FFTAクエストコンプにむけて、現実のいろいろと戦いながらがんばる私。
に、逃げてるんじゃない…
仕事のことは辛いけど、もしかしたら今まで「超ダメ」扱いされていた私が、この会社を救えるんじゃないかと思っているし。ていうか、私が音をあげたら、本当にすべてが終わる。
子どもだっていろいろあるけれど、父親はとっとと逃げてるんだし。思春期の子どもと向き合うのって本当に大変。けれど、その戦いをこなしてこその育児。
私は、逃げた夫より、はるかに人生と子育てを楽しんでいる自負がある。
さて、最近の息子が気になる。
一部の先生方と、問題を起こしているのだ。
日記にも書いたと思うが、正直、息子の通う学校は、普通の学校ではない。学力不足や不登校で、どうにも行き場所が無くなってしまった子達を受け入れてくれる学校である。
授業料は安くは無い。特殊な技能を教えてくれるのは心強いが、正直「学業」で高いレベルを期待してはいけない、と私は思っていた。
息子は親の私が言うのもなんだが
軽く天才である。
大切なことなのでもう一度、親バカとそしられようと言う。
息子は、天才である。
いろいろ欠けている部分はものすごくあり、それがますます彼の天才っぷりを証明してしまうのだが、とにかく息子は、ある方向に関しては「天才」的な輝きを見せる。足元の部分が危なっかしく、私は金を盗まれ殴られ蹴られ、家を壊されて大変な思いをしているのだが、突出した人間は、とかく「普通」のことが出来ないのだ、としか言うしかない。この突出した人間を、上手に利用できるかどうかが、人の能力というものだろう。
そんな息子が「ごくせん」クラスに入った。みな、何かしらの心の傷を持った子どもたちだ。ほとんどが「中学で不登校だった」という。息子はいろいろと共感し、この学校で水を得た魚のごとくよみがえった。
……で、よみがえった息子が直面したのが、教師のレベルである。
「あいつ、バカ」
…先生に、そんなこと言ってはいけません。
大昔の、無学な親が先生に無条件で従っていたのもアレだが、親が教師を小馬鹿にするようなことは、教育現場の崩壊につながる。なので私は、一応不登校児を毎年輩出しながら、当の先生が理由で不登校になってしまった子の親に「え、○ちゃんは転校しないんですか?△ちゃんは、転校するようですよ?」と豪快に言い放つような教師にも敬語を忘れない。評価はさせていただくけど。
息子が言うには、今の学校のテストなどであまりにも不備が多すぎる、というのだ。聞くとたしかに、生徒を馬鹿にしていらっしゃるのか、仕事をなめていらっしゃるのかとしか言いようが無い、ずさんな授業、ずさんなテストだと思う。
「これ、おかしいですよ」
学校始まって以来の優等生だという息子は、つけあがってばりばり先生の授業やテストに文句をつけ始めた。最初は生意気な、と見ていらした先生方も、心ある先生はそれを受け止め「君の言うことは尤もだ」と認め始めた。「勉強なんかどうでもいい」「ていうかわかんねえ」みたいな生徒を相手にして、どこかやる気をなくしたり、馬鹿にしていたこともあるだろうが、少しは緊張感をお持ちいただければと思う。
しかし、一人、どうしても認めない先生がいらっしゃるらしい。
前の日記でもちょっと触れたが、その先生が話を始める時だけ、息子はとっさにてめーの話はきかねーとばかり、モンハンを始めてしまった先生だ。
私も、息子の無作法にあきれ、ちょっと、何してるのとたしなめたが、その先生のお話を聞いているとめまいがした。わかりやすい話も、なんだかわかりにくくなっていく。混乱して、吐き気がしそうだ。なんで、こんな普通のことも、わかりにくくお話くださるんだろう…
と思っていたが、この先生の授業も息子に言わせると「聞くのがムダ!」……らしい。
……申し訳ないが、私も授業を受けずとも、学校の心得みたいな話を聞いただけで、どれだけ授業を、ムダに難しくする先生でいらっしゃるかと推察してしまった。
なんというか、「どうせおまえらわからないんだろ、俺はわかっているけど」なのだ。自分だけわかりますよ、なのだ。資質がさまざまな、この学校の子たちを指導するのは、本来とても難しいことだと思うが、これまで「わからない」「難しい」「つまらない」という子たちが何を言っても、きっと「わからないでしょ?わからないなら、この公式を覚えればいいですよ。質問?ははっムダ!」で終了。私の高校の物理の先生もそうだった。そこは一応、そこそこできる子が集まる学校で、ダルビッシュ似の美少年が、それも音楽を目指していて後にウィーンに行ったという美少年がキレた。ああ、また自慢してしまうが、そんな漫画みたいなシーンを見られた。
あんな少女漫画のキャラクターみたいな美少年ではないが、息子もキレた。「底辺と思って、馬鹿にされている」というのは、アスペでも……いや、そういう子だからこそ、敏感に感じる。他の子たちがむかついても、対抗するすべを知らないから、彼はがんばる。
…息子がバイトから帰ってきたので、続きは後日。
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