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2010年3月23日 (火)

被害者と言う名の加害者

「ママ、雅子様好きだね~」

子どもによく言われる。ああ、大好きだ。お妃候補のときから応援してきたし、どこか自己投影する部分もある。当然ながら、素晴らしいご活躍やお幸せを願ってる。

…が。

今回の愛子様不登校事件は、不登校やいじめの経験者でもある子どもたちにも関心が高いと見え、「で、これって結局どういうことなの?」と聞いてくる。私は、事件の流れと、自身の見解を言う。東宮側と学習院側の見解は不一致だし、多くの国民がそれぞれの立場で注目し、議論になっている。一体、何が真実かわからない。

が、私ははっきりと言った。

「雅子様は、常に被害者になろうとする人である」

入内前後から、ずっと「私のせいじゃない」という態度を貫いてこられた。わからないのは帰国子女だから、できないのはキャリアウーマンだから(こんなばかばかしいことなんか!)。

自分の力を発揮できないのは皇室が古いせい、マスコミが報道するせい、宮内庁が馬鹿だから。可愛そうなかごの鳥、本当ならキャリアウーマンとして世界に羽ばたいていたはずなのに! こんな時代遅れの家に嫁いでやったのに、男子を生めなかったから、私は批判されている!

そういう気質のせいで、同じく帰国子女でありながらそつなく何でもこなし、お子様にも恵まれた紀子様や、本当に苦労しながらも平民妃としての道を拓いてきた美智子様にもなぜか批判の目が行く。東宮職職員は、常に雅子様のご機嫌を伺い、少しでも意見すれば追い出されることになっている。

皇族で、女性で、精神的な病で、跡継ぎを生めなかった悲劇の女性。

尊くお気の毒な女性を批判するようなことがどうしてできようか!

雅子様は幾重にも守られ、…おかげでまったく成長なさらず月日を過ごす。

「あ。わかる。Q子ちゃんみたいだ!」

娘のなかで何かがつながったようだ。

娘も、中学でいくつかつまずいている。その大きなものが、Q子ちゃんだ。

その子は自己愛が非常に強く、明らかに能力などが劣り責任感も欠けているのに自信満々という「痛い」子だと言う。

娘は歯に衣着せぬタイプなので、Q子ちゃんに何か言ったらしい。するとQ子ちゃんは
「腐児子ちゃんが、いじめるの~」と周囲に泣きついた。
いろいろきつい、妥協しないと敬遠されていた娘は「いじめっ子」としてたちまち総スカンを食らった。

誰からも攻撃されて、それこそ不登校になりかねないほど娘は落ち込んだ…母の私も「Q子ちゃんはあんなにデブでブスなのに、自分は可愛いと思っていて、絵がめっちゃヘタなのに一番うまい気でいて…」などと涙ながらに訴える娘を「お友達にそんなこと言っちゃ駄目でしょう、誹謗中傷を言うのは最低よ」とたしなめ、娘を完全に孤立させてしまったorz

…で、結局Q子ちゃん、同じようなことをあっちこっちにやらかして、皆「ああ、Q子ちゃんはこういう子」と理解され、娘の名誉は回復された。私もいろいろ聞いたり、見せられたりして……ああ。親としてはどうすべきか。

こういう人格は、たしかに存在する。私自身大差ないと思うしorz

ただ、そこらの人ならしょーもない、可愛そうな人で終わるけど、「重い立場」にたってしまうと……

昨日は秋篠宮家の長女眞子様と、次女佳子様の卒業式。

しっかりとされた眞子様に、可憐な佳子様、そして高貴な内親王様方に遠慮して、控えめに歩く紀子様の内側から輝く美しさと言ったら!

日ごろニュースなど興味を持たない娘も、楚々としたお嬢様方につい見入る。幼い眞子様の「うみへびー」「おとうさまー」に「可愛い!」と萌え、佳子様のフィギュアスケート姿に萌える。そして高校生ながらスーツをお召しになり、公務をされる眞子様に「しっかりしてるー!」と感動。

す、すごい。

あの事件であれほどずたずたに傷つけられた「学習院」「皇室」が、この麗しい母娘の慶事画像でたちまち浄化され、「やっぱり学習院は素敵」「さすが皇室」と心が浮き立つ。私も思わず背筋が伸びるし、娘もどこかで「見習いたい」と思っているようだ。

これが、生まれたときから「様」と呼ばれ、そういう方と結婚しただけで「様」と扱われる方々の力なのである。

うちの子らも眞子様、佳子様と同じ年。ああ、眞子様ご誕生の日のことも思い出される。あの赤ちゃんがこんなに立派に…

「でもその間、雅子様は成長しなかったわけね」

え? 驚いた。今のは私のセリフではない。娘が言ったのだ。

…うん、本当にその通りだと思う…

ストレスがーストレスがーと言う人に限って、実際にはストレスなんかない。人にそれを転嫁できるんだから、ストレスなんか、ないのである。ただ保身のための言いわけになり、怠惰を正当化するだけだ。

本当に凄い人はストレスをストレスとも思わず、それを研磨剤にして自分を磨いていく人。

ともかく、皇室にはいろいろ学ばせていただけるのである。

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コメント

ある意味雅子様はこの世の中の痛い言動を一身に集めた、反面教師として素晴らしいお方なのかもしれませんね(棒)

皆、皇室に憧れ、未来の皇位継承に不安を抱き、
雅子様の痛い言動に自らの嫌な部分を重ね合わせ、叩くのです。

皆、皇室を愛しているんですよ。
といっても、最近は東宮家は皇族とはみなされていないようですが。

皇太子様も、平民のように自由にできないことに若い頃からよほど鬱憤がたまってきたのかなぁ。

投稿: べぢ | 2010年3月23日 (火) 23時26分

べぢさん、ようこそ~!
…ええ、私にとってはそうですね…どうして雅子様はこんなに優秀だというのにつまずくのだろう、自分と同じようにいつも不平不満を言うのだろう、というところから自身を振り返りました。別に紀子様ファンでもありませんが、大いに見習いたいです。

…それから、雅子妃がこれ以上同じ過ちを犯さないようにも、「皇太子妃」という立場から解放されますように。この方のために、皇室や日本が壊されるのはいやです。

投稿: 闇鍋奉行 | 2010年3月23日 (火) 23時46分

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