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2010年2月27日 (土)

歴史と文学と芸術と心理を学ぶ教科書

ふと入った本屋さん。

私は基本的にコミックスフリークで、仕事で訪れる各街に、お気に入りの本屋さんを持っている。それはたいてい、コミックがわかってらっしゃる店員がいるのであろう本屋さん。…いやあ、すべての紙媒体が厳しい世の中、本だってネットでぽちっと買える時代だ。そのくらいのこだわりでもないと、とても生き残れない。

そういう店の多くは、注目コミックの「お試し版」を置いたり、店員さん渾身のPOPを置いたり、ああ、もちろんコミックスにも「カバーおかけしますか?」は必須だ。昔近所の本屋はカバーどころか「コミックスの注文・取り寄せは受けません」くらいの態度でいて、結局いなくなってしまった。質の高い本にこだわるのも結構だが、コミックス=低俗と、お客まで一段低く見ていては…そういうことになるのだろう。

その、ひっそりとした駅前の小さな小さな本屋にふらりと立ち寄り、今すぐ読みたいコミックスを、少し悩んで買ったことがある。そこは今時珍しく、コミックスにビニールをかけておらず(そのくらい店主の目が届く小さな店だということか)、こぎれいな店であった。

レジに持っていって精算。すると店主の老人は、支払いを済ませる間に鮮やかな手つきでカバーをかけ、おまけにレシートをしおり代わりに挟んで渡すのだった。

…ああ、こういう店だから、生き残っているのか…!

なんとなく印象に残り、息子にも話して感動させたことがある。

その店で、またふらふらしていたらNHKのテキストコーナーが目に入った。

小さくとも、「知」を売る店という自負があるのだろう。レジ前に素晴らしく充実したこのコーナー。そのなかでNHK知る楽「怖い絵」で人間を読む というのに引きつけられてしまった。

探究この世界 2010年2-3月 (NHK知る楽/月) Book 探究この世界 2010年2-3月 (NHK知る楽/月)

著者:中野 京子
販売元:日本放送出版協会
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あ~楽しい。ここ数年電車の中では携帯ゲームだったけど、夢中で読みふけってしまった。

絵画の数々を、描かれた人物や事象、描いた人物、それを手にした人物、時代背景などについて解説し、絵の読み方を教えてくれるテキストだった。こんな番組、やってたんだ~!文章も私レベルでも非常にわかりやすく、わくわくしながら読めるもので、歴史嫌いの娘にも激しく読ませたいくらいだ。

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2010年2月25日 (木)

五十嵐大介の書き下ろし新作「SARU」!

昨日の朝日新聞で五十嵐大介の新作のことを知り、発売日の今日ゲット~

(コミック)SARU(上)/小学館/五十嵐大介 2010年2月25日発売 (コミック)SARU(上)/小学館/五十嵐大介 2010年2月25日発売

販売元:ひょうたん書店楽天市場店
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また大変なスケールの「孫悟空」の物語が出たものである。

いや、「孫悟空」考か?

子どもにもおなじみの中国の冒険譚などと言う枠にはまったくあてはまらない、世界中の宗教・神話・民俗が総動員されてしまうのではないかというスケールだ。

この作品は五十嵐大介と、作家の伊坂幸太郎「SOSの猿」との、原作+作画とも漫画+ノベライズとも共作とも違う、「競作企画」なのだと言う。「魔女」「海獣の子供」などで知られる五十嵐氏の知識の深さ、イマジネーションの豊かさ、それを最大限に見せてしまう圧倒的な画力がこの作品でも楽しめる。

今日出たのは上巻で、下巻は6月刊行とのこと。

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2010年2月23日 (火)

ファイナルファンタジーとファッション

ファッションには疎いのだけど、ファイナルファンタジーの、特に野村哲也氏デザインのキャラクターはやけにファッショナブルなのを毎度楽しんでいる。

最近出たFF13でも、さりげなくキャラクターが流行ファッションを身につけている。

サッズのジャケットはナポレオンジャケット風だし、ヴァニラ、ファングはマタギ系だ。ブーツを履くキャラが多いが、ファングは最新のブーツサンダルを履いている。セラはしまむ…ティーンに人気のアイテムてんこもりだし、スノウやセラの胸元にはいつものようにシルバーアクセ。

このシルバーアクセサリーをキャラクターに付けさせ、同時に販売もし始めたのはFF8からだが、そのFF8が凄かった。主人公はファー付レザーファッションにシルバーアクセサリー、ヒロインはニット、それもアームカバーはゲーム発売とほぼ同時期に大流行したアイテムだ。アーヴァインのテンガロンハットもそのあと大流行。

もちろん、ゲームのおかげで流行ったというわけではない。流行は何シーズンも前からある程度方向が決まっていて、野村氏はその流れに乗ってデザインし、キャラクターに着せているのでは…と想像する。街中でも通用しそうなファッションはコスプレイヤーにも人気だし、まんまコスプレとまでいかなくてもそのテイストを取り入れるのは楽しい。

ところで、FF6のモンスターって、やけに名前がファッショナブルではないだろうか。

ナラカミーチェは、FFファンには「ああ、こもりうたがうざかった~!」というイメージだが、シャツ・ブラウスの人気ブランドだし、

フォシルだって、「あ~~~、あのドラゴンフォシル、強いけどギルは落とすしいろいろおいしかったなあ」って、結構お洒落なブランドだ。

私は「イルルカンカシュ」が妙に気になっていた。やけに可愛い語感なんで、

「少女のためのフレンチカントリースタイル、イルルカンカシュ」

なんていうブランドがあっても驚かないな、という。

あと、「ドゥドゥフェドゥ」もなんとなくお洒落。

「ビビッドカラーのキッズ服・ドゥドゥフェドゥ」とか

「カフェ・ドゥドゥフェドゥ」

があっても驚かないぞ…

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2010年2月22日 (月)

いつか思い出に変わるまで

特色受験でも、とくに「惜しい!」という子には学校側から理由などの連絡が来たらしい。

娘には無かったので、全然惜しくなかったのだろうと言うことになった
'`,、'`,、'`,、'`,、(ノ∀`) '`,、'`,、'`,、'`,、

だが、反省なくして明日はない。何が問題だったのかをいろいろ話し合ってみた。娘は言う。

「面接の時に、困ったことを訊かれてひるんだ」
……いつでもどこでも堂々としている娘が、何を問われて動揺したのか!
「中学校の思い出はなんですかって訊かれたけど、うち、中学の楽しい思い出って、ネットでの体験しかないよ。ロクな思い出がない。で、仕方なく修学旅行の話をしたんだけど…」

……不登校のお兄ちゃんならともかく、一応学校に行って、部活も、生徒会活動も、いろいろやってたんだから思い出がないってことはないだろう。

「合唱コンクールでは、クラスのまとめ役をやったんでしょう」
「ああそうそう、他の子たちは合唱コンクールをあげていた。でも全然まとまんなかったんだよっ'`,、'`,、'`,、'`,、(ノ∀`) '`,、'`,、'`,、'`,、 」
…私は息を吸った。

『合唱コンクールで、私はクラスのまとめ役をしました。でも、力不足でなかなかクラスをまとめられませんでした。この経験で人の心をつかむのは本当に難しいものだなと痛感しました。あの時は本当に辛かったけど、今ではいい思い出です』
「これで、いい感じにまとまるんじゃないの?」

娘はリーダータイプの性格で、幼いころからそれなりに重要なポストをいくつか任されていた。それをさりげなくアピールしつつ謙虚な態度で示せばいい。何も、成功や自慢話をする場ではないと思う。失敗だって、貴重な経験だ。

が、まだまだ娘にはそうは考えられないようで、学校では思い出なんかない、学校の外には沢山あるんだけど、という思いから抜けられないようだ。…まあ、私もそうだったしなあ…

「んで、修学旅行の話をしても、お寺とか食べ物とかしか言うことなくて」
「修学旅行でも、班リーダーだったんでしょ?」
「うん、リーダーだったんだけど、最悪の班で」

もう、娘の心のねじ曲がったことと言ったら…この子が生まれた瞬間から、スタイルは良いし賢いしはきはきして度胸もあるし、美人ではないとしてもとにかく愛嬌があって可愛いので「この子、本当に私の子????」というトンビが鷹を生んだような感覚を持っていたが、よかった、やっぱりこの子は私の子だ。

「とりあえず、次に同じ質問をされたとして、他の話題に逃げるのもなんだから、やっぱり修学旅行の話にする。清水寺のことでも調べておくよ」
という娘。う~ん…今って知識が豊富なことよりもコミュニケーション能力とかを重視されるんだし、お友達のこととかの方がいいと思うんだけどなあ…

『修学旅行で京都の清水寺に行きました。一人、舞台から飛び降りましたが今ではいい思い出です』
「ちょwwwwwwwww(´Д`)/」

冗談を言ったら、娘に突っ込みビンタをされた。

しかしなあ。

私などは娘とは比べ物にならないくらい暗い暗い少女時代を過ごしているのだが、

あの時いじめた級友も!

裏切った親友も!

恫喝した担任も!

セクハラした教師も!

私の人格のひずみを矯正し、成長させてくれた存在だ。全部全部

「今では良い思い出です」

こう言えるようになるまでが、辛いんだよね。

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2010年2月21日 (日)

もやしもん実写版あれっあのキャラは??

「もやしもん」がノイタミナで実写ドラマ化と言うことでキャスティングが発表された。

美里がそのまんま過ぎるとか、長谷川さんの加藤夏希がビジュアル的にばっちりとか、我が家でも話題になったが、息子は

「あれ…女装は…?ヽ(;´Д`)ノ」

娘も

「結城はどうしたの!( ゚Д゚)」

そう、主人公沢木の親友で、途中からなぜかゴスロリ女装に走る結城蛍役が、まだナゾなのだ。

サプライズか? まさかいなかったことになっているわけではないだろうな!

たしかにサプライズはあるかもしれない。あのイケメンがゴスロリ女装!なんて話題性はたっぷりだ。
「杉浦太陽か小池徹平とかがいいなあ」
と娘。…う~ん、話題性はたっぷりだけど、そのクラスが深夜ドラマに来るかなあw適当なアイドルイケメンあたりじゃないかと思うけど、この役、当たればでかいけど、そのイメージがついてまわるかもというリスクがあるしなあ。

で、一家の統一見解だが

女性がやるのは、無しで。

…むしろ沢木役の子の方が結城がいい気がするけど…177センチの沢木って……

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2010年2月20日 (土)

愚民になってはいけない…

私は子どもの頃、盆踊りで「東京音頭」を踊るのが好きだった。

今の「大東京音頭」とは違う、「ハァ~踊り踊るならチョイト東京音頭 ヨイヨイ」というやつだ。

このめでたい音頭が、愚民化政策に使われたとかいう説を聞いたのはいつだったのか…

1933年、爆発的な大ヒットを起こしたこの音頭は、日本国民を躍らせた。農民が踊った。サラリーマンも踊った。そして最高学府たる大学生たちも踊りだしたときに愚民化終了、日本は無謀ともいえる戦争への道に走ったとかなんとか。

難しいことはよくわからないけれど、メディアや楽曲は、時に恐ろしい効果を生むのは他にも知っている。ヒットラー率いるナチス・ドイツが、美青年将校をそろえて規律正しく美しい様子を見せて、ドイツ国民を心酔させた、などというような話はいくらもある。

人間、美しいものも面白いものも大好きだ。

それに流されやすくもある。

だから広告というものもあるし、メディア戦略が有効なのだ。

皇太子妃雅子様は、ある意味そういった戦略を駆使しておられるのではないかと思う。

メディア戦略を非常に有効に使われたと言えば、美智子皇后陛下も同様である。平民の身ながら皇太子妃として皇室に入った現陛下は、その美貌や才覚を大いにメディアを利用してアピールされておられたし、ご自身が女性誌などでどのように報じられるかを大変気にしておられたようである。それは仕方がない。彼女にとっては庶民の声が大切な味方であり、武器防具でもあった。雲の上である世界と、庶民の世界。美智子さまは、ご自身の身を守りながらも、その二つの世界の橋渡しになり、国民の望む皇室像を模索され続けた。その並々ならぬご努力には頭が下がる。また、このような新感覚をお持ちの方が皇室に入られて、皇室にとっても国民にとっても良かったと思う。

先日、雅子さまはケニアのマータイさんと会われたという。予定にはなかったが、突如のお出ましだ。

めでたいことである。お病気で長期療養に入られてもう7年。2月5日には「自作の」医師団見解文も出され、めざましいご回復とのこと。西洋偏重だとか言われていたが、こうして黒人のマータイさんとも会われているし、公務にも意欲的な雅子様を拝見できて国民としては喜びの至り。

…だが、大きく報道されない部分を見ると、やはり失望してしまう。

宮内庁HPの皇太子妃殿下のご活動記録を見るといろいろわかる。ああ、今年に入ってからも祭祀は一切なさってないなあとか、皇居奉仕団へのご会釈は、意地でもなさらないんだなあ、お会いになるのは外務省、国連…お身内ばかり。それを探っていくとすごい妨害が入るらしいので、ここではふれない。

いや、そんなことはともかく。
今、雅子さまは「回復」をアピールしなくてはならないのだ。そして公的ではなく、私的な海外ご訪問をしなくてはならない、というのが「医師団」の名で語られている。

そのために、「目立つ公務」をこなしておかなくてはいけない。

雅子様がにこやかに手を振るのはテレビカメラがあるところだけ、というのを、あのディズニーランドご訪問で迷惑を受けたという人のブログで知った。

皇族方は、目立つも目立たないも無く、一歩外に出たからには一切の隙もないほどに「皇族」としてふるまい、名も無い庶民や、恵まれない人々に光を当てて回られる。たとえ大々的に報道されなくても構わず、そうされておられる。

先ほどの皇太子妃ご日程を見て、また愕然とする。

平成22年2月13日(土)

お名前ご日程
皇太子殿下 反正天皇千六百年式年祭の儀(皇霊殿)

  • 平成22年2月16日(火)
    お名前ご日程
    皇太子殿下 ご進講(「孝安天皇ご事蹟について」(二千三百年ご式年に当たり))ご陪席(御所)
  • 平成22年2月17日(水)
    お名前ご日程
    皇太子殿下 祈年祭の儀(宮中三殿)
    皇太子殿下 ご接見(ケニア首相夫妻)(東宮御所)
  • 平成22年2月18日(木)
    お名前ご日程
    皇太子殿下 ご会釈(勤労奉仕団)(東宮御所)
    皇太子殿下 ご会釈(人事異動者)(東宮御所)
    皇太子同妃両殿下 ご接見(元ケニア環境・天然資源副大臣)(東宮御所)
  • ええと、ご病気の雅子さまは、祭祀などには御欠席。ケニア首相ご夫妻にも会われなかった。勤労奉仕団にも人事異動者にもお声をかけることはなかった。

    なのに、ノーベル平和賞受賞者で日本人にも大変なじみの深いマータイさんには会われ、それが大々的に報道された。

    何も知らなければ、雅子様がお元気になられた! 皇族の中で一番働いておられる!

    くらいの錯覚を起こしそうだ。

    本当に、もっと多くのご公務をなさる皇族は報道されない。されたとしても、日の当らない障害者やお年寄りなどを訪れ、励まされる姿は印象に残らない。

    で、そんな名も無い国民になど会うに及ばず、首相ったってどうせテレビカメラも来ないようなところには行くに及ばず。

    絶対に話題になって美味しいところにだけちょちょっと出て、最大限アピールする!

    どうですか? 最近、紀子様や美智子様のニュース、印象に残ってますか?

    皇族と言えば雅子様のニュースしか、印象にないことありませんか?

    印象に残る所しか雅子さまは出ておいででないし、出ようが出まいが、多くの皇族方は本当に必要なことをなさっている。

    ティアラにドレスでにこにこ手を振り皇居入りするお姿をテレビに撮らせながら、肝心の式典には出られない、などというようなことは他の皇族方はなさっていない。

    ぼんやりテレビや新聞を見ている、あるいはろくに見もしない人は、気づかずだまされると思う。

    体調を理由に首相夫妻には会わないけれど、翌日に同国の有名人にはにこやかに会い「エネルギッシュ」と評される。

    こういうことが未来の日本女性を代表する人によって行われ続けている。

    ご本人はご満悦だろうし、愚民には「雅子様、お元気になって~~」とめでたく思われるが、実際のところは「一切出ない方がまし」というくらい、相手国に失礼なことである。

    これが雅子様流「皇室外交」だとしたら、恐ろしいことだ。

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    2010年2月18日 (木)

    北瀬氏がFF7リメイクに意欲???

    北瀬氏がFF7リメイクに興味があると発言、なんていう話題を聞いた。

    http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1420924.html

    異様な人気を誇るFF7のリメイクの話は、これまでも何度かあがっていた。当時最高のグラフィックと言っても、CG技術の目覚ましい進化の中では「今の技術で見られたら」「ムービーもバラバラだし、通常画面(3頭身)とバトル、ムービーの絵が違いすぎる」という要望が起きるのは当然だった。

    私もそう思ったことが何度もあった。そう思うからこそ、何かにつけてクラウドやセフィロスが出る新作ゲームや映像作品に手を出してしまったのは否めない。

    …しかし、もういいよ…

    思えばいろいろヘンな部分も、あのちまっとしたキャラクターだったから、マンガチックに楽しめたのだ。これがリアルなキャラクターによる、ハリウッドも真っ青な映像になっても、

    セフィロスって、何がしたいんだ?おかしくないか?

    クラウド…大丈夫か…?

    バレット、…やばくね…?

    などと現実に目覚めてしまう。あのマンガっぽい絵だからこそ、それもネタの一つとして楽しめたのに、これで「世界最高レベルのリアリティーあふれる映像!」なんかでやられたら興ざめすることこのうえないぞ!

    かつて私は、スーパーファミコン時代のFFに、「スタッフの頭の中にはどれだけ壮大な『絵』が浮かんでいるんだろうか、最新技術でもこれが限界。彼らに映画のようなものが作れたら、さぞかしすごいんだろうなあ」と、ドット絵の物語に想像力を膨らませた。PS時代になり、たしかに世界の誰も見たことのない世界が拓けた気がした。

    …でも、それを手に入れたはずなのに、それほどでもないかもしれないなあ、というのが最近の感想。

    FF12もFF13も結構楽しんでいるのだが、FF6の衝撃が記憶容量に比例して増えた、というわけでもないようなのだ。

    FFというブランドのために大所帯になりすぎ、完成に時間がかかって古臭くなってしまったり、うまくまとまってない、という印象も正直ある。

    …それと、「過去の遺産」しかないのかっていう気も。

    ディシディアはとてもよくできていたし、マニア心をくすぐる要素満載でうれしかったが、クロノトリガーやFFTの携帯ゲーム機移植版の追加要素には疑問を持った。こんな素晴らしい過去の遺産を受け継ぎながら、こんなことになっちゃうのか、と。

    FF7のリメイクは、できれば永遠に夢のままでいてほしい。適ってしまったら、もう見る夢が無くなってしまうから。

    それよりも本当に夢中になれるFFを次に見せてほしい。

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    絶望先生INロス

    昨日は絶望先生20巻を購入。

    どんどん濃くなっていく絶望ワールドだが、巻末の「紙ブログ」が珍しく、ロス取材旅行の話だった。

    あのドリームワークスを取材…って、なんでだろう?

    それ以上に気になるのが同行したのがスクエニ社員…

    ハワイでこれをやろうとした会社って、バレバレでんがなw

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    2010年2月16日 (火)

    人格否定って

    最近は営業として期待されているんだか何だかで、とにかくハードルが高い。

    …もういっぱいいっぱいだよ…と思いつつも、新しい顧客を開拓するのは結構楽しく、新たな出会いを求めて走り回っている。う~む、このブログを始めた頃の苦しさが嘘のようだ!

    …でも褒められるかと言うとそうでもない。先日も、自分としては理不尽なことで叱られた。最近入った人がどうも、ご同類の…アスペっぽい人で、コミュニケーションや、ちょっとしたことでいろいろ摩擦があったのだ。

    その人は何となく守られてしまい、監督が悪い、説明が下手、と私たちはこっぴどく叱られてしまった。

    …でも、叱られて良かった。

    少なくとも私は今、保護される存在ではないのだ。保護しなくてはいけない立場なのだ。

    すごい。私、一人前の人間として扱われている!

    息子は3歳児(12歳頃)から最近10歳くらいに成長した(18歳)し、私もようやく16歳くらいに成長した気がする。私たちのようなゆがんだ人格にとって、親身になって叱責されることは成長の糧になる…いや、普通の人でもそうだろうが、どういうわけか「この人には言ってもムダ」「疲れるだけだから適当に祭り上げとけ」と思われる性格なので、びしっと言ってくれる人は本当に貴重だ。そうしてびしばし言われて、ようやくここまでこられた。

    …まだ、……まだ、ひきずってしまうが、「皇族だから」「気の毒だから」と表だった批判をされないでいるあの方は、それこそ本当の「人格否定」で、本当にお気の毒だと思う。

    「ポニョにょ」

    …そう話しかけたら娘がぽかんとした。
    「…ポノにょ」
    ……ああ、なんか、滑舌悪い私にとって、なんと言いにくい言葉だろう!もう一度、落ち着いて、ゆっくり…

    「ポニョ の 本名ってブリュンヒルデっていうんだねえ」

    ふう、それだけ言うのになんでこんなに苦労するんだ。で、娘はさらにぽかんとして、それが何か???と言う顔をしている。

    「ブリュンヒルデって、サッズの召喚獣なんだよ。召喚したらあれがきた、だと怖いよね」

    サッズの何気ない召喚でコクーン水没。

    怖すぎる…><

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    2010年2月14日 (日)

    明るく行こう!

    とにかくいろいろあるけれど、シ骸かクリスタルかという二極を突き付けられたルシさんたちより深い悩みも無いし!

    と、日々の仕事と家事にいそしむ。

    息抜きにFF13をやってたら、息子がふらりとやってきて観戦していた。息子、さんざん叩く割にはこうして見に来るんだよなあ。

    攻撃やじゃまに炎属性を与える「エンファイ」を施して買った時だ。

    「イメージどおりに、できましたね」

    ホープきゅんがいかにも青臭い優等生ぶりっこで勝ち誇る。ただでさえ、ばかでかいブーメランをどうやってあのおしりのポケットにしまうのか、不思議なんだけど。

    エンファイを施された武器は、赤々と燃えあがり、いかにも熱そうだ。あんなものをポケットに入れて…wと、思わず私は叫んだ。

    「あんな熱いモノをおしりに入れて、大丈夫なのかしらねえwww」

    息子が、絶句した。

    「…ちょ…!」

    何か、頬を染め、うれしそうにしている。

    ち、違う! お尻のポケットだ!あんな赤く燃え上がるものをポケットに入れて大丈夫か、と言っているんだ!

    …ああ、腐男子なんぞが家にいると困る!

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    2010年2月13日 (土)

    娘が受験で失敗

    特色受験というのに娘が失敗してしまった。

    …まあ、やむを得ないかな…このところ、日記に書くのもはばかられるほどの荒れようだったし、それなりに優秀な子ではあったが、とにかくもう。

    自分でも後悔することは多くある。「そんな頭じゃ…」明らかに手入れをしていない髪を、娘は束ねて出かけた。もちろん何度も受験前に床屋で切ってもらえと言ったのだが、聞かなかった。

    円形脱毛症が、ひどかったのだ。

    それを気にしていた部分もあったと思う。

    せめて前髪だけでも、私が切ってやればよかった。

    娘は結果を見てすぐに私に「orz」とメールをくれた。

    そのあと、mixiにもその旨を書き、「しばらくPC断ちします」と宣言していた。

    …人間、誰でも挫折という体験は必要で。

    友人は「挫折は早ければ早いほどいいですね」と口癖のように言う。この人にも本当にいろいろな過去がある。

    私は娘の宣言を読んで、心底娘を応援したくなった。最近の荒れっぷりはひどかったが、この経験はきっと、彼女にとって大切なものになるだろう。

    今日は娘の好物を夕食に出してやろう。サーモンの刺身が大好きな娘に、DHAたっぷり海鮮丼をお見舞いしてやる。お小言は言うまい。彼女は十分、反省している。なあに、一般試験までに本来の自分を取り戻せるだろう。

    「ただいま」
    と帰宅した私が見たものは、元気にスカイプを楽しんでいる娘だった。

    (゜Д゜)ハァ?

    先日、私がぶち切れて、たっぷり時間をかけてアンインストールしたスカイプ。受験当日も深夜未明までネット遊びしていたことを、反省していたかと思えば!

    こうなると、お小言もでる。
    すると「あーアンタのせいでやる気なくなったー!もう勉強しねー!落ちたらアンタのせいー!」

    (゜Д゜)ハァ?

    まあ、ずっとこういう態度だったんで、だったら前髪も切ってやらんわ!という状態になったんだけど。

    まあ、彼女が賭けているのは彼女自身の人生だし、なんかもう、知るか、親ができるのは受験料を出してやるくらいだぞ、と開き直る。

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    2010年2月11日 (木)

    頑張り過ぎると言うこと

    ああ、未だに雅子様のご病状の医師団見解が気にかかる。

    何を食べたとか何を読んだとか、肩の凝らないはずのブログだけど、もうひとつ書きたい。

    皇太子殿下はかつて雅子様について「頑張り過ぎるきらいがある」と発言された。公務に出たり出なかったりの「体調の波」を、1つの公務、1つの内宴などに全力を傾けてしまい、他のことを休まれたり、お疲れが出てそのあとずっと休まれたりするという。

    …私自身も複数のことをこなすことが苦手だし、完璧にできないと放り出してしまうムラッ気のあるタイプなので、多少は理解もできるのだが…

    いくらなんでも、度が過ぎていないか、と。

    これは一時的な「病気」ではなく、性格や、一種の発達障害じゃないかと思ってしまう。

    今回の見解文だって、週刊文春の記事によると二年ぶりの宿泊を伴う公務である神戸行きで、「妃殿下は行事の前には、資料を読み込むなどの準備を念入りになさいます。そうした準備の合間に見解の草案に目を通す時間はなかったでしょうし(後略)」と、(宮内庁関係者)の発言をあげているが、

    それじゃあ、他の皇族は行事の前に資料を読み込むなどの念入りな準備をなさらないのかと。

    通常受身である(秋篠宮殿下)という公務だが、今上は何度か「強い希望で」公務を強行されたことがある。その一つが、沖縄ご訪問だ。
    国内で唯一地上戦を経験し、大変な犠牲を払った沖縄は、天皇に対して強い不信を抱いており、昭和天皇も戦後はその地を踏むことができなかった。戦争責任など問われることのない当時の皇太子夫妻でも「テロ」の危険性があったのだが、止める周囲を説き伏せ、多くの沖縄県民が命を落とした場所への慰霊の旅を強行された。その結果、ひめゆりの塔で火炎瓶を投げられたのだが、それでもひるむことなく再度ご訪問された。

    そんなご夫妻が、どれだけ沖縄の文化や歴史について勉強されていたかは、ご成婚50年を記念するNHKスペシャルでも描かれていたが、膨大な量の本を読み、ご進講を受け、琉球語の歌まで作られるほど、その文化への理解を深められていた。

    そのほかのご訪問先でも、口々に語られるのは「よく勉強されていて」「よくご存知で」という感動の言葉だ。施設の慰問を重ねられたために知識の蓄積も多く、陛下自身が福祉のデータベースだという話も聞く。

    宮内庁HPで主な皇族方のご活動を拝見すると、両陛下をはじめ大変精力的にお働きなのがよくわかる。高齢の方、お病気の方、障害をお持ちの方、まだ未成年の方まで雅子様よりも働いておられる状態だ。今上など、ノロウイルスでお倒れで葉山ご静養を中止なさりながらも執務を続けられているという状態。…いや、それは横道にそれるか。
    園遊会などの和やかな行事でも、一人ひとりの招待客のことをよくご存じで、適材適所のお声をかけられるので、相手は大変感動するのだそうだ。テレビでは話題の人2,3人しか紹介されないが、実際大変な数の方が招待されるというのに!

    雅子さまは新年の一般参賀には5回も出た! と報道されたが、その後の各種行事、祭祀はお休みで、この医師団見解と神戸ご公務に取り組まれたようで。…どんな資料を読み込まれたのだろうか……歌会始や、昭和天皇の例大祭も出られないほど、膨大な資料だったとか?

    それこそ出席者全員の名前でも暗記されたかという「努力」で神戸に赴き、どういうわけか皇太子殿下とは別に、直前会場入りされ(警備も規制も2倍です)、40分ほど慰霊式典にご出席なさり、被災者と懇談されたのだが、週刊誌によるとお話をしたのは皇太子ご夫妻と会うのは2度目の方。なのにも関わらず、まるで初対面のようなさし障りのないお話をされたようである。

    …ええと…

    昨年8月、9月と2度にもわたる長期ご静養のあと、2か月ほど雅子様が完全にご公務に出られない時期があった。11月に行われた、両陛下のご成婚50年と、即位20年のお祝いと、10億円かけて行われた東宮御所のお披露目を兼ねた(兼ねちゃうか!)内宴に、全力を傾けられたため、と後日報道された。雅子さまは料理やカップひとつも自ら選ばれるほどの頑張りだったそうだが。

    仕事がまるでできなくなるほどそんなことに頑張ってどうするんだろう???

    人を上手に使うのも、能力の一つである。

    今上とて全部自分で頑張っていてはとてもあれだけの仕事はこなせないし、そのために信頼できるブレーンの「ご進講」があるし、侍従たちスタッフがいるのだ。

    できる人ならそんなことはささっと決めてしまうか、テーブルコーディネイトの第一人者でも呼んでアドバイスを受けるか、お任せすれば良いだけの話だ。料理は、大膳に任せればいい。普段から信頼関係ができていれば問題ない。

    これを大きな行事や祭祀はおろか、御所内でのご進講や皇居奉仕団へのご会釈も全くできないことの、言いわけにしていいのか。

    比較してはいけないと思うのではあるが、両陛下はカナダ・ハワイご訪問のハードスケジュールの後3日のご静養に行かれ、そこでも農家ご訪問など、国民とのふれあいをなさっている。

    秋篠宮両殿下は、昨年2度の欧州ご訪問をされたが、帰国してすぐ、紀子様は10分間の手話のスピーチをなさっている。ほとんど原稿を見ることなく、ほほえみを浮かべて内容も素晴らしいものだった。

    この方々が「私は頑張っている」などとおっしゃるのを聞いたことが無い。…いや、こちらの方が「頑張り過ぎ」だろうと思うのだが!

    悲しい。これでは、雅子様の能力が足りない、という結論しか出てこない。

    これがご病気のためだというのなら、完全休養で「本来の有能さ」を取り戻していただくしかない。そうでないのなら、いちいち言いわけせずに、「結果」だけを見せていただきたいものだ。

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    2010年2月 9日 (火)

    努力って言っちゃいけない時だってある

    未だに、皇太子妃殿下のご病状のことが気になって仕方がない。

    回復に向けて、大変努力なさっているという雅子様。

    それは素晴らしい…のだけど、雅子さまが努力されている、というのは主に公務や祭祀のことだ。

    国民の幸福や豊穣を祈ったり、国民と喜びや悲しみを共有することに、どうしてそんな「努力」が必要なのだろうか??

    災害があれば下賜金を与えたり、被災者を励ます。
    恵まれない人や辛い思いをした人がいれば微笑みかけて話を聞き、その苦しみや悲しみを共有しながら癒し、励ます。
    皇族にしか許されない場に入って、古式ゆかしい儀式にのっとり、祈る。

    庶民には仕事や家庭があって、大災害があってもせいぜい募金するくらいしかできないし、テレビの前で涙するしかない。たまに神社仏閣にお参りに行っても、自分のことや国家安寧などを祈ることはできても、皇族のなさるような祈りはできないのだ。

    今、私は会社員として働いているが、そうなるときれい事ばかり言っていられないことも多い。専業主婦時代は、つねにきれい事を言える立場だったが(いや、そういう存在も貴重なのだ)、とにかく金を稼がなくてはならない。自分の組織や商品を悪くは言えないし、理不尽なことに屈することも数多い。そんな毎日でも、常に公平無私の精神で、「正しい」行いをされる皇族の存在は、「軸」のようなもので、この軸がしっかりしている間は自分を見失うことが無い。そしてまた、思うのだ。

    心正しい行いだけを生業にできるのは、幸福だろう、と。

    私にとってはとても恵まれていると思えるお立場であり、誰にでもできるわけでないお仕事であるが、それを行うことに大変な努力が必要だと言う。

    …その「努力」をしてなさったというわずかな公務の相手はどう思われるのだろう。
    「そこに行くのは本当に大変でした」
    「あなたの話を聞くのは大変でした」
    「こんなに苦労して、いやい出てあげたんですよ」

    そう言われているのも同然ではないか。

    迎える側も大変な準備と経費が必要で、それでも他の皇族方がいらっしゃればその甲斐があると十分に思えるのに、渋々直前に出席を決められて大騒ぎでお迎えしたら、このお言葉かと。

    何かのご出席報道に「高い関心があり」「強い希望で」と、わざわざ付け加えられるのは、皇族の中で雅子様だけである。そりゃそうだ、そんなことを言えば「欠席したところには関心も希望も無いのか」ということになってしまう。皇族は、自分があれが好きでこれは嫌い、などということは決して言ってはいけないし、そんなことは我々がご行動で推し量るしかないもの。また、それがあまり推し量られないよう行動されるのも皇族だ。

    この文書、やはりほとんど雅子さまの文章だということらしい。

    これから浮かび上がるのはどこまでも自分本位な人物像だ。公平無私とは程遠い。

    「努力している」という言葉が誰かを傷つける、そういうところにまで気を配れないのだろう。

    いずれにせよ、本当に頑張ってこられた雅子様にこれ以上、「努力」を強いるのは酷すぎる。そんな「努力」に煩わされることのない気軽な立場になって、のびのびとされればいかがだろうか。

    「私的な海外訪問」は以前3億もの巨費をかけて行われたが、全く根本的な解決を見なかった。世界的不況の今、それを強行しても良い結果は生まないと思う。

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    2010年2月 8日 (月)

    野田に大友克洋のお宝が!

    仕事で野田を訪れるのは結構楽しみで、今日は空き時間に野田郷土博物館の企画展示を見てきた。

    今行われているのは「思い出のモノ語り」。

    市民の「思い出」のあるモノを集めて見せるというもの。江戸時代から醤油造りで賑わった街だけに、今も建築物などでは珍しいものの宝庫だが、市民それぞれの「思い出」を集めてみるとなんとまあ。

    民俗的に貴重なもの、立派な文化財、何でも鑑定団に出してもおもしろそうなもの…子どもの靴から親の遺品まで雑多に集められた「モノ」と「思い出」が、これまた築50年の貴重な建物につまっている。

    そのなかにあったのが、「AKIRAのピンボールマシン」。大友克洋の代表作で、世界中で高い評価を受ける、あの「AKIRA」の、世界に1台しかないというマシンだ。台上に描かれたキャラクターは大友克洋の直筆、本人から譲り受けたもので、こうして公開するのは初めてだと言う。

    まさかこんなところでこんなレアアイテムを拝むとは……

    この展示は3月22日。火曜定休。入場無料。

    ついでに、敷地内にある野田市民会館(吉永小百合様ロケ地)や、近くにある大正時代の給水塔(解体寸前!)などもどうぞ。茂木家美術館も、すごいです。

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    やっぱり見えないトレジャー

    テージンタワー手前のトレジャーが、やっぱり出てこない。

    1周目のデータを見ると、なんと!

    気づかずにそのトレジャーをとったような痕跡がある!
    ただし、やっぱり見えない。地図上には取得済みトレジャーのマークがあるのに、転がっているはずの空き箱が、見当たらない。
    2周目は、そもそもまったく見当たらない!w

    まとめると

    【1周目】
    ・ヤシャス山の時限イベント見てない
    ・初めて訪れたM20をすぐに引きうけ、そのままクリア
    (その時にトレジャーとった??)
    ・クリア後、訪れると痕跡のみ残っている

    【2周目】
    ・ヤシャス山の時限イベントを見た
    ・初めて訪れたM20をすぐに引きうけ、そのままクリア
    (その時気がつかなかったか、出なかったか??)
    ・まだクリア前だが、11章段階で何度訪れてもまったく姿が見えない
    ・M20を受け直してみても、やはり出ない

    1周目はろくにミッションを進めないまま先を急ぎ、2周目はのんびりミッションを10くらい片づけてから進んだという違いがあるくらいか。

    2周目は肝心なところで酔いと眠気で気づいたらタワーに入っていたという次第で、あまり記憶が無い。う~~~ん、3周目にかけるか???w

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    2010年2月 7日 (日)

    努力するということ

    白鳥は、優雅に水面を滑っているけれど、水面下では懸命に足を動かしているという。

    白鳥の群れがある。
    ひときわ優雅に水面を滑るその群れは、まだ幼い仔白鳥も、美しく気品のある姿で泳いでいく。

    その中に、どういうわけか頭を水の中に、足を水上に出している白鳥がいる。

    ばたばた、と足掻いているが、足は虚しく空中を掻くだけで、まったく前に進まない。

    「努力しているんです、私はこんなに頑張っているんです」

    とアピールだけは一番だが、とにかく前に進めないのだから仕方がない。

    美しい白鳥の群れは、時折心配そうにその白鳥を振り返るが、いくら水の掻き方を教えても聞く耳を持たないようで、助けることも、見捨てることもできず、残念そうに見守っている。

    皇太子妃殿下のご病状に関する東宮職医師団の見解(全文)

    を読んで、そんな情景が思い浮かんだ。

    医師団の見解、とあるが、実際はこの医師団は宮内庁が正式に採用したものでなく、妃殿下の妹のつてで、私的に相談に乗っているという精神科医のことである。ここ数年、12月9日の妃殿下の誕生日会見で、その病状と展望についてあいまいに発表してきた。今回は、もっと具体的なものを出すということで注目が集まったのだが…

    延期に次ぐ延期。

    ようやく発表されたのが年明けて2月5日。2カ月近くもかけて何をしていたのかというと、どうも患者である雅子妃ご本人が相当手を入れ、納得いくものを出されたのだと言う。

    …どこの世界に、自身の診断書に手を入れて提出する患者さんがいるんだろう…

    という不思議もあるが、何より内容と、文章にいろいろ驚く。…ここではいちいち突っ込まないが、目についたのが「努力」という言葉だ。

    なんと10回も出てくる!

    私自身、外に出るのも人に会うのも耐えがたく、何をしようにも目の前に壁や崖が現れて足がすくむという経験もあったし、働かなくちゃ子どもともども餓死だという段階でようやく外に出たものの、あちこちで叩かれまくり、職場を連想するちょっとしたことで動悸と冷や汗が起きると言うこともあったので、メンタル系の苦しみはわかるつもりだ。

    …しかし、「努力」の方向が違わないだろうか???

    現に、「体調の波があり」で7年目。回復といいながら、むしろ奇行が目につく一方だ。

    方向違いの「努力」をやたらアピールし、私的な活動の幅を広げ(つまり、さらに遊ぶということ??)、さらには公務でない私的な海外旅行が必要(その費用はだれが出すの??相手国は大変じゃないの??)だという奇妙な「医師団の見解(患者さんの添削入り)」。とにかく、不思議である。

    「『頑張りました』は、敗者の言いわけだ」

    というのは、とあるスポーツで教え子を日本一に導いた方の言葉である。
    うわあ、子ども相手に厳しいなあ、とも思ったが、それを言われて凹まなかった子だから日本一になれたのだと言えるし、社会人となればそれは当たり前のことになる。

    努力しました、頑張りました、こんなに歩きました、残業しました、と言ったって、成果が出なければ評価されない。どんな職業でも、同じだと思う。お給料をもらう以上、求められる結果を出さなくてはいけない。

    今、雅子妃に求められる結果はまずは「完治すること」。
    「関心があるから」などの理由で出たり出なかったり、突如出席を決めたりということが一切なく、きちんと予定通り行動すること。それができないうちは、完全にお休みになられるべきである。

    「頑張って」関心のあることにだけ出た、この人にだけ会った、となれば、出なかった行事、会わなかった人には「関心が無い」ということになって失礼である。
    さらにそのあと長い休養に入るなどする理由が「前の公務に全力を尽くしてお疲れがたまり」となると、その公務がご負担だったということになる。出ていただいて名誉と喜ぶところが、「妃殿下にご迷惑をかけた」と恐縮することになってしまう。

    今のように中途半端に出たりでなかったりを繰り返すのは努力でもなんでもなく、むしろマイナスになってしまう。

    そういうことがなく、完璧になられるまで、公式な場には出られるべきでない。

    そのような「完治は難しい」となれば、そう報告するのも義務であろう。

    ああ、私の中の「素敵なキャリアウーマン雅子様」の美しいイメージがどんどん崩れていく。キャリアウーマンなら、社会人としてあるべき姿を、国民にお示しだと思う。「努力してます」「見守ってください」「(成果ゼロだけど)待遇アップしてください」なんていう虫のいい文書にOKを出す雅子様なんて、見たくなかった。

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    2010年2月 6日 (土)

    妊婦さん以外にw薦めたい漫画

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    本屋で、「天顕祭」の作者の新作、というのが目に入ってしまった。う~ん、気になるけどなあ…と、帯を見るとこんなことが書いてある。

    妊婦だけの特殊部隊がある。

    た、戦う妊婦さんですかっ!?

    これは読むしかない。やけに気になる設定ではないか!しかも、あの天顕祭の作者だぞ!

    第一次移民と第二次移民との戦争が続く碧王星。マナ・オーガは「特別転送隊」に入隊する。
    それは、妊婦だけの部隊。正しくは、現地生物ニーバスの体組織を子宮に入れ、その特殊な「転送能力」を身に付けた女性たちだ。

    前作でも感じたが、まず世界の構築がすごい。骨太な人物描写、物語の構成も、前作より成長していると思う。

    数ページ進んだところで、
    入隊したばかりの新兵たちがお腹に重いウエイトベストをつけながら
    「腹の中にはコイシガニ」
    「やたらと小魚食いたいよ」
    「「小骨は大事なカルシウム」とランニングしているのを見て思わず吹いてしまった。こ、これはギャグか…??と思う間もなく、重い運命を背負って敵と戦い、故郷を守ろうとする彼女たちにどんどん引きこまれる。

    生命の倫理。女性の尊厳。子宮に転送機関を入れられるのは40週。「戦闘期」は、そのうちの36週だ。辛い訓練、初期に訪れる「拒絶反応」。

    これからどんな物語になるのか、久々にわくわくしてきた。

    …で、読むとかつて妊婦だった頃を思い出す。彼女たちは、何かと日を「○週」と数えるし、個々に様々な症状をもたらす「拒絶反応」は「つわり」そのもの。出産に対する不安、日々変化していく自分の体、ぼんやりと夢を見る頭……その感覚がよみがえるほど、描写は綿密。自分の下腹部に異物を感じるあの不思議さ、ああ、そして内診台……orz

    本格SFを楽しみたい向き、妊婦さんの感覚を体験したい人には強くお勧め。…でも現在妊娠中の方は、出産・育児を終えてからどうぞ。

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    2010年2月 4日 (木)

    小説版まで手を出してみた

    本屋で「サマーウォーズ」コミック版2巻を買うついでに、ファイナルファンタジー13の小説版もわずかに残っていたので買ってしまった。

    正確には「ファイナルファンタジーXIII エピソード0 -約束- 」というようだ。長い名前はよう覚えんわ。

    今日から移動の合間に読み始めたところで、結構楽しんでいる。1日目から13日目のエピソードの、ゲームでは語られなかった部分を描いているようだ。「全然わからないよ!伝わらないよ!」という部分もこれを読めばバッチリ…

    って、それではいけないだろう!

    ゲームのストーリーを存分に楽しんで、もっとこの世界を知りたい、キャラクターたちの話を楽しみたい、という人がコミックや小説やCDなどを買うというのならわかるが、この小説を読まなくてはストーリーがわかりません、じゃ悪徳商法になってしまう。

    私が前に日記に書いた部分なども、小説ではしっかり補完されている。コクーンでは「水平線がない」「上を見ると街が見える」というのもしっかりあった。これがないと、「コクーン」がわからないし、少しも究極のファンタジーではない。私は最初の空中戦で、目の前に雄大な自然が見えた段階で「ここが下界???」と勘違いしてしまった。あまり予備知識がないと、序盤で「コクーン≒閉鎖的な未来都市 パルス≒未開の開けた大地」みたいな印象になってしまうが、そのために海があったり、自然豊かであったりする場所で混乱するのだ。自分が今、どこにいるのかもわからないし、何を目指しているのかもわからない。一本道のマップで、矢印もあるから決して迷わずストーリーは進められるのだが、プレイヤー自身の目的は見失いっぱなしだ。

    随所に過去のエピソードを盛り込むのも悪くない構成だと思ったが、やはりこの小説に描かれている、肝心なことが無いため、いろいろわからない。この本がもっと前に出ているのアh知っていたが、私は基本的に「どんなに複雑なシステムでも予備知識無く、説明書も読まないくらいでも楽しめる」ことをFFシリーズを評価し、期待しているため、今日まで買わなかったのだ。「予習復習が必要」なFFなんて、FFじゃなくなってしまう。

    しかしまあ、小説はなかなかに楽しい。まだ読み始めたばかりではあるが好印象。

    ライトニングとセラの母親が亡くなる辺りのエピソードには電車の中でうるうる。

    …でも、ライトニングが本名を隠す部分は、やっぱり、理解できなかった。

    親が死んで、自分が大人になって妹を守らなくてはいけない…そのために親がつけてくれた名前を捨てた。

    通常、名前を捨てるということは過去との決別だし、名付け親を否定することにつながると思う。

    犯罪を犯した、政府にたてついた等の理由で捨てる(家や親に迷惑をかけないため)は理解できる。また、非道な親との縁を切るためにというのもわかる。

    …意味ありげな設定だったのに、小説版を読んでも理解しがたく、いろいろひっぱられただけに拍子抜けだ。

    「命を捨てて俺は生きる」(キャプテンハーロック)

    レベルの、難解な設定だと思う。

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    2010年2月 3日 (水)

    見えないトレジャー

    FF12(インターナショナル)の話ではない。13の話だ。

    バグなのかなんなのかよくわからないけれど、あるはずなのに出ないトレジャーがある。

    先日発売のシナリオアルティマニアにも普通に載っているし、多くの攻略サイトにも当たり前に載っている、テージンタワー前の「まがまがしき剣牙×20」。これがどうしても見当たらない。

    「時限イベント『ファルシ=ダハーカの飛翔』をみなきゃだめ」とか、ちょっと手前のミッションを受けている状態なら出るとか、ちょこまかとネットで情報を得たのだが、それを試しても、そのトレジャーが出てこない。

    …たいして欲しいアイテムでもないが、あるはずなのに無いとなると気になるっ!

    …このところ書くのもはばかられるようなことがいろいろあって、日記が書けない…

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    2010年2月 1日 (月)

    む、息子よ…

    かつて中島みゆきさんは、学校に制服のスカートを履き忘れたことがあるというが。

    息子は学校に、ワイシャツを着忘れて行った。

    「あら、ワイシャツ忘れてネクタイを忘れず締めて行ったら『神』だったのに」

    と、言っておいた。

    FF13、人気なくても楽しいから困る。

    まあ、作り手とユーザーの間に温度差があるのは仕方がない。5年もかかったのも、映画「ファイナルファンタジー」と同様、タイムリーに評価されない原因だ。

    自分としては、デモを見て「こんなの自分にプレイできるんだろうか」と感じた不安が解消され、やればやるほど「よく出来たシステムだな」と評価せざるを得ないし、自分的FFへのこだわりである「パーティーアタック」や「ぬすむ」が無いのも気にならない。

    こんなにスピーディなのに、反射神経より思考力や分析力を求められる頭脳派なシステムのように思えるのは気のせい?高齢者だけど楽しいよ?

    文字の読みにくさについては、「なんで老眼モード作ってくれなかったの…」と恨み事を言いたいけど(現在、心眼モードでプレイ中)

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    娘よ…

    テレビを眺めていたら、芸能人の手相の話をやっていた。

    親指の付け根にほくろがある人は性欲が強い、というのに、女性タレントの坂下千里子さんが該当し、彼女は思わず立ち上がって叫んだ。

    「私、性欲ありませんっ><」

    ちょw  気持ちはわかるが…と、見ていた私と娘は大爆笑。娘は言った。

    「ちょwwww 人間の三大性欲なのにwww」

    娘よ…

    三大性欲って、なんだよ…??

    FF13がいよいよ楽しくなってきた。

    …けど、あるはずなのにないトレジャーがあるのが気になる。

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