2010年2月23日 (火)

ファイナルファンタジーとファッション

ファッションには疎いのだけど、ファイナルファンタジーの、特に野村哲也氏デザインのキャラクターはやけにファッショナブルなのを毎度楽しんでいる。

最近出たFF13でも、さりげなくキャラクターが流行ファッションを身につけている。

サッズのジャケットはナポレオンジャケット風だし、ヴァニラ、ファングはマタギ系だ。ブーツを履くキャラが多いが、ファングは最新のブーツサンダルを履いている。セラはしまむ…ティーンに人気のアイテムてんこもりだし、スノウやセラの胸元にはいつものようにシルバーアクセ。

このシルバーアクセサリーをキャラクターに付けさせ、同時に販売もし始めたのはFF8からだが、そのFF8が凄かった。主人公はファー付レザーファッションにシルバーアクセサリー、ヒロインはニット、それもアームカバーはゲーム発売とほぼ同時期に大流行したアイテムだ。アーヴァインのテンガロンハットもそのあと大流行。

もちろん、ゲームのおかげで流行ったというわけではない。流行は何シーズンも前からある程度方向が決まっていて、野村氏はその流れに乗ってデザインし、キャラクターに着せているのでは…と想像する。街中でも通用しそうなファッションはコスプレイヤーにも人気だし、まんまコスプレとまでいかなくてもそのテイストを取り入れるのは楽しい。

ところで、FF6のモンスターって、やけに名前がファッショナブルではないだろうか。

ナラカミーチェは、FFファンには「ああ、こもりうたがうざかった~!」というイメージだが、シャツ・ブラウスの人気ブランドだし、

フォシルだって、「あ~~~、あのドラゴンフォシル、強いけどギルは落とすしいろいろおいしかったなあ」って、結構お洒落なブランドだ。

私は「イルルカンカシュ」が妙に気になっていた。やけに可愛い語感なんで、

「少女のためのフレンチカントリースタイル、イルルカンカシュ」

なんていうブランドがあっても驚かないな、という。

あと、「ドゥドゥフェドゥ」もなんとなくお洒落。

「ビビッドカラーのキッズ服・ドゥドゥフェドゥ」とか

「カフェ・ドゥドゥフェドゥ」

があっても驚かないぞ…

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2009年12月22日 (火)

大人のFF

仕事途中で立ち寄った田舎町のコンビニには、サッズのエリクサー缶だけが残っていた。

…わかってないなあ、この街の人は…

荷物や仕事がなければ買い占めたかったところだ。

私は一見、ゲームに夢中なやんぐに見えない。はっきりいっておばさんだし、「もう、うちの子ったらゲームやネットに夢中で…」と愚痴る立場の人だ。…しかし、テレビゲームには年齢を超えて夢中にさせる魅力があったし、大人に特化したゲームや、むしろ大人が子供とは違う魅力を発見することもあるゲームも、昔から存在していた。

私にとってはFF6が衝撃。クロノトリガーに興奮して、中古でも1万円くらいしたのについ買ってしまったソフトだが、16人のキャラクターが入れ替わり立ち替わり、それぞれの物語を紡ぎながら世界を描くのにも、深い戦闘システムにも恐れ入ったが、思い入れがあるのが中年サムライ・カイエンのストーリーだ。幼い息子と愛しい妻、忠誠を誓った王と故郷…それをすべて帝国に奪われた男のストーリーは胸を突いた。ちょうど自分が二人の子の親となったころだ。あのボス戦のあとのシーンはもう…今思い出しても涙が出る。

で、最新作のFF13、第7章を終えたところだが…

これは、私くらいの世代に向けている???

もちろんネタバレはできないのでぼかして書くが、親として、年長者として多感な子供に対してどういう姿勢を見せるか、どう導くか、…そして、謝るか。

「こいつ、金魚のフンじゃねーのwww」と糸色望クン…じゃなかったホープ君を笑った息子だが、私はずっとこのホープの中に息子を見ていたし、とくにスノウの言葉のひとつひとつに怒りをつのらせるときの目つきや口元なんか、息子が私に向けるものそのものだった。…ああ、息子はこんな美少年ではないけれど。

こんな少年の暴走する怒りや苦しみを、大人としてどうするのか。

いろいろ考えさせられたし、ホープの父、筋肉バカ、筋肉バカの義姉さんなど、それぞれの心境を鑑みつつ…いや、そんな余裕もなく、私はぼろぼろ泣いていた。

うーん、そんなに期待してなかったんだけどなあ…

今のところこのソフトは40代反抗期の子持ちOK。

ライトニングとファングの「姉御ーズ」もなかなかによろしい。しかし、いきなり強烈なバトルに突如の3人パーティはきついw(これもいつものことだけど) …オプティマ「■■の■■」と「■■の■■」の区別がつかないw漢字コマンドは高確率で読解不能。どっかのシナリオでも「■を破壊するとエネルギーを回復します」というのに「なにを破壊するんじゃ~~~~!」と笑いつつ、野生のカンで「柵」を破壊した。合っていたようだ。

もう、自分に「心眼」があると信じる。

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2007年4月25日 (水)

ガウを育てる~イオはまだ16だから♪~

今、またガウ育成を行っている。

ガウは、使いこなせばこれほどお得なキャラクターもいない。

何せ、そのモンスターになりきって暴れ始めれば、強力な魔法や技を、MPもアイテムも消費せず、惜しげもなくがんがん使う。序盤でもレビテト状態になれるし、前半でリレイズやメテオまで使う。ネコキックの強力なことにも驚くし、育成の時についでに魔法を覚えさせておくと、たちまち魔法のエキスパートになり、いざと言うときにものすごく重宝する。

おまけに、武器を装備しないでもよいのだから、まことにお金がかからない。「すてきな奥さん」御用達の節約キャラだ。

しかし、使い慣れないとかなり難しいキャラでもある。魔法やモンスターの特性を知らないと危険でさえある。私は6が初めてのFFだったので最初は悲惨であった。

モンスターによってはくらやみやアンデッドになることもあり、うっかりすると全体ケアルガで死ぬ。
なんとなく、「リトワールビッヘ」なんかにさせて、全滅の危機に陥ったこともある。
「なんとなく、強かった」という印象だけで「エンゼルウイスパ」なんかにさせると「グラビデ」の不発っぷりに泣いたりもするのである。

しかし難点は、育てるのが大変だということか。「ガード」はもういいよ、「メガロドルク」なんかとっくに覚えてるよ、また「デミオウルク」かよ、だーっ!なんで今頃「ディオルベーダ」と「アスピランス」が一緒に頻繁に出て来るんだよ、ほしいときには出てこなくて!とイライラしながら、お目当てのモンスターを探してうろうろする。で、欲しいモンスターほど、なかなか出てくれないものだ。

いつも、最初はファイアーボールの「レッサーロプロス」を求めてマッシュ、カイエンとうろうろして、その段階で「タマのすず」を手に入れてしまう。次にきたときにはアクアブレスの「ディオルベーダ」とひゃくまんボルトの「アスピランス」(魔大陸攻略がものすごくラクになる!)を求めてうろうろ。魔大陸に行ってからは、はりせんぼんの「コジャ」とか、なんたってメテオの「ベヒーモス」を覚えたい。効果が長くてイラつくけど、雑魚を一掃するメテオは快感だ。

で、あとは「ストレイキャット」のネコキック、そして満遍なく各属性の魔法や技を使えるようにすれば、長いダンジョンもラクラク。「あばれる」ではのりきれないデリケートなバトルでは優秀な魔道士になるし、ステータスももともと高くて便利なんだけど。

レオ将軍の得意技・ショックが使いたくて、いつも最後は「イオ」を求めてうろうろすることになる。

「イオ」自体が、出現場所が限られていてうっかりすると会わずに終わってしまうことさえあるのに、獣ケ原ではさらに、出てきにくい。キングベヒーモスや、ホーリードラゴンなんていうボスでさえ、何度も出てきてくれるのに、イオのレアなことと言ったら!

で、結局そこでうろうろするうちに、マッシュやカイエンまでアルテマやクイックを覚えるという無駄なことになり、ラスボス戦はアルテマ連呼で終わるのだ。ああ。

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2007年4月22日 (日)

ようやくFF6Aクリア!~エンディングを電車で見るなんて~

昨日はちょっと遠出をしたので、電車の中でFF6Aを一気にクリアすることにした。

ほぼ電車の中だけで6をやってきたので、ずいぶん時間がかかってしまった。また、クリアするというのにも計画性が必要だった。

だって、FFってエンディングだけでも2~30分かかるのだもの。

めがみ戦で意外と苦戦。昔は結構高レベルになっていたのでそれほどでもなかったのに。セーフティビットなしでは厳しい。

ラスボス戦ではもちろん、「ぬすむ」にこだわる。バスが15分遅れたおかげで存分にプレイできた。

帰りの電車でクリア。長い長いエンディングに突入。使いもしないウーマロまで仲間にしているので本気で長い。昔、FF5をクリアした時、トイレに行きたくなったのを死ぬほど我慢してエンディングを見たが、30分番組一本なみのボリュームはなんとかならないのかとwちなみに、10-2は途中で眠ってしまって覚えていないのだ。

乗り換えでもエンディングは終わらない。歩きながら、また見る。

最寄り駅の手前で、ようやくエンドマークが出た。よかった、自転車で見るのは危険だ。

こんなんで、「12RW」が遊べるんだろうか…orz

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2007年3月 1日 (木)

FF6~狂信者の塔の歩き方

忙しいのを理由に、FF6が滞りがちだ。FF6は、前半はある程度決まったストーリーがあるが、後半は変貌してしまった世界を、はぐれた仲間を求め、また隠された秘宝を求めながら自由に探索できるようになっている。この後半が、アイデアの宝庫!ありとあらゆるところに隠しダンジョンがあり、それぞれが一筋縄ではいかないような仕掛けだらけ。これが実におもしろい!

で、今私は狂信者の塔にいる。この中では、「まほう」と「アイテム」のコマンドしか使えない。ところが敵は魔法を跳ね返す「リフレク」状態だったりする…という低層で、途方にくれることもある。「そうか、こっちもリフレクになって攻撃魔法を跳ね返せばいいんだ」と上り始めたあたりで、リフレクを貫通して敵味方関係なく巻き込む「クエイク」だの「メルトン」だので攻撃する敵が現れ、全滅することも珍しくない。塔の中はセーブポイントも無く、「アスピル」で敵からMPを吸い取らなくては体力が尽きる。誰かにリフレクトリング、また何人かにはてんしのはねを装備し、宝物をとり、ホーリードラゴンを倒しながら最上階まで進み、貴重な「ソウルオブサマサ」を手に入れ、降りようとしたところで現れるボス・マジックマスターが凶悪だ。攻略法はいくつかあるが、本当に魔法を使いこなしていないとこの塔はクリアできない。もちろんウーマロに暴れさせるという手もあるが、せっかく大量に魔法習得値をくれる…というか、それしかくれないのに、魔法を一切覚えないキャラを連れて行くのはもったいないし。

で、何度もこの塔をクリアしてきた私も、先日油断して、マジックマスターを倒しており始めたところで、「トルネド」→「クエイク」の波状攻撃で全滅したwちくしょー「まほうレベル60」!

なんかもう、意地でも「このメンツで、レベルアップもしないでクリアしてやるぅ!」と固執している。…時間が無い身なので、本当にいつゲームをクリアし、アドバンス版の隠し要素を楽しめるのやら…

さて、そんな私だが、アドバンス版ならではの冒険もしっかりしている。

地獄のようなこの塔で、「オアシス」ともいえるようなモンスターが登場する。ひとつは「まほうレベル80」。前にも何度かここで書いたミスティの色変わりで、やはり「リレイズ」などの利他行動をすることがある。もうひとつは、FFシリーズの名物モンスター「マジックポット」だ。

FF12では全滅必至とも恐れられたマジックポット、どの作品に出てもとても不可解な行動パターンで、毎度現れると緊張する。で、FF6のマジックポットに関しては、これ以上ないくらいのおいしいモンスターなのだ。

現れると、「ハイポーション」「エーテル」はては「エリクサー」などのアイテムを惜しみなく使ってくれ、とことん疲れた冒険者を癒してくれる。そしてとっとと「とうそう」し、置き土産に「魔法習得値5」まで置いてってくれるのだ。のんびり回復してくれる間に「アスピル」でMPをいただいてもイヤな顔をしないし、ボランティアに精を出してくれる支援団体のような方々だ。

しかし。アドバンスでは「モンスター図鑑」というシステムがある。あると埋めたくなるのが図鑑だ。本来倒さなくてもいいし、倒すなんてこの恩知らずが!というマジックポットで、実は私もこれまで倒すことなく恩恵をいただいていたのだが、なんとなく1体でも倒さなくちゃいけない気がしてきた。

一応、攻撃魔法は一通りはなってみる。大体、魔法が発動するかしないかで逃げてしまうことが多いのだが、マジックポットは属性魔法は吸収してしまうようだ。無属性魔法なら効くかもしれない。が、うちのメンバーでメテオ、アルテマを使えるのは、今連れてきていないガウだけだ。ウーマロなどバーサク状態のキャラでも倒せるだろう。マジックポットのMPは、たったの100だ。しかし、ウーマロは前記の理由で連れてきたくない。それに味方にバーサクをかけ、暴れさせる前に逃げられるのがオチだw

で、ドレインをかけてみた。おお、きっちり100、セリスが吸い取った。可愛そうなマジックポット、これで最期か……と思ったら、「とうそう」した。はあああ?HP0にしても死なないの????

と思ったが、図鑑を確認したら、1体、倒したことになっていた。死んでも逃げる習性があるらしい。

で、今「ソウルオブサマサ」を手にして塔を降り始めるところである。ここでマジックマスターや雑魚に倒されれば図鑑もパア。スリル満点、それが狂信者の塔なのである。

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2007年2月18日 (日)

FF12ファンにおすすめグッズを見つけたあ!w

内職のためネット検索をしていたら、偶然こんなものを見つけた。

Sabozyoro_mein_1

は、花サボテン!????

FF12序盤に登場し、結構全滅率の高い、可愛いけど怖いモブ・花サボテンにそっくりのじょうろだ。

ちゃんと2リットルも水が入り、ガーデンライフに潤いを与えてくれるのがよい。思わず追いかけたくなるけど、はりせんぼんはしないでね~~~

みどり屋 和草さんで取り扱っているそうです。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

以前、なぜかセッツァーがもてる!と書いた。ミスティという、美人モンスター。獣ヶ原でまたまた出会った。このときはセッツァーがいなかったのだが、今度はやけにストラゴスにケアルラをかけてくる。しぶい趣味のミスティだ。

そのうちショタのミスティとかレズのミスティとかに会ったりするんだろうか…

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2007年2月 3日 (土)

恵方巻って…

娘が、絶対に食べたいというので、今日は恵方巻を買った。

なんだかんだで定着してしまった珍習。それが恵方巻だ。少なくとも私の子供の頃にはそんなことはしなかった。たしか、テレビのバラエティで、大阪出身の女性タレントが「大阪ではそうする」と話して驚かれていたシーンを覚えているのだが、あれが発端だろうか。バレンタインなどと同じようにイベント化され、もうどこのコンビニでもスーパーでもデパートでさえも恵方巻と称して太巻きが並んでいる。

「昔はこんなことしなかった」というと娘は驚いていた。平成生まれにとっては、全国津々浦々で行われる日本古来の伝統行事に思えたのだろう。が、欲望娘のこと、太巻きが丸々一本食べられるこの習慣は、歴史が浅かろうとなんだろうと、どうでもいいのだ。

しかし。なんというクレイジーな習慣だろう。太巻きは、やはり切って断面の美しさを楽しみ、ひとつずつ食べるのが良い。それを丸々一本、黙って食べるとは。近所のスーパーは肉、魚などそれぞれに別の業者が入っているが、魚屋はもちろん、肉屋、惣菜屋もそれぞれ太巻きを並べている。魚屋は特に気合を入れ、本マグロだのずわいがにだのが入った高級品も含めて種類が豊富だ。398円~980円。しかしどれもでかい。他の奥様と店員が「ねえ、もっと細いのは無いの?」「無いんですよ~」「じゃあ、これの半分の長さのは…」「これを丸ごと切らずに食べるのがきまりですから」というやりとりをしていたが、夕方で50円引きシールが貼られていても、お客は手にとっても、躊躇しているようだった。

ちょっと足を伸ばして、「小僧寿し」を覗くと、もちろんここも恵方巻デー状態。が、通常の太巻きの隣に、中巻きくらいの太さの恵方巻が、190円で売られていた。

これなら口に入る。

すると、同じようなお客が次々にその190円巻を手に取り、人数分買っていくではないか。

やはり無茶だよ、太巻きにかぶりつくのは!

今年の恵方は北北西だということで、私と娘はそちらを向いて食べ始めた。この方角だと、ちょうどテレビに背を向ける方向だ。苦行だな、これは。
息子は直前までパソコンにかじりついていて私の話を聞いていなかったと見え、「なんでそっちむくんだよ。たしか前はあっちだったぜ?」と南西のほうを向いた。いつの話だ。ジェスチャーしたが、わからないようで、私と娘はそれを伝えるべく必死で食べ終わり、「恵方っていうのは、毎年変わるんだよ」と声をあげたときには、息子は全部食べ終わっていた。

家族全員が同じ方向を向いてもくもくと太巻きにかぶりつく姿は異様だが、家族の一人だけ背を向けて食べた我が家は、もっと異様だ。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

朝布団のなかでFF6をプレイ。日ごろ電車の中でしかできないので、音が聞けるのは久しぶりだ。やっとロックと再会できた。さあ、これから盗みまくろう~!

しかし、混乱して自分にメテオストライクをかけるマッシュは、器用だな。

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2007年1月31日 (水)

セッツァーがもてもて?~FFは奥が深いなあ~

FFはザコもボスも、モンスターが非常に個性的なのは、前に「ねむれるしし」で書いたと思う。

たとえば、ポケモンなら、火属性のモンスターに火の攻撃をしたとしても「こうかはいまひとつのようだ」で、一応小さいとはいえダメージが入る。ところが、FFシリーズのモンスターは、強い武器や強力魔法をどんなに使っても、勝てない事態が出てくる。たとえば、火属性のモンスターに火の攻撃をすると、ダメージ分回復してしまう。即死効果のある武器を手にアンデッドを攻撃していると、これまた無限に最大回復させてしまうことがあるのだ。

また、特定の条件で「カウンター」をしてくるモンスターも多い。殴られたら殴り返す、とか、魔法を食らうと(属性つき武器で殴られても)メテオでお仕置きするとか。

しかし、まれに不可解な行動をとるものもいる。FF5のフェアリーオークは、こちらが回復魔法であるケアルをかけてやると、なぜか全体に最大の回復魔法であるケアルガをかけてくれる。FF12のギーザラビットは、愛くるしい姿でよってきて、主人公・モンスターの別なく「傷ついているもの」に回復薬を与える性格を持っている。こんなにお世話になっていて、殺すのは本当にしのびない。

今日は、仕事のほんの合間にFF6をプレイ。まとまった時間がとれないので、ちょこっと進んでは中断、あるいはジドールの競売場に行って、魔石を買おうとがんばっている。なぜか、お金も無いのにエクスカリパーが出て困る。あのご婦人は、一体何本エクスカリパーを買うつもりなんだろうか…

で、あまりにひどい競売場を出て、ちょっとアウザーのお屋敷に入り、絵を調べ、出てきたモンスターとバトルしてみた。

アウザーの屋敷の奥に向かうためには、美しい女性の絵を調べ、現れる美女「ミスティ」2体と戦わなくてはならない。まあ、何も考えずキャラクターを操り、てきとーに戦った。が、さすらいのギャンブラー・セッツァーがてきとーにスロットでセブンフラッシュをだした時のこと。食らったミスティが、即座に二人ともセッツァーに「ケアルラ」をかけた。

セッツァー、もてもての図。

オリエンタルな雰囲気のある美女二人に秋波を送られるギャンブラーは、なかなか絵になっている。あれ?と思い、もう一度セッツァーにセブンフラッシュを出させた。ミスティは1体になってしまっていたが、今度は特に反応も無く、普通にバトルは終わってしまった。

なんなんだ…

何度プレイしたかわからないFF6だが、まだまだこういうことがあるから大変だ。

セッツァーは、当初、オペラ座の人気女優マリアをさらって嫁さんにする、と、さらっと性犯罪予告をし、身代わりになったセリスをさらってこっちにも惚れ、飛空艇を使うのと「俺の女になる」ことを引き換えにセリスと賭けをする、とかなり最低なことをする男だ。正直、豪華な船で世界を駆け巡っていてそこそこ美形なようなのだが、あまりもててる気配は無い。もてているくらいなら、こんな変態なことはしないか。一応、プレイしだいでは、セリスとラブラブな方向に向かえるようではあるが、そうでなければ、セッツァーがわずかにもてる、貴重な瞬間だった。

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2007年1月21日 (日)

いかれたパソコンを使うって~私の仕事用おもしろパソコン~

今の会社に再就職して、自分用パソコンをあてがわれた。私の出産前は、まだまだOA化が始まったばかりで、私が唯一ワープロを使えるスタッフだったりなんかしたこともあったのだけど、今はさすがに、こんな小さな会社でもパソコンは必須。育児中でも欝中でもワープロは使っていたし、思い切ってパソコンも買って、簡単な操作ならやれるようになっていたし、がんばろう!

と思ったのだが。私のパソコンは予算もあったのか、他のスタッフのと違って古く、ぼろかった。「動けばいいから」と購入した中古らしい。しかもマックだ。家のはウインドウズだったので、電源の入れ方、ソフトの終わらせ方など、何もかもIT教室で習ったことと違う。

「あなた、パソコンも使えないの?」ときつい言葉を投げかけられて傷ついた。言い訳になるかどうかわからないが、知り合いにワープロ検定1級取得者で、長年検定の教育に携わった人がいるのだが、この人は昔懐かしい「親指シフト」の人。それでもなんとかJIS規格にはついてきたものの、ワードになるともうついていけないそうだ。そのくらい、ソフトひとつ違ってもいろいろ違うし、ましてOSが違うとなると、根本的なことほど聞かないとわからないものなのだが。

それ以上にすごいのが、このマック君のスピードの遅さだ。起動するのに、5分。文書などのファイルを呼び出すのに3分。さあ、文章を打とうかしら。とタイピング。

私は軽やかにタイピングする。たとえば、「私立高校」と打ちたいとする。私の指は「siritukoukou」と打つのだが

しr

しり

と、この間約30秒。そのあとしばらく私は「しり」を眺めることになる。で、急に思い立ったように『私立高校』と出る。はあ。さあ、次を打とうかな…て、ブラインドタッチも何も無い。2本指でちょうどいいくらいのレスポンスだ。もしもミスタッチなどあれば大変だ。バックスペースするにもいつ反応するかわからないのでうっかりすると消しすぎたり、また打ち直したり…これでタイトルをセンタリングしようとか、書体を変えようとかすると、その間トイレにも行けちゃうのだ。

ネットなどはもってのほかである。私はそれなりに検索を得意としていたつもりなのだが、まず何か調べ物をしようとIEを立ち上げる…のに3分、ホームが出るが、ここでグーグルを使おうなんて考えると大変だ。ウインドウズだと常にお気に入りが左に出せるが、マックではいちいちお気に入りを呼ばなくてはいけない。これに2分。やっとグーグルにたどりつき、検索ワードを打ち込み、検索。ウインドウズではツールバーにグーグルを置くことができるが、マックはできない。3分もすれば、結果が出るが、上のほうは広告ばかりで、必要な情報を探すのには下にスクロールしなくてはいけない。そのスクロール1回につき、1分は要する。ようやくここだと思うところにたどり着いた時…多くは、電話に出ていたとかなのだが、突然マック君が力尽きて電源を落とす。慌てて起こすが、完全にバグった(としかいいようのない)状態で、再起動するか、強制終了するしかない。もちろん、これまで検索してたり文書を打ってたりした努力はパア。やってられるかあああああ!

5分もあれば、オルトロスが5トンの錘を落とせるよ!舞台袖のスイッチをいじって反対側の舞台袖上方から進入し、ねずみ退治をしながらオルトロスのところまでいけるよ!崩壊する魔大陸だって、エリクサーを回収しながらザコを倒しまくり、だらだらしゃべる腹の立つボス・ネラパを倒して、シャドウの到着を待って余裕で脱出できるよ!

誰が好きでぼんやりパソコンの画面を眺めるかあああああぁぁぁぁ!

パソコンがまともに使えず、ぼんやり座ってると見られる私。ああ、さくさく動くパソコンでお仕事がしたい。

先日は、「葛飾北斎」という言葉をタイピングする機会があった。マック君、とても立ち上がるのが遅いので、結構最初の打ち込みを無視してしまう。「katusikahokusai」とタイピングして、出た言葉は

「あほくさい」

だった。たしかに、「葛飾北斎」のなかには「ahokusai=あほくさい」の言葉がある。
世紀の大発見のような気がした。

…もしかして、私はとてもおもしろいマシンに恵まれたのかも????

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

そんなストレス発散には「趣味の料理」が一番!

私の言う趣味の料理とは、日々の料理とは別に、本当に趣味に走った料理の事。男性がやれば「男の料理」といわれるようなものだ。日ごろは時間も無いし子供も喜ぶからワンディッシュメニューとか、面倒くさそうに料理をしているのだが、時間と、少々のお金が使える休日には、ヘンな料理を試したくなる。

今日は、生たらこをたっぷり手に入れ、辛子明太子作りに挑戦した。たらこは、スケトウダラではなくヒゲタラのもので、たっぷり入ったパックが498円だった。安い。たらこと言えばスケトウダラだが、ヒゲタラ自身の評価はスケトウダラに劣ってはいない。廃棄物同然のように…だが、「さあ、この食材を活かしてみよ」と並べてくれた問屋直営魚屋さん、ありがとう。珍しくて安い食材は、私の生きがいになってます。
濃いだし汁と、酒に塩と砂糖を煮きったものをあわせ、唐辛子を入れて調味液を作り、塩をふって余分な水を抜き、酒で洗ったたらこを漬けた。ネットで検索したいくつかの情報と、自分の勘をあわせた、とても人に言えないレシピだが、3日くらいでできるという。明太子に目がない息子は「明太子と辛子明太子の違いってなんだろう?」と、得意のこだわりを見せてうんざりさせながらも、この大量の生たらこが明太子になったら…と興味津々。「成功しても失敗しても、明太子尽くしになる時が来ると思うから、よろしく」と言ったら、「おけ~~♪」と言っていた。

どきどき…

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2007年1月13日 (土)

バスツアーを満喫しました~山梨でFF6も再開~

温泉バスツアーに娘と参加。と言っても、以前ここにも書いた近所のスーパー銭湯で「温泉バスツアーご招待企画というのをやっていて、なんとなく応募したら当たったのだ。

と言っても、これが曲者。ペア宿泊ご招待の1等ではなく、2等で、応募者本人はご招待、同伴者は1万円程度の参加費用でOKの日帰り旅行というもの。
同様の企画で、去年はクリーニング屋さんで同じものをもらったのだが、その時はあまり魅力的でない内容だったのと日時の都合が悪かったので見送った。つまり、この2等はあたりやすい…というか、これがメインの企画だとしか思えない。
招待があたったのだからぜひ行こうという気になるが、ひとりで温泉は寂しい。で、友人か家族を誘う。全員が一人を誘ったとして、一人頭の参加費負担は5~6千円。テレビなどで話題になった激安お買い物バスツアーと同じ価格帯。

要は、プレゼント企画自体が、激安お買い物バスツアーの勧誘なのだ。

今日のツアーでも、ワイン工場、宝石工房等の土産物屋をめぐり、たっぷり営業の歓待を受けた。「余計なものを買わないようにしよう」とは思うものの、試食や試飲、手の込んだ説明を受けては知らぬ顔もしにくく、「じゃ安いのだけ…」「会社や実家におみやげに…」とちょこちょこ財布が開く。また、一緒に行ったのが「私の95パーセントは欲望でできているの」という名言を吐いた愛娘だから大変だ。ワインからぶどう菓子、さらに手ごろなネックレス、娘の友達用の天然石ストラップ…こんなに食べられるのか?というほどの珍味類。うわあああ。怖いよ、買い物ツアーの熱気って!

でもまあ、私も楽しんだ。なんだかんだ言っても宝石には感動させてもらったし、メイン商品の300万以上する素晴らしいネックレスにはため息しか出ないが、「あ~、もう少し余裕があって、また来る機会があったら2,30万のものが欲しいわ」とさえ思った。(私は貧乏でおしゃれもあまりしないほうではあるが、鉱物や輝石などは大好きなのだ)

メインは石和温泉で中華バイキングであったが、これはちょっとw「伊勢えびチリソース」に人々はわっと群がり、殻ごと入っている伊勢えびを奪い合うようにとって行ったが、殻がむけない。手や顔はチリソースでべとべとになるし、ものすごく苦労して身を取り出しても、大しておいしくない。鋼鉄のごとく硬いかに玉というのも初めて食した。まあ、あまり期待もしていなかったし、一人頭約6,000円とお買い物代金の元をちょっとでも取ろうと、大食いの私はいろいろ食べてみたのだが、多くは食欲を失っているようであった。温泉は脱衣所が狭く、団体さんが入ると立ち往生する有様であったが、お湯は良かった。気のせいか、長年痛めている右ひじが、湯につかるとすぐにぴりぴりし始めた。効いてるのかも?
石和温泉は「美人の湯」として知られるアルカリ性の単純泉。アルカリはたんぱく質を溶かすので、余計な角質や荒れ肌を溶かして、つるつるにしてくれる。娘は若くてぴちぴちなのに微妙に鮫肌なのでちょうど良かった。私もすべすべ~。

気が大きくなった私。空いた時間に山梨の伝統工芸・印傳を眺めていたら、ちょうど名刺入れの新しいのが欲しかったこともあり、買い求めてしまった。私は不勉強で知らなかったのだが、印傳とはなめした鹿皮を染め、漆で独特の模様をつけたもの。かつては鎧甲冑などにも使われたという。優美な和柄で、手触りは官能的と言うくらいよい。鹿皮というP1010723 と、カメラのレンズなどを拭くのにも使われてなかったっけ。あのセーム皮は柔らかくて手に吸い付くようなやさしい滑らかさを持っていたし。で、その皮に漆で描かれた文様が独特の光沢を持っているのだ。やっと、自分の理想の名刺入れに会えた!

安いものからブランド物まで、一応営業として恥ずかしくないものを…と探してきたが、これだ!というのに中々会えなかった。これまでのも気に入ってはいたのだが、何せ20年前のもので、痛みは激しいし、この年で使うには微妙に痛いデザイン。ああ、一応「こっこれは…」という名刺入れは2つ見つけたのだ。アニメイトで売ってる、「プラネテス」テクノーラ社名刺入れと、「FF7」神羅カンパニー名刺入れだ。が、理性で抑えた。神羅名刺入れなんて持ってきた日にゃあ、オタと笑われる前に「怪しい宗教の人」と間違われるだろう。

しかしこれなら品格があり、それでいて遊び心や女らしさもあるだろう。おばあちゃんになっても痛くなさそう。4,200円したが、自分にいいみやげになった。

ついでに前から欲しかった天然石の念珠も購入。なんだか浮かれすぎな私。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

バスで移動中、娘が寝てしまい、景色を見るのにも少々飽きたところで久しぶりにFF6をプレイ。このところ家でまとまった時間が取れず、魔大陸クリア目前で止まっていたのだ。外で仕事の移動中に使えるのはせいぜい20分くらい。ボス戦、イベント、待ったなしのタイムカウント、さらに大イベント、そしてこれまた待ったなしのミニゲーム…と怒涛のように続く前半のクライマックスシーンなど、プレイ不可能だ。今日こそ先に進めよう!とアルテマウエポンに挑んでみると、なんと!レアなリボンが盗めたではないか!無事最後の宝箱も回収できたし、別に死なせてもいいのだけれどシドも生還。

神様、今日が私の人生最後の輝きと言うことはないですよね…?

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