2010年1月18日 (月)

郷里大輔さん訃報!

声優の郷里大輔さんの遺体が発見され、自殺とみられているというショッキングなニュース

職場のパソコンを立ち上げたときにもそのニュースが目に入ったが、気づかなかった。標題が「ロビンマスクの声優自殺」とあったからだ。私は少年ジャンプ系は非常に疎く、それだけではぴんと来なかったのだ。芸名なら、すぐ飛んでいったのに!

郷里さんは、脇をしめる声優の代表格だ。少年少女が主人公というのが多い日本のアニメ、また洋画でも脇役を務めることが多かった。太く、落ち着いた声は悪役、親父役で重宝され、「なんとなくいつもいる」という存在。wikiでもその多彩な活躍ぶりがうかがえると思う。

昨今、声優の仕事をアイドルやお笑いなどの芸能人が話題作りに務めることもあって、主役クラスの声優さんが割を食うことが多かったが、そういう映画でも脇役をしっかりと務め、映画を安定させていた。ああ結局こういう、地味だけどそうそうだせない声と力のある人が生き残るかなあと思っていたのに。

どのようなことがあったのかは私は知る由もない。ただ、ショックである。私にとってはパトレイバーの山崎ひろみちゃんが一番記憶に残っているし(本名時代ではドズル…)、FF12ではギルガメッシュをなさっていたし、本当に沢山の作品に出て、華やかさこそないものの「縁の下の力持ち」と言える貴重な声優さんだったのに…

ご冥福をお祈りします。

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2009年9月18日 (金)

神谷明、毛利小五郎役降板!

今朝の神谷明氏のブログで衝撃の告白…

http://ameblo.jp/kamiya-akira/entry-10344988502.html

何があったの…?

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2009年6月15日 (月)

麻生美代子さん、入院!

昨日夜、急激にアクセスが増え、調べると検索フレーズの多くが「麻生美代子」だったのに心臓が縮み上がってしまった。

のんびりマターリ(苦笑)のブログだが、これまでにも何度か急激にアクセスが…ということはあった。たいていは、2ちゃんに晒されていたりw…今のところ生暖かく見守っていただけているので気にもしていないのだけど、もうひとつ多いのが、この声優界の重鎮、超名脇役声優の「麻生美代子」検索だったりする。

そのたんびに、焦る。何せ、ご高齢だから。

で、慌てて逆検索すると、「徹子の部屋に出た」とか、そういうことがわかってほっと胸をなでおろす、なんていうことがあったのだが、昨日の夜はものすごい数で本当に驚いたーーーー!

というときに、息子がバイトから帰ってくる。

「パソコン」
……最近、息子は「ただいま」の代わりにそう言う。「ご飯食べなさいね。今日は肉じゃがとたこ酢」「うっせえ! そんなん後だ。パソコン!」
「今、麻生美代子さんについて調べたいんだよ! うちのブログで異常なアクセスがあるんだよ!」

ブログのアクセス解析は、一応大切だ。どこかに晒されて炎上の予感だったりするし(でもその段階で削除などしてもたいてい逆効果なんだけど)、解析で、近所の八百屋の閉店や、すごいニュースを知ることもある。…知りたくもない漫画のネタバレを知ることも稀にあるけれど、ざっと毎日チェックしたい。……こんな数の人が、うちのブログにいらっしゃるなんて、ただごとではない…麻生さんに何がーーーー!

結局すぐにパソコンを明け渡し、翌朝になって探し回って、少しほっとした。

http://www.oricon.co.jp/news/confidence/66921/full/
声優麻生美代子さん緊急入院

昨日のサザエさんは、買い物に行っていて見損なっていたが、麻生さんの急病により谷育子さんが代役を勤めていたらしい。麻生さんは次回には復帰とのことで、安心。谷育子さんはたしかにポスト麻生という声の方だし、ちょっとそれも見てみたかった気がするが、とりあえず、こんなに多くの方が83歳の、地味ではあるけれど多くの脇役をこなし、フネさんとして自分の母のように慕われる声優さんに関心を持ったのがわかって満足だった。

麻生美代子さん、いつまでもどうぞお元気で。

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2009年2月15日 (日)

素敵過ぎるケフカ

娘がディシディアを見に来ると、たいていケフカをリクエストしてくるようになった。

たしかに、ケフカは凄すぎる。造作の出来、トリッキーな動き。イベントシーンでも異彩を放つし、何より千葉繁さんの声の演技が素晴らしすぎる!

私は声優好きの割にはサンプルボイスなどにこれまで興味を持たないほうだが、ケフカのサンプルボイスは、価値がある! エンカウント、勝利、敗北、バトル…どれを聞いても「凄い」。ちゃらちゃらしたり、ふざけているかと思うと、落とす。

大体敵として現れたときも「黒こげだじょーーー!」のような、元のFF6にもあったセリフをイメージどおりにかけられて思わずニヤリとしたり、「ビリビリ~~!」といわれて吹いたりしていると「舐めんなよ」と魅惑の低音が響く。首筋にひやり、冷たいものを感じるような変幻自在のボイスに、「ケ、ケフカがこの手のひらの中にいる…」と涙が出る。

しかし、あまりにあまりなので使うのはずっと後回しだった。おいしいものは後回し、もあるし、他の要素を遊ぶだけでもいっぱいいっぱいだし。

が、娘の希望により育て始めることに。しかしレベル100最強先生には一気に負けた\(^o^)/

私のヘタレもあるが、動きや魔法にクセがある。
とりあえず、地道にレベルアップを狙うことにした。ふう、やっとEXコアをロックできるようになったじょー!

次は、少し強い相手に攻撃をあてて、レベル11にできた。あと少しで念願のレベル12(フリーエアダッシュを覚える!)なのに、また負けてしまった…orz

ケフカの負けポーズって、ティナと同じ? よく似ている。さすが、クラウドの女装セットを装備できる唯一の男性キャラ。

早くレベル12にしたい。それから、勝利ポーズが拝みたい。またクイックバトルで同じくらいの敵と戦ったのを娘が観戦。し、しまった、敵をレベル13にしてしまった。ほいほいダッシュでコアを取られてしまう。一発逆転を狙うのは私にはムリだ。

というわけで、遠くから卑怯に、確実に「トライン」を当てる方向に変えた。

「当たっちゃったぁ?」というふざけたコメントに、娘が吹く。
「当たっちゃったぁ?」「当たっちゃったぁ?」「当たっちゃったぁ?」
「ちょwwwwwひどいwwwww」
ひどくても勝ちは勝ちぃ~! ちまちま、ちまちまと178くらいのダメージを与え続けて、何とか勝った。レベル12にして、は、初めての勝利ポーズ。

ケフカ、人智を超えた動きで勝利を喜ぶ。真似をしたら確実に脊髄を傷めるだろう。しかし、私も娘もこれほどまで喜ぶケフカに満足した。 …こんなにみみっちい勝ち方だったのに。

思えば、私が初めてプレイしたFFシリーズが、6だった。複数の主人公達が織り成す重厚なドラマと、奥の深いバトルシステム、程よく入れられたミニゲーム要素。「テレビゲームなんて」と小ばかにしていたが、目が開かれた、名作だった。その頃娘は赤ん坊だったが、ケフカの音楽と、「ファファファファ」という甲高い笑い声が聞こえると、すごい勢いではいはいしてきて、つかまりだちで画面に見入った。

お笑い要員か、稀代の虐殺者か。

悲しい人造魔導士、壊れた道化。

そのイメージが、こんな美麗なグラフィックと完璧な声で、再現された。これだけでも、「ディシディア万歳!」だ。

……しかし最強BOSSのティナと闘うのは、しんどそう……EX技のコマンド、よくわからないし…

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2009年1月 9日 (金)

市川治さんを悼む

声優・市川治さん死去のニュースを、ひょんなところからいただいた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/obit/news/20090107-OYT1T00701.htm

私がアニメの「スタッフ」に興味を持ったのは、物心つくかつかないかのほんの幼い頃。

しかし本格的に興味を持ったのが小学6年から中学生くらいの頃で、その頃初めて「声優さん」の素顔を見た。

大好きなコンバトラーVのガルーダさまや、ボルテスⅤのハイネルさまの声の主はこんな人………あの気高い美少年とは似ても似つかない、優しそうな「おじいちゃん」的なお顔が、そこにあった。

夢見る少女の夢は、潰えた。

そして、新たな夢を見始めた。声だけで、あんな現実離れしたキャラクターを作れる人たちって一体?

「はーっはっはっはっは!」

あの気高い笑い声。自分の子どもくらいの年の悲劇の貴公子を演じ、その美声で当時の少女たちを後追い自殺も辞さないくらいに魅了された方である。

また、そんなアニメに夢中になり、上映会などを行いたいと動いた若者に応じ、一度は上映会の申し込み・問合せ先として立たれたこともあるお方である。

実は、私はそれとは知らずそのイベントに問い合わせ、ご本人とお話させていただいてしまった。電話番号から推察される住所や、苗字からまさか…とも思ったが、受話器の向こうには、あのクリスタルのような声がたしかにあった。腰が抜けそうであったが、一応それとは公表しておられなかったので、平静を装ってお話し…イベント当日「あの電話番号はお忘れください」とのご本人のコメントで、確信したのだった。

私、「ハイネルさま」とお話したのねーーーーー(゚∀゚)!

と同時に、こんなミーハーな女の子にも真摯に応対し、アニメのファン活動に積極的に手を貸してこられたことなど、今のご時勢を鑑みれば、どれだけの貢献者かと思う。

今、同人や声優イベントは数多いけど、こういう方々が頑張ってこられて、こういうこともできるということ。

ゼロから一を積むということは、本当に大変なこと。

年寄りとして、記録させていただく。

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2008年6月19日 (木)

エラーに負けずお宝公開2!

昨日の続き。

実家から出てきた懐かしいアイテム。ことに、ずっと部屋に飾っていたサイン色紙に勘当してしまった。一枚は、漫画家の水島新司先生と、女優の水原ゆう紀さんのW色紙。

そしてもう一枚が「超電磁マシーンボルテスⅤ」の主人公「剛健一」役の白石幸長さんのサイン色紙である。

Shiraishi 古谷徹、三ツ矢雄二を育てた長浜忠夫監督の元でデビューした白石さんだが、この健一役のあとはダイモスなど長浜作品にほんの少し出ただけで、ほとんど引退。ゲーム・スーパーロボット対戦で健一役をやるくらいで、あまり声優として活動されていない。この方ののサイン色紙は、それほど多くないのではないだろうか。
また、wikiを見ると旧芸名が「白石ゆきなが」とのことだが、この色紙では「幸長」と書かれている。

どちらの色紙も、部屋に長く飾っていた物で、穴は開いてるし薄汚れて茶色いし、と、到底価値などあるものではないが、私の子供の頃の思い出自慢と、もしもこれらのことを研究されている方などの目にでも留まれば幸いである。

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2008年2月10日 (日)

母の財布が開くとき~子どもにねだり倒された~

ゲーム大好きな私だが、ゲームの面白さ、多彩さ、そして恐ろしさを知っているだけに、無批判にゲームを買い与えるようなことはない。普通の親と同じようにそれを買うことが果たしてよいことなのかを調べ、考え、決断する。

そして多くの親と同じようにお勉強や教養になりそうなソフトだと、財布のひもが緩みやすい。

娘が「百人一首のDSゲームがほしいの♪」とおねだりしてきた。最近娘は百人一首にはまっていて、学校の百人一首で1位になったらしい。私が百人一首に凝ったのが成人してからで、とても暗記できる若い脳みそではなく、いろいろ後悔していたせいもあり、即座に「よくってよ!」モードとなった。

しかし、残念ながら近くのお店では扱っていなかった。少し、古めのソフトらしい。

「ネットで買おうか」「うん!」

娘は張り切って検索し、公式サイトを見せてくれた。ふむふむ、百人一首としてゲームができて、バーチャル京都旅行もできるのか。多分、イヴァリース観光なんかよりもぬるいものだろうけど、このコンセプトは「百人一首を覚える意欲を持つお子様と、そのお母様」をしっかり射止めた!

ネットショッピングサイトは、ただ商品を並べるだけでなく、「この商品を買った人はこんな商品を買っています」とずらりと関連商品を並べてくる。大体ログインしただけで、もみ手をしながらこれまでの買物履歴からユーザーが興味を持ちそうな商品をばんばん並べて迎えてくれる。デパートの外商サロンのお客様になったような気分だ。

ふと関連商品を見ると、「若本規夫の百人一首」というCDが目に付いた。

 `;:゙;`(;゚;ж;゚; )`;:゙;`(;゚;ж;゚; )

あの若本ボイスで華麗に読まれる百人一首! なんか気になる! 私と娘はPCの前で盛り上がる。それを見た息子も寄って来た。PCの前は、椅子に座る私、その膝に乗る娘、母の肩を揉む息子、という状態になった。

3人がそれぞれにわいわい言いながらアレが気になる、これが気になる、と関連商品を次々調べた。すると、「羊でおやすみシリーズ」というところに迷い込んでしまった。

これは、人気声優が羊を数え、心地よい眠りに誘う……という企画CDらしい。息子は「田村ゆかりほしーーーーっ!」などと騒いでいる。私と娘は「なんで男性声優は二人一組なのかしらね…フフ」「やおい需要かしらね…フフ」とうけている。

そしてやはり、気になってしまうのが、同シリーズ番外編・若本規夫の「俺は眠くなーい」だ。

羊でおやすみシリーズ番外編 「俺は眠くなーい」 Music 羊でおやすみシリーズ番外編 「俺は眠くなーい」

アーティスト:若本規夫
販売元:honeybee
発売日:2007/12/07
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「やばい俺、これ欲しいっ」「うわああ」

我が家、大騒ぎ。

「俺、これ買ってくれたら絶対早く寝るよっ!*・゜(n‘∀‘)η゚・*」

あの睡眠障害息子が強く叫ぶ。あらあ、可愛いわが子のためになるならぁ……と、母である私の財布がゆるみにゆるむ。

レビューを読むと、「絶対眠れなくなる!」と大絶賛されてるのが激しく気になるけど。

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2008年1月20日 (日)

おたっきー三昧の日曜日

久しぶりに旧友と食事とカラオケを楽しんだ。

彼女とカラオケに行くと、なぜか「地雷カラオケ」になる。普通の曲ではものたりず、ヘンな曲、馬鹿な歌唱を競うことになるのだ……いや、彼女は競わず普通に美しいアニソンゲーソンを歌うんだけど、私が一方的にご期待に応え、地雷ソングを選ぶ。

前回(春)は、「とっても!ラッキーマン」「おねがい!マイメロディ」などで爆笑してもらった。今回も張り切って地雷を踏まなくてはいけない。なんとなく。

「三十路岬を歌ったわ」と帰宅して娘に言うと、相当呆れられた。「何やってんの」「いや、地雷カラオケ大会(自分的に)なんで。一応普通の歌も歌ったのよ」「どんな?」

月の明り-ファイナルファンタジーIV 愛のテーマ-(DVD付) Music 月の明り-ファイナルファンタジーIV 愛のテーマ-(DVD付)

アーティスト:伊田恵美
販売元:BMG JAPAN Inc.(BMG)(M)
発売日:2007/12/05
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「き~み~の名前~~~♪」しらみ…ではない、FF4DSのテーマ曲「月の明り」(伊田恵美)である。今や教科書にも載っている名曲FF4の「愛のテーマ」にときたたかしさんが(どうも私は、この人クロノトリガーのスクエア開発室のイメージだ)詞をつけた。この曲、昔の名盤「PRAY」でも素晴らしいボーカル曲になっていたが、FF4の裏の主人公カインの心情を切なく歌い上げて、なかなか心地よい。CDも買ったが、歌っても最高。しかし

「は?ぜんっぜん普通じゃない」と娘が酷評。えー。じゃあこれは?
「あるーはれーたひーのことー♪」「ダメだ!」
「みんみんみらくるみらくるんるん♪」「普通じゃねえー」
「げつようーびなーのにきげんがわ」「ねえよ!」
「ひふみひふみひふみひひふ」「だから、ねえよ!」
「あくりょうたいさんあくりょうたいさん」「しね!w」

娘は口うるさい。そりゃあ、いい年した母が若者向けの歌を歌っちゃ恥ずかしいのはわかるけど。

「ひとっつひとよりちからもち~♪」「普通じゃねえ!」
「おれたっちゃはだかがユニフォーム♪」「ちがーう!」
「すきよ すきよ すきよ うっふん♪」「うがーーー!」

懐メロもダメか。

「んみ~そじ~みさぁぁぁきぃぃぃ~~~」
四十路で歌う「三十路岬」なんて、なんとなくおしゃれだと思うな。なんか娘が文句言ってるけど。ついでに1人で「ベリーメロン」や「愛を取りもどせ!」も歌ったわ。1人で歌って踊る「レッツゴー!陰陽師」は空しいわ!

帰宅してすぐウマヅラカワハギの刺身つくりに取り掛かりながらそんな四方山話。この時期ってウマヅラも肝がでっぷりと肥大しているのね。薄作りにた~っぷり肝が添えられて、激うま。青ねぎとかんずりとポン酢で堪能。

今日はテレビ朝日系で、声優さん番組もやっていた。「大胆MAP!」なる番組で、前にも同枠でやっていた人気アニメキャラクターの声優さんの顔晒し。批判も多い番組だけど、それなりにアニメが好きであり、声優という仕事に敬意を持っているレポーターたちのおかげでそれなりに楽しめた。ここに名が挙がる声優さんの多くは、今売れっ子のお笑い芸人やアイドルなんが敬意を払いまくって当然の芸暦を持つ人々だ。今40代の私が、きゃあきゃあ騒ぐどころか、伏して尊顔を拝した方も多数いらっしゃる。いやもう、泣けました。あの方、ガンバのイカサマのお方ですよね……今もなんともまあ、お可愛らしくて、その小柄な体型と幼げなお声を舞台で最大限に発揮し、活躍されている。これこそが、芸だ。こういうことができる方たちが、「声」だけの仕事で我々を魅了し、感動させ、今も「芸」を昇華させているのである。

私が手を合わせてありがたがる声優様が70~80歳レベルが珍しくないのを知り、かつてあの「山ちゃん」を「若手声優」と言い放った母に驚いた私の子どもたちも納得。その年で、声が衰えないばかりかアドリブも冴えまくりのベテラン声優様たちに驚け!ひれ伏せ!

ところで40代既婚女性が歌って怒られない歌って何?松田聖子?ピンクレディー?

私は今、「ヤッターマン」歌いたくて仕方ないわよ!

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2008年1月12日 (土)

宮野真守がウォンカ役を怪演~最近彼すごいですね~

「チャーリーとチョコレート工場」金曜ロードショーを見た。

ウォンカの第一声を聞いた時、なぜか「……三ツ矢雄二さん…?」と思ってしまった。昔、「アマデウス」で注目を浴びたあの声によく似てると思ったのだ。慌てて新聞を見たら、宮野真守さんだった。

……恥ずかしながら、私の感覚では宮野さんではなく宮野クンという感じだ。「キングダムハーツ」で、主人公のライバル的存在のリク役をやっていたのが私が知った最初で、当時まだ高校生とかだったと思う。子役からようやく本格的に俳優をやり始めた、という感じで、初々しいというか、声優というより子役の声だなと当時は思った。「キングダムハーツ2」にもなると、主人公ソラ役の入野自由クンともどもとても成長したなあ、と思ったけどそれもずいぶん昔の話になってしまう。その後2人とも人気声優としてめきめき力をつけ、人気アニメの主役などをやっているようだ、とは知っていた。

しかし宮野さんは、今の若手声優のなかで頭ひとつぬけた、という感じで最近来ている。超がつくほどの話題作「デスノート」で月役を射止めたのはすごい。息子と娘は他のアニメの主役をあげてすごい、というけれど、そのアニメは結局アニメファン、漫画ファンにとってはすごいけれどあまり一般向けではない。しかし「デスノート」となるとそういうコアなオタクでなくても見るアニメだ。そういう意味で、月役はほかのアニメとは一味違う大役である。

先日も「声優交代で問い合わせ殺到」というニュースがあった。ドラマの吹き替えで主演していたのを、主役の成長のため、もっと大人びた声のベテラン声優にキャストを切り替えたところ「声が違う」「声優に何かあったのか」などの問い合わせが殺到したのだ、という。その主演若手が宮野さん。あら~~、また話題の人になっているのね、宮野クン。と思った矢先だったのに。

「えええええ~~~~っ! あのウォンカ役を……ジョニー・デップを、宮野クンが~~~っ!?」

つい叫んだ。また、耳を疑った。あのあやしげな声が、リクなのか。月なのか。ウォンカはとても難しそうな役どころだし、なんといっても今をときめくデップ様である。この役をとれたら声優としては一流、という気がする。話題づくりで俳優や芸人に声をやらせることが最近多いけれど、変な人には絶対やらせられない役だろう。

しかし宮野真守さんは、無邪気で不気味で美しくておかしいウォンカを、変幻自在の声で見事に演じていた。こんなにうまい人だったか!?

チャーリー……はDVDで買うつもりでいるので(といいつつ買えずにいるが)録画もしなかったが、宮野版は録画しておけばよかった……と思った。娘は実写というのに珍しくこの映画にくらいつき、楽しんでいたが息子と来たら終わる頃に帰宅。ああ~息子に見せたかった~~!

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2008年1月10日 (木)

息子の「オレ定規」~絶望先生またありがとう~

昨夜、息子が送ってきたメールの内容で口論となった。ややこしい話で長くなるので割愛するが、「この内容は失礼だ、相手の事情も考えろ」の私と「あんた頭おかしい!」の息子、永遠に平行線になるかと思われた。

少し落ち着いたところで息子が「なんか、二代目絶望先生ってのがいたんだけど…」とつぶやいた。新しい少年マガジンを読んだようだ。前回の流れで、たしかにモブに近いキャラクターが「二代目」をやらされている。そのときは適当に答えたのだが、しばらく夕食を作りながらこんなことを聞いてみた。

「あんたの『定規』ってある?」

今週の絶望先生のネタである。たとえばエヴァンゲリオン中心にものを考える人はどのアニメを見てもエヴァと比べてどうだこうだと評する。「らき☆すたにくらべてつまらねえ」というようなオタの絵の後ろに「0.9らきすた」「1.5らきすた」などというのがあって、吹いた。156cm=1hydeという素晴らしい単位を思い出す。息子にとってアニメやゲームを評するのに使う痛い基準は、あるのだろうか。

息子は少し考えてこうこたえた。「……無い。アニメでもゲームでも、俺がおもしろいとおもうかどうかだなぁ」

「『オレ定規』か」

「おう」

たしかに息子は無節操なくらいいろいろなアニメ、漫画、ゲームを楽しんでいる。面白いと思えば801同人誌にも手を出すし、嗜好が幅広い。偏りがないのはいいが、物は増えるし金がかかるので大変ではある。

またしばらくしてから「あ、この芸人はわかもとにくらべてインパクトがあるとかないとか、比べることはあるなあ」と息子がつぶやいた。

わかもと、というのは息子もよくモノマネしている、声優の若本則夫さんのことである。なんで声優さんを芸人を測る単位にしているのかどうかわからないが、それも「オレ定規」なのだろう。

「レーザーラモンHGは、0.99わかもとなんだ」ほう。じゃあ小島よしおは?「0.97わかもと」この二人、息子はそれなりに高く評価しているらしい。全然基準がわからないけど。なかなか1わかもとを超える人の名前が出ないので「1わかもとを超える人はいるの?」と聞いてみた。息子は少し考え、慎重に答えた。

「ガクト様が、時々1.5わかもと」

ガクト様、いろいろ最強だ。

そんな雑談のおかげで今日はきわめて和やかに過ごせた。ありがとう、絶望先生。

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