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2011年5月11日 (水)

初めての『内科』

娘がたびたび朝に限って腹痛や吐き気を訴える。

で、学校に遅刻の旨伝えて出社するが、結局その日休んだり。

休みの日は元気だし、夜中はますます元気だし、丑三つ時までネットで音楽などを楽しんだ挙句(私は寝られん!)朝になるとしんどいとか言われても。

というのが続いたGW明け、また腹痛と吐き気を訴えた。
……連休明けなんて、体調崩して休むのは心底恥ずかしいことなんだが…
が、最近も怖い食中毒事件があったし私も娘も大の生肉好きだしorz万一怖い病気でも困る。じゃあ、病院にいこうか、と娘を病院に連れ出した。

「うちが病院いくのって…ずいぶん久しぶりなような」
そう、娘は生まれたときから大変丈夫で、病気など数えるほどしかなかった。お兄ちゃんはあちこちの診察券を持っているが、娘と病院は、無縁なのだ。
「でも、前はあんた、あそこで小児科に案内されたのよね」
「ああw」

あれは1、2年ほど前だったか、娘が中学生の時だ。すでに私よりも背丈が高く、一人前以上の口をきいていた娘が、やはり今のような原因不明の「登校時にだけ具合が悪い」ので、ついに医者に行ったのだ。
そしたら、中学生なのでと「小児科」に案内されたのだった。可愛いくまさんやうさぎさんの遊ぶ壁紙、本棚にはアンパンマン……この居心地の悪さときたら、まあ私よりも娘が感じたことだろう。
で、中学生は小児科だというのなら、もしもあの「テニスの王子様」の少年たちが集団食中毒や集団インフルエンザに罹ったら、この空間に彼らがびっしりと座るのか。 と、笑ったのだった。
「あいつら、まだあそこから出られないよw」

…そうか、私はあまりテニプリを知らないが、彼らは永遠に小児科なのか。

きっと、「りんかけ」のメンバーもあそこに座っているのだろう。

☆  ☆  ☆

めでたく娘は内科デビュー♪ もう子どもとは言わせない。
というわけで、いちおうお財布係の私はついていったのだが、診療室には娘一人で行かせた。

…まあ、特に病名なし。
対症のお薬、出しておきますね、ということだった。

腹痛と吐き気を訴えた娘は4~5種類の薬をのむこととなった。薬局でも、財布の私はいるけれど、説明は本人に聞かせた。

で、今日の娘だが。

「うん、あまり食欲は…ていうか、この薬のほとんど、副作用に食欲不振と吐き気があるw」

…はあ…?w
ええと、腹痛と吐き気の悩みで医者に行ったはずだけどw
「そうなんだよねー。でも、ほとんど、食欲不振と吐き気の副作用がある、で、この薬は解熱鎮痛だけど食欲不振と吐き気」
え、病院で平熱なのを確認したのにw
「のどの痛みに効くこの薬には食欲不振、吐き気、膨満感、便秘、じんましん…………」
ええええ、のどが痛いって、風邪の痛みじゃなくて、典型的なストレスの痛みじゃないかと思ったのだけど…で、総合的に、食欲不振と吐き気を増進している副作用の数々w
別に娘のダイエットを頼んだわけではないwww
効能より副作用の方が多すぎるwww

…まあ薬とは、毒とは、という話は日ごろからしているし、娘は私よりもその筋に近い勉強をしているはずで。
いつかこの経験が生きるといいな。

あとそれから、やっぱり小児科の次には、「中二科」があるといいな。

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2011年5月 5日 (木)

母と娘で萩尾望都

今、渋谷パルコ1で「萩尾望都の世界展」が催されていると知り、娘とともに出かけてみた。

デビュー作や代表作の原画展に、会場限定グッズや複製版画(素晴らしいクォリティ!)など、小規模ではあるが萩尾望都という稀有な作家のペン先に触れる良いイベント。漫画家生活40周年、おめでとうございます…。

で、高校2年生の娘とは、これまで大して萩尾作品を語ってこなかったように思うのだが、これがあると話すと「萩尾さん好き! 行きたい!」と強く希望。会場でも興味深げに原画を見ていたのだが

「11人いる!…って、読んだことないなあ、うちにある?」
あー、それ、文庫版で持っているので、文庫本入れにしまいこんでるわ。これを読まないと話にならないから、出してあげる。
「ポーの一族って、本があるのは知ってるんだけど」
ああ、前にこれを読め、と出してやったはずだが、どこかに埋もれたな…?
「ハードカバーで分厚くて、威圧感があるんで読んでないのよねー」
おおおおおいおい、あの類稀な構成力! あれを読まないでどうするの…
ちょw「クックロビン」のイラストで笑うなっ音頭の方ではないっ
「イグアナの娘懐かしい! フラワーフェスティバルはないのかなあ…半神って、なんかおもしろそう」
え、半神も読んでないっ???これはあるはずよー息子の部屋で、今どうなっているか不安だけど。
ううむ、たしかに古い作品などはとっつきにくいかもしれないけれど、萩尾望都の代表作ほど、娘が読んでいないとは。
「あれ、これも読んでない…」
あーーーー…「残酷な神が支配する」は、たしかに無い。

ちょうど育児真っ最中で私も漫画を読むのをずいぶん我慢していた時代の作品だ。おまけに、うっかりお子様が手にしたら困る、という問題作でもある。
細かな描きこみが素晴らしい原画を前に、私もむらむらと読みたくなってくる。

思えば、いつもとっても個性的な息子の手を引き、よちよちの娘をいつも抱いていて、いつになったら自由が戻るのだろう、いつまでこの子達と一緒なのだろう、と思っていたあの頃。
今や子どもらも部活やバイトで忙しく、今日一緒に出かけられたのも、娘のバイトが急遽キャンセルになり、娘の時間が空いたからなのだ。

こうして2人で原画を見、グッズにきゃあきゃあと喜び、漫画について語る…

こんな日が来るなんて。

「よし、『残酷な神が支配する』と『バルバラ異界』、買うかー」

とりあえず、会場では「ここではないどこかへ」シリーズの2、3などを購入。
最近3巻が出たのだが、どういうわけかあちこちの書店を巡っても、
2巻が見つからないのだ。
いわゆる24年組など、私の世代にとって大御所だと思える作家さんたちが、
あまり平積みにも話題にもならない御時勢。
萩尾さんなど、絵も物語りも劣化するどころか輝きを増している位なのに。

で、私は明治神宮へのお参りと、宝物殿2箇所の鑑賞。
十二単の世界に、四半世紀ぶりに訪れた宝物殿で、馬車などを眺め、娘は代々木公園で私の買った本をすごい勢いで読みふけっていた。

まったく、なんで娘は明治神宮を怖れるのだろう。

ところで「サンシャインおみやげWalker」をやってみたが、宝物殿は「博物館」でなく「エンターテイメント」のカテゴリだった。

ついでに、某区の幼稚園は、「教育」でなく「動物園」だった。

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