっとと収穫するスタイルに変わってしまった。新しい作物ほど、人にその姿を見せることなくとっとと摘み取る。

…まだ、たまにはこちらに虫入れなどしてくるから、まだ娘のところのトンデモ名主様よりましだけど……私は、新しい作物ほど、あとに続く人に大いに見せてあげたいし、とくに世話をしてくれた人にはぜひ摘み取っていただきたいと思うが…いや、そんなことを押し付けてはいけないとも思うが、「なんだかなあ」と思うことが増えた。

で、ちょっとこのところ「大丈夫か?」とさえ思えてきた。ほんとに瞬時に摘み取る…というか、「そろそろかな」という時に見に行っても、もう作物は消えている。よく見ると、幼い段階には肥料を与えず、最終段階の作物には肥料を与えてない。…もしかして、「直前に肥料を使ってマイミクに取られる前に収穫する」という、運営オススメの使い方をしている?? …日本人にはちょっと、抵抗ある人が多いようだけど…

サンシャイン牧場は「人格が出る」とよく言われる。私も自分の中の闘争心や価値観がこういうものかと恐れることが多い。

しかしこの下剋上ちゃんを見ると、「人を変える」魔力があるのではないかとさえ思う。

最初の頃は、なかなか作物に手を出さず、思わず「うちのは遠慮なく持って行ってくださいね~」と声をかけられていた下剋上ちゃん。

それが、24時間以上誰にも作物を与えず、…また不気味なのが、その収穫した作物を売りに出さずにずっと持っていることだ。他の誰かと競っているのか?? 油断させて一気に追い抜こうとしているのか、「あ、あれ50個全部収穫したんだ」と我々小作農に悟られまいとしているのか、よくはわからないが、最近たしかにプレイスタイルが変わった。

一方、我が名主様だが、ちょうど下剋上ちゃんに追い抜かれた辺りから、飽きたのかなんなのか、気が抜けて割と作物を分け与えるようになった。何か大切なものを失いそうなことにでも気づいたのかもしれない。

念のため、名主様と下剋上ちゃんは面識がない。あくまで私のマイミクさんの中での「政権交代」である。ただ、飛ぶ鳥落とす勢いの人の傲慢と、そこから一歩引いた人の精神性を、私が勝手に思っただけだ。

なお、私も娘も共通するが、むしろ尊敬できる人たちはそんな頂点争いからは一歩も二歩も引いた位置にある。同じようにマイミクさんがたくさんいて、競うように他のマイミクさんたちにお世話してもらっていて、むしろ「キャー! またお世話する余地がないわ!」と狂おしく思うことが多い。貢ぎたくてもその余地がないとは! で、またそういう方々に限って、惜しまずに作物と、多くの喜びを分け与えて下さるのだ。

仮に、そういう人を「皇族様」と呼ぼう。

皇族様は、レベルでいえばたとえこちらが優位であったとしても、永遠に私のような成り上がりには到達できないようなカリスマ性と裕かで高潔な、それでいて親しみやすい人格を持っている。レベルや順位などを競うでなく、ただ楽しみ、楽しませておられる。そういう方々には、別に虫入れなどをしてくださらなくてもこちらは喜んで奉仕させていただくし、たまにこちらにおいでいただければ小躍りするくらいである。

多くは顔も見たことがない、ネットでのお付き合いであるが、こんなゲームで本性を見たり、個性を見たり。

顔も見えない中で、衣装の色目や薫り、手紙の筆跡や紙の選択などでその人の人格を推し量った平安の雅なやりとりが、現代によみがえったかのようである。

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2009年12月13日 (日)

目標はおっぱい牧場

国を憂いつつ、掃除もしつつ、バーチャル農作業もしつつの週末。娘の子守も大変だ。なんでこんなに赤ちゃん返りするんだろう……って、よく考えたら私も彼女と同じ年の頃、心の底ではこうではなかったか。

とにかく、生きているのがつらい。
未来に向うのがイヤ。
赤ちゃんに戻ってお母さんの胸に抱かれていたい。
いっそ胎児に戻って、ずっと羊水の中に浮かんでいたい。

ぐったりと物憂げな娘は腹痛やら頭痛やらを訴え、学校に行きたがらない。熱はないし、そんなことでいちいち休むなんて、受験生の娘には許されないことだ。仕事は忙しいが了承をとって、午前中は娘につきあうことにした日がある。

「で、どんな風にお腹が痛い? みぞおちの方?下腹部?」

その痛みが消化器系なのか、婦人科系なのか、それとも精神的なものなのか、ある程度判断しないとどの病院に行くかも決められない。

「どっちかというと下の方。でも生理痛はない。どんな痛みって…おなかにエイリアンがいて、今にもおなかを食い破って出てきそうな感じ」

……うわ、それって、まさに私がこのくらいの年の頃に感じ、表現してきたことだ。私と娘は似ていないと思ったのに、おまけに娘は映画「エイリアン」をちゃんと見ていないというのに、自分に寄生したエイリアンがおなかの中で蠢いているようなそしてそれが爆発的な衝動で表に出てきそうな、そんな感じを、娘もまた言うのだった。

J( 'ー`)し「それは…産婦人科ねっ(n‘∀‘)η」
(`Д)「なんでだよ!」
J( 'ー`)し「『娘がおなかにエイリアンがいますと』…精神科ねっ(n‘∀‘)η」
(`Д)「ころすぞてめ!」

お医者さんの診立ても、「大人でいえば自律神経失調症。細かく言えばいろいろ病名も付けられるけど、病気というものではなく、必ず治る。年齢的なもの」ということで、対症療法的なお薬を出してくださった。ただ彼女の問題が細菌やウイルスによるものではなく、対人関係や家族の問題だとは感じたらしく、そういう質問をぶつけてきたが、彼女の抱える問題をちょっと話し始めたら、あまりの恐ろしさに逃げ出してしまった'`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

娘は沸き起こる衝動を自分でも扱いかねて、いろいろ動き回ったり、私に強烈に甘えてくる。

未来への惧れと、過去への回帰。赤ちゃんになりきって、ママのおっぱいを吸いたがるのも、本当の自立へのステップなのだと思う。……私は、当時赤ん坊回帰願望がいくらあっても、母の胸に飛び込んだりはしなかったがな!

そんな娘に素敵な画像を。

Oppai サンシャイン牧場のホルスタインがたわわに実った画像である。……この、おっぱいが凄すぎる。まさにおっぱいぷるんぷる~~ん!

(*゚д゚*)

もう少し頑張って、このようなおっぱい牧場を作って眺めたいところである。

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危険すぎ…

牧場のサンタクロースよりも、今の日本が危険…

なんだけど、ここで書く気がしない…

まあとにかく、宮内庁HPと衆議院HPはよく見ておこう…

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2009年12月12日 (土)

牧場に危険なサンタクロース

不思議な日本語で混乱を招いていたサンシャイン牧場のクリスマスイベントがようやく形になり、一昨日から「サンタクロース」がガーディアンとして期間限定無料配布されるようになった。

ガーディアンというのは、畑や牧場の用心棒で、通常は犬。畑の番をして、これまでせっせと虫をまいたり退治したり水をやったりしてくれてたマイミクさんが、成熟した作物をやれうれしやと摘み取りに来た時に、一定確率でかみつき、小銭を奪うのだ。

…まあ、犬はわかるんだけど…

Santa 橇に色とりどりのプレゼントをのせ、にこやかに畑を走りまわるサンタクロースが、善良なマイミクさんを取り押さえ、にこにこと小銭を巻き上げる姿は、シュールにもほどがあるのではないか???

なお、犬はえさ(これはリアルマネーで買うものらしい)を毎日やらないと眠ってしまって働かない。

そしてサンタも、食べ物を…って、どうみてもこれ、ドッグフードだと思うのだけれど、それが切れると空腹で動けなくなってしまう。

Uesanta …こんなサンタさん、子供になんて説明したらいいのやら!

なお、私は大いにマイミクさんにおみやげをお持ち帰りいただきたいのでサンタさんをもらったあと24時間のえさ抜きをして、空腹状態でオブジェとして飾るつもり。

一方、あちこちにサンタさんや犬が待ち構えている今日この頃、人の畑での収穫はスリル満点で楽しい。あと一時間弱でサンタが飢えるとわかっていても、あえて手を出す!

「ううおおおおお~~~3勝2敗!」

ええ、バカですよ。

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2009年12月10日 (木)

孤立するルッソ

移動中の安らぎ・FFT。最難関のリオファネス城を通過し(アクセサリを盗みたくてねばったけど、すぐにラファが殺されるw 忍者ラムザで一瞬で終了できるのにw)、今は最終章「愛にすべてを」に入っている。

…このタイトルを見るといつも涙が出る。…なぜだろう。

先を急ぐ前に、ちょっと機工都市ゴーグに寄って、サブイベント進めておこう、とぶらり。

途中ゼクラス砂漠でランダムバトルになった。

リオファネス城では、多くのアビリティを覚えている汎用ユニットのほうが使えるので、ずっと放置していたルッソを出したが、途中ミノタウルスに殴り倒されてしまった。

戦死者は出さない主義のラムザとその仲間たちはもちろん、彼の蘇生を試みた。

アグリアスのアレイズ→ミス!
モンタナの蘇生→ミス!
ラムザの算術レイズ→ミス!
ムスタディオの蘇生→ミス!
アグリアスのレイズ→ミス!
… …(略)

とうとう誰の救出も受け付けず、宝箱になってしまったので慌ててリセット。

…何年も夏休みを過ごしていたあげく、新しい仲間たちからも孤立していたのか、ルッソ…

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2009年12月 9日 (水)

内にある病巣を自ら取り除け

今日はとある高貴な地位にあるお方のお誕生日ということで、我がブログも妙にお客様が多い…

ケロロ軍曹、お誕生日おめでとうございます~

…と、一応ボケをかましておく。

ていうか、こんな庶民の日常をつづったひそかな日記が、なんでこのワードで検索順位がこんなに高いんだろう。他にいくらも、素晴らしいサイトがあるというのに。

何度か書いているが、私はある意味この高貴なお方に共感する部分がある。
「この人、私に似た性格では」という部分。そして、これは今まで書いてこなかったが、何らかの障害があるのでは???いや、とても賢い?????と、非常に微妙な子を持つ母として、だ。

「あなたと息子さんは、頭がいいんじゃない。立派な知的障害だ」と、とある発達障害の専門家に言われたときはちょっとショックだった。物心ついたときから、「かわいい」などと言われたことがない。「賢い」「落ち着いている」「大人っぽい」「個性的」私はずっとそう言われて育った。そんなに勉強なんかしなくても、テストで高得点が得られるし、非常に高く評価してくれる人もいる。思えば、「好きなこと」しかしてこなかった。たまたま、その「好きなこと」が、「小さいのにこんな難しい本を読んで、この子天才~~!」などと過大な評価(お世辞)を得ただけなのかもしれない。

ただ、小学高学年くらいの頃から自分でも「私はおかしい」と感じていて、アスペルガー症候群なんていう言葉もない時代から、「普通」であるということはどういうことか、自分の特徴を分析しながら、進学などの節目ごとに「キャラを変える」ことで、なんとか普通になろうとしたのだ。

結婚したぞー、私は「普通」だぞー、という時期を経て。

仕事をして、女性差別なんていうものも体験して。

そんな時期に、あのお方はマスコミの注視に遭って。

いろいろプラスの報道も、マイナスの報道もあった。大変な才媛らしいということ、そしておじい様がチッソとか、男性遍歴も暴かれた。

祖父が水俣病の「チッソ」の人とか、本人に関係ないじゃない! いまどきの女性なら、彼氏の一人や二人、おかしくないじゃない!

あの誠実な浩宮様のお妃がなかなか決まらないのにも業を煮やしていた。一刻も早くお世継ぎを、と心から願っていたし、逃げまくるお妃候補に怒りを覚え、このお方が受けてくださったときは心から快哉を叫んだものだ。(……そのあといろいろ、あれ?と思ったことは否めないけれど)

ご成婚から16年。…今はただ、このお方が皇室を去ることしか、願えない。

雅子様は、美智子様とは違う。さすがにそれだけは、誰でもわかっているのではないか。

皇族として求められるのは、自分のパーソナリティを否定し、それこそ現人神としてふるまうということなのだ。個性や主張は多少あってもいいが、まずは国のために何ができるか。

平民出身の美智子様は、はっきりいって雅子様とは比べ物にならないほどの逆風に耐え、ひたすら義務を果たしてきた。その一つが、「後継である男子を産むこと」で、幸いにこれはすぐに果たされた。宮様である香淳皇太后様でさえ、一時は大変な批判を浴びたのだから。

いや、普通に歴史を知っていれば「とっとと男子を産めば勝ち♪」なのは明らかなのに、決して若くない入内でなぜ「まず外交」と子作りを否定なさったり、妊娠を知りながら海外に出て…大切なお子を流してしまったのか。

同じ女性として、こんなことを言うのは気が引ける。私の周囲にも不妊で苦しむ人はいるし、流産、子の早世で泣く人もいる。「こればかりはどうにも…」と言いたい。が、本当にがんばっていればまだしも、「そんなことにがんばっていません」とアピールしておいでだし…そのくせ、佳子様ご誕生の折には不快のご様子とか…いったい何がお望みなのかと、誰でも思わないだろうか。

息子は、私の結婚後3年を経ての誕生だった。それは自分の希望で、結婚後2~3年は二人の生活を楽しみたい、育児教育にかかるお金も稼ぎたい、という考えのもとだった。姑に「…大丈夫なの?」と言われたとき、大変申し訳なく思ったし、「もしもどちらかに不妊の要素があれば…一刻も早く生むべきでは?」と思いもした。まあど庶民の、次男の嫁である。気楽だった。だが「皇太子家」ではそうもいかないだろう、と本当にやきもきした。自分の子の誕生よりも、雅子様のご出産を心から願ったものである。

…この大量の日記を全部読む勇気と根気があればおわかりだろうが、私はその後、絶望のどん底に陥る。誰も信じられない、目の前には崖しか見えない、という状況だ。かろうじて子供を飢えさせず、殺しもしなかったが、いつそうしてもおかしくなかったし、本当に誰とも接触したがらず、ただ家にこもっていた。

その後、いろいろあって、「外に出て働かなくてはいけない」と思い立ち、そこで改めて自分の能力の低さ、社会的な評価に触れる。自分では学歴や職歴を誇っていたのだが、「ここはないわね~どうやって断ろうかしら?」」と自分が評価した、超オンボロ会社の事務職で、あっさり断られたのだ。

事務という、とても地味な仕事をなめていたということもあるかもしれない。私はクリエイティブだし~、事務とか普通の女の子がやる仕事でしょ、と見下していた部分もある。そんな私なんか、どこも要らなかったのだ。「当たり前のことをやる」ことが大事で、当り前のことじゃない、何かすごいことしかやりたがらない私なんか、誰も要らないのだ。

その後得た仕事でも、いじめに遭ってパニック障害になり。

なんとか滑り込んだ今の仕事場でも、ブログ初期にあるように何度も退職を促されたものだった。結果を出せなければ、何にもならない。自分がやりたいことではなく、組織が自分に何を求めているかが大切なのだと、理解するのに40年かかったか。学校ではトップの成績の古の才媛が!w

営業成績があがらない私の話をいろいろ聞いたボスは言う。

「人のせいにするな」

…これは至言だった。強力なライバル会社がいるから、うちの製品が悪いから、というのはまったく理由にならない。時には私のミスでないのに、私のせいにされたこともあった。それは私の仁徳のなさのせいであって、ひとつひとつ説明していって、ようやく汚名が晴れた。ああ、普段信用がないと、何でも自分のせいになるんだなあ、と学んだ40歳児であった。

思えば、こもりっきりであったのに外に出て働こうと思ったのは、「これではいずれ母子餓死」という危機感であったし、「それよりは、まっとうに風を受け、傷ついてみようか」と思えたことであった。…思いあがっていたことは否めないが、一方で、傷を受けても、本気で現実と戦い、自分自身が成長しなくてはいけないのではないか、と思えたことだった。

お会いしたこともなく、いくつかの報道などから推察するしかないのだが…

雅子さまも、内にある病巣と闘わなくてはいけないのではないか。

これほどのお立場なら、ちょっと御不快を示しただけで、腹を切りかねない人が出るのである。昭和天皇は、まずいの熱いのと、そんなことを言うことがないように育てられた。皇族というのは、世界でも類がない高い立場だけに、「我」を出してはいけない。

自分が仕事ができないのは、誰かのせいだと思っている限り、決して「ご病気」は治らない、と私は思う。自分が活躍できないのは美智子さまが立派過ぎるから? 今上が男子を望んでいるから??
秋篠宮紀子妃が本物の帰国子女なのに優秀で、お子様にも恵まれているから???

…なんで、正当な未来の後継者である悠仁殿下が、両陛下に和舟に乗せてもらったことに動揺なさる???眞子様、悠仁殿下の進路についての報道に慌てていると報道されちゃう???

今、十分すぎるくらいに満たされておられるのに、なんで人を妬まれるのでしょうか? それがとても皇族として醜いことだと御存じなのでしょうか?

戦うべきは、外ではなく、内側です。

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2009年12月 8日 (火)

エリクサーを買ってしまった

仕事やら不登校息子やら家出娘やらで、とてもそれどころではないのだが、さすがにFF13の準備をしなくてはいけないと思い始めた。

我が家にとって、FF(ナンバリング)の発売は、正月と同様であった。

FF7の発売前には大掃除をし、とくにブラウン管の汚れを拭い、3日分の料理を用意してソフトを迎えたものだ。

12の頃にはさすがに当日衝動買い、とまでなってしまった。(それでも相当楽しめた)坂口さんもいないし、植松さんも基本的に手をひいてしまったとはいえ、やはり気になる存在である。

クラウドブラックちゃんは、とうに修理に出し、帰ってきた。こちらは万全のはず。だが「なんたら端子のケーブルを買わないと、後悔しそうだなあ…」と、そのケーブルを買いに行く。

と、そこにエリクサーが売られていた。

ああ、テレビCMでも見たなあ。今回はポーションでは飽き足らず、エリクサーになったのか。

しかし、私は今回とてもクールである。またも、パーティはほぼヤングばかり? イケメンと美少女ばかりのキャラクター構成は好みではない。お子様にも興味はない。しかも今回シドがイケメンとな??? FF:Uではイケメンとみせかけて変態というので許せたが、シドくらいは親爺or老人で楽しみたかった……

という声が届けとばかりに、私はサッズとチョコボの缶だけ、かごに入れた。…って、買ったんかい、このスクエニの奴隷が! と思われるかもしれないが、まだまだ。

真のスクエニの奴隷ならば、「ポーションとエリクサーの値段が同じなのは許し難い」と、1本につき1万円くらい払うだろう。

私はまだまだだなあ。定価で買ってきたぞ。1本200円。

037 写真ではわかりづらいが、白い部分は淡い虹色に光る。アフロのナイスガイがほほ笑むのが美しい。

味は…?

ま、まだ試していない。これまで代々のサントリーポーションで私はさほどダメージを受けずに、それどころか二日酔いの朝にはディシディアポーションで癒されてきたのだけど、

自称アンデッドの息子に見せずに味見するわけにはいかないからなあ~~~

息子、数日前から「エリクサーって…死ぬじゃん!w」ととても楽しみしていたし。

そして、ひょんなことからサッズの声が、江原正士さんだと知った。うひゃ~~~…仕事で時々ご一緒するわ~~~!オラ、なんだかワクワクしてきたぞ!

BSデジタル11では、13日夜にサッズボイスの江原さんによるFF13ナビ番組も放映されるとか。

まあとりあえず、絶不況の日本だけど、祭りだ祭り~~~

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2009年12月 7日 (月)

困る……

家出娘に関して、一番気になるのは「どこにいたのか」である。

一応娘が行きそうなネカフェなどには問い合わせたし、ネット関係か?塾関係か?などと考えた。
「学校の友達は?」と親や警察に言われたが「それはありえない」と私は思った。

女子中学生が親に内緒で泊まり込んでいて、平気な親が学校にいるとは思わなかったからだ。

が、同じ学校の子のところだった。゚(゚^ヮ^゚)゜。アハハハハハ

あまり詳しくは書けないが、外国人のお母さんと、ちょっと変わったお父さんのところだったのを記憶している。

で、このお父さんは「親にちゃんと『家出する』と言えば、家出していい」という考えで、他にもそういう子を受け入れ、泊まらせているそうだ。

「…へ…?」息子もそれを聞いて頭をひねった。

たしかに中学生くらいの頃は家出するの死んでやるのというのはよくあることで、その子の頭が冷えるまで預かってやるよ、という近所のおばちゃん、というのもよくある話だ。なお、私の家出初体験は、小学校の頃、社宅の斜め上のお宅だった。泣きながら友達の家に飛び込んだのが午後4時頃。「今日は泊っていいよ」とおばさんに言われ、お菓子をいただきながら、友達と遊んだ。で、帰ったのが午後6時ごろじゃなかったか?

それでも小さな冒険は満足するものだ。ちょっとした反抗、ちょっとだけ育つ独立心。そしてちょっとだけ思い出すお母さんの記憶。

「…それでも、親にはこっそり言うよなあ」

奥さん聞きまして? うちの超フリーダム息子が、すっごくまともなことを言った!

そうなんだ、そういう子が転がり込んだとして、大人としてはいろいろ対応があるだろう。
「お母さんも、あなたのことを思っているのよ。心配させないで、早くおかえりなさい」と促すこともあるだろう。私はこれだ。面倒だから。
「そう、わかったわ。うちの子になっちゃいなさい!」
と温かく受け入れ、そっと「うちでお預かりしてますのでご安心を」と親に知らせてくれる素敵ママもいるだろう。というか、そういうことを親同士で連携できてないといけないと思う。

たとえば、私は今回警察に届け出たが、善意でうちの娘を預かった人が、場合によっては未成年者略取の容疑で捕まるということもあり得るわけだ。昔ならいざ知らず、道を行く子供に「おはよう」と声をかけただけで通報され、暗い道を歩く子に「早く帰りなさいよ」と声をかけただけで回覧板がまわるというご時世だ。私だって、娘が二晩もお世話になったことに感謝もするが、一方で「何で知らせてくれなかったか」とも思う。私は2日めには出社時ふらふらしていたし、結局会社にも迷惑をかけるはめになった。「訴えてやるーーーー!」とブチ切れてもおかしくはない。

…しかしまあ、落ち着こう。とにかく、お世話になったのだから、ご挨拶に伺わなくては。

すると娘は言う。「そのお父さん、ご挨拶とか堅苦しいのが大っきらいなんだって。嫌いってことをやるほうが問題だと思う」
「じゃあどうすれば」
「菓子折り渡すだけでよくね?」

…そ、それってかえって失礼では…?

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2009年12月 4日 (金)

因果はめぐる~娘帰宅

かつて、私が長男を出産し、育児に悩んでいた時は母がよく愚痴を聞いてくれた。

「おむつを開けたらおしっこが飛んできた」
「泣いてばかりで休めない」
「やっと寝たと思ったらすぐ泣く」

そんなことを「大変だねえ」「それは疲れるねえ」とひとつひとつ相槌を打ち、同情してくれるのだが、最後には「あんたも(赤ん坊のとき)そうだった」と言うのだ。

ああ、人は親になった時に、自分が親にしてきたことが返ってくるのか。

よく「人間親になって一人前」などというが、世の中を舐めきっていた私にも、赤ん坊は多くの試練を与え、私が過去にしてきたことを思い出させてくれる。大きくなれば二人とも自分そっくりの理屈屋さん。はあ~痛い、痛いな若き日の私!

深夜の娘の電話には、たわいのない話をした。ブログの話、サンシャイン牧場の話、漫画の話……それからこんな話。

「自分の子供には、自分が親にしてきた不孝を返されるというけど、私は3倍返しだわ」

いかに痛い私でも、こうも家出を繰り返したり、家を壊したりはしていないw 夫はやっぱり知らん顔で、一人で頑張らなくてはいけない当たり、「通常の3倍」は食らってると思う。

「ちょwwwwホワイトデーじゃあるまいしwww」
「ああ、あんたにもいつかきっと3倍で返ってくるよ」
「ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!」

…それが効いたかどうだか、とにかく娘は私の家に帰ってきた。ふう。

今日の朝日新聞には「ワンピース」を中心にした少年ジャンプの全面広告×9が載っていた。す、凄い…思わず全部読んでしまったが、新キャラはともかく懐かしい面々のセリフにあの頃の感動がよみがえって目頭が熱くなった。また読みたいなあ…

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家出中の娘へ渾身のコミックレビュー

…毎度お騒がせしているが、娘は昨夜行方をくらましたあと、何食わぬ顔で登校し、また行方をくらました。学校の先生にも迷惑をかけ、警察にも迷惑をかけ、もうなんだかもう、だが先ほど娘から電話がきた。「…ブログ見た」

…で、少しやりとりもあって、約束した「今日買ったおすすめコミック」のレビューを書く。

☆  ☆  ☆

…なんか、ネットではすでに入手困難との話も聞くが。

テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX) Book テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)

著者:ヤマザキマリ
販売元:エンターブレイン
Amazon.co.jpで詳細を確認する

今日本屋で必死で探したら、わずかに残っていたー!レジに持ってったー!

「カバー、おかけしますか?」

はい、お願いします。

……こうもモロチンの表紙のコミックを置くのは本屋さんとしても勇気がいるだろうし、持ち歩くのにも知性と勇気が要る。

古代ローマの建築家が、どういう神の啓示か、現代日本の「風呂」にタイムスリップしてしまう!(全裸で)
古き良き日本の銭湯にインスピレーションを得る主人公・ルシウス(全裸で)
日本の露天風呂に感銘を受けるルシウス(全裸で)
ついには賢帝ハドリアヌスの命を受け、日本のお風呂ショールームに飛んでしまうルシウス(全裸で)

漫画史上、これほど全裸率が高い作品があるだろうかという全編ほぼ全裸のお風呂コミックである。

しかし、表紙と私の「どんだけ全裸が好きなんだよレビュー」からは計り知れないだろうが、主人公も作者も相当に大真面目に、「風呂」文化を探り、語っている。

そう、これは「風呂」を軸にした良質な文化比較論。古代ローマ人と現代日本人が言葉も通じないままに語る!(しつこいようだが、全裸で)

そして、古代ローマの文化に敬意を表しつつ、現代日本に生きることの喜びを再確認できるのだ。

エンターブレインは、またすごいこだわりの作家を発掘したものだ…

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2009年12月 2日 (水)

不幸比べをしても仕方がないけれど…少女たちの危ない遊戯

ちょっと前だが、娘が夕方帰らず、メールや電話を送ってきた。

いわく、母親に虐待されてて家に帰りたくないという友達につきあって、何人かが街をうろついているとのこと。

それは本当? かわいそうに、警察に行ったの???と、私や、実家や、おそらく付き合った子たちの親があれこれと気をもんだ。 娘が単身うちにきたので、とりあえず落ち着かせるよう温かい飲み物を買えるくらいの小銭を渡した。本人が興奮しているようで、大変だということだった。

そのうち私の親から「もう遅いし寒いし、うちに身を寄せたら」と私に電話がきた。で、私は娘たちを探しに外に出て、彼女らを見つけた。

……「本人」は拍子抜けするほど普通に挨拶した。

その数日後だが、娘がその本人…仮にQ子ちゃんとするが…について不満をぶちまけていた。

まずは、児童相談所や警察になかなか行こうとしない、とのこと。友達と言っても、私立中学に通う子だとのことで「警察沙汰になったら、私退学になっちゃう!」というのだそうだ。

…うーん、たしかに厳しいところだと、親のスキャンダルでもそうなるかもしれないけど、普通は本人の非行が対象だと思うんだけど…と答えると、娘も「私もそういった」という。

しかし一応彼女の悲しみを共有しようとして、娘はこういったのだそうだ。

「わかる。ウチもお兄ちゃんに殴られたり唾吐かれたり蹴られたりしているからさー」
するとQ子ちゃんは気色ばんだ。
「それが何? 私はお母さんにつねられたりしてるのよっ」

……

「まあ、お母さんにというのはつらいかもしれないけど体罰はあるだろうし……普通に考えて、屈強な青年である兄に本気で殴る蹴るの暴行を加えられる方がひどくない?」
「ウチもそう思うんだけどねー…」

まあ、ウチのお兄ちゃんの異様さを知らないと無理かもしれないけれど。たとえば数年前、私は子供二人を連れて街を歩いていた。娘は小学校高学年くらい、息子はその3つ上。突然、二人が口論となった。ものすごく声が大きいので、道行く人が振り返る。そのうち、息子が娘の首にとび蹴りをくらわした。

…言い方はヘンだが、息子は跳躍力が半端ではなく、ちょっとアクションスターかバレエダンサーを目指した方がいいのではないかという身体能力の持ち主だ。腹筋は割れ、腕は恐ろしく鍛えられている。それが「ライダーキック」のように完璧なポーズで少女の細い首蹴りをかまし、少女がアスファルトの上に倒れる様を想像してほしい。

…私は、娘、死んだ、と思った…そのくらい、恐ろしい瞬間だった。もちろん道行く人も凍りついた。

娘の泣き声がして、「ああ、生きてる」と安堵した…道行く人も少しほっとしながら、この異常な親子を遠巻きに見た。息子は平然と、倒れた妹を見下していた。「当然の結果だ」と、勝ち誇ったような表情だった。

「ウチは言ったよ。『えーっ、でも、扇風機とか、ゴミ箱で思いっきり殴られるんだよ???』って。でも、そんなのお母さんに叩かれる私に比べたら大したことないって」

……娘の友達についてこんなこというのなんだけど…

「その子、あくまで自分が主役なんだね。悲劇の主人公の座を奪うなんて、許せないんだ。…ていうか、その子の言う虐待も、ちょっと私は疑っている」
「…ウチも、そう思う」

同じ暴力を受けた者同士共感できるかと辛い話を打ち明ければこういう反応だし、正直言って、Q子ちゃん、本当の家族の「暴力」を受けたことないんじゃないかな???と。

…それは、最初に会ったときの印象と同じだった。

暴力に怯える子どもの目じゃないな…。

暴力に怯え、大人に不信感を持つ子どもの目は、悲しいくらい娘で見慣れているから。

…で、娘もまた、被害者意識まるだしで今夜も家出騒ぎ中。

被害者だから何やってもいいなんて思ったら大間違いだぞ。

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