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2010年12月20日 (月)

念願の、ヴァン参戦!

ディシディアの続編で、カイン、ティファ、ラグナ、ヴァン、ライトニング参戦。

http://www.square-enix.co.jp/dissidia_012/

妥当なラインナップ。

ことに、仮にも主人公のはずなのに参戦できず、声とモーションを担当した武田航平君も残念がったFF12のヴァンにおめでとうと言いたい!

声優交代だそうだけど…ッ

…で、…私はこのソフト発表までにタイトルを覚えられるのかが心配だ。

なんで素直に、「ディシディア2」とか「続・ディシディア」とか「さらばディシディア」とかいうシンプルなタイトルにしないんだ……高齢者はつらい!

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2010年12月19日 (日)

百鬼夜行は本当かもしれない

ちょっとした縁もあり、切れ味がとてもよいという包丁を買った。

ぎりぎりニートじゃない、フリーターの息子がそれに興味津々。妙に台所道具が好きなのだ。
「何か切ってみて」というので、肉や野菜を切ってみる。

おおおお。

たしかに、力を入れなくてもすいすい切れる。以前、夏祭りの手伝いで小料理屋の台所で大量のキャベツを切ったときも、「プロの包丁はすごい!」と感動したものだが、それに近い感触だ。
実際、プロの料理人にも喜ばれているそうだ。安いのに。

「一方こちらは…」と、結婚以来20年以上使っているいつもの包丁を使ってみる。

あ、あれ???

すっごく切れる!

スーパーで3000円程度で買った、なんでもないステンレス包丁で、自分で研いだのは一週間前。昨日まで、そんなに切れるというものでもなかったと思ったが…さすがに新しい包丁には及ばないものの、気持ちよく切れる。
「捨てられると思って必死なんじゃね?ww」
「うん、そうかもーw」
毎日使えば魂も宿っているかもしれない。

☆ ☆ ☆

息子は今日まで某マンガ・アニメ・ゲームの大イベントのスタッフとしてお仕事。
ネトゲでの人脈でもらえた仕事のようだけど……早く定職に就けますように( ´Д⊂

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2010年12月13日 (月)

表現の規制って

東京都の条例がいろいろと話題になっている。

この問題、どういうわけか「漫画」だけがターゲットにされており、有無を言わさず性や暴力の表現規制が行われそうな勢いである。

あまりにも膨大な情報で、私もとても追いきれるものではなく、理解してもいないのに発言するのも…とここでは発言を避けてきたけれど。

ブラッドハーレーの馬車 (Fx COMICS) Book ブラッドハーレーの馬車 (Fx COMICS)

著者:沙村 広明
販売元:太田出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

たとえばこんな本がある気にはなりつつも手に取る勇気がなく、先日ざざざっと流し読みをした。

孤児院で育てられた少女たち。
ブラッドハーレー家の主宰する聖公女歌劇団に入ることを夢見、希望を胸に抱いて孤児院を出るのだが、その先は地獄。彼女たちの何人かは、死刑囚らに与えられるのだった。

陵辱の日々。

描かれるのは「絶望」。

恐らく読んだ人の多くが気分が悪くなり、気が遠くなる内容だ。同じ年頃の娘を持つ身としても耐え難い。むやみに子どもの目に触れてはいけないので、この本を家に持ち帰ることもできない。

が、じゃあこのような作品が世に出なくなるのを望むのかというと、否。

むしろ、あるべきだと思うし、読まれるべきだと思う。

簡単に口にしてはいけない言葉だが、この作品はまさに芸術だ。

芸術が生まれる場所をなくしてはいけない。

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2010年12月12日 (日)

筋金入りの方向音痴

うちの娘の方向音痴は、芸術的ですらある。

例えば夜、大きな町の駅に向かおうとして、十字路に立つ。
右にはデパートなどが見えて明るい繁華街。
左は、明らかに暗い。
通常、明るい方向に向かうだろう。

だが、うちの娘は左に行ってしまうのだ。
お寺の脇をとおり、墓場をとおり、暗い坂道を下り、住宅街に入って、ようやく「おかしい」と思うのだ。
以後、娘には「負の走光性」というあだ名がついた。

駅前にそびえるビルで待ち合わせても、反対の口に行ってしまう。
ほんの隣のホームに乗り換えるのに、30分かかる。
でもコミックマーケットには一人で行けて、迷わず買い物をして帰ってこられる。
それが、わが愛娘だ。

その娘が、昨日から「帰れない」状態になっている。
私は仕事に出ていたが、何を思ったのか自転車で、遠くに引っ越した友人を訪ねて出かけたのだという。
私はそこの住所を聞いて検索。
「南にいけばすぐ、国道があるから、そこを西に行くんだよ」
「南ってどっち?お箸を持つほう?」
「お友達はわかるでしょ。広い道があるから」
お友達「どの道も、狭い」

………
「とにかく、駅の方まで出れば誘導するから」
「駅もわからん」

「…帰る気ないんだろw」と息子も呆れ顔。
で、やむなくお友達宅にお世話になり、明るくなってから娘は自転車で一人で帰ることにチャレンジ。

…が、やはりやみくもに走っていたらしい。
「今、何が見える?」
「人と道路」
「地名がわかるところだよっ…今の時間なら、太陽を左に見て走りなさい」
「あ、駅だ…右と左間違えていた」

……何時間そこらをぐるぐる回っていたのか。
お友達宅の最寄り駅に、なんとか来られたようだ。
って、そこから何キロあるんだorz

ネット上の地図を見ながらメールと電話で誘導。

今、帰還した。

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2010年12月 7日 (火)

ゴッドバード~こんな本が一般書店で買える時代!

このところ仕事が忙しく……それでもお仕事があるだけありがたいことなのだけど、ちょっと久々に書店に寄って、表題のとおりに思った。

ゴッドバード① (CR COMICS) Book ゴッドバード① (CR COMICS)

著者:長谷川裕一,「勇者ライディーン」(東北新社),「超電磁ロボ コン・バトラーV」(東映),「超電磁マシーン ボルテスV」(東映),「闘将ダイモス」(東映)
販売元:ジャイブ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

勇者ライディーン35周年記念ということで、長浜忠夫ロボ4作品のリスペクト企画が始まったらしい。描き手は長谷川裕一さん。おお、なんとも懐かしい、同窓会ムード!

勇者ライディーンの時代から35年。あの時代は異星人やら古代人やらが次々に地球をのっとろうとしていた。うん、たしかにw

そんな歴史も、囀晶(さえずりあきら)ら女子高生にとっては教科書の中の話。巨大ロボットが戦うなんて、ありえない…そんな平和が、破られる!
晶は、姿の見えない美少年の声(CV:神谷明)に導かれ、甦りし「勇者ライディーン」にフェードイン!
数多のパンチラを披露しながら、謎の化石獣と戦い、街を救うのであった…しかし、それは序章に過ぎなかった。

シャーキン(CV:市川治)、ガルーダ(CV:市川治)、プリンス・ハイネル(CV:市川治)、リヒテル(CV:市川治)もまた、甦ったのである。

今、35年の時を越え、真の戦いが始まる……!

……これは、私の妄想か。私のために描かれたものか。

忘れかけていたあの時代の興奮が、私の中で甦る。ここは、コミケ会場じゃないんだよね???仕事の途中に立ち寄ったフツーの本屋さんなんだよね???

ああ、この4大美形悪役がそろってしまうなんて。彼らがいっせいに「はーーーっはっはっはっは!」と笑い出したら、私は正気でいられるのだろうか。今は亡き市川治さん…、ああ、思えば長浜忠夫監督の享年、自分もすぐそばだなあ…

とりあえず、最初の戦いで主人公らのパンチラシーンが頻発したのは、勇者ライディーンの前半部分、冨野喜幸(現・由悠季)監督部分でヒロインマリのパンチラが頻出し、長浜監督が担当してからはパンチラのパの字も出なかったことのオマージュだというのは穿ちすぎだろうか。はい、穿ちすぎです。

ヒロインのパンチラも気になるところだが、あれから35年、男女平等の世になったのに、シャーキン、ガルーダ、リヒテルの3大ミニスカ美形悪役のパンチラがないのはいかがなものだろうか。

イケメン悪役がミニスカートをはいているのに、それがないのは、ミニスカートの無駄遣いではないだろうか?

そんな私の心配をよそに、またも帰ってきたコンバトラーV、ボルテスⅤ、ダイモスの面々。かつてドラマティカルな死闘を繰り広げた宿敵たちが、この地球に集まる…!

地球の運命は、人類の未来は、そして晶のパンチラは!

巨大ロボットのロマンあふれる物語とともに育った人も、スパロボなどで初めて知った人も、ともに見守りたい漫画である。

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2010年12月 6日 (月)

失敗させる育児~よつばと!

職場で「よつばと!」布教を始めてしまい、普段は萌え漫画系など縁のない人たちを次々によつばのとりこにしている私。おかげで最新刊の10巻が手元にないw

息子とも何度かよつばと!について語り合った。

今回の本は、やはり「とーちゃんの育児は素晴らしい」だった。

よつばは、失敗するのが仕事だ、という。

……言えそうでいえないせりふだ。

理屈ではそうわかっていても、あーもう!といらついたり、失敗しないように手を回したり、失敗されると面倒だから自分でちゃっちゃとやっちゃったり。

そういえば同巻ではよつばがホットケーキづくりに挑戦していた。
ああ、危ない危ない。
あーやっぱり、粉ぶちまけちゃったwww
と読者がはらはらしていても、とーちゃんは口を出さない。
自分で焼き始めて、ぜんぜんうまくいかないとなると、生地をたくさん作って、成功するまで焼かせる。
どうにもつまずいてしまう、というときには少しの助言。
ようやく、おいしそうに焼けたよつばの笑顔!
この日ばかりは幼女と同レベルの困った後輩やんだも、ちょっとお兄ちゃんぽく見守り、失敗したホットケーキを食べていた。

とーちゃん、よつばだけでなく、やんだのとーちゃんみたいだ。

ああ、ホットケーキのもとや卵がもったいない、キッチンの掃除も大変だろう、あやしいホットケーキの山をどうしよう……リアルでは私はそんな風に感じてしまい、子どもが失敗し、成長する機会を奪ってしまう。

子どもの小さなうちは、失敗させることが一番大事なんだなあ。

第一話、夏休みの前の日にブランコに初めて乗って、手を離してすっとんでいっちゃったよつばは、秋にはとーちゃんとくつの飛ばしっこができるくらいになっていた。

ゆっくり、ゆっくり、失敗して、迷惑をかけて、叱られて、よつばは成長していく。

息子、閻魔様に叱られたことを覚えていなかったorz
このくらい怖い目にあわせてやるべきだったw

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