2020年5月23日 (土)

鯛の尾頭

息子は、基本的に自炊をしている。

なかなかにやりくり上手だし、安い食材で、極力包丁を使わずに、栄養バランス満点でうまいものを食べる、という事に重きを置き、よくレシピについても話してくれる。
私にも、参考になる話は多い。

今日は、急に「鯛のアラ」について話し出した。


高級魚で知られる鯛だが、今は養殖も盛んだし、頭などアラはかなり安く手に入る。

夕方行くと、100円だとかもザラ。

息子は、「これ、安いよね?」と言いながら、熱心に自分の考えるレシピを語りだした。

こじゃれた店なら、血などを洗い、しっかり湯をかけて鱗を丁寧にとり…だけど、自分が食べる分には気にせず、吸い物にしてもいいよね!

塩をして、昆布だしとかで…大根とかといっしょにして、三つ葉でも散らせば

 

「うん、それ、私が昔あんたたちに食べさせてたレシピだね」

「…まじか!( ゚Д゚)」

我が家は、ガチで貧困を体験している。

それでもちゃんと肉や魚、野菜やきのこなど、栄養バランスのいい食事を作ってきた。

鯛のアラは、その頃よく活躍した食材だ。

上質な白身に、目玉の後ろのDHAたっぷりの脂。

骨から良いダシも出るから、ニンジンや大根に旨味を吸わせ、ネギや、三つ葉でも散らせば御馳走だ。

 

「鯛の尾頭付き」ではなく、「鯛の尾頭」で、うちの子らは育ったのだ。

で、息子はそれを覚えていないと言いながら、ほぼ同じレシピを構想していた。

ちゃんと、血肉になっているんだねえ…

「食」は、本当に大事だ。

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2019年8月15日 (木)

遠くて近かった「シークレット・スーパースター」

御無沙汰しております。

すっかりTwitterで遊んでいる闇鍋奉行です。

このところインド映画にすっかりはまり、ようやく第二の青春を謳歌。

…息子も娘も、元気で、きちんと納税者になっていますので、恥さらしを是とするこの日記に書く事もなかったのですが

今年8月9日から公開のボリウッド映画「シークレット・スーパースター」で、ちょっと思うところがありまして。

インドの片田舎に住むムスリムの少女・インシアは、歌を歌うのが大好き。

いつかスターになりたいのに、父親は「無学な女は貰い手が無い」と、学校の勉強だけ専念しろという。

この父親、妻に居丈高ですぐに暴力を振るう。

娘に対しても、言いなりになればいいのだが、自我を出すことなど許さない。

コンテストにも出られない…そこで彼女が始めたのは、ブルカを被って顔を隠し、自分の歌をyoutubeで聴いてもらう事…

 

と、予告編だけ観ていたら、ムスリムの世界で暮らす天才少女のサクセスストーリー、大スターアーミル・カーンがプロデューサーシャクティ・クマールとして、きっと彼女を猛特訓してスターに…(『ダンガル』では、この二人は娘に自分の夢を託すレスリングの鬼父と、最初は無理やりやらされていたけど、強い意志で頂点を目指す娘を演じていたのだ)というのを想像していたのだけど、ずいぶん違った。

まず、アーミル・カーン演じるシャクティ・クマールが魅力的すぎるクズ男であったww

「きっと、うまくいく」や「ダンガル」「チェイス」「ロボット」などでしか存じ上げないインド映画初心者だが、どちらかというと堅物っぽいキャラクターを得意とする人だとイメージしていたけど、もう、このシャクティ・クマールがたまらなく面白い。

チャラッチャラで女好き、才能はあるのだろうけど何か変w

離婚係争中の妻とのやりとり…って、これそして実質一人芝居なのだけど、本当に凄かった。

爆笑、爆笑の連続。

そして「シークレット・スーパースター」という題に込められた、本当の意味とは。

 

★ ★ ★

ここから先は、ネタバレと自分語りです。

★ ★ ★

インシアの父が本当に酷いDV親父で、ひたすら恐怖。

…いや待てよ…

これ、私の父そのものではないか(;^_^A

遠い国、違う文化の世界の物語なのだけど、振り返れば、私の15歳くらいのドキュメンタリーかという話だったw

いやー、この父の酷い行動、リアルですよ。

本当に私、これ一通りやられましたからw

夜寝ていて、キーボードを投げつけられましたしね(;^_^A

いや、一応それでも父は私に優しく、夢を応援してくれていたのだとは思うのだけど、母を人前でも罵る、手を出す、食べ物をぶちまける…

映画を観ていて、もうあの頃の恐怖を思い出して心臓発作が起きていたw

作中、大おばさんが、インシアに衝撃的な事実を告げるけど、それもリアルでやられてましたw

という頃には、もはや笑ってしまいそうになったのだけど。

理由は違うけど、私は生まれる前に父に殺されるところだった。

実はそれを知って、私は父に対する意味の分からない怒りや恐怖の正体を知り、うまく距離を持てるようになったのだけど。

なお、今の父は、すっかり好々爺。

私が可愛くて仕方が無いらしい。

ボケも入っているし、長男には死なれるし、次男も結婚できずこじれまくりだし…

私と、私の子供たちが希望のようで…

ちょっと、この映画を見せてみたい気もする。

あと、主人公のインシア、父を毛嫌いしているけれど、彼女も気分次第でモノや人に当たる。

父親の血をしっかり引いているんですよね(;^_^A

いつか彼女も、結婚して子を産むかもしれない…

その時、自身や子の中に、あの父の姿を見るかもしれない。

 

…それが、このブログの趣旨なのかもしれないし。

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2015年11月18日 (水)

ザンボット3で自虐史観を克服しよう

はぁとふる売国奴こと田中圭一先生が、一か月ほど前に「日の丸が好きになれない」(大意)とつぶやき、それを問題視する愛国者の皆さんの反応にちょっと絡んだ。

…まあ、わかるんだよね。私もまさに自虐史観の中で育ったから。

ただ、ひねくれものだったので、あの時代に古事記などを読んだり、天皇の系図を見て自分で皇統の男系継承を発見したりという子どもで、日の丸や君が代にも一家言持っていたのだけど。

でも、今でもそういう感覚に支配されている人は多いと思う。

昔私を育ててくれた、偉大なクリエイターたちがそういう考え方で、「炎上」するのも何度も見てきた。

で、ここでガンダムの原点とも言われる「無敵超人ザンボット3」について語りたい。



「戦え 我らの 我らの 仲間」

という当時のロボットアニメに普通にあるオープニング曲とはうらはらに、「ザンボット3」は作中、日本人に迫害されるヒーローだった。

突如現れ地球で殺戮を繰り返す謎の宇宙人・ガイゾック。それに立ち向かうのは、かつてガイゾックに滅ぼされた星から地球に逃れてきたビアル星人の末裔・神ファミリー。

神ファミリーは、「お前たちがいるから地球が襲われるんだ」とご近所さんたちなどからさんざん叩かれながらも、ひたすら戦う。

そして成層圏外にあるガイゾックの本拠地に挑む。

一族のおじいちゃんやおばあちゃんや、お兄ちゃんやいとこたちが、特攻して活路を開き、主人公の勝平少年は敵の心臓部に単身で乗り込むのだ。


そこで、勝平は衝撃的なことを聞かされる。

ガイゾックは、実は宇宙の平和を守るための機関で、ビアル星人も地球人も、宇宙の平和を乱す悪者だから、攻撃されたというのだ。

「違う!」と勝平は言い返すけど、これまでの経緯を考えればそれ以上の反論もできない。

自分たちの戦いは、家族や友達の犠牲は、無駄だったのか…

絶望のまま、勝平はザンボエースとともに、地球、故郷である駿河湾に落下するのだ…


ここまでが、日本人の自虐史観。

日本人は悪だったから原爆を落とされた、国連には従わなくてはいけない、特攻は無駄死にだ…

だから、国旗や国歌を誇れないし、謝り続けなくてはいけないんだと。

勝平が、涙しながら落ちていって、フェイドアウトするシーンでエンドマークが出たら、いやだろう。

そのあと、勝平が故郷を誇っていい、地球が故郷なんだと思えるであろう終わり方だったから、「ザンボット3」は名作なのだ。

日本人は間違った戦争をしていないし、素晴らしい民族であり、誇れる文化を持つのだと気づいてから幸福に生き、死のう。

自虐史観にとらわれたままのラストシーンにしてはいけない。

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2015年7月 9日 (木)

「バケモノの子」を、娘が略す

「サマーウォーズ」も「おおかみこどもの雨と雪」も、娘と一緒に映画館で見た。

ついでに、「デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム」も、昔一緒に見に行った。
さて、そんな細田守監督作品最新作「バケモノの子」があさって公開。
どうするかな?予定は合うのかな? と、娘に聞いてみた。

「バケモノの子、どうする?」
「バケ子?」

……そう略すの???

「サマーウォーズは、サマウォって言うけど…」
「サーズ」

…なんか、病気っぽくなったぞ???

「そういえば、おおかみこどもって、略さないよねえ…あめゆき、とか言わない」
「雨と雪の女王」

微妙に別の作品になってるじゃん…

「おかこ」「おお雨」「おお雪」「こ雪」

いやいや、どれも原型がわからんw

「まあとにかくどうする?一緒に見に行く?」
「ケモノの子?」
「いや、バは譲れん」
「バ子?」
「いやもういいから、いつ見に行く?」
「今日これから行く?」

まだやってへんわー!

どうもありがとうございましたー!

って、なんでいつも漫才みたいな会話になるんだー!

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2009年6月 8日 (月)

暴力息子がネトゲで親孝行

大人は、自分の知らない物を怖がるけど、
子どもは自分の知らない物を欲しがるんだよ

これは、私が書きとめておいた、息子のさりげない名言。その通りだと思う。

ついでに、

子どもは、自分のできないことはやりたがるけど、
自分ができるようになったことはしない

というのを返歌にする。あんたら小さい頃「お手伝いするーするー!」と、おぼつかない手で頑張ってたけど、大きくなったら頼んでもやってくれないなーーーーーー!

で、今オトナの知らない怖いもの、それはネトゲ。

昔はドリフのギャグだったり、漫画だったり、テレビ漫画だったり、テレビゲームだったり、コミケだったりしたけれど、今はやっぱりこれだろう。

何せ、百戦錬磨のサブカルママの私が「ネトゲはいかん!」と警戒しているくらいだから。それで我が家は、何度もトラブルになっている。……主に家を壊されたり私が暴力を受けているわけだが。

が、最近の息子はネトゲをこんな形でアピール。

「これ、演奏スキルが低いからまだだめなんだけど…」

と、息子は何かのネトゲのキャラに、いろいろ演奏させて聴かせるのだ。

時にはFFのマニアックな曲。

今日は「無敵鋼人ダイターン3」のテーマ曲や、ポケモンの「自転車に乗って~遭遇~バトル~勝利メドレー」などを演奏してくれた。

「これはどうよ」

おお、「聖戦士ダンバイン」のエンディング。

「なんか、全裸で疾走したくなるような曲だな」

母、ご機嫌。それを見る息子もご機嫌。ああ、団欒の時。

オトナはいつでも無理解だが、オトナに理解を求めるために歩み寄るのも大切だ。

それが子ども達をどれだけ成長させるかわからない。

だから、オトナはあまり理解がありすぎてもいけないと思う。

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2009年6月 4日 (木)

宮内庁がさりげなくすごいことを発表している気がする

気、気のせい…?

http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/taio/taio-h21-0603.html

一応テレビ番組での皇室報道についての抗議なのだけど、まあ第1点は、たしかに誤認だと思う。それで陛下を批判したという某有名作詞家(小和田恒氏の友人らしい)の存在も気になるけど。

第2点。

これ、こんなにはっきりと否定されるって、どうなんだろう。普通の状態だったら、こんなに否定されるものではないと思う。昭和天皇は、このくらいのお年の頃には…というか、もっとお若い頃から今上にご名代を任せておられたし、いつも血色良いお顔で出てこられるから忘れがちだが、普通ならリタイヤされているお年で、がん患者でもある。5月中ごろから長くお風邪を召していて、ようやく今日「ご回復」の報道があったくらいである。

普通なら、50にもなろうという跡取り息子に代わりを、で何もおかしくない。

が、それを否定された。少しでも皇太子殿下に期待されておられれば、こんな発表は無いはず。

昨日少しほのめかしたが、今週の「週刊女性」には皇室報道…正しくは雅子様報道が無かった。私は新聞の広告で見出しを見るくらいだったが、たしかに女性週刊誌といえば皇室報道、それもこのところは「雅子様、愛子様」に終始するという印象があった。

さらに熱く読む既婚女性板の奥様方によれば、週刊女性が最も「捏造」が多いとのこと。たしかに雅子様を中心にものを考えるようなところがあって、ことに「元女官」という人のコメントが最後を飾る、というのが通例だったようだ。

この「元女官」、常に雅子様至上主義。

雅子様のご回復のために皇室は変わるべき、というスタンスで、両陛下や秋篠宮家を叩く叩く。果たしてこんな「女官」がいるのか??????と不思議に思う。その存在も他週刊誌で微妙にほのめかされていたけれど……。まあ、本当におもしろい存在だ。もしも実在するとなれば……

まあ、今の段階ではこの抗議のようなことができない存在、なのだろう。

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2009年5月27日 (水)

青少年と有害図書

息子が不登校中学生だった頃、一緒に学校に行ったことがある。

小雨交じりの学校には、こんなたて看板があった。

「青少年を有害図書から守ろう」

息子はこれを見てつぶやいた。

「有害図書を、青少年から守ろう、だろ」

息子は大馬鹿野郎ではあるが、やはり天才だな、とそのとき思った。

そう、青少年がむやみやたらと激しい性や暴力の描写の本に触れていたら、そういう表現をする本が規制されてこの世から無くなってしまう。「青少年から、有害図書を守れ!」これが正しい。

有害図書というのは、例えて言うならたっぷりと酒を含ませたお菓子のようなもの。それを、子どもの手が届かないところにおいておく、というのが大人の役目。

子どもは成長につれ、そんなお菓子を欲しがるようになるが、手が届かない。手が届くまで待つか、早く手に入れられるように背伸びをしたり、台に乗ったりして工夫をするか、「おまえ、これ食べてみろよ」と与えてくれる兄貴に手助けされるかは本人次第。

だけど、そんなお菓子は、子どもの手の届かないところにあるべきである。

かなり性描写の激しい同人誌を作っている友人が、18禁(18歳未満禁止)と書いてある本を眺めながら「16なんですけどぉ、買ってもいいですかぁ?」と言うバカがいる! とぼやいていた。

「そんなこと、なんで聞くんだろう。そう言われたら売るわけには行かない。それで売ったら、こちらの責任になる。責任を、大人に押し付けるな、こういうのが欲しいと思うのなら、自己責任で買え」と。

この子どもに有害なお菓子は、本当に曖昧な状態。建前では、子どもはダメ。けれど、適当に高いところに置きながら、その柵を自分で乗り越えてきたら、食べてもよい、というような。大人と子どもの境界線が曖昧なように、有害図書の類も曖昧な戸棚に隠されている。

しかし、なあ。

息子がパパの部屋に隠した…というか、堂々と置いてあるエロ漫画雑誌って一体。

ぱらぱらと見ると、延々ファックシーンばかりでつまらない。

私の子供の頃のエロ漫画は、絵は今より野暮ったいが、ストーリーくらいはちゃんとあったぞ。

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2009年5月 4日 (月)

全裸セフィロスウォーキングwithエカテリーナ2世ディナーセット

昨日はまた、情緒不安定で社会が苦手な娘を伴って都内に遊びに出かけた。

メインは、東京都庭園美術館で行われている特別展「エカテリーナ2世の四大ディナーセット」。アール・デコの装飾が美しい旧朝香宮邸で、娘もはまった「女帝エカテリーナ」の、あのエカテリーナ2世の麗しい食器の数々が展示されているとあっては見に行かないわけにはいかない。

しかし、いつものことだが娘は家でネットでもやっていたほうがいいと、なかなかうんと言わない。
「ついでに目黒寄生虫館にも行こうよ。そのあと駅前で焼肉とか」
「そんなん、誰が行くかっw サナダムシとか見て何が楽しい」

……昔あんなににょろにょろ系が好きだったのに……(´;ω;`)寄生虫館、リニューアルしてから行ってないから行きたかった…

「じゃあ、スクエニショップにも行こうか。グッズがいっぱいあるらしいよ」
「えー……(ちょっと興味)」
「全裸の等身大セフィロスが見られるよ」
「…行く(゚∀゚)」

ありがとう、セフィロスさま!

というわけで出発。食事をして徒歩で庭園美術館へ。なかなかの混雑ではあったけど、展示品も建物も見所満載。部屋に入るたびに天井やマントルピース、ところどころにちりばめられた装飾品などにも注目させつつ、娘もそれなりに楽しんでいる様子。

とくに人気だったのがエカテリーナが愛人ポチョムキン公のために作らせた「カメオ・セルヴィス」。ほの暗い部屋でも鮮やかに光るブルーと金彩に魂が吸い寄せられてしまうのか、この部屋にいる人、ほとんど動かない!

「…ほら、ポチョムキン公の…」
と、小声で娘にささやいた。あの漫画を読んだのなら、より印象に残るはず。しかし娘は首をかしげた。
「ポチョムキン……あれ、どっかで聞いたような…」

娘、どこまで鳥頭なんだ……(つД`)

2人の姿を残したカメオもあったけれど、横顔にすると本当にエカテリーナ2世って容姿のほうは……なのだとわかってしまう。肖像画ではさほど気にならないけれど。

電車で渋谷へ。娘は服や靴も欲しいというので、ちょっとそういう街を見せてやろうと思ったのだ。ほれ、あれがテレビに良く出る109。ここがセンター街。スペイン坂。公園通り。で、あれがNHK。紅白はあそこでやる。などと教えてやるとそれなりに興味を持っていた。「しかし渋谷って何でこんな坂多いんだ……」娘が息を切らしながら言う。「渋『谷』だから」「…ああ!」「さっき通った駅前あたりはまさに谷底。昔は山の手線あたりに沿って小川があって『春の小川』もそこがモデル。坂を上っていくと『青山』だったりするし、地名で地形や歴史がわかるでしょ」地図読めない、方向音痴、地理がわからない娘だが、少し興味を持ってくれただろうか。

代々木公園ではフラワーフェスティバルというイベントが行われていてとてもにぎやか。球技を楽しむ人、演奏を楽しむ人、漫才の練習をしている人など、娘は人間ウォッチングも楽しんだようだ。「じゃ、ちょっと原宿に行こうか」少し予定を変更して、今超激混みの原宿へ。駅からして、乗れない、降りられないくらいの混雑ぶりだし、竹下通りは人がびっしりだったが、意外と娘はひるまない。

私、何年ぶりの竹下通りだろうw 空いている平日にばかり行っていたけれど、安くて個性的な服などがあるので、やっぱり面白いところだと思う。娘も奇天烈なバッグや、最近の傾向なのだろうか、「クラウドが着ていそうな服」とか「水銀燈が着ていそうな服」が安く売られているのに……さらにそういうのを着て、アニメから出てきたようなファッションの店員さんやお客さんに思わずびっくり。「あんたも着る?」「い、いやそれはちょっと…」とか言いながらいくつかの服を真剣に見ていた。……来年あたりにゴスロリ娘になっていなければ良いが。

さて、元の原宿駅前に。ここからスクエニショップまでは、失礼ながら明治神宮の森を行くのが近道。お参りもさせていただき、娘に明治の森の成り立ちや日本人の精神について学んでもらおう。

すると娘が難色を示し始めた。
「明治神宮、やばい。私、死ぬかもしれない」
はあ?「清らかな空気の中で邪気も祓われるでしょうよ」
「それがやばい。私、消滅する」
娘、100パーセント邪気か。どんだけ厨二病なんだ。

鳥居もくぐりたがらず、盛んに体調不良を訴えたが、それでもなんとか身を清めてお参り。森を抜けて街中に入ると「はあ、生き返るー」などと言っている。

渋谷から原宿を巡って参宮橋までって、それなりの距離があるので娘は疲れているようだ。それでもスクエニショップまでもう少し、と頑張った。

巨大なサボテンダーやトンベリがお出迎え。はぐれメタルだー! スライムナイトだー! とついはしゃぐ。

そして奥に入って念願の「セフィロス」と対面。「びくったーーー!」と娘。公式サイトの写真よりも、かなり生々しい。……ことに頭のほうから眺めて2人で驚愕。「こ、これは……」セフィロスの腰の辺りまで丸見え……

しかし、FFグッズって総じてお高いorz……ドラクエの方はまだお手ごろなのに。キングダムハーツのフィギュア950円をお土産に買って、可愛い袋に入れてもらって帰った。

新宿都心を歩きながら、このあたりは昔浄水場で、ママの子供の頃から超高層ビルが建ち始めたのよーなどと昔話。NSビルも昔は高く思えたのに、今はすっかり埋もれてしまっていた。

帰宅して息子に原宿やスクエニショップの話をした。息子は、ゴスロリファッションが安いというのを聞いて「行きてえええええ!」と騒いだ。自分じゃなく、友達に着せたいらしい。それと、スクエニショップの1/1ガブラスの兜が「欲しい~~~~~~~っ」と騒いでいた。……そんなものどうするんだというと
「は? 端午の節句には鎧兜を飾るだろうが。なんでガブラスの兜飾っちゃいけないんだよ!」……そうか、五月人形か……って、自称「負け犬」の兜飾って、息子の何を祈るんだ??

☆  ☆  ☆

「朝香宮(あさかのみや)」と入力しようとして、「あさかのみや(変換)」したら、「朝か飲み屋」と出た……。朝っぱらから、飲んでいませんから私!

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2009年4月27日 (月)

FF13をやる前に読んではいけない日記

娘が服が欲しいというので、しま○らに出かけた。

ずっと情緒不安定な娘で、やっぱり突然キレることもあるけれど、とあるトップアイドルの醜聞が、なぜかこの日の母娘の潤滑油になっていた。

「もうすぐ、テレビに僕が映らなくなります」
「wwwwwww」

「草彅剛容疑者の家からアナログテレビを押収」
「wwwwwwwww」

「草ぬぎ剛とか言われてるよ」
「wwwwwwwwwwww」

なんか、娘はこのテのネタが好きらしい。…というか、2ちゃんねらが狂喜してネタにしている。どれも公にはしがたい不謹慎さだが、別に人を傷つけたとかいうような事件で無し、草彅さんの日頃の好青年ぶりと、「開放しちゃった」感に、心惹かれるものがあるのだろう。もうやめてー草彅さんのライフはゼロよーーーと思いつつ、私もついおもしろがってしまう。

あれでもない、これでもない、と服を探しているうちに、娘は裸のマネキンを気にするようになった。前にも、やたらと裸になったマネキンをかわいそうとか言っていたが、この首も手足も無いマネキンに、人格を感じているようだ。…ただの服の陳列台だ、とは思えないらしい。
「…うわ、裸で…かわいそう」
「……『剛スタイル』じゃないの?」
「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」

とまた、ころころ笑う。その日は忙しいと見えてあちらこちらのマネキンがあられもない姿になってしまっていた。上半身裸のマネキンがいる。
「これは『セフィロススタイル』」
「wwwwwwww」

ボトムコーナーには、立派なお尻を向けた下半身だけのマネキンもあった。
「『クジャスタイル』」
「wwwwwwwwwwwww」

いつの間にか、娘は服よりもあられもないマネキンばかり探すようになった。おーい私は忙しいんだぞーというか、あちこち打撲で立ち歩くの辛い~ネタも尽きる~~

FFとアイドルの話をするうちに、私はつい、某所に書き込んだネタを口にしてしまった。

「『母は剛』よ」
「`;:゙;`(;゚;ж;゚; ) や、やべえ…wwwwwwwww母は剛、やべえええwwwww」

……ああ、やばいんだよ……orz
これはFF13体験版を一気に泣けなくしてしまう呪いの言葉。
自分で思いついてすごく後悔している。FF13発売の頃にはすっかり呪いが解けていますように。

Photo …これは「母は剛」のイメージ画像…ではなくて、最近離婚してしまった富永愛さんなのだけど。

富永さんって、草彅さんに似てますよねぇ…

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2009年4月24日 (金)

FAXで殴られていました

ディシディアでは、アルテマウエポンやらグングニルやら源氏の刀やらで斬られまくっている私ですが、

昨夜はFAXで殴られるという経験をしていました。リアルで。

事の発端は、やはりパソコンの使用権。

最近息子はボイチャにはまり、ネトゲにはまっていた頃以上に、入れ込んでいる、とは何度か書いた。なんせオフ会に遠くまで行ってしまい、朝まで帰って来ない。飲酒してくる。
家ではパソコンを占領し、それこそ朝までしゃべり倒す。

ついでに、私が買ってきたPS3クラウドブラックも占拠。PS3で大音量の音楽を流すか、メタルギアなどをプレイしつつ、パソコンとPSPをやり、とがめると茶碗や皿を投げる、という日々が続いている。結局学校に行けないこともあるし、もう醤油差しがない。

これを看過していいのか。

第一、私が買ったパソコン、PS3、PSPがなんで占領されるのだ。一銭もお金を出してないのに。学校にも行けなくなりつつあるのに。

と、口論になった。

息子は「今やめるわけにはいかねえ」「俺が暴れるのは、おまえらがひどいことを言うからだ」などと、徹底的に自分を正当化。土曜にも暴れたようだが、そのときは娘が「どうせ朝4時までボイチャするくせに」という一言でキレたらしい。買い物して帰宅すると、買い揃えたばかりの茶碗や、高い薬の瓶、醤油差しなどが完全に破壊されていた。呆然。
で、その夜息子はPCで朝4時までしゃべり倒し、私に「いいかげんにしなさい」と言われてしぶしぶPCを止めたが、そのあとメタルギアを始めて、結局眠りについたのは午前11時。やめろというのに台所で寝たために、またパパは自室のベッドで昼食。パパ帰宅から1ヶ月以上たつが、4人が食卓に着いたことは一度も無い。

で、月曜日は起きられなくて休んだ。

キレた一言よりも、もっとひどい結末じゃないか。

私も疲れて帰って来てる。買い物をして、料理を作って、お風呂に入って、歯を磨いて、さあゆったりとPCを楽しもうというのに、わけのわからない人たちとのチャットのために阻害されるのは納得がいかない。そのPS3もPCも、私のものだ。

スピーカーからは、ドコの誰かもわからない男女の声が聞こえる。私がわめき始めたので、息子は一時マイクをはずしたらしい。私は、それをつけようとした。

「何するんだよ!」
「私が直接、話をする。ものすごく迷惑していることを」
「やめろよ!」

私がその人たちを中傷するのが、心底気に食わないらしい。けど、その人たちってなんなんだ? 息子は「いい人たち」っていうけれど、高校生と知りながら朝までボイチャとゲーム。オフ会では飲酒やギャンブルを教え、外泊させる人たちだ。

それ、まともな人じゃないと思うけど。

それを許していたら、親じゃない。

というわけで、激しく罵りあい、息子は腕力で抵抗してきた。

小突き、殴りで台所へ。スープ皿が1枚、ぶつけられてわれた。マグカップは、私に当たったので無事。そのあと髪をつかんで振り回し、転んだところを足で踏みつけた。

玄関に来たら、壁掛け時計と、ファックス兼用電話機で殴られ、掃除機本体を投げられた。ドアの向こうには夫がいたはずだが、何の反応も無かった。…さすが、息子が小さい頃、家に火をつけ消防署や警察がきて大騒ぎの時も、知らん顔で寝ていた人だ。
前にも私が殴られ、悲鳴をあげていたときに平然と出て行った人だし、期待なんかしていないから気にもならない。

まあ、息子も手加減しているのか、それとも私が太って防御力を増しているせいか、すぐ病院へということもないが、あちこち打撲で痛い。寝る前に割れた皿を、と片付けていたら、床に血がついている。何か踏んだか? この間は、掃除をしていてガラスの破片が指に刺さり抜けなくなって、傷が癒えてもいまだに痛いのだが、と足の裏を見たが、傷は無い。と、右足の中指が血だらけだ。よく拭いてみると、爪が黒ずんでいる。消毒して、バンドエイドもどきを貼って、とりあえず寝た。

私は、どんなに酔っ払おうが、ゲームにはまろうが夜更かしをしようが、きちんと出社し、成績をあげている。前のように病院送りになっても、自己管理の欠如だし。

が、私は決して屈しない。どんな暴力を受けようと、この息子に屈してはいけない。

私が負けを認めてしまったら、息子は誤った道を進むしかないではないか。

自己の欲求にだけ忠実で、それを妨げるものは暴力で排除していい、などと私が身をもって教えるわけにはいかない。

というわけで、また朝までゲームに耽り、寝坊していた息子を怒鳴りつけ、家を出た。夫は朝早く、私が寝床で痛みで唸っている間に家を出たようだが、FAXがひっくり返るなどの玄関の惨状に、動じなかったのか。すごいなあ。まあ、これに恐れをなすようならまた出て行ってもらってかまわない。

で、夜帰っても私はひるまない。楽しい近所の話題やゲームの話題を投げつつ、決して媚びず、今日も「さあ、ご飯終わった!代われ!」

この体でこの足で、今日も私は歩いたぞ! 契約もとったぞ! サービス残業は相変わらずだけど、それでも買い物して料理を作った。で、何か?

で、今私はここに座っている。

まーーったくもう、昨日書くはずだったディシディア日記、今日も書けないじゃんよ…。

とりあえず今日はティーダとジェクト強化。私の操るジェクトはとてもとろくて弱いけれど、親として子の前に立ちはだかり、超えさせようという気持ちは同じ。この親子は恐ろしげな剣を振り回しているし、息子はFAXを武器にしたけれど、私は言葉と脂肪(防御)で戦い抜いてやる。

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