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2011年8月13日 (土)

暑いので涼しい漫画を読む

仕事中にふらりと立ち寄ったコンビニで、あの本がコンビニブックになっているのに気づいた。

不安の種 (1) (ACW champion)Book不安の種 (1) (ACW champion)

著者:中山 昌亮
販売元:秋田書店
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前から気になっていたけれど、手に取る勇気がないほど怖そうな本だ。立ち読みできるようになっていたので試してみて、すぐにレジにとんだ。

薄暗がりの学校、誰もいない部屋……
ふと感じる視線や、何かの気配。
そんな「不安」を視覚化したような短編が続々と続く。
絵は端整なのに、この絶妙な「歪み」が恐怖を駆り立てる。
スプラッタに頼らない、品のよい恐怖に満足しながら、巻末の広告にびっくり。

「寄生獣」の岩明均脚本・「不安の種」中山昌亮作画で、9月から「ブラックジャック」連載開始というではないか!

私は、未だに「ヒストリエ」を見てもぐにゃん、と人物の顔が歪んで襲ってきそうな不安に駆られる。
あの「寄生獣」と「不安の種」でブラックジャック!

なんという安定した不安感!

これまで少年チャンピオンではいろいろな作家によって「ブラック・ジャック」が描かれてきたが、これは楽しみである。

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