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2010年5月30日 (日)

息子には勧められない職場

このところ息子はママ大好きモードで、この上なく親孝行であり、何事にも前向きである。

が、一方で「やべ。来月仕事ないかも」と悩んでいる。

…だから言わんこっちゃない…

以前の職場を後足で砂をかけるように去り、新しいバイトを始めたのだが、どうも安定しないところだ。深夜で時給がいいと言っても、最初こそGWで忙しいからと良く呼ばれたが、終われば週末くらいしか行くことが無い。それも、朝までのつもりで行くと「今手が空いたから2時間休憩して」と言われる。

…それはおかしい。

実質職場の休憩室に拘束したまま、休憩を強要されては、当然取り分が減る。酷い時には深夜に一時間だけ出勤とか、「お店にとって都合のいい」扱われぶりなのだ。

「そういうところにロクなことはない。いいように利用されて、生活も何も安定しない」
私は自分の経験からも話した。

実際、今の世の中は労働争議も何もなく、買い手市場になっているから、労働者の権利や生活など踏みにじられっぱなしだ。生活が安定しないから、消費者としての質が下がる、消費者の力が無いから企業も弱まり、それは労働者にしわ寄せがいく…という悪循環で、わが国の国力はどんどん弱っていく。

一応息子は、来年度には何かしら進学をという前提で、今は運転免許を取ることと、生活基盤と学費をという名目で短期バイトを掛け持ちしようということだが、そういうところに振り回されるより、きっぱり安定して仕事があるところを決めるのを勧めている。

私も仕事の関係でいろいろな会社やお店を見ているので、結構そういう話はいっぱいある。例えば「この店に行ったらあんたは適応障害を起こすだろう」という店。

私がそこの店長あてに電話をするとする。
「○○の闇鍋と申します、お世話になっております。店長の土鍋様はいらっしゃいますか」
「まだ土鍋さんはいらっしゃってません」
「…何時頃お越しですか」
「今日は遅番なので、15時にいらっしゃいます」
「そうですか。またその頃に伺いますので、電話があったことだけ、お伝えいただけますでしょうか」
「はい、○○の、何様ですか」

  。 。
 / / ポーン!
( Д )        ←息子

「……そこ、一人二人じゃないんだよ、そういう応対するの。…ほぼ全員、そういう言葉遣い。バイトの女の子どころか社員も同じだった」
「『恐れ入ります、土鍋はただいま不在にしております』とかじゃないのか!」
「……うん、おそらくあんたがここで働いたら、適応障害起こすよw 店長を呼び捨てにするなんて!と非常識呼ばわりだと思うw謙譲表現とか無いんだよ」

実の所、この店だけでなく、そういう会社が増えている。昔なら新人社員のよくある失敗談だったが、たとえどんなに偉い社長でも、身内なのだからへりくだり、呼び捨てで外部に対応するのが普通。例外は天皇家だが、今やあちこちに天皇家があるかのようである。

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2010年5月28日 (金)

子どもが学校に行きたくないと言ったら

私の最古の「いじめ」体験は小学校1年の頃。

転校してきたばかりで、家が同じ方向の子たちと一緒に歩いていたら「転校生のくせに生意気な」とはやされたのだ。

そして、その中でも特に体格の良い女の子が執拗にはやしたて、私が無反応でいると、傘の先で電信柱のところにあった犬のフンをつつき、それを私のランドセルにつけたのだった。

恐ろしくて情けなくて、どうしていいかわからなくて、泣きべそをかいて家に帰り、母親に話した。母親は開口一番にこう言った。

「やられたら、やり返せ」

母親が自分の味方になって相手をやっつけてくれないことに、私は大いに不満を抱いたが、それでもとりあえず学校には行った。孤立無援、心細いことこの上ないが、とりあえず真面目に授業を受けていた。

…不思議である。その、特に体格の良い女ジャイアンのことは今でもよく覚えていて、たしか一度、その子の家に遊びに行ったことがあるはずだ。地元で商売をしていたその家は、その子のお母さんも忙しそうに働いていて、私をもてなす余裕もなさそうだったが、笑顔で迎えてくれ、その子が自分で飲み物やお菓子を出し、私をもてなしてくれたのを、うっすらと覚えている。
その街を離れてからも、その子はたびたび夢に出てきて、私は一緒に懐かしい街を歩いたのだ。

あの時、私の母親がしゃしゃり出ていたら私はどうなっていたんだろう。

40年近く経って子がそのありがたみに気づくなんて、まことに母親業というのは大変だ。しかしその分、目の前の結果よりも、先を見越した言動が必要だと言うことか。

「仮病の税金ドロボー」

またも衝撃的な文字が週刊誌に踊った。週刊文春だが、例の友納尚子氏の署名記事ではない。先日週刊現代で学習院初等科3年生の保護者に厳しい緘口令が敷かれたと報じられた矢先に、学習院関係者を含む多くの証言が出され、そのなかにあった話が、愛子様は、雅子様について「仮病の税金泥棒」などという暴言を受け、「学校に行きたくない」と言いだしたと言うのである。

いやあ、これはまた辛辣な。

「あの王様は裸だよ!」と、大人たちの誰もが言えなかったことを、純真な子どもが口にした。「そうだ、王様は裸だ」
先ほどまで「立派な衣で」「さすがは王様」と褒めそやしてきた人々も「裸だ、王様は裸だ!」と続く。

「税金で生活しているくせに」なんていう言葉は、学習院ではこれまでも多くの宮様方に乱暴に投げかけられていたようで、若き宮様方の心に大きな憂いをもたらしたようである。

皇族なんていやだ、学校に行きたくない、なんていう感情を持たれた宮様も少なくないらしい。

こんな「暴言」を履かれたらどうするか。

そんなことを、言われないようにすればいいじゃないか。

「皇族の身分を離れて、自立したい!」という考えの方もいらしたようではある。現状では男子は皇族の身分を離れることが許されていないし、それぞれに逡巡があったようで。

その場を離れることができないとなれば、どうするか。

自分の立場を理解してもらい、さらにはそんなことを言われず尊敬されるような皇族になればよい。

そういう諍いを機に、己の立場を知り、苦悩し、悟っていかれるようで、ある意味これは戦後の皇族の子の通過儀礼ではないか。

また逆に言えば、そういう摩擦があるからこそ、学校でさまざまな子と触れ合う意味がある。

学習院は、そういう場として機能してきた学校でもある。

今週の週刊文春では、乱暴な児童たちが、愛子様の母である雅子様について「仮病の税金泥棒」という暴言を吐き、傷つかれた愛子様は「学校に行きたくない…」雅子様も「どうしていいかわからない」と、今のような状態になった、と報じている。

えっ愛子様はお母様のことでお友達に責められ、小さな胸を痛められていたというわけ???

「そんなことを言われないようにすればいい」で考えれば、この課題は愛子様ではなく、雅子様に与えられたものだということになる。

たしかに雅子様は入内以来なかなか期待された能力を発揮することができず、適応障害とのことで長期療養中。海外なら元気になれるのに国内では体調を崩す、皇居に行くと体調が崩れる、庭先でちょっと奉仕団に声をかけることもできないような重病人。でもスキーやスケートはどんな困難があっても巨額の税金を費やしてやりとおす、店を貸切にしてSPを引き連れた外食などのご活動も欠かせない……という見事に「ブレない」ご活動をされている。

それを「仮病」の「税金泥棒」と言われてしまったと。

数ヶ月前に、雅子様はママ友に「子どもはママ次第。ママが頑張らないと」と述べられたそうであるが、今まさに頑張らなければいけないのは愛子様のお母様である雅子様。

皇太子妃としてしなければいけないことは一体何か。

それは私を滅し、公に奉じることだろう。

自ら招いた養育係たちに愛子様を任せ、皇族とはどうあるべきかを自らお示しになるべきである。

病気のため、それが敵わぬというのなら、お手製などではない、まったくの第三者である医師の診断書を提示し、中途半端に公務をなさろうとは思わず、完治してドタキャンドタ出、奇行のなくなるまで療養なさるべきである。

「仮病の税金ドロボー!」

と言われて、日ごろ庭先にも出られない重病人のはずの身で、毎日のように愛子様と…女官、SP、警官等を引き連れてのものものしい警護状態での登校を続ける……

その大名行列にも、人を動かす以上税金が費やされるわけで。
それもただ一人のお子様のために、多くの国民がそこを通れないくらいの迷惑を被って。

しかも、ちょっと顔を出してにこにこすることもできない「病人」が、毎日我が子の教室や校庭の様子をうかがっているって!

「仮病の税金泥棒」を自ら証明しつつ、何をなさっているのか…

…ああ、「そんなこと」を「言わせない」ために、愛子様のいろいろを知る子どもたちににらみを利かせているのかも。

少なくとも近代皇族には無い発想だ。

これを新しい皇族像として受け入れることは、大変危険なことだと思う。

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2010年5月24日 (月)

男にお金を渡さない方がいい

経済的自立に向けて、今は前の職場と新しい職場をはしごしている息子。

新しい職場にあたって、自分自身で口座を開き、「前の口座から、全部引き出しておいて」と言う息子。

ちゃんとお金をためるんだろうか…

私が完全に貯金を管理したことで、息子は教習所代を自分で稼ぐことができ、さらには自分のパソコンを手に入れられた。貯金の有用性は理解したようだ。

が、だからといって自分で貯金を管理できるのだろうか。どうも父親に似て「あれば使ってしまう」タイプだと思うし、不安であるが…

一応、息子を信じて前の口座から残金12万円を引き出し、息子に渡した。

息子の部屋に、見慣れないXbox360がある。…先月の収入からすると、3万円がひと月に使える額のはずだが…

「(・∀・)クルマと女がついてきたよ!」

じゃないだろう( ゚Д゚)!

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2010年5月22日 (土)

メニューを「読む」

今日は久々に近くの温泉へ娘を連れて出かけた。

このところ、本当に会社の状態が厳しくて…それでも私は小さな契約をちまちまととっているのだが、とにかく、全体の数字が動かない状態。久々の天然温泉での骨休めの間にも営業電話をかけて、やっほー、1件契約ゲット~ヽ(;´Д`)ノ!

もう、このところ足の裏や腰が痛くて歩くのも辛い。
しっかり温泉につかったあとはちょいと贅沢をして足裏マッサージと整体をしてもらう。うう、起き上がれない…

で、そのあとは老廃物を出すためにも水分補給…娘はパフェ、私は生ビールで体を癒す。

これがおいしいのまずいのといううちに、私と娘はお食事処のメニューをなんとなく眺め始めた。

しばらく行かないうちにまた業者さんが変わったそうで、メニューもいささか変わっていた。

とはいっても、ファミレスやファミリー居酒屋みたいなよくあるデザインのメニュー。
「これおいしそうね」
「なんだ、こんなのがあったのか」
などとわいわい読む。
「こういうので、『おすすめ』がついてないのって、逆に気になる」
と、娘が言う。

たしかにメニューに載る料理の数々には「おすすめ!」「料理長のおすすめ」「お店一押し」などの文字が躍る。

「…料理長のおすすめと、お店の一押しって、どっちが上なんだろう…」
つい、私もつぶやく。
「そりゃあ料理長の方が…でも、料理長もお店の一員かぁ…」
「立場上はオーナーが上よね。けどそういう立場だと『利益率が良いから』と一押しするかもしれない」
「料理長の方が、味自慢かもしれない…けど、調理の手間がかからないけどおいしいよ!っていうのもあるかもしれないよねー」

正直、ここの料理は業務用のものをちょこっと手を入れて盛りつけました、てなものが多いようで、素人でも買える「業務スーパー」で、2キロ数百円の食材を5切れほど揚げただけ、だよなとか、生クリームが常温だぜ、クリームってつくづく「脂」なんだなと感じたわとか、ちょっと酷評。

「じゃあ、『おすすめ』は、誰がおすすめしているんだろうか?」
「……店員じゃね…?」

……メニューを見ると、たくさん「おすすめ」がある。

おいしいのか、体に良いのか、お得なのか、運びやすいのか、よくはわからないが「おすすめ」かあ…一体何がお勧めで、何がお勧めでないのか、その法則がよくわからないまま、私たちはページをめくり、固まった。

ステーキとラーメンのページに、「当店ナンバー1」が3つもある…

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2010年5月20日 (木)

やっぱり出席日数は大事だね

…すごい、あれほど「この子は大丈夫か」っていうか、2ちゃんではもっとひどいことを言われたこともあるうちの息子が、前の日記で一気にヒーローだ。
なんか、「うちの息子は使える人材」って連呼しているようなブログになっているw(22年5月20日現在)

しかし、現実はやはり厳しい。実際に息子の能力を認めた企業があるわけでもなく、今も「フリーター」という不安定な状態である。娘が「特待生」と言っても、それでめでたしめでたしとはいかないのが現実である。息子は言う。

「…妹が特待生で、俺は肩身が狭い…('A`)」

…言うな。私のトラウマに触れる。

何度か書いているが、私はテストの成績が良いこと以外に、何のとりえもない子どもだった。

別にガリ勉などではない。親はおおらかで、勉強を強要したことなど一度も無い。物心ついたときから本が大好きな早熟な子どもで、知識は豊かだったし、当然テストなんか楽勝。

一方で、自分も感じているのだ。
「…でも、この子は世間では通用しない子ねw」
だと。

私なりに焦ったが、挨拶も愛想笑いもできないし、お礼を言うとか弔意を述べるとか、どうしてもできない。お友達が遊びに来たとしても、黙々と本を読む以外に何もできない。時々何か楽しくて夢中でおしゃべりしたり遊びに興じたりした記憶があるのだが、そういうときには相手は引いていたらしい。

本を捨て、体育や裁縫や料理に努力したこともあったが、私の評価は変わらない。

「そういう、受験に関係ない科目には興味が無いガリ勉女。…将来どうやって生きていくのやらw」

そんな私をさらに傷つけたのが、母のこんな一言だった。

「あんたが勉強できるから、比べられてあの子が苦しんでいる。あの子がああなのは、あんたのせいだ」

……人生の何も良いことなく、若くして自ら命を断った弟のことだ。

絶句した。

別に、弟を苦しめたくて勉強ができたわけではないし、勉強しかできない自分に劣等感を持っていたくらいなのに。
弟は男だからと姉の私よりも何かと優遇されていたのを不服に思っていたくらいなのに。

もちろん、母親も追い詰められていたのだと思う。が、当時の私はそれを受容するほど寛容ではなく、結局私も荒れることになったのだが。

…まさか、「自分のクローンか」と思った息子が、こんなことで妹にコンプレックスを感じる日が来るとは思いもしなかった。いくら似ているとはいえ、同じ道を歩むわけではないようである。

「何言ってるの。…もしもあんたの出席日数が足りていれば、あの学校では年間20万の優遇があったんだよ」
「えっ!」

娘の特待は年3万。あるだけうれしいことだが、息子の学校の規定を読むと、もしも…もしもだが、息子が中学や同級生らに不満を持ちつつもとりあえず学校にだけは通い、適当に成績をあげていれば、あの学校では軽く年20万の特待付で迎えられたはずだ。

「その前に、出席日数が足りていれば、あの学校に行くこともなかっただろうと思うけど」
「そうだなw」

息子、さらっとその現実を受け入れた。ちょっと前ならこんな会話だけで壁が壊され家具は破壊され私は半殺しのめにあっていたのだけど。

毎日決められた時間に出て、席に座る。

それだけのことでも、能力の有無に関わらず十分な社会評価を得られるのだ。私は愚鈍でそれしかできなかったのだけど……でも公立はともかく、私立ならそういう評価も得られたわけだ。

アルバイトでお金の大切さを学んだ息子は、ようやく悟る。

3万円は、大きい。20万円はとてつもなく大きい。

今思えば、机に座って話を聞くだけでそれだけの負担が軽減できたわけかーーー!

覆水盆に返らず。

が、こぼれたものは今更回収できないが、自身にまだあふれるほどの水があれば、いくらでも取り返せるだろう。

すんごく遠回りをする羽目になったが、それも自分が選んだ道。

またそういう道を通らなければ、そんな当たり前のことが理解できなかったのだから仕方がない。

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2010年5月18日 (火)

息子は「使える人材」かもしれない

相変わらずマイペースながら、今年度はフリーターの道を選んだ息子。

……そりゃあ親として不安が無いわけがない。
が、とにもかくにも社会参加と経済的独立を目指し、彼は本気なのを感じるので、ここでそれはだめだこっちにしろなんて言ってはいけない。

彼なりに、自分の経験と、ネットやネトゲで知り合った人たちとの交流で、今の時代の情報を手にしているわけだから…アドバイスはするけれど、見守りつつ自分の仕事をするだけだ。

さて、息子は3年働いてきた職場に一応別れを告げ、もう少し稼げる仕事を決めてきた。ただ、元の職場としては急な退職に怒っており、今月は少し出なくてはいけなくなりそうだ。

前の職場は、前にも書いたとおり大変に堅実な所で、安い時給で人遣いが荒い……もとい、何もわからぬ高校生にも親切丁寧、細かな非常識もきっちり正してくださるところで、うちの息子は大変に勉強させていただいた。息子も本当に頑張って、責任の重いレジ作業や商品管理から、トイレの汚物掃除、お客様の苦情にもさわやかに応じられるように育ち、歴代店長や多くのお客様にも大変可愛がっていただいたようである。
最近は「PC使える?」と、簡単な事務を任されることもあり、このまま正社員の道も…なんて私は期待していたのだけど、数ヶ月前に入ってきた社員Qさんと、どうも合わなかったらしい。

息子の言い分ではあるが、息子に辛く当たるだけでなく仕事もいいかげんで、お客様を怒らせることもしばしば。私はそういう息子の愚痴を聞くことが多くなっていた。

そこにきたのが、ノルマ事件だ。

何やら、1つ5000円ほどのとある健康食品を最低1個売るノルマが、息子のようなバイトにまで課せられたのだ。売れなければ、自分で買い取ってもらう、というのだ。

「そりゃひどい」

と私も憤った。「ごいっしょにポテトはいかがですか」のレベルではない。レジや商品管理、品出しというような「単純作業」を時給800円以下で提供する立場に、そんな高額商品を売ってこいと言うのは、事実上「お母さんにでもお願いして、売り上げ協力してね」ということだ、と私は解釈した。

できるわけないだろう! マネキンさんで入っている仕事じゃないし!

そうこうするうちに、息子はその職場に見切りをつけ、とっとと違う職場を決めてきた。私は「何があったとしても、早めに辞意を告げて迷惑をかけないようにね」と言ったのだが、息子は意固地になり、「いいや、ぎりぎりまで言わない。次が決まらないうちに辞めるのはリスクがあるし」…そういうやり取りはあったが。

息子が「今月で辞めさせていただきます」と言った時、「何を考えてるんだか知らないが…」と、その社員Qはいろいろ嫌味を言ったらしい。その月、他に二人も辞意を表明していたし、その店にとっては打撃だと思う。当月限りと言うのは認めてもらえず、何日か出ろ、ということになった。

…あれ? これって、息子がとっても必要な人材だということでは…?

単純な人数だけでなく、たとえば息子が入るときにはバイトは息子一人しかいないことが多かった。通常は、バイトが二人の体制なのに。さらに、ポイントサービスデーなど忙しい時にも必ず呼ばれるし、新人の指導やチェックにも携わってきたのである。

おまけに、息子が「今日までで」と条件づけた日、息子はちょっとした最後っぺをかました。

レジに立っていた所、たまたまお客様が別の健康食品を持ってきた。息子は爽やかな笑顔を浮かべて言ったという。

「お客様、ただいまこちらの商品がお勧めですが、いかがでしょうか+.(・∀・)゚+.」

件の健康食品の説明を、手短に説明する。息子は、それらの商品の特性や成分を独自に把握し、いかにその健康食品の方が優れ、お得であるかをてきぱきとわかりやすく説明。

息子いわく「そういうところは、あさりよしとおに学んだ」という。

小さなころから愛読していた「まんがサイエンス」や「H・A・L」から理的なセンスと、的確な表現力を得たのだと言う。…たしかに!

「そうなの。じゃあ3箱いただくわ!(^o^)」
「ありがとうございます!+.(・∀・)゚+.」

これを見ていた現店長も社員Qもびっくり。店長は「今の…売ったの?」と声をかけてくるし、Q氏は忌々しそうな顔で、無言。

あら~営業ノルマがイヤで逃げ出すんじゃなくて、3倍達成したうえで辞めると言うの!

「それかっこよすぎるwww Qさん涙目www」
「ああ、気持ちよかったぜw」
「ていうか、もういやみだわ~ああにくらしいw」
「だろー?w」

……私がこの子位の時、そんな芸当ができただろうか…

私が時給700円程度の高校生アルバイトの時は、レジと前出し、たまの棚卸の手伝いくらいで、商品管理や汚物処理、お客様トラブルなんて「大人がやってくれるもの」だったなあ…

もちろん売上成績なんかまったく関係なかったし、試食試飲のキャンペーンガールの仕事だって、ノルマ無し。もちろん売上が良ければそれなりの評価は得られたけど、とりあえずミニスカートでにこにこしていれば稼げたなあ。

もっとも私の場合、「ミニスカートでにこにこ」までの道が険しくて、16でそういうにこにこすることができない自分に気付いたのだけど。

産んだとき、「うわ、この子自分と同類!」と直感的に感じ、今まで本当に「いろいろあった」けど、ちゃんと営業能力まであるじゃないか!

私も対人関係を築くのが壊滅的にダメだと思いつつ、その自分に一番苦手な能力を今の仕事で築きつつあるのだが、そういう姿を、息子は見ていたのだろうか。

ひとしきり、息子のがんばりを褒めた後で言ってみた。

「そんなノルマ、高校生に課すのもおかしいし、実の所『買え、友達か親に買ってもらえ』だと思う。その場では言わなかったけど、最終的にはママが買ってやるつもりだったけど、あんたはちゃんとやりかえしたんだねえ」

すると、息子は言うのだ。

「…何言うんだよ。
オカンをラクにするための仕事なのに、オカンに金出してもらってどうするんだ!」

(´;ω;`)ブワッ

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2010年5月16日 (日)

ティムはアリスに何を込めた?

このところ娘と豪遊しまくりな気がするが、ようやく「アリス・イン・ワンダーランド」を見に行けた。

3D版で見るティム・バートンワールドはいつもどおりちょっとグロテスクではあるが美麗で、夢の世界に迷いこめた。デザインは本当に最高!

赤の女王役が朴路美さんだとか、声優オタ親子にも楽しめた。

……が、ラストシーンで、「これは毒か、気のせいか」と感じ、娘にもちょっと振ってみたら、同じキーワードを答えた。

以後、ネタバレ注意。

アリスは二度目の冒険で個性的な自我をとりもどし、旧弊な貴族社会での婚姻に背を向け、貿易への道を拓く。
亡き父親の友であり、父親の会社を買い取って、さらに息子とアリスを結婚させようという実業家に、アリスはビジネスの話を持ちかける。大切な息子の婚約披露パーティを台無しにされながら、アリスの舅になり損ねた男は、アリスの壮大なビジョンに惹かれ、社員として迎え入れる。

日本語翻訳版だけ見たので曖昧ではあるが…まだ英国は中国と取引をしていないという。この豊かな市場を、香港などを足がかりに開拓しようと、大人になったアリスは言うのである。

実在のアリスより、時代が遡るのかな、と思った。

コルセットを重んじる母親もいたことであるし、アリスが訪れるワンダーランドにいる白の女王も、相当時代がかったふるまいをする。アリスが現実世界で対峙しなくてはならない旧弊な世界のその先にいるような存在だ。
もちろん「ワンダーランド」の世界はあくまでもワンダーなのであって、ちょっとしたヒントがあったとしても、何か教訓めいたことも何も期待してはいけない。

…だけど、あの結末を見て中国の方はどう解釈するんだろうな、とちょっと考えてしまった。

英国と中国の近代史なんて、…ねえ?

娘も即座に「…アヘン…?」と言った。

ワンダーランドの賢者は、常に煙草の煙をアリスに吹きかける。

チェシャ猫も、ふわふわと現れては消えながら、煙をアリスに吸わせている。

ジョニー・デップ演じるマッド・ハッターは、元は水銀中毒で…とかいう話もあるが、、とにかくいかれていて、それでも赤の女王が支配する国をなんとかしなくてはという義憤に駆られている。

幼いころから麻薬のために訪れてしまった国の幻影に苦しむ少女が、長じて再びその世界に触れて自分をとりもどし、さらに新たな「市場」を求め、航海に赴く。
それを導くのが、あの不思議な国の住民の、変貌した姿なのだ。

もちろん、普通に見れば女性の自立談なのだけど。

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2010年5月15日 (土)

何をしても…と思う前に

毎週金曜は東宮大夫の定例会見で、何かと雅子様関連の話題が上ってしまう。

愛子様同伴登校でお忙しいorz雅子様が、久々に公務をされた。

http://www.kunaicho.go.jp/activity/gonittei/02/photo2/photo-20100512-892.html

…雅子様の公務ご参加については、されなければされないなりに、またされればされるなりにいろいろある。

この5月12日にユニセフの事務局長と御接見されたとのこと……普通に考えれば「雅子様、公務をされたんだね、よかったね」であるが、多少皇室に関心を持つ人間には、驚き呆れる話題であった。

同日は「全国赤十字大会」が行われていた。

この日本赤十字社と皇族の関係は深く、昭憲皇太后から美智子皇后まで代々の皇后が名誉総裁を務め、この日も紀子様、華子様、久子様が名誉副総裁としてご出席されていた。

同じく名誉副総裁であり、未来の名誉総裁になられるはずの雅子様のお姿は無かった。

もう何年も、雅子妃がこの大会にお出になることはない。表向きは体調のためとかなんとかで、この最優先されるべき行事へのお出ましが無いのであるが……

雅子妃は、3月から、不登校状態の愛子様に付き添い、教室に入って参観し、休み時間にもついてまわり、給食にまで…という状態。

………普通、母親はここまでしない……

しちゃいけない…

それも我が子を思う雅子様の思し召しであろうと10000歩譲るとするが、「体調」を理由に欠席を続けている公務の相手はどのような気持だろうか。

普通の家庭なら、まだ仕方がない。子どもを見てやるのは母親だけ、と。

でも、SPもいるし、専任の養育係が少なくとも3人いる。
それにもともと、高貴な方々は母親が自ら育児に奔走することはないもの。他にお役目がいくらもあるし、お子様を甘やかさないためにも、乳人やふ育官に任せるのが本当だ。母親としての盲愛などにかかずらっていて、公務を蔑にすることなどあってはならないのだが…

そういうことを繰り返し、未来の総裁としては外してはならない赤十字大会を当然のように欠席。

同じ日に、ユニセフの事務局長と会うって。

なお、雅子妃の母親・小和田優美子氏は日本ユニセフの役員に名を連ねており、こえまでも雅子様は赤十字には出なくてもユニセフにはお出になるということが多かった。

入内から17年、まだまだ雅子様は、小和田雅子さんなのだろう。

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2010年5月13日 (木)

訂正とお詫び

このところよこしまだ下品だ恥知らずだなまけものだ鳥頭だと描写している娘ですが

なんか、特待生の資格を得たようで。

謹んでお詫び申し上げます。

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2010年5月12日 (水)

乙女は羞恥心をどこにやったのか

このGWは休日出勤と子どものための買い物に明け暮れたような気がする。

最近我が家に転がり込んできた娘だが、どうやら前に買ってやった(ついでに私から強奪した服も!)を祖父母の家に置いてきて、結構着の身着のままらしい。

制服の下は、中学の体操着。

うれしはずかし女子高生として、それはどうなんだと思うので、今のサイズに合う「オーバーパンツ」を1枚購入してやった。

前にも書いたと思うが…世は、パンチラ絶滅の時代である。

「バクマン」でパンチラに精進する美人高学歴漫画家には申し訳ないが、今時風が吹いていや~~んなパンチラを楽しませるような女性は、ほぼ皆無だ。

花柄、苺柄、フリル…そんなのは、幻想の中にしか存在しない。多くの女性はスカートを捨ててしまったし、スカートを履いたとしても、その下にはレギンスやオーバーパンツがあるのである。

世が、テレビ東京に追いついてしまったのである……

まあ、それはともかく「ありがとー」と受け取った娘を、翌日見て驚いた。

「ああ暑い~」という娘は、Tシャツにオーバーパンツのあられもない姿で胡坐をかいている。

「あんたなんて恰好を! いくら家でも、パパやお兄ちゃんもいるでしょう!」
私は叱った。娘は言う。
「らく~~♪」

そりゃラクかもしれないが…、オーバーパンツは今の言葉では「見せパン」というくらい、見られても構わないというポジションではあるが、それでもルームウェアというポジションではない…と思う。実際、娘のお尻を叩いてみると、ルームウェアやパジャマといったものにくらべても感触も良く、ぽよぽよとよく揺れるのが分かる。ぱっと見パンツじゃないもん、とは言えるけれど、煽情的なのは間違いない。…娘はなぜか大喜びで笑っているが。

…つくづく、うちの娘の羞恥心の無いことに悩む。

最近も、娘が

「○○がくそおもしろくねー」と言うのを
「そんな言葉を使ってはいけません」と窘めると、
「うんこおもしろくねー」
「便おもしろくねー」
と言い返す。

「あんた、羞恥心はどこにあるの!」と聞くと

「ママのお腹の中においてきた」

という。

……ああ、俗にお母さんは羞恥心を分娩台に置いてくるっていうけれど、

私は失われた羞恥心を娘のそれで補っているわけか。

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2010年5月 9日 (日)

FF9配信決定だとかで

5月20日、ファイナルファンタジー9がPSPとPS3で配信決定だとか!

ディシディアに慣れてしまうとジタンの顔のあっさり具合に驚くだろうw

クイナの「食べる」が懐かしい。

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2010年5月 8日 (土)

死に至る財布

ちょっと前に、「彼氏の財布がマジックテープ式だった。死にたい」というのがネットで話題になった。

…少し気にはなっていたのだが、数日前に息子が「新しい財布、買って…」と言ってきた。

息子の財布は、たしか小学校だかくらいに私が買い与えたものだと思う。100均だったかもしれない。当時の息子のマイブームだった迷彩柄の布製で…たぶん、バリバリのマジックテープ式だ…。

息子が持ってきたそれは、模様もはっきりしないほど使いこまれ、擦り切れて風格さえある。そして
「見てよこれ」

バリ  バリ  バリ

二つ折りの部分、小銭入れ、カード入れのところが見事にマジックテープだ。

彼女が三回くらい死にたくなる勘定だ。

それだけではなかった。息子が両親指を小銭入れに入れて力を込めると、なんと10円玉が勢いよく穴から飛び出すではないか!

ビーダマン程度の威力とはいえ、この情緒不安定な息子がこのような投擲兵器を常時持ち歩くなんて危険なことだ。いつ、私も「ぜになげ」に遭うか。

…その前に、小銭がぽろぽろとバッグの中でこぼれることを心配し、財布を買ってやろう、ということになった。

「どういうのがいい? 本格的な紳士物? カジュアルなの?」
「カジュアルって、なに(゚Д゚)」

…訊くだけ無駄だった。

仕事の合間にもちょっと見てみたが、なかなかこれと言うのが無く、今日所要があって娘と上野へ。ついでにアメ横界隈でぶらぶらと子どもらの服や財布を探す。

先週は娘と「マッスルミュージカル」鑑賞のついでに原宿に行ってまたいろいろ買い物をしたのだが、上野辺りもなかなか広くてエキサイティング。財布やバッグを置いている店はかなり多い。先週原宿で買ったバッグを少し安く、さらに先週買った折りたたみ傘よりも可愛い柄を発見してしまった娘は、めげずにまたここでもおねだり。好みのTシャツを先週の半額で見つけ、2枚もゲット。私も改めてこの街の魅力を再発見。どこまでディープなんだ、この街は!

まあ、原宿には活きすっぽんや活きウシガエルは売ってないしw
今日は「カツオのへそ」や「刺身用サメの心臓」なんてのも見つけてしまった。真剣に、買おうかどうしようかと迷ってしまった!w

そして息子の財布である。

安いワゴンセールはたくさんあるが、どうも私と娘の気にいらないものばかり。バイカーウォレットなんていうのもいろいろ見たが、「使い勝手が…」「息子の趣味に合うような合わないような…」と首をひねる。
「お、これ良いな」と思うデザインと値段のものは、マジックテープ式なのである。娘は言う。
「もういいよ! お兄ちゃんは一生マジックテープを卒業しなくて!」
…いやいかん、18の息子が大人の階段を上っているのに、今卒業しなくてどうするんだ!

で、ようやく見つけた、ギミックたっぷりでデザイン性も使い勝手も申し分ないマジックテープじゃないお財布。娘が「これしかない!」とほれ込んだ。私も、うっとり。

けど、8000円もするじゃんよΣ(||゚Д゚)!

悲しいことだが、私がそんな値段の財布を持ってたことはバブル期の一回だけだ! 今はワゴンセールの2100円のを使っている。子に、親以上の贅沢を許すのはどうなんだ…しかし、安物だけを与えるのも、親としてどうなんだ…。このままじゃ子どもらを、安っぽいだけの人間に仕立ててしまうぞ。

娘は言う。
「はっきり言って、もうバイトでもなんでも生計を立てるというお兄ちゃんが、オカンに身につけるものをあれこれおねだりするのが間違っている。無計画にフィギュアやなんやらを買う前に、とうにそういうのを自分で選んで、自分の責任で買う年。これは高いけど、これが最後の贈り物として割り切れば?  お兄ちゃんが気に入らなければ、私がもらうから」

…いささか娘の黒いたくらみを感じたが、思いきってその財布を買った。

息子、大感激してた。
「何これー!何これー!ありがとー!* ゚ + 。・゚・。・ヽ(*´∀`)ノ」

…うん、息子のそういう笑顔を見るために、私は人生の半分近くを費やしているんだよ。

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2010年5月 6日 (木)

息子にお洒落を教えるには

数日前、「出かけてくる~」と着替えていた息子を見て、驚いた。

風薫る5月、それも夏日になろうという時に

コーデュロイのシャツ

は無い。いくらお気に入りでも、だ。

「はあ?? じゃあ何を着ろってんだよ!!」

息子はシャツを脱ぎ、ばんばん振り回してキレる。…その下には、アクリルの「保温肌着」がある。それ自体が、無いだろう。

昔から…いや、これの父親から、いろいろと衣料の分野では不思議なことが多かった。…まあ、私も相当であったが…センスの問題より前に、夏服、冬服の区別がつかないと言うような。それでも、私はこのくらいの年には一応日本では春夏秋冬に合わせて着るものを変えること、着物の世界ではもっと細かく使い分けるほど、あれこれうるさいことは理解できたと思う。息子、まだ理解できないか!

息子のこだわりの無い所とこだわり過ぎる所はずっと極端だ。小さい頃から「これ」と決めたものしか着ないし、暑さ寒さに左右されない(されろよ!)ところがあった。

母親と一緒に買い物に行くなんて言うことは他の10代同様なくなって久しいが、かといって自分で買いに行くわけでなく、放っておくと裸だ。それでは困るので私が服を買いに行くが、毎度揉める。

ベージュのチノパンなんか、一本は持っておきたいベーシックアイテムじゃないかと思うのだが、「これは人間の着る色じゃない」という。

で、ジーパンに合うシャツなどを買うのだが、「チェックはオタクくさい」という。

どの口でだ。

それじゃあ、とストライプを買う。すると「これはトルネコ柄」と言う。

…そういうのを恐れて、カツオ縞みたいな、洒脱なのを探すんだけど…なかなか息子の気にいる服は買えない。

というか、息子のために買ったのにダメ出しされた服がタンスに溜まり、それを見つけた娘(男装志望)が大喜びで着て行く。「ああ、それ、そろそろ着ようと…」なんて兄妹で取り合っている。ふう。

余談だが、娘に買う服の多くは、ボーダーだ。

「よこしまたそがれ」をテーマ曲に持つ邪ま娘と言うことで。よこしま娘とトルネコ息子、結構な組み合わせだが…

とりあえず来年こそは夏服と冬服、男服と女服の区別くらいはつきますように。

息子が自分で買った服がメイド服しかないのが不安だ…

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2010年5月 5日 (水)

息子が風邪でダウン

転職3日目にして、なんと息子が発熱を訴えた。

新しい職場自体は気にいっているようで、「サボリどころかバックレる奴がいて困っている」とのことで、いろいろ悩んだが早めに連絡し、きちんとお休みをいただくことにしたらしい。その分、きちんと休んで治さなきゃ。

昨夜は、久々に手作り餃子。息子が買っておいた強力粉で皮づくり。…これは娘の方が得意だったが、ふふふ、今日のは私の方がうまくできたかも。ようやく丸く薄く作るコツがつかめた感じ。しょうがとニンニクをたっぷり。息子が食感を嫌うニラも、刻んでいるのでこれなら入る。風邪にはまずこれだ。

今日もふらふらしているようで、最初はお昼のなめこととろろ、鳥ささみの叩きを少しだけ食べた後食欲も戻ったようで、三時頃うどんを作ってやった。

「大根おろしいれてー野菜ときのこ入れてー」とリクエスト。それを作ってやっていると、息子がふとつぶやく。

「ああ、実家でよかった…」

ネットなどで色々な人と話したのだろうか、たしかに気ままな一人暮らしも、病気になるとたちまち不安になるだろう。普段だって栄養あるものを食べるのも難しいし、体調を崩した時にこういうものを作るのも、買い物に行くのさえ大変だ。

「まあ、俺だって料理位できるし、買物だって行けるけど」

…でも、スーパーやコンビニが近い物件に住むのも大変なんだよね。息子はスーパーの「隣」っていうくらいにしか住んだ経験が無いからなあ…

おいしくうどんを平らげ、「ごちそうさまー」という息子。

…いや、それだけなんだけど。

我が家にとっては…というか私にとってはもう、幸福いっぱいで。

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やはりプロによる犯行と声明

ゲーム曲カバーなどでニコニコ動画の話題をさらったヒャダイン氏が、5/5、本業の「うさゆうひこうし」についてついに発表。

http://ameblo.jp/hyadain/entry-10525309013.html

やはりプロによる犯行だった!w

娘と「前山田健一」という名前について…

「これ、本名かなあ」
「デスノートで殺される一般人の名前みたいだなあ…」

と話していたのは秘密です。

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2010年5月 4日 (火)

やっぱりどうなっているの、東宮家…orz

昨年のGW同様、御料牧場にお出かけの皇太子ご一家。

…前日の30日には愛子様は学校を欠席されているし、4月は両殿下ともお仕事がものすごく少なかったのに、また一月おいてのご静養と言うのに、まず驚いたけれど…

http://www.news24.jp/articles/2010/05/01/07158439.html#

…なんで、また同じシチュエーションでこういう撮影をさせるのだろう…

…って、いまにこにこアルバムから映像を持ってきたが、これ、かなりカット編集されている???

当日から翌日にかけて流されていた映像では、足もともおぼつかないまま歩く愛子様、お口が不自然にあいたままの愛子様、手が不自然な動き、そして振り向いて駅長さんに初めてのお辞儀を披露する…が、なんとも微妙な動き、そして不機嫌そうなお顔で車に乗られる愛子様、という流れだったが、今見ると足がふらついたところや手が曲がったところ、お辞儀もカットされてあまり気にならないように編集されているようだ。

昨年の同じ駅でのものも編集されたという噂。…私も確認していないまま書くのは気が引けるが、なんでも愛子様の声が入っている所がカットされたという。

……で、思うのだが、まず、なぜこんな事態になっても「ご静養」なのか。

楽しい長期休みの後に不登校が起きる、ひどくなるということはままある。そういう関連の学校の人にも聞いたのだが、GW開けから6月、夏休み明けから10月くらいは説明会などにもってこい。つまり、子どもたちはそこでよくつまずくのだ。

学校でいやなことがあったとして、長期休みで気分転換というのは必ずしも有効ではない。長期休みが楽しい、楽だと思えるほど、学校に行くのが憂鬱になる。いられるものなら家にいたい。そうして、登校への意欲が失われしまうのだ。

むしろ長期休みでも生活リズムを守り、学校の楽しさを親が諭してやり、苦手なこと、苦手な友達に対応できる力をつけてやるのが本当だろう。

現に、春スキーで、不登校はまったく改善されていないはずである。先週の定例会見では「3日しか休まずに登校」と発表、一部では「順調に登校」と報道するところもあったが、

まず、4月は春休みがあり、9日に始業式があったが、式には出席せず遅れて校内に入られた。そして、祝日もある4月の他の登校日は14日。そのうちの3日休むと言うのは、結構多いと思う。さらに残り11日についても、雅子様やお付きらととご一緒に車で、1~3時間ほど校内で過ごされたということ。

順調とは程遠いと思う。

おまけに各週刊誌の報道する所では、雅子様は教室に入り、愛子様の横に座られて参観。ネットでのリーク??では「雅子様は愛子様や他の子らに喋りつづけている」なんていう恐ろしい話もあったが、それを抜きにしても異常。

また、休み時間にお友達と鉄棒に行かれても雅子様は一緒についていかれる…

……我ながら「よせばいいのに」と思うのだが、この問題を報じるメディアが見たくて、でも怖くて仕方がない。出席日数だけならどこにでもある不登校児の話、しかしこれがこと皇族となると…いや、これまでも皇族のお子様へのいじめなどのトラブルはいくらもあったそうだし、中には不登校とまでなられた方もいらっしゃる。が、こんな騒ぎは皆無であったし、そういったトラブルをきちんと乗り越えられているのである。一般人としては、ご身分が高いのにも関わらず奢ることなく、公務と育児をされる妃殿下方や、ご身分がら我慢をされることも多く、きちんとされる幼い宮様方のお話に感動したり、参考にさせていただくことが多いのだが、

…雅子様を参考にする不登校児の母親が増えたら、どこの学校も崩壊するのではないだろうか?

横道にそれた。

皇族のご静養にもいろいろ意味があって、御所のスタッフを休ませたり、逆に御用邸を守る職員を喜ばせたりという「お役目」もある。
昭和天皇や今上は、ご静養の折にも生物研究をされ、本を出されることもあったし、お出ましの際にあちらこちらを訪れ、国民とのふれあいなどを行われる。そういうことも報道の対象になるので、本当の意味でのご静養にはならず、プライバシーも何もなく、まことに公人というのは大変だと頭が下がる。

だから、御料牧場や御用邸に赴かれ、動物好きの雅子様や愛子様がのびのびとされるのは、基本的には良いことだと思う。

…でも、なんであのような撮影を????

以前はあまり気にもしていなかったが、昨年の春の奥志賀、GWの宇都宮、お盆の那須、夏の終わりの奥志賀、また春の奥志賀、GWの宇都宮…と巡ってご静養報道を観察したが、判で押したように同じようなシーンを撮らせているのだ。

駅は変わっても、両殿下が駅長に挨拶、お迎えの観衆に手を振り、(今回は無かったが)国民と二言三言、交わされる…が、相手は毎回同じ親子連れ!

そして意気揚々と手を振りながらワゴンに乗り込み、まず皇太子殿下が奥の「荷物席」へ。そして最上席に愛子様(昨年は犬も)、窓際に雅子様がお座りになり、両殿下が手を振りながら出発…(昨年夏は雅子様が犬の前足を振って…!)

そしてその間、愛子様は表情も虚ろで、目の前の観衆にもほとんど反応が無いのだ…

昨年GWの映像、カットされたと言うシーンはわからないが、抱っこしていた犬を雅子様に預け、ちょっとにこっとされたあと、雅子様がお話をされているあいだ、数秒所在なく立たれていた。…すると、無表情のまま、手を…手が…強張って…。

と、昨年も私は絶句したのだ。…叫びたいけど、声にならなかった。

春の奥志賀大階段は、雨でバッグと傘を持たれていたので、結構お健やかに見えた。

…でも、先日の宇都宮は…本当に愛子様は夢の中にでもおられるのかというような状態。一説には、薬で大人しくされているとか……

うちの息子もいろいろあるので、相談したとある方が「知り合いの子も、早くから同じような障害があるとわかって、薬を出してもらったらしい。早く薬を出してもらった方がいい」と言われ、私も「薬を出してくれる」医者を探したのだが、どうも息子とは何かが違うのか、そういう結果にはならなかった。

…が、もしも、運動会での愛子様が本当の愛子様だとして…テーミスを買って読んでみたが、やはりきゃあきゃあとはしゃぐ愛子様が本当の姿だとして、それをさせないために薬で朦朧とさせているとしたら、「…これがその薬の効果だとしたらとんでもなかった!」息子にヘタに薬を与えろと騒がなくてよかった…というくらい、衝撃的な映像であった。

…2ちゃんねるの論調も3月とは打って変わった。

愛子様をいじめた男児を糾弾する声はすっかり消え、東宮家の問題ではないかと案じられている。

人も増えれば情報も増える。

「レット症候群」という言葉が出てきた。

……もちろん状態が似ているというだけで素人が判断するわけにはいかないのだが…なんにしても、ちゃんとお医者様に診ていただくことが重要ではないだろうか。

先天性の障害であれば、それは誰のせいでもない。

そしてこれまで、難病や障害に苦しむ人を励まし、偏見を取り除くことに励まれていた皇族の皆さまのお働きにより理解し、おおいにお力になれるよう国民は育てられている。

愛子様のおいたわしいお姿を晒すことが「それ」をカミングアウトするものなら、それでもいいでしょう。できればきちんとお話しなさり、「いじめのせいで不登校に」だなんていうことを二度となさりませんように。

…実の所、愛子様のこと以上に、ご両親の方がいろいろ「心配な状態」なんでは…と思うけど。

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2010年5月 2日 (日)

息子が読む「レオくん」

息子は今日から違う職場にチャレンジ中。深夜のお仕事なので私としては不安もあるが、それについてはずいぶん話したし、自立を妨げてもいけない。

…という1日の朝、息子(ネトゲで徹夜明け)がにこやかに話しかけてきた。

「なあ、これ俺に読ませようとした?」

ブックカバーがついたコミックス。中を見ると、萩尾望都の「レオくん」だった。

レオくん レオくん

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小学校に行きたい!という猫のレオくん。特別に入学を認められ、意気揚々と学校へ。

…でも、小学校はきまりが多くて大変だよ?

「いやすげえな、これ」

…読んだか。たしかだいぶ前に購入して、息子に読ませたいなと思ったのだが、当時は息子もそれどころではなかったように思う。で、私も忘れかけていたのだが、ひょんなところから息子が手に取ったようだ。

「うん。…どういう風に読んだ?」
一応聞いてみた。このコミックはたしかにすごい。息子はどのように解釈したのだろうかと気になる。

「…うん、学校に適応できないというか…発達に遅れがある子の世界っていうか…」

おおお、同じだ~!
「特に一話がすごいよねえ。発達障害…というかオリジナル発達の子は、こういう世界にいるんだというようにママも読めた。一見猫擬人化のファンタジーだけど、猫という性格を上手に活かしている」
「そう! 第一話はすごい。二話もまあ。あとは普通の…」
「うん、あとは普通の猫ちゃんカワイー的な漫画になっちゃうけど」

猫には猫の自由な発想があるけれど、学校という社会にはそぐわない。

子どもはみんなそんな自由な時代がある。でも普通の発達をすれば学校に適応していく。オリジナル発達の子は、必ずしもその波には乗れない。もっと先に行ってしまったり、違う方向へ行ってしまったり、いつまでも自由奔放だったりする。もちろん悪気なんかないし、必ずしも劣っているわけでもないし、個性と言ってしまえばそれだけ。

そんなことを描いているように、解釈した。息子も私も。

「作者がそういう意図を持っていたかはわからないし、少なくともそうは謳っていない。どう解釈するかは読者に委ねられているけれど、そういう風に読む人はネットで他に見かけたよ。逆に、それを見て買った。あんたに読ませたかったけど、うーん、やっぱりあんたもそう読んだかー」

以降、スーパー親ばかタイムー!

息子は阿呆ではあるが理解力・読解力は凡人をしのぐ。

前にも書いたが、昔あさりよしとおの「ただいま寄生中」を一読してしっかり「ただいま規制中」と読み解き、即座に「これエロ漫画だろう!wwww」と言い放った逸材である。

大きななりをして母親を殴ってはいけませんとか、家を壊してはいけませんというのを理解するのは少々難しいようだが、そういうところは簡単に理解できるのだ。

「まあ、萩尾望都はすごい。少女漫画って、本当に凄いよ。猫擬人化の先駆といえば『綿の国星』だけど、この大島弓子作品と言うのがもう…」
「…んあ、いい。凄いのはわかるけど、今はいいwww」

息子、逃げた。

先日ひょんなノリで高野文子の「玄関」も読ませてしまったけど、なんかもっともっと過激なまでに良質なコミックを読ませたい子だ。

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