この漫画家が凄い!
以前にも、たまたま同じ日に買って読んだのが「聖☆おにいさん」と「るくるく」で
両方宗教モノじゃん!
と思ったとか
「蟲師」と「もやしもん」で
両方、主人公にだけ見えるこの世の理モノじゃん!
とか
「かむろば村へ」と「カボチャの冒険」で
両方、「五十嵐さん」が田舎で暮らす話じゃん!
とか、不思議な経験をしてきたけれど……
一昨日、連休を前にたまたま買った漫画がこの2冊。
「バクマン。」16巻と「ブラック・ジャック創作秘話」
両方、漫画家と編集の熱き闘いモノだったw
複数連載が当たり前だった70年代と、1作家が1連載が当たり前、ことに専属システムを敷く少年ジャンプという違いはあれど、締切や人気に左右されながら、編集者と漫画家が情熱をぶつけ合い、超人的な制作を続ける「裏側」を描くという意味ではまったく同じだった。
いやあ、凄い。
やっぱり、漫画家って凄い。
もはや狂気に近いこのエネルギーはなんなんだ!
ことに「バクマン。」は、主人公の永遠のライバルにして最大の理解者・天才新妻エイジがメインで、泉のごとく…どころか火山のごとく噴き出るアイデアを、それを見せる画力、漫画を描くためにだけ生まれてきたかのような狂気…
手塚治虫が平成に生まれ変わってるとしたら、こんな子じゃないか!?
そんなことまで夢想しながら、楽しい漫画タイムを過ごさせてもらった。
…で、バクマン。でいくつもの作中作を出す大場つぐみさんもスゲエw
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