ご当地漫画
年齢性別好みも様々な我が家で、久々に全員がほめたコミックが出たーーー!
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ゴーガイ! 岩手チャグチャグ新聞社 (KCデラックス) 著者:飛鳥 あると |
…ていうか、また私の表紙買いなんですけれどw
ただ、私と、息子が昔行きつけた古本屋さんで、お勧めコーナーにあった。
このコーナー、「おお、よく話題の新作を集めたなあ」といういい感じのコーナーなのだが、たいていは私の(読んでいなくても)知る作品なのだ。そこに、まったく知らないものがおいてある、それも、単発モノ。
そして!表紙・裏表紙を眺めるだけでわかるように、これは「岩手モノ」だ!!!!!
岩手のローカル新聞支局の女性記者が、体を張って取材! 冷麺わんこそばに挑戦したり、
大体、私は夫にはもう、いろいろ見限った部分があるが、夫の出身地である岩手と夫の家族親戚は大好きなんである。
子どもらにも、何かにつけて彼らの第二の故郷である岩手を語り、チャンスがあれば近場の観光地に連れて行ったものだ。
ああ、猊鼻渓の美しかったこと。うちの子供らは幼かったが、本家の子どもたちも連れて遊んだのだ。
対するの厳美渓のまた素晴らしいこと!うちの子らは、正直ここの郭公だんごしか記憶にないらしいがw絶対に忘れてはいないと思う。あの白亜の独特の岩を。エメラルドグリーンの激流を。
わんこそばは未体験だけど、早世した義兄におごってもらった盛岡冷麺は忘れられない。
平泉中尊寺は、何度訪れてもいい。時間が無くて、全然平泉のよさなんかまだ見切れてない><
遠野も当然、日本人が一度は訪れるべき場所である。民話の里であり、日本の原風景がここにはある。…私が訪れたのは20年以上前になるが……あの精神だけでも残されていればいいなと思う。
と、岩手の見所を数々盛り込みながら、女性新人記者が奮闘する物語。
ストーリーは多少オーソドックスな気はするがしっかりとしていて、何より「岩手愛」がたっぷりとこもっている。なんでも一関在住で、そこを離れずに漫画家をされているようだ。
うん、そういうスタンスいいよなあ。
この作品は完結したようだが、まだまだ岩手の見所はある。浄土が浜はどーした。龍泉洞の絶景は。ぐるっと回るのは岩手県人でも意外とできないらしい。夫もそこらは行ったことがないようだし、猊鼻渓なんか、ほんの隣町の甥姪も初めてだったそうだ。観光ヨメで申し訳ない!
地元の人も意外と知らない、岩手の魅力をもっともっと描いていただきたいものである。
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