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2010年5月30日 (日)

息子には勧められない職場

このところ息子はママ大好きモードで、この上なく親孝行であり、何事にも前向きである。

が、一方で「やべ。来月仕事ないかも」と悩んでいる。

…だから言わんこっちゃない…

以前の職場を後足で砂をかけるように去り、新しいバイトを始めたのだが、どうも安定しないところだ。深夜で時給がいいと言っても、最初こそGWで忙しいからと良く呼ばれたが、終われば週末くらいしか行くことが無い。それも、朝までのつもりで行くと「今手が空いたから2時間休憩して」と言われる。

…それはおかしい。

実質職場の休憩室に拘束したまま、休憩を強要されては、当然取り分が減る。酷い時には深夜に一時間だけ出勤とか、「お店にとって都合のいい」扱われぶりなのだ。

「そういうところにロクなことはない。いいように利用されて、生活も何も安定しない」
私は自分の経験からも話した。

実際、今の世の中は労働争議も何もなく、買い手市場になっているから、労働者の権利や生活など踏みにじられっぱなしだ。生活が安定しないから、消費者としての質が下がる、消費者の力が無いから企業も弱まり、それは労働者にしわ寄せがいく…という悪循環で、わが国の国力はどんどん弱っていく。

一応息子は、来年度には何かしら進学をという前提で、今は運転免許を取ることと、生活基盤と学費をという名目で短期バイトを掛け持ちしようということだが、そういうところに振り回されるより、きっぱり安定して仕事があるところを決めるのを勧めている。

私も仕事の関係でいろいろな会社やお店を見ているので、結構そういう話はいっぱいある。例えば「この店に行ったらあんたは適応障害を起こすだろう」という店。

私がそこの店長あてに電話をするとする。
「○○の闇鍋と申します、お世話になっております。店長の土鍋様はいらっしゃいますか」
「まだ土鍋さんはいらっしゃってません」
「…何時頃お越しですか」
「今日は遅番なので、15時にいらっしゃいます」
「そうですか。またその頃に伺いますので、電話があったことだけ、お伝えいただけますでしょうか」
「はい、○○の、何様ですか」

  。 。
 / / ポーン!
( Д )        ←息子

「……そこ、一人二人じゃないんだよ、そういう応対するの。…ほぼ全員、そういう言葉遣い。バイトの女の子どころか社員も同じだった」
「『恐れ入ります、土鍋はただいま不在にしております』とかじゃないのか!」
「……うん、おそらくあんたがここで働いたら、適応障害起こすよw 店長を呼び捨てにするなんて!と非常識呼ばわりだと思うw謙譲表現とか無いんだよ」

実の所、この店だけでなく、そういう会社が増えている。昔なら新人社員のよくある失敗談だったが、たとえどんなに偉い社長でも、身内なのだからへりくだり、呼び捨てで外部に対応するのが普通。例外は天皇家だが、今やあちこちに天皇家があるかのようである。

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コメント

「何様ですか」
凄い対応ですね

この国の教育は、幼稚園や小学校から英語を教えるとかよりも日本語をもっと勉強させないといけないと思います

投稿: ミロ | 2010年5月31日 (月) 21時40分

ミロさん、ようこそー!

…ありませんか、こういうところ…
日本語が難しいのは周知ですが、きちんと教育を受ければなんとかなるもので、こういう応対をし、またそれを正せない企業に、脱力感を感じます…

投稿: 闇鍋奉行 | 2010年6月 1日 (火) 00時18分

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