働く女性の象徴が
私が若い頃は、露骨に「女に仕事ができるか」と言われたものである。
そんな時代に、彼女は現れ、最強のキャリアウーマンとして話題になったのだが…
今日の皇室ウイークリーは、雅子様が…
もう一度言うけど雅子様が
皇太子ご夫妻の八大行啓のひとつである障害者スポーツ大会開会式等に伴うご公務の当日、隣の江戸川区でスケートをなさっていたことに、記者の追及があったことを伝えている。
なぜもう一度言ったかというと、記事のタイトルの主語があいまいで、まるで先週19歳になられた眞子様が公務当日にスケートをされたかのような、奇妙なものになっているからだ。なお、この記事はなぜか前日に流出騒ぎがあり、すぐに消されるという顛末があった。何かあったのだろうか。
さて。
私もあちこちで働いたが、時折若くて美しく聡明で有能、他にもっと有利なところで働けるのでは…という女性たちに出会った。彼女たちはいずれも、新婚さんだったり、 幼児を抱えて離婚を考えていたり……つまり、出産や育児の問題を抱えている女性たちだったのだ。雇う側としては、せっかく仕事を覚えたところで出産だからと辞められたり、子どもが風邪をひいたとかなんとかで休まれるリスクを考えると、そういった女性たちよりも、そんな心配の無い男性や年齢の高い女性を……という意識があるようだ。
いかに女性に能力があろうとも、生理や出産の問題は避けられないし、育児も、今は「イクメン」などという言葉もあるほど、女性だけに負わせる…いや、夫婦それぞれに育児を楽しもうという気運があるのだが、まだまだ社会全体がそういったカップルの育児を応援するという意識が低く…日本経済にも余裕が無いので、今や子どもを産み育てようという世代を支えることさえ、難しくなっている。
そこで、かつてのキャリアウーマンの象徴だった方の御行動が、これか。
皇室に入るということはたしかに大変なことではあるが、今、子を産みたくても夫も生活の保障を得られず、妻も働かなくてはならない、そのために出産に踏み切れない……という30近い女性の涙声を聞いた私に言わせれば、まずはお世継ぎが大事で、いくらでもお生み遊ばせ、国家予算から育児に関する費用は出るので、乳母でも養育係でもなんでも雇い、育児はそちらにお任せになり、どんどん産んで、公務祭祀ご研究に励まれよ、という「皇太子妃」のお立場は、まさに女性垂涎の地位!このように公的なサービスを受けて思う存分働いたり自分磨きができればどれだけいいだろう。そういったモデルケースとなられることを、雅子様と同世代の働く女性は期待したものだけど…
誰に代わってもらえるものでもない大切なお仕事。
関係者は、ぎりぎりまで雅子様がおいでになることに期待をかけ、一応準備をしなくてはいけない。
「皇太子妃」の存在は非常に大きい。とくに、障害者大会のような性格のものだと、皇族方、それも華やかな女性皇族におでましいただくのが大切だ。かつて、雅子様が直前まで長野でスキーに興じていたのに、長野で行われていた知的障害者スポーツ大会「スペシャルパラリンピックス」の開会式ご臨席をすっぽかされた事件は非常に大きい。女性週刊誌やワイドショーなど、麗しい妃殿下のファッションが大事なので、妃殿下がお出ましになるかならぬかで取材も変わるのだ。妃殿下が来ないなら取材不要、とまで言われるらしい。
妃殿下のおでましで、大会の主旨を世に理解してもらおうという思いは、こうして踏みにじられるのだ…。
さて、ほんの数十キロ先で行われた障害者スポーツ大会へのご出席を袖にしたのは、もちろん「体調」のためです。これは、皇太子妃がよほどのことがなければ欠席してはならない行事の一つですから。
けれど実際は、公共施設を異常な警戒状態で貸切にし、本来の使用者である区民を締め出してスケートに興じられたと。
と突っ込まれて、東宮大夫=雅子様のスポークスマンはのたまふ。
野村東宮大夫は、病気療養中の雅子さまにとっては、都内を離れて行われた今回の公務へのご出席が難しい状況にあった、とする認識を示した上で、「宮様(愛子さま)には宮様のご活動がある。その付き添いとしての活動ができる場合には、内容にもよるが、(皇太子さまが公務をされているときに雅子さまが私的な活動をされることは)『一切なし』ということでなくてもよろしいのではないか」と理解を求めた。 また、今回の雅子さまの訪問の目的は「あくまでお付き添いのためだった」と説明した。
それは言い訳にならないだろう…。
都内を離れて行われたって、千葉市は都心通勤圏。須崎や那須よりもはるかに近い。雅子様ご希望の海外など比べ物にもならないほど近いのだ。なお、スケートをなさった江戸川区スポーツランドは、川を越えれば千葉、という位置にある。ここでスケートがお出来で、その先にいけぬとは。まずは千葉県に失礼だし、もう今後、御静養で都区内以外の地にはおいでにならないということでよろしいかと。
「宮様には宮様の」って、愛子様は、まずは普通にご登校をなさることが大事。3月のいじめ会見以来、ずっと奇妙な方向で皇太子ご一家が豪遊されているが、まるで不登校が改善する気配は無い。むしろ悪くなっている。
皇太子様が公務をされているときに私的な行動をしてはいけないとは…
いけないだろう!
自身の立場を考えれば、まずは皇太子殿下を支えること。
式典などには当然ご出席、皇太子殿下のお召し物を調え、自身もそれに添える花として装い、麗しく健やかにあられることが、皇太子妃のお仕事。夫を働かせ昼食は吉○家にしておいて自分はフレンチでランチ~~というような怠惰な主婦じゃあるまいし!
「あくまでお付き添いの」ああもう、終了!
愛子様にお付き添いするには、養育係ほか大勢の職員がいるはず。一般の主婦はともかく、皇太子妃が公務をすっぽかして内親王殿下にお付き添いとは、もう。
なぜそこまで付きまとうのかという疑問もあるし、またそれを正当化しようというのがひどすぎる。
「子どもがいますからあ」
そういう甘えたっぷりの女を、企業は認めない。
いろいろ話を聞いて、大変不利な状況だけれど誠実な人格を認めれば手を差し伸べる企業はあるだろうが、まあ、子どもを盾にこの時間しか働けませえん、そこには行きたくありませーん、子どもが病気ですから休みますう、私も体調があ→大事な仕事の日に、子どもと遊んでました
…… こういう人が一人でも出れば、その企業は「二度と幼児持ち女を採用するな!」だ。
一人で育児をしているのではなく大勢のスタッフと、愛子様専任の養育係も複数いるんだから、「皇太子妃」は、内親王のことはその人たちに任せて、ご自身の義務を遂行なさればいいのに。
ああ、これがキャリアウーマンの象徴だったお方か……
悲しすぎる。雅子様に期待をし、応援してきたのに、これが実態だったとは。
まともに育てられない子を、怠惰隠しに利用しないでいただきたい。
自分のために、御子様やその学校まで犠牲にしないでいただきたい
そのまえに、皇室をこれ以上侮辱するな!
もう、この方に「キャリアウーマン」なんて言わないで。
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