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2018年12月21日 (金)

海街ダイアリー完結

今日、最終巻を読み終わった。


万感の思い。
四姉妹の物語から徐々に世界が拡がり、鎌倉を舞台にした群像劇に、それぞれがそれぞれに完結を迎えた。

確かこれを読み始めた頃、娘は中学生、まさにすずと同じ年頃で、なんとなく似ていたので親近感を持ったものだった。

作品の中では一年半ほどしか経っていないが、リアルの世界では娘は成人し、社会人になっている。

中学生カップルのすずと風太が、夜にスマホアプリで会話するとか、ちょっと10年前には考えられなかったけどw
中学生たちも随分大人びて…特に男子の成長は凄い。

この頃の男子の1年は、急成長。子ども子どもしていたのに、肩幅が広く、顔立ちも精悍になってきている。

息子もそうだったよなあ…

まるで自分の物語のように見つめてきた世界が、ついに終わった。あとは自分の未来と同様、想像するしかない。

巻末の番外編がまた珠玉。
原点の「蝉しぐれがやむ頃」の、アンサーになっている。

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