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2015年1月 3日 (土)

脱・雅子様のススメ

あまり近況を書いていなかったが、子どもは二人とも成人し、私はパートに転職した。

ブログの書きはじめには、随分と何もかもうまくいかない自分が悩み苦しみ、活路を見出そうとしていた様子が綴られていたと思うが、めちゃパワハラの前職と我が「脱・雅子様」論のおかげで人間的にはいくらか成長したのか、今の職場では人間関係もよく、親にも「仕事変わってよかったね」と言われるほどである。
が、最近店長が替わり、これが職場の悩みの種になっている。
仕事が出来ない、服装などがだらしない、姿勢が悪い、コミュニケーション能力がない、常識が無い、自分のことしか考えていない、自分の家族だけ大事、言い訳ばかりする、そんな言い訳が通用すると思ってる、プライドだけは異様に高い、責任を転嫁してばかり、被害者意識が強い、他罰傾向にある、言っちゃいけないことをぽろっと言う、何をしているのか考えているのかわからない…

なんというか…「プチ雅子様」なのである。

この人、どうもあちこちで嫌われ、口をきかれないとか放って置かれるとか、「この人がいるなら私が辞める!」という人が続出、「あの人をよく言う人はいない」なんていう恐ろしい噂を聞いての就任だったのだ…。

初日から、有能な派遣さんが「あの人のもとでは働けません。契約終了してください」と直訴する事件勃発。
ベテランパートさんも「あんな店長、初めて見た…」と絶句。

…私は、この人に自分に似たものを感じていたので、基本的に親切に、少しでも自分の問題点に気づくようにアドバイスしていたのだけど…通じない。

そう、「プチ雅子様」には、優しく言い聞かせて察するようにと期待しても、無駄なのである。

皇后美智子様の慈愛も通用しない雅子様と同じく、人の話は聞かないし、自分に問題があるとは考えないからだ。
いつまでも自分がかわいそう、周囲が悪い、自分の好きなことや家族を優先して何が悪い、まわりがやってくれて当たり前、手柄は自分のもの、トラブルは下に押し付ける、で自分を省みるなんてことはまるでない。
だからあんたはダメなんだよ

くらいきつい言い方で全世界から罵られでもしなければだめなんじゃないか…
で、実際この店長はあちこちでトラブルになり、やり直せるか引導を渡されるかのギリギリラインでうちの店に来たらしい。

また、かわいそうなことにこの店長、ここの上司よりも年上だ大学の先輩にあたるということで、誰にもきついことを言われないときた。
で、我等パートさんが悲鳴をあげたりきついことを言う役割にさせられたわけだが
自分はともかく、ベテランパートさんの消耗が凄まじい。
店長があまりに無能すぎて何一つ仕事をこなさないので、育児中で扶養範囲内の仕事なのに店長の役割をこなし、年末年始の繁忙期には朝から晩まで働き通し。なのに
「今月の私の給料、6万円ですよ…おせちとか買えない」

……紀子様のご苦労もかくやという状態。

「プチ雅子様」がいると、能力が高く責任感の強い「プチ紀子様」が生まれるのだ。

店長としても、このままでは不幸なままだ。
自分もよく似た性格なだけに、アドバイスしたいのだけど…

どこに行っても嫌われる、思うように評価されない、うまくいかない、と思ったら、自分の中に「雅子様」がいないか探してみるといい。
☆ ☆ ☆

現実の雅子様関連だけど、週刊文春の平成26年10月30日号で奥山眞紀子医師が昔雅子様に「自分が変わらないと」とアドバイスしたという記事があった。
まことにその通りだと思うが、雅子様は激怒、母親の小和田優美子さんが宮内庁に「とんでもない」と怒鳴り込んだという。

本人もダメかもしれないけれど、雅子様をダメにしているのはこの母親だよね…
こういう逃げ道がある限り、雅子様はいつまでも自分の問題に向き合わず、大人になどなれない。

でっぷり太って老けた駄々っ子になっていく。

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コメント

初めましていつも愛読しているものです。
昨日パソコンからアクセスしたところ、ページが切り替わり別のページに飛ばされて、閲覧できませんでした。
一度ご確認お願いできないでしょうか?
スマホからは閲覧できました。

投稿: | 2015年1月 6日 (火) 10時51分

ありがとうございます。
自分も閲覧しようとしてびっくりしました…
どうも天気予報のブログパーツが期限切れでおかしくなっていたようですね。

投稿: 闇鍋奉行 | 2015年1月 7日 (水) 20時25分

 こんにちは、お久しぶりです。
 闇鍋様も、お子さんを抱えながら、とてもお辛い思いををされていたのですね…今、様々な辛苦を乗り越えて、こうして深い考察を書かれていることが何よりです。
 ところで、週刊文春の「ご自分が変わらないと…」の記事、実は私も読んでいました。
 確かに客観的に見るとえー、となるかもしれないですが…私もあの記事を読んで色々考え、「私だって、自分の適応できない、プレッシャーと世間体としきたりだらけの厳しい世界に放り込まれたら、いろいろなこだわりや心労や、どうしていいかわからない焦りや閉塞感が合わさって、周りの目も憚らないような突飛な考えや行動に走ってしまうかもしれない。条件や環境さえ揃ってしまえば、私も雅子さまのようになっていた可能性だって多いにありうるんじゃないか」と思いました。
 闇鍋様は雅子さまが「自分が悪いんじゃなく周りが悪い」というループに陥ってると書かれていましたが、我々のような特性を持った人間が、ものすごく困難を感じる立場に放り込まれたら、そのような観念を持ってしまうまで追い詰められてしまうことだってあると感じました。雅子妃一人が悪いんじゃなく、そうさせるまでの本人の持って生まれた特性(自分の努力不足ではどうにもならない)とか重圧とかもいろいろあって…マリー・アントワネットが、孤独な生活を強いられたことによる寂しさから浪費に走ってしまい、結果として国民を困窮させてしまったのと同じ部分があるんじゃないかな、と。
「ご自分も変わらないと…」に激怒したことについては、「〇〇が〇〇で、このままいけば〇〇になってしまう。だからご自分が具体的にこういうところを変えたらもっと良くなるんじゃないかな」というふうな言い方だったら、ひょっとすると雅子さま達も受け入れられたんじゃないかと考えています。強固なこだわりから、周りに何度言われても固定観念を崩せなかった自閉症の方が、そのように言い方を工夫したとたんコロリと考えを改められた例を聞いたことがあるので…。
あくまで私個人の勝手な邪推ですが。
 全体に批判的にな印象になってしまった上、上手くまとまらない文章ですみません。

投稿: tembo | 2015年1月25日 (日) 21時06分

temboさんようこそ~!
自分のようなタイプの人間って、普通に言われても受け入れられないけれど、違う言い方をされるとすとんと入るということがあります。
雅子様の場合、凝り固まってしまってもう自分にちょっとでも批判的な言い方をされると逆鱗に触れてしまうような…優しく受け止めつつ少しずつ導こうとしても、すぐにダメになってしまっているように感じます。
雅子様が入内当時、人格障害のスペシャリストが女官として入ったのにうまくいかなかった、ということなどを考えると、もはや完全孤立で全世界から批判されるくらいにならないとわからないんじゃないかなと…
ネットで、厳しく批判する人たちが、実は一番雅子様に親身だと思います。

投稿: 闇鍋奉行 | 2015年1月25日 (日) 23時01分

はじめまして
とても興味深く拝見しております。
私は主人を亡くした事でうつ病になり、克服した経験があります。
どんな病でも、時を見てわかるように「病気」の半分は「気」
病は気から
自分で治そう!という意志が一番大切だと思います。
雅子さまには、全て回りのせいにして、自分で治そうとする意志を感じられません。
本当に何とかしていただきたいです。
応援しますので、闇鍋様、これからもブログ頑張ってくださいませ。

投稿: あや | 2015年2月 9日 (月) 14時41分

あやさん、ようこそ~!
本物の鬱病の人は、自分のせいでみんなに迷惑をかけている、申し訳ない、と自分を責め、苦しむものですよね。
雅子様にはそんな感情が一切感じられない。
「病気」だといえばやるべきことができなくても優しくしてもらえて当然、責める方が酷いのだ、とあぐらをかいて改めようとはしない…そうですよね、「病気」であるほうが楽なのですから。
でも、病人として適切な生活も真っ平で、元気にグルメやスキーに買い物にと精を出していらっしゃるし、それが批判されるのが理解できない…
そういう人のせいで、本当に悩み苦しんでいる人が迷惑するというのもおかしな事だと思います。

あやさん、悲しみや苦しみを克服されて立派です。
私もいろいろダメでしたが、雅子様と言う存在をモデルではなく反面教師だと思えてようやく人間として成長できたかと思います…ああいう方が、日本人の規範ともいうべき地位にいては、日本人はダメになると思います…。

投稿: 闇鍋奉行 | 2015年2月10日 (火) 23時37分

ありがとうございます!
最近の風潮として感じるのは、頑張って、努力して、色々克服して、上手くいっている人より、上手くいかない事を回りのせいにして「傷つけられた!精神の病になった」という人が、いい年をした大人にも多く、たとえばそんな人にアドバイスしようとしても「貴女は強いからいい」と、悲劇のヒロインになって喜んでいる人が目立つように思われます。
昔だったら、食べていくのに皆必死で、うつ病とか、摂食障害なんて言っていられない時代でした。
現代は豊かになりすぎてメンタルが弱い人が増えたと思います。
雅子様は、そんな現代の病理の1つの象徴なのかも知れませんね。
でも、悲劇のヒロインでいて悪いのは回りのせいにしているのは楽ですが、本当の意味での幸せは掴めません。
私もうつ病の時、悲劇のヒロインでしたが、寄ってくるのは変な宗教や怪しげな薬屋等、ろくな事はありませんでした。
あちこち体調も悪く、死ぬ事まで考える始末…
でも、これではいけない!と、色々本を読む等して、プラス思考で、回りの小さな幸せに感謝する、笑顔、を努力して実行していくと、まるで皮が剥けるように体調も良くなり、良い出会いに恵まれ、幸せを感じる事が出来るようになりました♪
雅子様にも、気がついて欲しい!
そして克服されて、同じような病に悩む人のヘルプになれるような仕事をライフワークにされたらどんなに良いかと存じます。

投稿: あや | 2015年3月30日 (月) 10時24分

あやさんようこそ~!

そう、昔は欝になっている余裕などなかった。病気ではなくても、塞ぎこんでいれば優しくしてくれるし食べるのにも困らない、となって欝のような状態になる人が、かなり多いと思います。
雅子様は…今の安穏とした生活にいる限り、そうしたことに気づくことはないと思います。
全世界から批判され、両親も亡くなるか去り、身一つで皇室を追い出されるくらいの状況になれば、あるいはお元気になるかもしれませんね。

投稿: 闇鍋奉行 | 2015年3月30日 (月) 23時44分

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