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2010年6月26日 (土)

息子の夢

今日は娘を伴い、着替えや洗面道具などを持って息子の病院へ。

兄の突然の入院に、娘も相当驚いたようで、そこらのラノベを持って差し入れようとしたようだ。
しかし息子は「これは即入院だ」と予想していたのか、大量のラノベに、36色ほどの色鉛筆とスケッチブックまで持ち込んで検査に臨んでいた。いつでも入院できる男である。

点滴は終わっていたが、管はまだ手首に差し込まれていて、血が管に逆流して見えるし、胸だって「穴を開けて管を通している」と見せられて、娘は絶句…

「俺、夢の中でもちゃんと胸に管刺してるんだ…」
ぐったりと、静かに息子が話す。
「けど、その夢の中でおまえ(娘)が胸に蹴りを入れてくるんだよ…
 この管が外れたら、空気が逆流して俺、呼吸ができなくなるんだぜ?
『たのむ、やめてくれ、死んでしまう!』と命乞いをする俺を、夢の中のおまえは執拗に蹴ってくるんだ…」

(夢のことを言われても…)と、私と娘はきょとんとした。
が、夢はその人の心理を映す鏡。何かしら意味があるのだろう。

これまで家族に暴力を振るっていたことへの反省とか。

「妹に蹴られるのが夢」だとか。

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