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2012年1月31日 (火)

今日はFF7記念日

あれから15年かあ……


しみじみと思い出す。
あの時も、こんな天気の日だった。まだ暗いうちからコンビニに行くと、まだ7時前だというのに限定袋を持って家路に付く人をたくさん見かけた。
予約票を渡すと、7時前でも買えた。
白い息を吐きながら帰宅し、「ちょっとだけ…」と起動した。

あのオープニングを思うと今も涙が出る。

絶妙なカット割。音楽。そして、当時は誰も見たことがない最先端CG。

日が昇り、朝日が差し込む頃子どもたちが目を覚ますと、爆破テロに赴く母の姿がそこに。

あの朝日は今も変わらず、部屋を照らしていた。

が、幼かった子らはすっかり大きく育った。

今日息子とは、爆破テロについて話した。なんでも息子の職場で窓が割れる事故があったとかで。
幸い人的被害もなかったのだが、私はgkbr。私の父は、三菱重工ビル爆破事件当時現場にいて、今も新聞やテレビで見た、ビルから降り注ぐガラスを想像するだけで恐ろしい。
それで、あの物語にのめりこんだとも言えるのだけど。


で、娘は当時2歳だったかー。

発売を指折り数えつつ、徐々に発表される情報に胸をときめかせていたあの日々。
主人公クラウドの行動次第で、中盤、誰かとデートできる!
という話で私は胸をときめかせていた。
エアリスもティファも可愛い。どっちがいいかなあ…。

なんていう話を、2歳の娘にふったのだ。
「クラウドには、誰がいいかなあ?」
すると娘は迷わず答えた。

「せふぃろすー」

……私の娘の聡明なことにはいつも驚かされる……


で、娘もその話をあとで聞いて大笑いし、自己紹介ではこのように言うそうだ。

「17歳、腐女子歴15年でーす♪」

orz

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2012年1月30日 (月)

最近ツイッターもやってます

寄った勢いでぐだぐだ長文を書く私のブログだけど、最近は140文字のTwitterにも顔を出し始めた。

今ハッシュタグ #女性宮家 が熱い。

小林よしのりは無様な敗北宣言をしたが、敗残兵はどうもこちらに流れて皇統を貶め、女性宮家を推進しているようなので…

一見なんでもなさそうに見せていますが、「女性宮家」は日本にとって危険なお話です。
世界最長とも言われる日本の皇統を断ち,正当性を失わせる手段に過ぎません。
今、皇統について議論を避けていることがなお怪しい。

今、NHKの大河ドラマ「平清盛」で「王家」という表現が一部の怒りを買っていますが、多くの戦後生まれの国民には意味がわからないでしょう…

だって、戦後はその程度の教育をしているから。

まあこの機会に天皇とは何か、日本とはどういう国か、女性宮家で誰が笑うのか、多くの人が知ることと思う。

とにかく、愛子さまを日本破壊の道具にさせてはならない。

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2012年1月16日 (月)

我が家にリアル男北島マヤがいますた

助けて。

壁を壊された、窓を割られた、電話機も掃除機も何度も壊された…というあの日々も恐ろしかったが、今、私は息子に襲われている。

ガラスの仮面国民的名シーン投票
http://www.hakusensha.co.jp/glass/famous_scene/index.html

ちょうど帰宅した息子に、この話題をふったのだ。

それが、何か息子のスイッチを押してしまった。

ガラかめについて熱く語り始める息子。

「あのときさやかがさあ」
「…え、と…」
「おかん、さやか覚えてないのかよ!」

ガラスの仮面。珠玉の名作。
それはわかっているんだけど、私ももう年だし、記憶もまだらだ。だが、息子は凄まじい記憶力とこだわりで熱く熱く語り始めた。
「ほら、あのシーン覚えてる?」ああ、それは覚えてるよ…「あの時マヤは…月影先生は…そこで劇団オンディーヌが!そこで亜弓さんが…で、桜小路君がああああ!」

……私はサンシャイン牧場で忙しいんだが…

「まあ、肩でももんでよ」

で、息子は私の肩を揉みしだきながら、熱く、さらに熱くガラスの仮面を語る。

不登校時、私は息子に市民ミュージカルの参加を勧めたし、そういう関係の方からも、実は息子にはオファーがあったのだが、息子は小学生の頃に、ちょっと類い稀なる表現力が知られていた。
さらに、いじめ不登校で引きこもり、腹筋と腕力を無駄に鍛え、変声期を超えたら、凄まじい声量と演技力、記憶力、そして身体能力を身に付けた「不登校息子」になったのだ。

その、類い稀なる美声と表現力で、息子はガラスの仮面を語る語る。
あのシーン、このシーン、「おかん覚えてる?」とそのシーンを諳んじる。
私の肩を揉みながら。

たけくらべ、二人の王女、ヘレンケラー……

ごめん、私ガラかめ世代だけど、そこまで詳細に熱くなれてない…
マヤや亜弓さん、月影先生になりきれない!!!!

「ああ、もう今日はこのへんにしといてやるわ! 二度と俺にガラスの仮面の話を振るなヨ!」

と、息子は別の漫画を読みふけり始めた……

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2012年1月10日 (火)

息子、成人式に行く

「じゃ、行ってくるわ」

スーツ姿の息子が現れた。

きゃー…

「写真、撮りたいなあ」
「やだ」

というやりとりをしている間に、娘がのそのそと来た。
「あれ、腐児男、成人式???? あたし、友達のおねえちゃんが成人式とかで、今日会場の方に行くんだけど」

…娘よ、いくらなんでも兄を忘れすぎ…

というわけで、いろいろあった息子は、めでたく成人式に出た。

と言っても、一週間くらい前まで、「あー行きたくねー」「行きなさいよ」という会話をしていた。

「成人式のあと、中学の同窓会があるらしいんだ」
息子は、中学で人間関係に躓き、不登校になった。
暗い部屋の中で憎しみを燃やし、復讐を近いながら腹筋と腕力だけを鍛えていた。
おかげで逆三角形の体型と、一見細い顔だちに似合わない、逞しい腕を手に入れた。
で、その逞しい体で、幸いにも旧友ではなく、家と私に暴力を振るっていたわけだけど。

「俺、呼ばれてない…」

「その話を聞いたのは、不登校仲間からなんだけど…」

「でもまあ、顔は出しておくものよ。久しぶりに会ったら、何を置いても懐かしいもの。そこから輪が広がることもあるし、当日誘われるかもしれないし」
「いや、俺もオフ会で幹事やるから、当日人数増えるの、きついのわかってるし…」

まあいいから、とにかく行きなさいって。

行くだけ、顔を見せるだけで意義があるんだし。
そこから広がるものもあるし。
そういうところに顔も見せないと、負け組認定されてしまうし。
これ以上、マイナスにならないためにも、とにかく会場には行け。

夕ご飯は、いるのよね。
一応、御馳走用意しとくわ。


まあ、御馳走無駄になった的な。

深夜になっても帰らない息子に「どこよ?」メール。
即レスで「同窓会的な」
「やっぱり(*´∀`*)」

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2012年1月 8日 (日)

この漫画家が凄い!

以前にも、たまたま同じ日に買って読んだのが「聖☆おにいさん」と「るくるく」で

両方宗教モノじゃん!

と思ったとか

「蟲師」と「もやしもん」で

両方、主人公にだけ見えるこの世の理モノじゃん!

とか

「かむろば村へ」と「カボチャの冒険」で

両方、「五十嵐さん」が田舎で暮らす話じゃん!

とか、不思議な経験をしてきたけれど……

一昨日、連休を前にたまたま買った漫画がこの2冊。

「バクマン。」16巻と「ブラック・ジャック創作秘話」

両方、漫画家と編集の熱き闘いモノだったw

複数連載が当たり前だった70年代と、1作家が1連載が当たり前、ことに専属システムを敷く少年ジャンプという違いはあれど、締切や人気に左右されながら、編集者と漫画家が情熱をぶつけ合い、超人的な制作を続ける「裏側」を描くという意味ではまったく同じだった。

いやあ、凄い。

やっぱり、漫画家って凄い。

もはや狂気に近いこのエネルギーはなんなんだ!

ことに「バクマン。」は、主人公の永遠のライバルにして最大の理解者・天才新妻エイジがメインで、泉のごとく…どころか火山のごとく噴き出るアイデアを、それを見せる画力、漫画を描くためにだけ生まれてきたかのような狂気…

手塚治虫が平成に生まれ変わってるとしたら、こんな子じゃないか!?

そんなことまで夢想しながら、楽しい漫画タイムを過ごさせてもらった。

…で、バクマン。でいくつもの作中作を出す大場つぐみさんもスゲエw

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