2007年2月 8日 (木)

ドカベン里中プロポーズ!~秋田書店が今熱い!~

ふと入ったコンビニ。なんとなく雑誌を眺めていると、「里中プロポーズ」の文字が目に入った。「え?」とその雑誌を手に取る。里中の持っている赤い薔薇の花束が余りにでかくてタイトルが読めない。最後が「ン」なのがわかるくらいだ。裏表紙を見て、それが「少年チャンピオン」だと確認できた。へえ、今は少年チャンピオン、木曜発売なんだ。

私が少年チャンピオンをもっとも愛読していたのははるか古、ブラックジャックやふたりと5人、750ライダーやこのドカベンが大人気だった、黄金時代だ。あの頃の明訓高校メンバーは、自分よりはるかに「お兄さん」だった。里中や殿馬に憧れ、水島新司先生のサイン会に行き、アニメ化したときは大騒ぎしたものである。
自分が大人になって、ふとチャンピオンを見ると、自分はとうに大人になったのに、彼らはまだ、甲子園を目指して戦っていた。自分が子供を生み育てているころ、「プロ野球編」が始まったと知った。でも、読む気にはなれなかった。なんだかもう、遠い世界に思えてしまったから。

しかしプロポーズとなると、気になってくる。お相手は?ま、まさか…

舞台は、殿馬の公演だ。わあ、殿馬、変わってない~!そして見違えるように大きく、美しくなった、ドカベンの妹・サチコと、それなりに大きくなったけどやっぱり「小さな巨人」の里中のストーリーが進んでいた。私がすっかり読まなくなっていた四半世紀の間に、2人は、どのように愛を育んでいたのか、どんなドラマがあったのか、それはわからないが、回想シーンで全部、埋め尽くされたように思える。伏線は、あの時代からあったのだろうか?

ともかく、おめでとう。漫画のキャラクターだが、おめでたいことだ。恋女房・山田太郎の義弟になるとは、中学時代の追っかけ・里中には想像もつかなかったことだろう。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

青池保子さんのHPで、16日に発表される「アルカサル~王城」が、前編100ページで終わり、後編は6月になることが発表されている。うおおお~!プリンセスゴールド、2冊買わなくてはいけないんですね…楽しみが先延ばしになることよりも、それがつらい。稀代の少女漫画家・青池保子さんだが、あまりに稀代であるばかりに、活躍の場に恵まれているような恵まれてないようなという状態だ。熱狂的な読者にも、高く評価してくれる編集者にも恵まれているのだけど、しっくりなじむ雑誌が、無い。「プリンセス」は、全体的に青池保子さんの持ち味とはむしろ正反対のカラーの雑誌で、青池ファンは「他の漫画は読む気がしない」し、逆に他の漫画が好きな読者には、「アルカサル」も「エロイカ」も異質に思えると思う。たまに他雑誌や、青年誌、はてはブラックジャックアンソロジーなどにも描かれていたが、なにか、微妙に違う。少女マンガらしくないといわれるが、少年・青年誌に行くと、「これはまごうことなく少女漫画だ」!と再発見してしまうし、レディースコミックとも、やはり違う。青池保子は、それだけでひとつのジャンルなのだ。

「季刊 青池保子」があれば、どれだけいいだろう!

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2007年1月25日 (木)

ミスター・カラスコと不登校息子の共通点~ていうかそっくり~

今朝は息子がさわやかに5時起きし、その気配で私も目覚め、寝付けなくなってしまった。疲れてるのに~。しかし、なぜだか体は絶好調。あれほどだるく、何も手につかなかったのが嘘のように、今朝はやる気満々、本来起きる時間まで布団のなかでストレッチなんかしちゃうし、起きたらアベニーパファーちゃんのろ過機のお掃除までしてしまった。

そして、息子を呼んでさわやかに「ズームイン!」タイムを朝食とともに楽しんだ。

今、「ズームイン!スーパー」では、楽天イーグルスの非公式公認キャラクター ミスター・カラスコを熱く追っている。スポーツ音痴の私はあまり詳しくないのだが、このミスター・カラスコは、ジャビット君(ジャイアンツマスコット)と同様、球団マスコットキャラでありながら、悪役キャラ。それも異様な落ち着きの無さと危険な行動で楽天を追われ(たことになり)、現在就職活動中。どこに行ってもあまりの行動に「不採用」。みちのくプロレスが「彼はプロレスに向いている」と採用したが、それはそれとして、まだあちこちに売り込んでいるようなのだ。で、今朝はついに、カラスコ大好き「ズームイン」に早朝面接に訪れた。ズーミンに代わるマスコットキャラとして。

落ち着きの無い移動を見せながら現れたカラスコ、いきなりズーミンの前に立ち、何を思ったのかズーミンの頭を持ち上げ中の人を(ry  しばらくお待ちください

ズーミンに危害を加えようとした。慌てて「それはダメ」と出演者一同止めに入るありさまだった。ここにきても、まったく反省も成長もなく、暴れまくるミスター・カラスコ。

だが、身体能力は、無駄に高い。柔軟性や跳躍力、得体の知れない動きには注目だ。ジャビットに蹴りを入れたシーンなど、出演者から思わず「足、あがるなァ」と感嘆されたくらいだ。

私は、今朝、息子を呼んだ。廊下を走り、跳び、わざとコケ、無駄にくるりと回ってやってきた不登校息子。

カラスコそっくり。いや、前々からそう感じてしまい、カラスコって、そういう障害みたいなものを持ってる人?などと思っていたのだが。

息子は、運動音痴の私の子にしては運動神経がよろしく、柔軟性とバネは、なかなかのものだと思う。そして、「普通にする」ことができず、時折このくらい変な動きをする。私と外を歩くときも、機嫌がいいと走り、跳び、こけ、そこらの木に駆け上る。イメージ的には、昔のアニメ「どろろ」のオープニングかエンディングかの映像のようだ。私が普通に歩く百鬼丸、息子は獣のようにちょろちょろするどろろ。

ただし、かわいらしい童形ではなく、私よりもでかい、一人前の体なのに公共の場でちょろちょろしているのだ。やっぱりこれは、何か問題があるんじゃあ…orz

息子も、画面に映し出されるカラスコに唖然。「…なんか、友達になれそうだ…」やはり、自分に似たものを感じているらしい。て、カラスコはパフォーマンス重視の職業を狙っても、ことごとく就職活動に失敗しているじゃないか。まずいだろう、息子!

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

映画「どろろ」の話題もズームインで大量に出てきた。思ったよりはおもしろそうな感じ。キャスティングを聞いたときには「ハァ?」と思った柴崎コウさんも熱演しているし。

で、その柴崎どろろのシーンを見て、息子が「何言ってるのか、聞き取れねえ…オイヨイヨだ」という。うん、熱演していて、実にどろろっぽいのだが、いまひとつ聞き取れない。オイヨイヨ語っぽい…全編こうなのだろうか…

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2006年12月29日 (金)

新聞をスクラップしてみた

新聞をスクラップする。

なんて今、どれだけの人がやっているのだろうか。長年の習慣としてやっているお年寄りくらいしか思いつかない。

私も小中学生くらいの頃は、ちょこちょこスクラップしていたっけ。漫画やアニメ関係の記事をせっせと集めていた。巨人の星やボルテスⅤなどのアニメ監督・長浜忠夫さんがテレビ投稿欄に投稿していたのを見つけたときには妙にうれしかったものだ。

で、なんとなく今日は思い立ってスクラップ。昨日の朝日新聞スポーツ欄から。

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織田信成選手の、

死刑!

息子に見せると

ゲッツ!

だという。世代の差か。

今朝の朝日新聞では、こんな広告が目を引いた。

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ライダー、変身!

これは、家族の誰も異論が無かった。

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さて、その右側に目をやると、きわめて芸術的なものが目に入った。

これが、「聖母マリアの祈り」か。
人類共通のエクスタシーか。

なんか、匂いをかいでいるようにも見えるのだが。

年末、大掃除やおせちの準備に追われる間にも、実に美しい芸術を楽しめた。ゆっくり新聞が読めるって、本当に素晴らしい。

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某所で徹夜をする人々をあざ笑うかのように、寒波がやってきた。先日は台風並みの嵐、台風一過のような快晴と暑さに、この天気はすさまじい。

そこに息子がお出かけするという。オリーブオイルや年末の買出しも頼み、お金を渡す。が、息子、半そでのTシャツにフリースの上着一枚で出かけようとする。「今日は寒いのに!自転車でその格好は無茶だ。せめてもう一枚着なさい」というのに、「いつもこの格好で平気~」と、出かけてしまった。
「衣服は、気温やTPOに合わせて変えるもの」というのはオタク語でなんというのだろうか?
それとも、そんな概念自体、オタクの世界には存在しないのだろうか。

早く帰れというのに、7時にやっと帰った。さすがに「さみ~~」とか言ってる。あほや…

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2006年7月16日 (日)

不登校息子と麻生大臣~おい、そこまでいうか~

明日は久々の祝日。娘ものんびり、我が家の生活を楽しんでいる。

で、娘の大好きな番組が「行列のできる法律相談所」だ。不倫とか離婚とか慰謝料とか、そういうえげつない話題と、島田紳介はじめえげつないキャストがたまらないらしい。私のほうが興味を持つべき番組なのだが、今日はなんとなくゲストに釘付けになった。

麻生太郎外務大臣が出てる!

自民党総裁戦を前に、底辺へのアピール、お疲れ様である。

麻生さんといえば、筋金入りの漫画好き。年齢こそおじいちゃんの部類に入るが、海外留学の時代も含めて、数多くの漫画を読み続け、手塚治虫崩御(漫画界の現人神だったので、あえてそういわせてもらいます)の折には、国民栄誉賞を提言したという伝説の、今、日本で一番地位の高い漫画オタクである(黒田清子さんは、降嫁されたため、今は一応平民)。

思わず私は親しみをこめて「麻生クンキター!」と叫んだ。

娘は言う。「麻生クンっていうの、やめてよ。クラスメイトに、麻生クンいるんだから」

息子も言う。「麻生クンはないだろう。

麻 生 き ゅ ん だ

……中学生にきゅんと呼ばれる大物政治家。最高齢萌えキャラ決定かもしれない。

一応私の萌えキャラに故・昭和天皇があらせられるのを追加。

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