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2010年11月 4日 (木)

ひろがる、よつばの世界

最近、ひょんなことから職場の人に「よつばと!」を貸して喜ばれている。

よつばと!(1) よつばと!(1)

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前の「あずまんが大王」もそうだけど、冷静に考えたら、なんということもない設定の作品。

独身男性が外国人の?幼女を育てるなんていうことがあるわけなく、引っ越してきた先の隣家に、女子大生、女子高生、女子小学生の美少女がいるなんて都合のいいことがあるわけない。5、6歳の幼女は幼稚園に通うわけでもなく、「父ちゃん」と一緒に、誰にも矯正されない自由な生活を送る……

「なんというロリ天国だ」と思う。

天真爛漫・純真無垢の幼女の「はじめてのおつかい」や「はじめてのじてんしゃ」などをながめつつ、隣家には美少女三姉妹がだなんて都合が良すぎる!

がしかし、この作品は老若男女の垣根を越えて楽しめる作品だ。ちょっと最近疲れ気味の同僚に「癒されますよ」と貸してみたら社内でブレイク。
「3巻からが、本領ですよ」
「5巻のダンボーを読まないと」
「いやもう、この秋祭りでは」
「牧場に行かないと」
と、請われるまでもなく貸し続けてしまった。一人は、日めくりや絵本のことまで聞いてくるw

そう。
今月末には「よつばと!」の最新刊が出るのである。恒例のカレンダーも出るだろう。

…で、久々に全部読み返してみたのだけれど、画力がすごい勢いでアップしていくのもさながら、

よつばと!(3) よつばと!(3)

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よつばと!(5)

よつばと!(9) よつばと!(9)

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…とまあ、全体的にだが、よつばが表紙を占める割合が減っていき、代わりに背景が情感たっぷりに描かれていく。新刊の画像が出せなくて残念だが、よつばの長い長い影が秋の深まりを語る、さらによつばが小さく描かれたものだった。

天真爛漫な女の子の物語というよりは、彼女を取り巻く世界が徐々に構築され、街として完成していく…そんな過程が、表紙にも表れているように思った。

ああ、新刊が待ち遠しい。

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コメント

まことに待ち遠しいですね。
この11月は新刊ラッシュで、もう10冊くらい購入予定の漫画をメモってます。
よつばとはうちは英語版も揃えていて、8巻まであります。版が変わると翻訳者も違うことがあって、ダンボーは"Dambo"と"Carbo"(cardbord=ダンボール)と2種類ありますよ。

投稿: mura | 2010年11月 6日 (土) 08時17分

muraさんようこそ~!
英語版があるんですか! ワールドワイドですね~

投稿: 闇鍋奉行 | 2010年11月 7日 (日) 10時11分

こんにちは。
漫画は今は読むことがなくてわからないのですが、
小さい頃「あしたのジョー」を父親と真剣に読みました。
我が家の5歳児にそろそろ・・と思ってるんですが
何かおすすめはありますか?
字は少なめで・・(笑)

投稿: もも | 2010年11月 7日 (日) 10時31分

みうらがきなすった
がだいすきです。
あのマンガの絶妙な言い回し。よく真似てしまいます
後輩に借りてよんだのですが 二巻読んだくらいから慣れ、すっかりはまりました。(ジョジョすきなので、さっぱりした絵になかなか馴染めませんでした)
次たのしみです

投稿: ぼん | 2010年11月 7日 (日) 17時02分

ももさんようこそ~!
5歳の子ですと、文字はちょっと難しいでしょうが、まさにこの「よつばと!」は同じ年の女の子の日常でして、ご家族揃ってお楽しみいただけると思います。「よつばとしろとくろのどうぶつ」という絵本もでています。ただ、よつばちゃんはちょっと変わった子で、とーちゃんも周囲の人もそんなところを愛してあげ、それなりに良い子に育てていますが、必ずしも「良い子」でいてはくれませんので、一緒に読みながらいろいろお話するといいかもしれません。

投稿: 闇鍋奉行 | 2010年11月 7日 (日) 23時52分

ぼんさん、ようこそ~!
「私はお金で動く」とか好きですw うちも、息子がまず買ってきて、私も評判は聞いていたので……で、私が以後買い続けてますし、それがボロボロなので、会社で貸すためにまた一式買ってしまったりw

投稿: 闇鍋奉行 | 2010年11月 7日 (日) 23時55分

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