このところ仕事が忙しく……それでもお仕事があるだけありがたいことなのだけど、ちょっと久々に書店に寄って、表題のとおりに思った。
勇者ライディーン35周年記念ということで、長浜忠夫ロボ4作品のリスペクト企画が始まったらしい。描き手は長谷川裕一さん。おお、なんとも懐かしい、同窓会ムード!
勇者ライディーンの時代から35年。あの時代は異星人やら古代人やらが次々に地球をのっとろうとしていた。うん、たしかにw
そんな歴史も、囀晶(さえずりあきら)ら女子高生にとっては教科書の中の話。巨大ロボットが戦うなんて、ありえない…そんな平和が、破られる!
晶は、姿の見えない美少年の声(CV:神谷明)に導かれ、甦りし「勇者ライディーン」にフェードイン!
数多のパンチラを披露しながら、謎の化石獣と戦い、街を救うのであった…しかし、それは序章に過ぎなかった。
シャーキン(CV:市川治)、ガルーダ(CV:市川治)、プリンス・ハイネル(CV:市川治)、リヒテル(CV:市川治)もまた、甦ったのである。
今、35年の時を越え、真の戦いが始まる……!
……これは、私の妄想か。私のために描かれたものか。
忘れかけていたあの時代の興奮が、私の中で甦る。ここは、コミケ会場じゃないんだよね???仕事の途中に立ち寄ったフツーの本屋さんなんだよね???
ああ、この4大美形悪役がそろってしまうなんて。彼らがいっせいに「はーーーっはっはっはっは!」と笑い出したら、私は正気でいられるのだろうか。今は亡き市川治さん…、ああ、思えば長浜忠夫監督の享年、自分もすぐそばだなあ…
とりあえず、最初の戦いで主人公らのパンチラシーンが頻発したのは、勇者ライディーンの前半部分、冨野喜幸(現・由悠季)監督部分でヒロインマリのパンチラが頻出し、長浜監督が担当してからはパンチラのパの字も出なかったことのオマージュだというのは穿ちすぎだろうか。はい、穿ちすぎです。
ヒロインのパンチラも気になるところだが、あれから35年、男女平等の世になったのに、シャーキン、ガルーダ、リヒテルの3大ミニスカ美形悪役のパンチラがないのはいかがなものだろうか。
イケメン悪役がミニスカートをはいているのに、それがないのは、ミニスカートの無駄遣いではないだろうか?
そんな私の心配をよそに、またも帰ってきたコンバトラーV、ボルテスⅤ、ダイモスの面々。かつてドラマティカルな死闘を繰り広げた宿敵たちが、この地球に集まる…!
地球の運命は、人類の未来は、そして晶のパンチラは!
巨大ロボットのロマンあふれる物語とともに育った人も、スパロボなどで初めて知った人も、ともに見守りたい漫画である。
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