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2010年8月29日 (日)

おまわりさんキター!

「交番からきましたー」久しぶりの休みでだらだらしていたところにチャイムが鳴る。

な、なんだろう…息子が自転車を盗まれたことくらいしか、警察に用はない。息子ときたら、盗まれる一方だというのに、先日もまた、「職務質問」…どころか、自分の自転車にまたがった瞬間、いきなり隠れていた3人の警官に囲まれて「はい確保ー!」状態だったらしい。
「それ、君の自転車じゃないよねw」
「いえ、僕のですが」
「じゃあこの自転車の所有者の住所氏名言ってみてー♪」
息子、美声で雄弁に語る。保険証も、いろいろな資格の証明書も、それが本人だと語ってくれる。
おまわりさん、青ざめる。
謝罪するわけでもなく、行ってよし!というのがむかついた、と息子は憤っていた。

…何が警官の皆さんを惹きつけるものがあるんだろうかorz

そりゃあ、息子にはいろいろな問題がある。が、本質は真面目だし、髪型や服装も言葉遣いも、今時ならそう悪くないだろうというところまで持っていけている…と思う…小さい頃に比べれば… …のに、被職務質問のベテランw

ドアを開けると、おまわりさんがチラシを持って「最近振り込め詐欺が多いですから」と注意を促してくれた。ああ、そういうこと。そしておまわりさんは台帳を出し、「えーと、こちらは3人…いや4人家族ということで変更ないでしょうか」ときた。

ああ。

最近、111歳とか、200歳とか、そういう問題が起きている。
それで住民チェックの強化かな、と思った。

一連のニュース、他人事ではない。
まず、うちは夫が10年も行方不明だったwいや、私は一応行方をつかんでいたのではあるが、まあ私が本気で経済的に自立してしまったら、そのまま夫が200歳までいった恐れはあるw
いやその前に、息子が処理できなくて、私が200歳に…

それがこの日記の結末のグッドエンディングのひとつだろう的なことを思っていたので、いろいろ感慨がある。
ええ、「グッド」ですよ。
通常エンディングで、私が殺されるか、私が殺すか。
バッドは、息子がよそ様に危害を加えること。何せ、まだ小さい頃に、仲良くしていたと思った奥様から
「もしもうちの娘が行方不明になったら、真っ先に疑うわーw」と
まったく悪気もなく言われたくらいだから。

アスペルガーが即、犯罪者というわけでもないのだけど。

そういう時代を、我が家は通ってきたのだ。

「はい、変わりありません」
今年は堂々と言えるなあ。前にこういうやり取りがあったときには、娘は私の実家に逃げていていたりいなかったり。
パパに至ってはいなかったりいなかったり。
うちって2~4人家族だよなあと思いながら、一応、離婚したわけでもなく戸籍や住民票の上ではその記載に間違いがないので、4人家族のふりをしたっけ。

明らかにおかしい家のせいか、民生委員さんのお手紙も見た。
まあ、こちらも仕事で忙しいし、委員さんが知り合いなので、何も話せなかったり。

とりあえず、私はいろいろおかしいとは思うが、子どもを置いて逃げもしなかったし、子どもと殺し合いまで行かなかった。これだけでもまあ、私すげえ!と思う。

私にも、そういう向こう岸はいくらも見えていた。

けれど、あちらの岸に行かないように耐えた。

なんであっちに行っちゃうんだろう、と、最近の数多のニュースに思う。

あとは、私を200歳にしないように、子どもらに生活力をつけることか。

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2010年8月27日 (金)

スイカ割りってなんだろう?

今週も東宮家関係の話題が豊富な各週刊誌。

ちょっと、東宮家には涼しくなるような記事が多かったのが印象的だった。
まあ、愛子様が喧伝通り聡明でおしゃまな健常児ならば、もう少し皇族としてのおふるまいや国民との触れ合い方をきちんと教えて差し上げていただきたいところ。このままでは御本人のためにもならないし。

皇太子妃となれば、お召し物や持ち物ひとつも国内外から注目されるものだから…これまで10年以上、暖かく見守ってきたとしても、そろそろ限界が来ているだろう。
どうして、こうも皇太子妃としてはありえない選択をなさるのだろうか?

そして、東宮御所での「夏祭り」である。

御所というところは特別な場所であって、本当に許された身分の人しか入れない場所だ。その垣根をはらって、戦後皇居奉仕団の人々が入場し、庭の手入れなどをして、図らずも天皇皇后などの御挨拶に預かったというのは、善意ある人々と皇室の絆を深める結果になったが、それについても大きく門戸を広げているからこそ、そういえるのだ。

「乱暴男児のいじめにより」不登校の愛子様。

その愛子様のおなぐさめのために、今年の夏は一体いくら使われたんだろうか…ヘリは飛ぶ、巡視船は走る、ドタキャンドタ出、貸切当然、と御用邸周辺のレジャー施設を蹂躙。しかも、お気に入りのお友達を伴い、そこのけそこのけの特権待遇を体験させてあげるという状態だ。

なお、那須の御用邸に、「一般人」のお友達が招かれて食事などを楽しんだ同じ日、皇位継承者を2人有する秋篠宮家もお寄りになり、供奉員…つまりお付きの職員用の建物にお泊りになったという。

これもまた、ヘンな話だ。

で、問題の「夏祭り」は12日に行われたという。

呼ばれた客は30人ほど。それに専門の業者らが入り、もんじゃや焼き鳥の屋台が並び、キックボードやスイカ割りが行われ、宴は夜10時過ぎまで続いたという……

小学校3年生の子どもらを招いて、そんな遅くまで。
酒池肉林…というにはいささか微妙なチープさではあるが、愛子様のお友達の御機嫌取りに催されたという。

なかでも異様さを感じたのは、「スイカ割り」だ。mixiに書いた人の書き込みからもその異様さがちょっと感じられたが、真っ暗闇のなかでそれは行われたようである。

…スイカ割り。

私の子どもの頃、よく漫画などでは見たが、私は体験が無い。
「やってみたいー」と親にねだった覚えもあるが、まったく相手にされなかった。

関わったのは、自分が親になってから。子どもの幼稚園行事の手伝いに出たときだ。

1クラスに一個、スイカが用意され、子どもたちはそれを叩く。
子どもたちが「失敗」しないようにいろいろ配慮がなされており、みな小さな手でスイカを叩く。
1クラスの子どもたちが叩く頃には、スイカは粉々。
私たちママの仕事は、それをゴミ袋に入れて処分することと、きれいなスイカを切り分けて、子どもたちにふるまうということだった。

ぐちゃぐちゃに叩かれるスイカ。

立派なのに、夏の暑さを一番解消してくれる、最高の食べ物なのに。

遊興の道具になって、一口も食べられずに捨てられていく。

幼児たちはその様子を眺めながら、キレイなスイカをほおばる。

……今思い出しても吐き気がする。
わが国では、ほんの数十年ほど前、このスイカ一切れを食べることができず死んでいった子どもたちもいたのに。

あのときの子どもたち、楽しかったんだろうか。何を学んだんだろうか。

東宮御所では、そんな愚行は行われていない…と信じたいのだが、御所の庭にはスイカの破片が散乱していたというし、あまりほのぼのとした様子が感じられない。

暗闇の中、食べる気の無いスイカを割ってけたたましい笑い声をあげる人々。

…どうしてもそんな様子しか思い浮かばない。なにその黒ミサ。

…これで、愛子様の不登校が治るというんだろうか…

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2010年8月25日 (水)

今敏監督は神になってしまったのか

長浜忠夫監督が亡くなったのは47歳だったか…

まだ46歳、まさに「これから」のアニメ監督・今敏さんの訃報が流れた。

http://backnumber.dailynews.yahoo.co.jp/?b=16&t=d&d=20100825&c=top

惜しい、惜しいと何百言葉を連ねても足らないほど、惜しすぎる。鋭い着眼、緻密な描写。
決して本数は多くないが、SFでもハートウォーミングコメディでもサイコでも、確実にうならせてくれる作品を作ってきた人である。これからもっともっと評価が高まったことだろうし、軽佻浮薄に流れ気味の日本のアニメーションの引き締めにも盛りたてにもなってくれる存在だろうと信じていた。

息子は「遺書」を読んで目が真っ赤状態だが、今、私も読めないくらいアクセス集中状態orz

恐らくこれから何かしらの追悼企画が起きるだろうし、再評価、あるいはこれまで知らなかった人もその存在を知るのかもしれない。

でも、こんなことで「神」になるなんて!

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2010年8月23日 (月)

ああもう

信じられるだろうか。

私はかつて、世で言うA子様そのものの子だった。

別に悪気は無い。ただ、自分ではがんばっていても、「笑わない子」といわれた。御挨拶は、たしかに苦手だった。手足もなんだかクネクネ…その前に、人の顔をおぼえられない。本を読むのは大好きで、やたら物知りの子だと言われたのに、近所の人、同じクラスの子が、なかなか覚えられなかったのだ。

あ、走るのはダメ。
でも、歩くのは都会人にあるまじきようで、小学校の頃から徘徊癖がひどかった。

あそこは素敵だった。それにそこも良かった。あの店で素敵な品物を見て、あの公園ではそろそろくぬぎの実が落ちるだろう。
車で道は覚えた。地図も見た。あそこからそこまでは歩いて10分、そこからあっちまでもたった10分…で、とんでもない距離を歩いて倒れることもあった。

まあ、簡単に言えば型にはまらない子で。

今は一種の発達障害を疑うべき状態。

もちろん、私にだって、子どもの頃は表現できなかったけど、自分なりに苦手なことを克服しようとがんばっていたし、「なんでそんなものに!」というこだわりにも、今なら雄弁に語れる気はする。

とりあえず本でも漫画でもアニメでも同人誌でも、優れた表現に触れられたのは幸いだったし、
あえて自分の苦手なことに挑戦するために、高校でアルバイトに走ったのもよかった。

いじめられたのも、本当に良かった。

もしも自分の母親が今のM子様だったら?
……学ぶ機会は無かっただろう…。
障害になる草むらを、子どもがつまずくかどうかというところで刈り取られ、
過剰な肥料を与えられても、健全に育つ自信が無い。

M子様自体、自分に良く似ていて、しかも
子ども時代御近所で、いろいろ応援したいのだけど…

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2010年8月17日 (火)

息子とバイキンマンの男気について語る

ああ、暑いなあ。

今日は盆休みをいただいてのんびりできるものの、室温が33度、夜も30度を下回ることの無い状態だ。

まあ、会社もエアコン壊れていて大変なんだけど。

という逃げ場が無いながらも、少しでも貴重な休みを利用したいというもの。息子が教習所にでかけるとかで、じゃあ涼しい店でランチでも、ということになった。

…息子、たとえ「冷蔵庫の鳥もも肉やほうれん草使っていいからね」と言ったところで使わない。それでも自分で買ったカップめんでも食べればいいほうで、お昼過ぎに「お昼、食べた?」とメールをしたら、16時過ぎに「まだ」という返信があるのだ。

息子の部屋は西日が当たると猛烈に暑いし、そこで裸同然でネトゲに夢中…いろいろ心配な息子ではあるが、生命の維持も気になるところ。

とにかく、食べさせたい!

ジャンクフードでは摂取が難しい、ビタミンや繊維、ミネラル分を!

母性本能なんて信じていないけれど、子どもの頃から生き物を飼うのが好きなので、そのくらいの本能はある。その点は、我が子を餓死させる親よりはましか。

というわけで、カレーのランチバイキングが人気の店へ。
やはり意外と食べないのだが、とりあえずそこは息子のお気に入りで、焼きたてのナンやキーマカレーを食べていて、よかった。夫もお気に入りの半端じゃない海鮮丼の店や、馬刺しの店が盆休みで残念だったけど。

そのままぶらぶらと話をしながら漫画の豊富な書店へ。息子、あまりそこを知らなかったらしく喜んでいて、話もはずむ。

で、なぜかアンパンマンの話になった。

きっかけは、息子いわく、漫画家が犯罪を犯したところで作品が嫌いになるとかありえない、あんな表現をする芸術家が犯罪を犯すのは当然、薬物や性犯罪なんて当然だ、という主張をしたところだ。
私も、大好きな漫画家・花輪和一氏が逮捕されてしまったという新聞記事にに「すわ、何人殺した???」と反応し、幸いにも銃の不法所持程度で「え、日本刀で腹を割いたとかじゃないんだー」ととんちんかんな安堵をしたことがあるので、なんとなく気持ちはわかる。が、後に評論家の呉氏が、優れた表現者なのだからお目こぼしを、という主旨の擁護をしたときには、それは違う、と思った。

芸術家が何かしらヤバイのは知られているが、芸術家だから犯罪を認めろというのはおかしい。

で、そんなやりとりをしているうちに、「もしもアンパンマンの作者が万引きで捕まったとしたら、子どもたちはその矛盾を受け入れられないでしょう」と私が発言。息子は少し考えて反論。
「いや、それほどまでに飢えて、作者にはアンパンマンのような存在は現れなかった。だからこそ、あの作品を生んだのだと考えればいい」
息子、無駄に美声で、理知的である。

……たって、我が家ではアンパンマンって、あまり見た覚えが無い。あの丸っこいデザインで、乳幼児はたいてい夢中になるというのだが、乳幼児だった頃の息子は、ほぼ関心をもたなかったのだ。セーラームーンにはあんなに夢中だったのに!

というわけで私もアンパンマンには何の感慨もないのだが、どういうわけかアンパンマン論議になり、なぜバイキンマンはアンパンマンに勝てないのか、という視点に立った。

周知のとおり、アンパンマンの世界は、食べ物に由来するキャラクターがひしめいていて、アンパンマンはおなかをすかせた子どもたちに「僕の顔をお食べ」と分け与える。しかし、顔が欠けていたり、汚れたり、濡れていたりすると、本来のパワーを失ってしまう。そこに、ライバルのバイキンマンが攻撃してくるのだ。はーひふーへほー!

ならば、飢えた子どもが大勢いれば、アンパンマンもジャムおじさんも不利である。

あるいは、アンパンマンの顔の原料である小麦粉の供給路を断つ、などすれば確実にバイキンマンは完全なる勝利を得るだろう。

と、私は持論を展開。なぜ、バイキンマンは瑣末な戦略に終始するのか。

すると息子は気色ばむ。

「そんなレベルの低いことを言うな。バイキンマンの男気を、知らないのか。バイキンマンは、『手を洗いましょう』という子供向けのポスターに、進んで出演しているんだぞ」

息子は、今にも涙ぐまん勢いでバイキンマンを語る。

……それはたしかにすごい。

バイキンマンは、ある意味主人公のアンパンマンよりも幼児に人気がある。
バイキンマンでさえ、ごはんの前には手を洗おう、とにこにこ手を洗っていたら、幼児としては可愛いおててを洗うだろう。

しかしそれは、バイキンマンにとってアイデンティティの否定でもある。
同胞への裏切りでもあるだろう。

「だろ???『手を洗う』だけで、どれだけの菌が死滅するんだか。自殺行為だろう!
 俺はこんな犠牲を払ってまでも、幼児に手を洗うことを奨励するバイキンマンに、男を感じる。
 彼にとっては、硫酸で手を洗うに等しいぜ!」

「うーん、それは、アンパンマンが『顔を洗いましょう』のポスターに出るくらいの犠牲?」

アンパンマンは、顔が欠けても、汚れても、そして濡れていても力が出ないのだ。

そんなもんじゃねーーー!と息子。

そんなことを街中や電車で語る母子。途中で、私の顧客様にもばったり会うしorz

「バイキンマンと、もやしもんの菌たちの会話的な同人誌でも作ったら?」
「アンタが描けよ」

知らんわ。

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2010年8月14日 (土)

キアゲハ襲来!

昨年はまったくアゲハ類が来なくて油断していた。

また、夜真っ暗ななかで水遣りしていたので気づかなかった。

庭のパセリ3株が、12匹のキアゲハの幼虫にすっかり丸裸にされていた。

最終齢から産まれたてまで12匹…彼らは花や実までかじっているが、このままでは皆羽化までいけず共倒れだ。

だが、今の時期パセリ苗を売っている店はほとんど無いのだ!!!

一応近所を巡ったが、バジルくらいしか売ってない。

仕方なく、スーパーでパセリ一袋198円ナリを購入、切り戻して適当な器に水を入れ、パセリのそばにおいておいてやって一晩。

まったく近寄らずw

一応、そうとう水洗いしたんだが、農薬でも残ってるんだろうか。

そうこうするうちに、一匹だけ市販パセリに乗っかったが

またいでいきやがった。

……き、きっとどこかにさなぎになりに通っただけだろう、と信じたい。

呑気に脱皮しているのもいるし、何か諦めたのか、鳥にすぐ見つかりそうなところでぼんやりしているのもいる。
頼むから、市販パセリに気づいてくれ…食べて~~><

午後、パセリ苗探しの旅に出ようかと思う。

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2010年8月11日 (水)

コミックで、自戒

ああ、買うつもりは無かったのに。どうせ未読なんかないんだから。

でもつい買ってしまったこの一冊。

天人唐草 (山岸凉子スペシャルセレクション 5) Book 天人唐草 (山岸凉子スペシャルセレクション 5)

著者:山岸 凉子
販売元:潮出版社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

いわずと知れた、山岸凉子の本当の怖さを知る名作「天人唐草」を含む短編集である。

読むとどういうわけか「岡村響子は、私ではないのか」と考えさせられてしまう。

というわけで、私は勝手にこれを「自戒モノ」と分類しているのだけど、同じく「自戒モノ」で、さらに踏み込んだ「負の暗示」と同時収録というのがおもしろい。

津山30人殺し。

日本犯罪史上に残る猟奇殺人事件の犯人の人格形成や心理をルポ風に追う。

ともすれば岡村響子は、古風で厳格な父親の犠牲と解釈されがちであるが、負の暗示の主人公・土井春雄は、甘やかす祖母、彼を囲む女たち・社会情勢のあれこれこそあれど、現実を受け入れず、肥大した自尊心とのギャップから狂気に陥った。そうして稀に見る凶行に走った男を、ただの犠牲者と哀れむことはできない。

どちらも平凡な人間が狂気に陥る過程を描いているが、土井への視点はより厳しく、また読者にも鋭い質問が投げかけられるのである。

あなたは、こうではないですか。

あなたは、岡村響子ではないですか。

土井春雄ではありませんか。

いやなことを先送りして、日々怠惰な生活を送る。ちっぽけなプライドにすがって、うそにうそを固めていても、お天道様はお見通し。

山岸作品の怖さは、読後に本当の恐怖を感じるところだ。

またその魅力は、そうならないように、読者を導いてくれるところだ。

来月、テレプシコーラ第2部最終回…だそうだが、うわー、ほんとにローザンヌの数日で終わってしまうのか???

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2010年8月10日 (火)

ハートキャッチ島本

前に、息子とハートキャッチプリキュアで盛り上がり、敵キャラの一人が「島本キャラっぽい」とか言っていたのだが…

6月の時点で、島本和彦キャラそっくりな番ケンジ君というのが出ていたのね。

http://blog.livedoor.jp/qmanews/archives/51614529.html

で、島本氏がツイッターでつぶやきまくる、とw

アニメの世界からちょっと離れているとこれだorz

今週のプリキュアだって、仕事で見られなかったしorz

何かと忙しかったけれど、先週の「サマーウォーズ」テレビ放送は、親子3人で鑑賞できた。
ブルーレイは買ってあったのだけど、残念ながら3人で見る機会はまったくなく…。

わいわいきゃあきゃあああだこうだと語り合いながら見ていたが、
「しー! もうすぐアノシーンだ!」と、息子が叫ぶ。

サマーウォーズ最萌シーンきた!

利一「…ちょっと言えないトコ」

.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.
.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.
.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.

ああ、本当に馬鹿な家族…orz

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2010年8月 9日 (月)

遺伝子というのはあるかもしれない

詳細は書けないけれど、……忙しかった!公私ともに!

とりあえず今、娘はかなり遠くに派遣されている。お国のため、生態系のために働くお仕事だ。

で、不思議に思うのだけど、そのお仕事って、娘の父である夫の、大学での活動とまるまるかぶる。

ついでに、娘は和太鼓サークルに入っていて、先日ようやくその雄姿を見ることができたのだが…

いやあ、かっこいいなあ。

夫も高校時代、バンカラ応援団で、太鼓を叩いていたんだよ。

って、娘、よく考えたら小中学校と、女だてらに応援団もやっていた。小学校初の女団長にも一目置かれていたくらいだ。

な、なんだこのシンクロ。娘が幼稚園に入る頃から疎遠で、他人も同然かと思われたのに、まるまる親父そっくりな娘になっている!

ついでに息子も「ちくしょう、顔ばかりかこんな変なクセが俺親父そっくり!wwwww」と笑っている。

ようやく自覚したか。私の親でさえ、「ずっと会ってないのに、何でこんなに似るん???」と言っていたし。

いや、ほんとに不思議。なんでそんなに親に似るの?

ずっと会っていなかったのに????

親の因果って、そばにいなくても報ってしまうのね…

…今娘が留守だから言っちゃうけど、

うちの娘、

一世風靡セピアの「前略、道の上より」を聴いて、

「あ、これ『ちんこ音頭』だね♪」

と高らかに言っちゃった…それは違うと言っても信じない。

何が何でも、同じ曲だと主張する。

……この音感で、なんで声楽科を目指そうとしたのかは永遠の謎。

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2010年8月 5日 (木)

ご当地漫画

年齢性別好みも様々な我が家で、久々に全員がほめたコミックが出たーーー!

ゴーガイ! 岩手チャグチャグ新聞社 (KCデラックス) Book ゴーガイ! 岩手チャグチャグ新聞社 (KCデラックス)

著者:飛鳥 あると
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

…ていうか、また私の表紙買いなんですけれどw

ただ、私と、息子が昔行きつけた古本屋さんで、お勧めコーナーにあった。

このコーナー、「おお、よく話題の新作を集めたなあ」といういい感じのコーナーなのだが、たいていは私の(読んでいなくても)知る作品なのだ。そこに、まったく知らないものがおいてある、それも、単発モノ。

そして!表紙・裏表紙を眺めるだけでわかるように、これは「岩手モノ」だ!!!!!

岩手のローカル新聞支局の女性記者が、体を張って取材! 冷麺わんこそばに挑戦したり、

大体、私は夫にはもう、いろいろ見限った部分があるが、夫の出身地である岩手と夫の家族親戚は大好きなんである。
子どもらにも、何かにつけて彼らの第二の故郷である岩手を語り、チャンスがあれば近場の観光地に連れて行ったものだ。
ああ、猊鼻渓の美しかったこと。うちの子供らは幼かったが、本家の子どもたちも連れて遊んだのだ。
対するの厳美渓のまた素晴らしいこと!うちの子らは、正直ここの郭公だんごしか記憶にないらしいがw絶対に忘れてはいないと思う。あの白亜の独特の岩を。エメラルドグリーンの激流を。

わんこそばは未体験だけど、早世した義兄におごってもらった盛岡冷麺は忘れられない。
平泉中尊寺は、何度訪れてもいい。時間が無くて、全然平泉のよさなんかまだ見切れてない><

遠野も当然、日本人が一度は訪れるべき場所である。民話の里であり、日本の原風景がここにはある。…私が訪れたのは20年以上前になるが……あの精神だけでも残されていればいいなと思う。

と、岩手の見所を数々盛り込みながら、女性新人記者が奮闘する物語。

ストーリーは多少オーソドックスな気はするがしっかりとしていて、何より「岩手愛」がたっぷりとこもっている。なんでも一関在住で、そこを離れずに漫画家をされているようだ。

うん、そういうスタンスいいよなあ。

この作品は完結したようだが、まだまだ岩手の見所はある。浄土が浜はどーした。龍泉洞の絶景は。ぐるっと回るのは岩手県人でも意外とできないらしい。夫もそこらは行ったことがないようだし、猊鼻渓なんか、ほんの隣町の甥姪も初めてだったそうだ。観光ヨメで申し訳ない!

地元の人も意外と知らない、岩手の魅力をもっともっと描いていただきたいものである。

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2010年8月 1日 (日)

息子も立派な「大きいお友達」に~ハートキャッチプリキュア

久しぶりに、テレビアニメを見始めた。

息子が日曜の朝さわやかに起きてきて「ハートキャッチプリキュア」を見に…いや、私に見せに来るのだ。

先週の話だが、おお、すごい格闘シーン。なんだ、この無駄に高いクオリティは!
大体この手の戦う魔法少女モノは、基本的に女の子向けなので、魔法やアイテムできらきらとかわいく戦うのが基本。殴る、蹴るのアクションもあるにはあるが…というのを払拭したのがプリキュアシリーズではあったが、このシリーズはさらにアクションの濃さ、作画の濃密さが凄いようだ。
「なんたって、変身バンクに5000枚使ってるらしいから!」

……念のため解説するが、「バンク」というのはテレビアニメの変身・合体シーンや必殺技などで毎週使いまわすシーンのこと。昔はセルが高かったし、そうしてコストダウンを図ったものだが、同時に番組の肝であり、スポンサーのおもちゃの売り上げも大きく左右するため、このシーンのクオリティは高いのが普通だ。

……そんな言葉をさらっと言うあたり、息子も立派な「大きいお友達」……

しかし、たしかに「うわあ、なんという無駄な動きwwすげーすげー」とはしゃいでしまう凄まじさ。
「おかん、オープニング見なかっただろ。来週はオープニングから見ろよ」

てなわけで、今朝もしっかり鑑賞することになってしまった。うん、本当に凄まじくよく動くねえw

そして敵キャラの皆さんが、また濃い方々ばかりだ。先週は片翼のミステリアスなダークプリキュアとの戦いで、「おいおいまだまだ夏休み前でこのラストバトルみたいな迫力はなんなの???wwww」と私を喜ばせたが、今週は砂漠の使徒3人組が出てきた。これがまた濃い。
「こいつ、暑苦しいよなー」と息子が言うのは龍馬ブームにのったのか高知弁の「クモジャキー」。うん、暑い。熱い。
「……なんか島本和彦の漫画に出てきそうだわ…」

Hcprecure02

「……やべえ、もう島本画にしか見えないwww」
さらに息子は、他のキャラにも島本っぽさを見出し始めた。
「うあああああ!キュアサンシャインもどう見ても島本wwwwwwwどうしてくれるwww」

来週はどうなるんだろう。わくわく。

で、久しぶりに「題名の無い音楽会」もつい見てしまったのだが、8月29日の放送ではDQやFFなどゲーム音楽特集があるようだ。って、一瞬映ったのは植松氏?ww

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