ついにこの日が来たか的な
いろいろあった我が家だが、とにかく子供は二人とも無事成人、社会人になった。
息子は、家にはしっかりいるつもりだが、干渉されるのを嫌って、もうご飯を用意しないでいい、と数年前から宣言している。
娘は、一応「今日のごはんなーにー」でやってきたのだが、正社員になってから激務続き、さらに遠くに異動もあって、帰宅は深夜未明というのがほぼ当たり前になって…
「もう、うちのごはん用意してくれなくていい…」
と宣言した。
こちらも、しっかり用意してても食べてない、となると計画が立たないし、残飯を捨てるのも嫌だし。
生活が不規則になりがちな娘としても、何も空腹を我慢して帰宅することはない。
必要なら外食すればいいし、他人と食卓を囲むことも必要だ。
自分にも記憶があるが、そろそろ家から精神的肉体的に離れて、自分の世界に行く時なのだ。
…毎日毎日、和洋中華、栄養のバランスや家族の好みを考え、働きながら食材を買い、献立を考え、作り…そんな日々が、自分の人生の半分以上を占めていた。
…ある種の虚無感は、ある。
が、幸いなことに、私も今、ガルパンにはまっている。
じゃあ、ガルパンや他の映画を見に行って、夜遅くなってもいいじゃん!
家族旅行なんかにこだわらず、自分で好きなところに行ってもいいじゃん!
やっと、思う存分「一人」を楽しめるじゃないか!
親の介護がいずれ来る。
今、この「自由」を楽しまずにいられようか!
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