虫愛ずる母と息子
夕食を作っていたら、何やら妙な音がする。
振り向けば、トンボが天井で暴れていた。
ありゃりゃ…
さすがに我が家、虫取り網はもうない。
息子は、小学生ではなく25歳なのだ。
ちょっと途方に暮れつつ、息子に声をかけた。
「トンボが入り込んだ…」
息子はすぐリビングに来て「あー…これはかわいそうだけど、どうしようもないね~」
うん、ちょっと捕まえようがない。衰弱して…うん、かわいそうな結末しかやっぱりないか…
と、しばらくトンボを見ていた息子、テーブルの上に乗った。
トンボはライトの隙間に入り込み、捕まえられない。
しばらくして息子はトンボに対し、人差し指をたてた。
え、まさか…
確かに昔子どもの頃、こうするとトンボが指先にとまる、というのをやったけど…
って、トンボ、指の横にとまったがな!
しばらくして、息子はそうっと窓に向かい、無事にトンボを逃がしてやった。
すごおおおおい!
「最初ちょっと噛まれたけど、なんということはない。すぐ落ち着いたようだ」
って、ナウシカかうちの息子は!!!
☆
しかしまあ、私も虫が好きなほうだし、息子も虫大好き。そして「うちでは虫を見てきゃあきゃあ騒ぐ人がいない。無暗に殺したりもしない。この家に生まれてよかった」とかいう。
うん、ゴッキーやセミでパニックはよくあるし、スズメバチにも人は普通過剰に騒ぐものだけど、うちでは『下手に騒ぐ方が危険』で、やってきたね。
パパは昔スズメバチに刺されたことがあるので、もう一度刺されるとアナフィラキシーの恐れがある、というので、昔幼い息子と娘と私で、パパを守ってあげたね。
☆
最近急に一人旅。
とある民宿に泊まったのだけど…まあ見るからに古い建物だし、不自由は覚悟の上…だけど、
出るんです
なんか小さな虫が…
気のせいかかゆくて、眠れないし
ふと窓を開ければ網戸は真っ黒…それを開けて外の景色をと思うと、無数の蜘蛛の巣が。
まあ、天然の蚊帳ね…
と面白がっている私は、たぶん少数派。
大抵の女性はきっと無理。
朝には、畳の上にヒシバッタが。
虫好きな人におすすめ、とかいうレビューもちょっと書けない…
トンボはライトの隙間に入り込み、捕まえられない。
しばらくして息子はトンボに対し、人差し指をたてた。
え、まさか…
確かに昔子どもの頃、こうするとトンボが指先にとまる、というのをやったけど…
って、トンボ、指の横にとまったがな!
しばらくして、息子はそうっと窓に向かい、無事にトンボを逃がしてやった。
すごおおおおい!
「最初ちょっと噛まれたけど、なんということはない。すぐ落ち着いたようだ」
って、ナウシカかうちの息子は!!!
☆
しかしまあ、私も虫が好きなほうだし、息子も虫大好き。そして「うちでは虫を見てきゃあきゃあ騒ぐ人がいない。無暗に殺したりもしない。この家に生まれてよかった」とかいう。
うん、ゴッキーやセミでパニックはよくあるし、スズメバチにも人は普通過剰に騒ぐものだけど、うちでは『下手に騒ぐ方が危険』で、やってきたね。
パパは昔スズメバチに刺されたことがあるので、もう一度刺されるとアナフィラキシーの恐れがある、というので、昔幼い息子と娘と私で、パパを守ってあげたね。
☆
最近急に一人旅。
とある民宿に泊まったのだけど…まあ見るからに古い建物だし、不自由は覚悟の上…だけど、
出るんです
なんか小さな虫が…
気のせいかかゆくて、眠れないし
ふと窓を開ければ網戸は真っ黒…それを開けて外の景色をと思うと、無数の蜘蛛の巣が。
まあ、天然の蚊帳ね…
と面白がっている私は、たぶん少数派。
大抵の女性はきっと無理。
朝には、畳の上にヒシバッタが。
虫好きな人におすすめ、とかいうレビューもちょっと書けない…
私は、面白がれたのですけどね…
最近のコメント