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2010年9月29日 (水)

息子の自動車学校生活

息子は今、自動車学校に通うほかはネットゲームやなつかしのテレビゲームに興じ、家の掃除や買い物を少し手伝う暮らしである。

自宅警備員

主婦

ニート

…いや、ニートというのは職が無い上に職を得るための勉強もしない状態をいうのだ。運転免許を取ろうとがんばっているので 辛うじて 「無職男性」。   断じてニートではない …ッ

というぎりぎりの毎日で、半年が過ぎてしまった。うーん、ほとんどの試験を優秀な成績で一発合格しているし、先日は体調を崩してわずか1点足らず、しかも再試験の3800円を持っていなかったばかりに、翌日ハートキャッチプリキュアを諦めて再試験を受けたのだが、今度は94点の高得点だったそうだし、…話を聞く分には順調そうなのに、運転免許を取るのは大変なんだなあ。

「今度は高速実習なんだ」とちょっと前に息子が言っていた。なんか、やけに緊張している。話すと息子は高速道路というものを良く知らないらしい。

「あんた、じいちゃんとよくドライブに行ったじゃないの」
「いつの話だよ」
「…ああ、うーん…結構昔か」
息子が低学年くらいまでは、何かと車に乗せてもらいあっちやこっちに行った…と思ったが、あの時の旅行は子どもらが寝ている間に高速道路を越えてしまったようだし、息子は、あの時速100キロの世界を体験した記憶がないかもしれない……
「こえー、時速100キロ、こえー」
やたら怖がる息子。…だから、車はいやだの旅行行きたくないだので引きこもっていたから…ったって、私も子どもの頃はもっと偏屈で、やっぱり車を嫌い、家にこもることを好んだ。それで免許を取るという発想さえなく、おかげで今、履歴書は真っ白。就職は難しいし、身分証明もできない。だからこそ、子どもには何が何でも免許を!とか言っているという勝手さなんだけど。
「あんたが知っている時速100キロの世界って…『リッジレーサー』くらい?w」
うう、そんなに怖がらなくていいわといいたいのだが、こんな例では、他の車に追い越されそうになったらお尻を振ってぶつけてしまいそうだ!

さて、息子はしっかり遅刻せずにその実習を受けてきた。
「遅刻やドタキャンは禁物だからな」

話を聞くと、この実習は数名一組で行うのだが、一人でもドタキャンすると、他の人もキャンセルされてしまうのだという。なんでも、前にそこの教習所で、有給休暇をとってその実習に臨んだが他の人がドタキャンして一日が棒に、そしてその次も有給休暇がぱあに、という気の毒な人がいたらしい。
「だから、俺は絶対寝坊できねえ!」
…ああ、あの起きられなくて不登校の日々よ。息子、やればできるじゃないか!

幸い息子の組は誰もドタキャンが無く、無事に高速道路での教習を終え、息子は上機嫌で帰ってきた。

3人一組で、一人はなんだかいろいろ危なっかしい人だったという。そしてもう一人は

「片腕の無い人だった」

……あら……

「でも、その人が一番運転がうまかった。安心して乗っていられた」

……そうか…

息子の目は、輝いていた。

私たちは性格やものの考え方が変という障害だが、だからといって甘えてはいけないな、と二人で話し合った。

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2010年9月23日 (木)

久々のキングダムハーツ寺

最近はワンピースの展示が多かったのだけど、先日久々にキングダムハーツのありがたい展示になっていた。

Roxas 暑い日で、写り込みが激しくて残念だが、ロクサスが腰掛けていた…

ところでイクスピアリでキングダムハーツの巨大オブジェを囲むイベントを開催中らしい

http://www.ikspiari.com/ent/event_kh_ev.html

うう行きたい…
このところすっかりキングダムハーツをやっていないけれど、懐かしすぎる。新作も出るのね…

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2010年9月18日 (土)

最近の元「不登校暴力息子」

久々に、息子のことを。

突然の病気によって閉ざされた「18の春」。

そこそこいい評価を得て、本人も意欲的だった二つの職場にも、この入院ですっかり声をかけてもらえなくなってしまった我が息子。

進学とも就職とも道は見えない。このままじゃニートまっしぐら??とりあえず「自宅警備員」と「主婦」役を担いつつ、運転免許取得してから再起を目指そうとしている。

そんな息子に、私は何不自由ある生活をさせている。

不登校で暴力を振るっていた頃から、「ママが面倒を見るのは18までだ。社会が『児童』として保護してくれるのも18まで。18以降は、経済的自立をはかってもらう!」と宣言していたので、ここであれもこれも助けてあげては本人のためにならない。もちろん、飢え死にさせない程度ではあるが。

息子も高校時代のバイトでそこそこお金が手に入り、労働の喜びを理解したところ。

高校生の小遣いとしては十分な額を得、それを私が管理する形で自動車免許取得資金を貯めた上で息子は自由を満喫していた。スナック菓子や清涼飲料水、ファストフードなどを自由に買って食べていた。オカンの飯など食べなくても、やっていけるという顔をしていた。

それが、底を突いた。

本当なら就学するか(それなら自立を先延ばしできる)、バイトでもいいから就職して、家にいくらか生活費を入れるはずが、入れるどころか完全に養ってもらうことになってしまった息子。

もう、オカンの作る食事を捨て置くこともない。
それどころか、朝早く起きてきて、「ハムマフィン」を焼いてもらうのを期待している。

子どもの頃、マフィンをなぜか嫌っていたはずなのに……ていうか、朝ごはんを食べなくなって10年以上?

裂いたマフィンとハムをフライパンでさっと焼き、自家製ガーリック・ハーブオイルを垂らしてハムをのせ、サニーレタスとあればプチトマトの薄切りを盛り、マヨネーズをかけてはさむ。

かりっと焼けたマフィンが香ばしく、ハムと野菜が鮮烈で…と、「今一番うまいと思える」そうだ。

そして同時に、あれほど嫌い、憎んでいた親に依存していることを自覚し、そのありがたみを感じているという。

今息子は、わずか3150円にも不自由している。
一応息子は、学科も実技もずっと順調で一発クリアだったのだが、今日の試験では肝心なところでくしゃみが止まらなくなり(持病のアレルギー性鼻炎か、風邪か)、なんと合格点まで1点足りない結果に。そのわずかなお金があれば、午後再試を受けられたのに、そんなお金が、息子の財布に入っていない。

……かつてはほいほい何万円も親や祖父母の財布から盗み、好きなものを買っていた息子が、そのわずかな金の重みを痛感する。

「明日必要なんで3150円貸していただけませんか><」というメール。
私の仕事もいつまで有るかという状態ではあるが、私もまた、こういうときにお金を融通できる、仕事があるということに感謝しながら、余裕を持って5000円渡す。「いいよ、いつか10倍にして返してくれると信じているから♪」
「…w10倍はどうかわからないけど、必ず返しますw」

そして、最近生意気盛りの娘に、親や祖父母がいること、家があること、お金があることの大切さを説く息子であった。

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2010年9月15日 (水)

田中一村「新たなる全貌」展に行ってきました!

今日はお休みをいただいて、千葉市美術館で行われている田中一村「新たなる全貌」展に行ってきた。

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孤高の画家・田中一村の、少年時代から奄美大島時代を時系列を追い、最近発見されたものも含めて600点近くを一挙に見られるという、滅多に無い展覧会。ことに、田中一村が熟成した奄美時代の作品は、多くが奄美大島でしか見られない。あの「アダンの海辺」と「不喰芋と蘇鉄」が関東で見られるのはすごいことなのだ!

…平日でも、混んでました…

エレベーターに乗ろうとすると、降りる人が「また人が入ってくるよ…」などとぼそぼそ。ど、どんだけ混んでるの…四半世紀ほど前、与勇輝の銀座松屋での展覧会が、デパートの上から下まで階段が埋まる行列だったのを思い出し、震える…

けど、チケット売り場はちょっとの列だし、「ただいま込み合っております」とは言われたものの、昔上野に来たモナリザを経験している私には、大丈夫、ゆったり!な混み具合。

「はああーーっ!」「ほおー!7歳!」
いきなり、少年時代のコーナーであちこちからため息が漏れる。さすがにアップはできないけれど、7歳でこの絵か、13歳でこれか、とたしかにため息しか出ない。昨日サイバラの「人生画力対決」の2巻を読んだばかりだけど、こんな画力は勝負する気も失せるわw

こんな画家が、生前ほぼ無名で、死後7年もたって偶然発掘されるとは。

千葉時代の作品は何度か…というか、所蔵されている方とお話する機会もあり、その作品が展示されていてなんとなく誇らしい(私のものじゃないのにw)気分になる。

それにしてもまあ、なんと山水画の素晴らしいことよ、仏教画の優美なことよ、花鳥画の力強いことよ!

今にも歩き出しそうな、体温や息、心臓の鼓動まで感じられる軍鶏に心奪われる。おいしそう…

木魚などの木彫りもあり多才なことに驚くが、中央画壇に挑戦しては決別し、旅行をし、支援者の求めに応じながら絵を描き…といううちに、徐々に独自の作風が確立していくのが実によくわかる。

そしていよいよ奄美の作品群だ~~~!

温度や風まで感じる。南方の植物と、色鮮やかな鳥たち、虫。

大好きな「アダンの海辺」の前からは、いつまでも離れがたかった。質感のあるアダンの木もさることながら、空の色の凄さ…前に沖縄で見た、あの空だ。雨が近づいているのかもしれない。そして、波。どんよりと曇った空を写す海が、どうしてこんな風に描けるんだろう……どうやって、こんな色を出し、波を描いたんだろう…そして礫の広がる浜辺。

静寂だが、漣と遠くの雷鳴が聞こえる。風向きが変わった。

アダンは、たわわに実る。

彼にとっては、いつものこと。

描きあげたときは落款を入れる力もなかったという本人の手紙も添えられていた。さもありなん。日本画の枠にも洋画の枠にも収まらない、世界で唯一の画風が完成した瞬間だったのだろうと思う。

はあ…ガラス越しとはいえ、眺めまくった…次に見るときには大行列を覚悟しなくてはいけないんじゃないだろうか。

ミュージアムショップも大盛況。レジには行列が切れることが無い様子。いくつかのグッズと、図録を購入。図録も、今現在確認されている作品の目録つきでファン必携。欲を言えば、展示に添えられていた解説も、つけてほしかった。あれもおもしろかった!

9月26日まで。片道2時間がまるで惜しくなかった……ああ、あの絵の具の盛り…顔料の煌き…

もっと知りたい田中一村 もっと知りたい田中一村

販売元:楽天ブックス
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5月発行。1890円というお手ごろな値段で田中一村の生涯をたどれておすすめ!さすがに生の迫力はないけれど…

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2010年9月12日 (日)

無題

うーん…

これまでI子様には自分や息子と同じようなものを感じ、あれこれ書いてきたけれど…

それどころじゃないのかもしれないなあ…と思えてきた。

先週、複数の週刊誌が、ご静養中のI子様に寄り添う少年を報じた。のび太君似のボーイフレンド? でこども侍従などと囃されている。

I子様は人目もはばからず、こののび太君と手をつなぎ、時には抱きつくなどなんというか…熱愛報道状態…。

幼稚園くらいなら微笑ましいかもしれないが3年生で、身長が140センチくらいの少年少女がそれって…

以前から、I子様には好き嫌いが激しく、気に入った子に執着する、と報道されてきたけれど、なんとなく私はそれを女の子と想像していた。それが、根本的に違っていたのかもしれない。男の子に、執着していたのか。

3月のいじめ会見直後、女性自身が報じた記事によると

・給食前、早退しようとしたI子様がM子様と一緒に玄関口にいたところ、乱暴男児A君にぶつかりそうになり、A君は「痛いんだよ、お前!」と暴言を吐き、足で蹴るようなしぐさをした

とのことだが、その現場は玄関ではなく廊下で、I子様は上履きでなく、靴だったという。

走っていたのは、誰だったのか。

乱暴男児A君が廊下を走ったのが怖くて…どころか、I子様がお気に入りのA君を見つけて突進したのではないか。

A君は、もともとI子様と仲良しだったという記事もたしかにあった。
それが暴言…いや、I子様の執着に辟易し、反撃したその瞬間を目撃した「保護者」(…その場に居合わせる保護者は、一人しかいないのだが)が週刊誌に暴露、「愛子様を足蹴に」という記事になったのでは。

また、乱暴男児A君を身長140センチの大柄な子で…などと書きたてた友納女史が、しばらくして「実はいじめたのはA君ではなくB君だった」という記事を出した。
以前に書いたように、友納尚子氏は、東宮御所の内部や飛行機の中など、M子様しか知りえないようなことを、まるで見てきたように描写することで注目されるジャーナリストだ。東宮大夫の野村氏は「会った事もない」と言いながら、決して東宮として抗議もないという、本当に不思議な人である。

このとき、A君と何らかの和解か譲歩があったのではないか、と思う。

代わりのスケープゴートとしてB君が出された。I子様の日記によると…と記事中で語る「保護者」って……やっぱりあの方しかありえないと思うのだが、何をしたということよりも、どうもM子様が陥れたい相手の情報を織り込み、あたかもその人物の差し金かのような情報操作を狙ったようだ。

まあ、今の学習院は、M子様とI子様によって恐怖政治状態なのだというのはわかった。

「愛子様へのいじめ」というシナリオの中で、彼女たちににらまれたら、たちまちこのように「いじめの主犯」として大々的に報道されるのだ……

春に何度か行われた貸切のスケートには、10組ほどの親子が招かれた。中には外務省の職員親子がいたと報じられたが、「いじめで親の異動も検討された」と言われた子か?
さらには夏祭りでも何人かのお友達が呼ばれたそうだが、これらも服従を誓った親子か?
暗闇のスイカ割りが、ますます何かの儀式っぽく思えるぞw

そして何組かの親子が須崎御用邸近くの会員制ホテルに宿泊し、皇太子御一家と食事や深夜までの歓談、巡視艇に警護されながらの皇族専用ビーチで海水浴を楽しんだという。

で、那須だ。
あちこちのレジャー施設を貸切にする皇太子御一家。
そこには「愛子様のご学友」の姿があり、M子様も皇太子殿下も、あたかもその子らを接待するように扱うお姿が、写真や記事で大々的に報じられた。そして、I子様に寄り添い、気遣い、手をつなぎ、抱かれるのび太君。

身長は、I子様と同じくらい。

I子様は同級の子と「頭ひとつ違う」背の高いお子様で、まさに140センチくらい…

乱暴男児A君は、こののび太君ではないのか???

この少年については、御学友だとか年下だとかM子様の妹の子とか雑誌により情報が錯綜しているが、まあ、そうでもおかしくないと思う。

肝心なのは、一方的に「乱暴男児A君」にいじめられ、怖がって学校に行けないI子様というのは虚像だということ。

I子様は結構やんちゃで、廊下を走ったり他の子を長い腕で首を挟んだり、男の子を押さえつけて降参させたり…という報道も結構出ている。男の子が怖い、どころか男の子たちのほうが怖がっている…という状態のようだ。

小さい頃はまあ、微笑ましい。

けれどこのくらいの年は、男女の差を意識し、あまり男女でじゃれあわない年頃だと思う。

……いろいろ、厳しい………

2学期に入って、御登校状況は本当に厳しい。

初日は遅刻、早退、お母様同伴。始業式と引き渡し訓練はパス。
そのあともいつもどおりの遅刻、早退、お母様同伴で、2日、「風邪で」ご欠席だとか。

プール嫌いを克服するために、巡視艇を出し、ヘリを飛ばし、近くを通る他県ナンバーの車を職務質問しての厳戒態勢で行われた海水浴。
お友だちと仲良くできるように催された、業者を入れての深夜まで及ぶ夏祭り。

その成果が現れるのはいつの日か……

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2010年9月 6日 (月)

テレプシコーラ最終回~舞姫たちの舞はどこに~

本日、ダ・ヴィンチ誌上で、「テレプシコーラ」が10年にもわたる連載を終えた。山岸凉子作品としては最長か。

いやあ、唐突で…ここから物語が本格的に始まるものとさえ思っていたものでwちょっと肩透かし。先生、お体は大丈夫だろうか。

何より残念なのは、六花ちゃんの踊りの最高峰が、とうとう見られなかったことだ。

千花ちゃんの踊りもまた、いつもいつも「惜しい」ものだった。

あれほど艶やかに、つぼみが開いていくような踊りを魅せながら、わずかなワックスや紙ふぶきが彼女を悩ませた。彼女の完璧な踊りが見たい見たいと物語を追ったものだった。

テレプシコーラ第一部のラストを飾る六花ちゃんの踊りも、たしかに大きな可能性を予感させながらも、技術や体力、体のハンデのせいか彼女自身の振り付けについていけず、あともう少しなのに!という悔しさを残して終わった。

あれから時が過ぎ、六花ちゃんは成長し、技術も体力も向上したはず。いきなりローザンヌに挑戦して、バレエに詳しくない私でもその名は知っている有名なバレエコンクールの裏側を見られたのは良かったけれど…

実際に舞台で披露した踊りは、やっぱり「惜しい」ものだった。

高熱にうかされ、一応転んでしまったのだ…いや、それがなんとも愛らしく、素人にはそれがわからないほどだと思うのだがw 当然ローザンヌでそれがわからない人がいるわけもなく、笑顔で最後まで踊りきった六花ちゃんは、舞台袖に下がるとすぐに泣き出してしまったのだ。

課題にそってのコンテンポラリーシーンも楽しかったが、即興での振り付けのおもしろさはあるけれど、完成形ではない。それに、体調を完全に崩してしまっての振り付けは、驚異的な身体能力を持つ謎の東洋系バレリーナ、空……ローラ・チャンが乱入して、初めて表現できたのだ。

伸びやかな感性と想像力を持ちながら、身体的には頂点を目指せない六花と、彼女のような愛らしさや想像力は持たないが、バレエを踊るために産まれてきたような肉体のく……ローラ。

彼女らの邂逅に、さらに大きなドラマと踊りを、期待しないほうがおかしいではないか。

えっじゃあ結局、棄権を決めたあの踊りが、六花のラストダンスなの???

そりゃあ無いでしょう! 謎のバレリーナローラのことも気になる。拓人クンや大地クンも気になる。茜ちゃんもがんばってねw

そして何より、六花ちゃんだ。ここまできて、読者の御想像にお任せしますなんて酷だ!ラストページの青い鳥のフロリナ姫で、鳥の声を聞くあのポーズで、きっと素晴らしい展開があることと予想されるが、読者はそれを見ることが出来ないのか。千花ちゃんを出してうるっとさせたって許さないんだから!

…しかし、「ガラスの仮面」状態になるよりは、山岸先生の次回作に御期待ください!の方がたしかにいいのかもしれない…

いろいろと残念な今日であった。

悠仁殿下のお誕生日で朝からめでたい一日でもあったが、もうひとつ残念なお知らせ。

今日は学習院初等科の始業式。注目の愛子様の御登校状況だが、またも始業式には出られず、ホームルームだけ御出席。雅子様が付き添い、学習院では昭和天皇にも許さなかった自動車登校だったという。

1学期と、変わりないではないか……

報道では愛子様の不登校を克服するために、この夏休みはいろいろとお楽しみを用意されたようで、まずは皇太子殿下とお友達を伴っての観劇など。須崎御用邸での「初めての海水浴」withおともだち&巡視艇&職務質問、お友達の宿泊するホテルではどこかのシェフを呼び寄せての食事、深夜までの語らいをお楽しみ。帰京して、御所内での「夏祭り」。選ばれたお友達らと、特別に呼び寄せた屋台やスイカ割りなどのアトラクションで、これまた深夜までお楽しみ。
そして、那須では半月にも及ぶご静養。那須各地のレジャー施設も、ドタキャンドタ出で一般国民を翻弄させながらで蹂躙。お気に入りの男の子とご機嫌な夏を満喫されたようで。

この、雅子様流不登校対策に、一体いくらかかったのか……

他の皇族方のご静養とはまるで違う公私を忘れた遊びっぷりには、徐々に批判の声があがる。

そんな批判をかわすには、始業式の今日、何かしら「御成長」を見せないといけなかったと思うのだけど……

普通に考えて、不登校対策としては逆効果だとしか言いようが無い。この状態で非日常の楽しさなんか教えたって、日常からますます目を背けるだけだし、まずは早寝早起き、好き嫌い言わない生活だろう。もしも御夫妻が公務そっちのけでも御所でしっかり愛子様と向き合われれば、たとえ目覚しい成果が出なくても見守れたのだけど。

御夫妻揃ってほとんどお仕事もなさらず、愛子様と、そのお友達の御機嫌取りに、血税と皇族特権を使い一般人を退けながら夏休みを満喫した結果が、これですかと。

育児が思うように行かないのも、どうにもならない子というのが存在するのも私は身をもって知っているが、もしも自分がここまで非常識な行動で「これは子どものためよ!」なんてぶちまけて、それで子どもがまるっきし成長できてない始業式を迎えたら、……これは恥じますよ…
自分にはこの子を育てる資格はないことを悟り、専門家などの意見を求めますよ…
その前に、今日、もう少し何とかすると思うけど。

同じですよね…御療養に入ってからの、雅子様と。
一時的ににこにこすればいい、とばかりに本質的な問題解決に立ち向かっていない。
雅子様は悪化の一途です。なのに同じ手法を内親王殿下に施すなんて。

秋篠宮家では、生活リズムを大切にされているという。

あまりに基本すぎて見過ごされがちだが、突拍子もない育児方針でドタバタの皇太子御一家とは悲しい好対照である。

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2010年9月 1日 (水)

鈴木先生の演劇指導が熱い!

「ガラスの仮面」の新刊が遅れに遅れていても大丈夫!

鈴木先生(10)ーアクションコミックス Book 鈴木先生(10)ーアクションコミックス

著者:武富 健治
販売元:双葉社
発売日:2010/08/28
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もうこの中学生たちに紅天女させろ!っていうくらい、文化祭の演劇指導が、熱い。

鈴木先生によると、

「舞台演劇は空間芸術だ!
 そして有機的な人間関係の芸術でもある!」

だそうだ。

高度な演劇論もわかりやすく体に教える鈴木先生。

「なんか…気持ちよすぎて… 続けて!やめないで!」
と歓喜の涙に震える女子中学生。

…なんかエロいな…

が、あのカーベーのこの涙に、なんだかもらい泣きしてしまった。
「赤ちゃんの時以来久しく味わったことのない感触」
彼女は、これを思い出したということか。彼女のこれまでを思うと、感慨深い。

一方、「リア王」に挑戦する2年C組も気になる。熱い演劇魂を持つ少年が、その鋭い洞察力と解釈で、驚くようなキャストを提案。い、一体どんなリア王が演じられるのか???

そんな彼が書いたオリジナル台本を手に、ナンバーワンを目指す演劇部もまた、凄まじい。

そしてまた、聖少女・小川蘇美が…

「足子の変」wは、まだ序章に過ぎないのではないか?

少年少女たちは、演劇という手段で何を学ぶのか。

不気味な影を仄めかしながら、物語は進む。

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