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2015年3月17日 (火)

親子で語る「暗殺教室」

「今度の巻、凄くいい。本当に引き出しが多いなあ」

と、息子が最新刊を読み終えて言った。
今、我が家3人で共通して楽しみにしている漫画と言えば、まずはこれ、「暗殺教室」。
タイトルだけで眉をひそめてしまう人も大勢いるだろうけど、まことにハートフルな、笑って泣けてためになる熱血教師漫画である。
3月には地球を破壊するという怪物なのに、教師としては最高の「殺せんせー」。
今回は生徒一人ひとりの進路相談が描かれた。
……たって、このせんせーを殺さないと、この子たちの、いや地球の未来はないのですけど?w
でもせんせーは、生徒達の刃をかわし、毒を飲み、塩分過多の手作り弁当に高血圧になり、のろいをかけられながらも、親身に生徒の個性と希望を生かす相談をこなしていく。
そして、13巻目にして初めて! 主人公である渚くんの内面が描かれた。
「僕は、母さんの『2周目』だ」
親が、自分の失敗や夢を子どもに託しすぎてしまう……誰にでも多かれ少なかれある話だ。
中学生くらいの頃は、一度は親子で衝突するものだし、お互いに乗り越えなければいけない壁だと思う。
「いい話だったよねえ。これは、親が子に勧めたい漫画だわ」
「いや。子が親に読ませたい漫画だね」
かつて、どっちかが死ぬんじゃないかっていうくらい衝突した親子が、この漫画をこんな風に語ってる。

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