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2010年4月14日 (水)

つまずいたのに気づいたら

「つまずくのは、早い方がいいですよ」

というのは、私の旧友。何度か書いているが、大変に頭がよく高学歴で、時代の先を行っているのだが……なんというか、典型的な…タイプ。それで10代に、大変な事件を起こしてしまったらしい。

息子がいろいろあって、ちょこちょこ相談に乗ってもらっていて、「アスペルガー」という言葉を口にし、説明したら

「なんですか、その『自分』www」と笑っていた。

アスペルガーというのは1990年代にようやくできてきた概念で、当然ながらそれ以前に子ども時代・青春時代を送っていればそんな概念に触れることもなく、「個性的な」「気難しい」「天才」「馬鹿」と、とらえどころがないキャラクターで生きてきた。天才として名を残すこともあれば、猟奇犯罪で名を残してしまうこともある、そんな…障害というほどもない「個性」だと私は思っている。父に話しても「俺はアスペルガーだったんか!」と爆笑していた。

で、この旧友の口癖が「つまずくのは早い方が良い」

私自身もアスペルガーの範疇だけど、当然ながら当時は誰もを「障害者」としては見ていなかった。傍目には、「大人びていて、勉強好き」と、映っていたようだ。で、私自身はそういう評価にうぬぼれつつも、「何かおかしい」と自己分析し始め、一応自己流で自分を変えようと…それなりに頑張っていた。30後半から40位で本気で「つまずいた!」と思ったが、それを乗り越えられたのはあの時自分を「変えなくてはいけない」と感じていたことにあると思う。

このままじゃいけない、誰のせいでもない、自分が何とかしなくてはいけない。

そう思うことが、第一歩だ。

つまずけば、立ち上がればいい。

立ち上がる機会を得たということだ。

怖いのは、つまずいているのにそれに気付かず他に原因を求め続ること。

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コメント

発達障害の子どもは健常者の3分の2の年齢だそうです。

うちの息子は10歳ということになります。


やっと自我が目覚めはじめたところです。


投稿: みりょこ | 2010年4月15日 (木) 15時05分

みりょこさん
うちの息子は最近ずいぶん成長してきました…
私も最近少し大人になった気がします…orz

投稿: 闇鍋奉行 | 2010年4月15日 (木) 21時24分

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