久々に良い女王モノ~ルドラマデーヴィ
私は常々女性宮家反対、現代に女性天皇を出してはいけない、などとつぶやいているので勘違いした人に絡まれる事が多いのだけど、
私は無類の女帝・女王キャラ好きである。
しかし、今の日本は、腐ったフェミニズムと女系天皇(日本終了)を目論む動きが多く、大河ドラマはじめうんざりすることが多い。
そこに、インドの昔の映画「ルドラマデーヴィ~宿命の女王」が来た。
しかし、今の日本は、腐ったフェミニズムと女系天皇(日本終了)を目論む動きが多く、大河ドラマはじめうんざりすることが多い。
そこに、インドの昔の映画「ルドラマデーヴィ~宿命の女王」が来た。
2015年に公開された南インド映画である。
最初に言っておく。正直、CGやアクションは残念だ。
「バーフバリ」が特別なのだとしか言いようがない。
しかし、インドに実在した男装の麗人女王をドラマティックに描いた「インド版ベルサイユのばら、リボンの騎士」としてお勧めである。
中世インド、カーカティーヤ朝。
王子誕生でなければ政情不穏になる…という理由で、男の子として発表された主人公・ルドラデーヴァ。
自身が女性だとも知らず、政治を学び、剣の腕を磨き、未来の王としての道を進む。
御学友的な扱いだろうか、近隣国の同世代の王子二人が友達になる。
チャールキア・ヴィーラバドラ(中央)と、ゴーナー・ガンナー・レッディ(左)である。
ゴーナーは、父王の急死により緊急帰国。
そしてルドラデーヴァは思春期の体や心の変化に戸惑いながらも、父王を支え、強欲な領主たちと渡り合い、治水に国防に福祉に…と尽力する。
女である主人公ルドラデーヴァ(女性呼称ルドラマデーヴィ)を、戦士としてだけでなく、終始政治家、王として丁寧に描いているのがいい。
戦を避け、民を幸福にするためにはインフラ重視、7つの防壁を備え、その資金を得るためにも経済対策が必要で…
時には民と直接語り合い、各々の不満を抑え、まさに未来の名君と期待される。
さて、上の3人の可愛い王子たち。
1人は、男装の麗人に。
最初に言っておく。正直、CGやアクションは残念だ。
「バーフバリ」が特別なのだとしか言いようがない。
しかし、インドに実在した男装の麗人女王をドラマティックに描いた「インド版ベルサイユのばら、リボンの騎士」としてお勧めである。
中世インド、カーカティーヤ朝。
王子誕生でなければ政情不穏になる…という理由で、男の子として発表された主人公・ルドラデーヴァ。
自身が女性だとも知らず、政治を学び、剣の腕を磨き、未来の王としての道を進む。
御学友的な扱いだろうか、近隣国の同世代の王子二人が友達になる。
チャールキア・ヴィーラバドラ(中央)と、ゴーナー・ガンナー・レッディ(左)である。
ゴーナーは、父王の急死により緊急帰国。
そしてルドラデーヴァは思春期の体や心の変化に戸惑いながらも、父王を支え、強欲な領主たちと渡り合い、治水に国防に福祉に…と尽力する。
女である主人公ルドラデーヴァ(女性呼称ルドラマデーヴィ)を、戦士としてだけでなく、終始政治家、王として丁寧に描いているのがいい。
戦を避け、民を幸福にするためにはインフラ重視、7つの防壁を備え、その資金を得るためにも経済対策が必要で…
時には民と直接語り合い、各々の不満を抑え、まさに未来の名君と期待される。
さて、上の3人の可愛い王子たち。
1人は、男装の麗人に。
チャールキア王子は、理想の女性を追い求めるイケメン王子に。
そして父王を叔父に殺され王位を奪われたたゴーナー王子は、なんと権力を憎む義賊に。
…いや、胸が熱過ぎる展開では。
少女マンガですかと。
ルドラデーヴァ王子の失権を目論む領主ら、カーカティーヤ朝の王位を狙うマハー・ディーヴァ。
そして旧友でありながら刃を向けるゴーナー王子…
何かにつけ疑いの目を向ける領主らのために、男であることを証明し続けなくてはならず、女性と結婚までするルドラデーヴァ。
しかし、心も体も女なのである。
ある祭り…女も酒を飲み、心の底を打ち明けあってもよい…という解放的な夜、彼女は女性として装い、秘密の通路を通って外に出る。
そして父王を叔父に殺され王位を奪われたたゴーナー王子は、なんと権力を憎む義賊に。
…いや、胸が熱過ぎる展開では。
少女マンガですかと。
ルドラデーヴァ王子の失権を目論む領主ら、カーカティーヤ朝の王位を狙うマハー・ディーヴァ。
そして旧友でありながら刃を向けるゴーナー王子…
何かにつけ疑いの目を向ける領主らのために、男であることを証明し続けなくてはならず、女性と結婚までするルドラデーヴァ。
しかし、心も体も女なのである。
ある祭り…女も酒を飲み、心の底を打ち明けあってもよい…という解放的な夜、彼女は女性として装い、秘密の通路を通って外に出る。
その美しさに、女性達は「あの美しい方はどなた?」と羨望のまなざし。
そして、かつてチャールキアの王子と遊びに行った思い出の滝の下で水浴。
そこに現れたチャールキア王子は、そこにある彫像のような理想の女性を夢見、そんな女はこの世には…いた!と、幼馴染のルドラ王子と気づかず求愛する。
はあ、もう、どこのベルばらかよ、宝塚かよ…
そして、かつてチャールキアの王子と遊びに行った思い出の滝の下で水浴。
そこに現れたチャールキア王子は、そこにある彫像のような理想の女性を夢見、そんな女はこの世には…いた!と、幼馴染のルドラ王子と気づかず求愛する。
はあ、もう、どこのベルばらかよ、宝塚かよ…
何より素晴らしいのは、ルドラマデーヴァは体は女性でも、またそのことに戸惑いもするけれど雄々しく、国の為に尽くす真の王である事。
一方、ラナさん演じるチャールキア王子ときたら、少年時代から基本女の話しかしねえwwww
それと知らず自分に惚れてしまい、何も仕事が手につかなくなってしまったチャールキア王子を発奮させるため、女装して彼の前に現れ、さり気なく「ルドラマデーヴァ王子の言いつけを守ってくれたら(結婚しても♡)」と焚きつけるルドラマ。
https://www.youtube.com/watch?v=RNPz04YXnA8
本当に、姿は麗しく、文武両道なチャールキア王子なんですけれどねえ(;^_^A
女である事が知られて、国民から酷い差別を受け、王宮を追放されたルドラマデーヴィ…
それでもなお、国を、国民を案じるのだが…チャールキア王子は自分の国に彼女を連れて結婚しようとする。
本当にこの男、美女との結婚しか考えとらんw
「私達の愛よりも、国民が大事なのか」
うーむ、「私と仕事、どっちが大事なの!」と言う女と同じではないか(;^_^A
ひたすら、ルドラマデーヴィが崇高な映画であった…
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